■スポンサードリンク
キケン
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
キケンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全102件 81~100 5/6ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
マニアックな話を書かせたら世界一! 有川ワールドが止まらない。 でもこの話、メンバーの一人が過去を思い出しながら新婚の奥さんに昔話を話す形態なので、 うーん、なんか、「今はもう当事者ではない」という、居場所を失った寂しさが残った。 面白かった、掛け値なく。 でも、なんだろ、この寂しさ。 今がどうあるのか、現代の今のメンバーがその個性をどう今に生かしているのかが、読みたかったなー。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
かなり面白い。 工学部のもっと小汚い男所帯ッぽさが出てるとなお良かったのになー、 などと思いつつ、自分の大学時代を回想しちゃったりしながら 一気に読んだ。楽しかった。 普通の青春系小説と考えて読むならば。 ラノベと思って読んでしまうと、はじけ方が足りない。 爆弾魔な部長も、オンナに振り回される副部長も、 キャラとしてどうも物足りない。 エネルギッシュな学園祭も、ラノベの思考で読んでしまうと、 ただの普通のお祭り騒ぎでエピソードにぶっ飛んだ感じがない。 図書館戦争みたいに、設定が荒唐無稽ならば きっと面白かったのだろうけど。 回想しているスタイルになっているのは、 この回想している人物は、誰だ?と考えて欲しいのかもしれないが、 どちらかというと不必要な気がした。 とくに奥さんのコメントに蛇足感が有る。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公だたちは男子工学部の連中。 日々馬鹿なことばかり、一生懸命。 良くも悪くも必死だった学生時代を追憶してしまうようで、 ちょっとこそばゆい気持にさせられました。 男子も女子もきっと楽しめる。 そんな一冊。 ラストのシメも、つい鼻の奥がツンときてしまうような、 そんなたまらないシチュエーションが用意されていますよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
工学系の大学生の学生生活青春モノ。京都の大学生生活を描いた森見登美彦や万城目学の作品は好きでよく読んでるけど、実は、こういう大学生活ものは自分の大学生活を思い出させられて結構好き。 自分は文系で、サークルとかも大して活動してなかったけど、この小説の主人公たち同様、仲間たちとの交友に明け暮れた学生生活だった。 しかし、ここで描かれてる主人公たちの学生生活は、妙にリアリティがある。まさか、著者自身の経験を描いているのではないと思うけど、どこで取材したんだろう。学祭なんかの描写もさもありなんって感じ。 ただ、逆にそのリアリティがあるところ自体が、限界かも。普通の青春生活であまりひねりがない。しかも、今回は男子大学生たちが主人公だけに、得意のラブコメの展開でもない。森見や万城目のようなファンタジックな学生生活ではない。ちょっと残念だけど、そこまで要求しちゃいけない。相変わらず、面白かったし、それで満足しなきゃね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
成南電気工科大学機械制御研究部略称「機研」。 大学のサークルで、本気でバカをやる。 ひたすら全力でバカをやる。そんなお話。 あはは、なんだこれ。楽しいなこれは。 物語が、走り抜けて良く感じ。 ライトノベルというか、マンガを読んでるかのような感じだった。 いつも以上にテンポがよく、あっという間に読み終わってしまった。 大学の自由さを謳歌し、ひたすらに全力で遊ぶ。 でもそれだけの話だと、そこまで印象に残らない。 しかし、最終話その後の物語を読んで、一気にこの作品が好きになった。 ああ、サークルっていいなあ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白い、面白いぞ 章の区切り漫画が入ったりしているのも、なかなか だが、もうこの際ライトノベルでだすか、もっとはっちゃける展開のほうがよかったかと この作者好きな人は確実に楽しめますね | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんとなく雰囲気として「ハチミツとクローバー」を思い出しました。 大学時代のエネルギッシュで青臭くてでも輝いている日々、みたいな。 でもハチクロより絶対的にエピソードが足りない分、キャラクターへの 共感もあまりできず、ラストのほうの「あのころは楽しかった」という 郷愁にも深みが感じられませんでした。いろいろな意味ですごい人とし て扱われている上野先輩にも、それほどのすごさを感じなかった。 面白くないとまでは言えませんが、漫画の原作にしたほうが良いような 話でしたね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
多くの人にとっては荒唐無稽で面白い話なんだろうなーと思うけど、自分は「あー、あるある」という共感は覚えこそすれ、あんまり盛り上がらなかった。あとがきにも書いてあるけど、男子たるものみな自分の「キケン」を持っているもので、それを外部から女子が観測した結果を小説にしただけだから、シチュエーションがあんまりぶっ飛んでないんだよね。 いや、客観的にはぶっ飛んでいるんだけど、変にリアリティにこだわるせいで「まぁこれくらいはあるよな」という感想になってしまう。そうなるともう、フィクションとしての枠に足りてないわけで、男子としては満足できないわけです。もっとファンタジー成分多めでいいと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
漫画的なノリやテンポで、サクサク読めました。作者もこの本を書く為にいろいろ勉強された事がよくわかります。特に爆弾とか。しかし、全体的に少し綺麗すぎる感じはしました。女性の方の評価は高いようですが、男性の方、特に理系の男子校の方の評価は低めになるかなーと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いわゆる今までの恋愛ものとは違う作品。 大学の部活で一生懸命に馬鹿やって楽しんでってお話なんですが 同窓会とかで、よく話す内容に近いかなと思います。 さすがにこれほど、凄くはないけど。。今ではできないような とんでもない馬鹿なことに一生懸命やった事って 後から考えると恥ずかしいけど、とても懐かしくて大事な思い出になったりするんだよね。 最後の方で母校の文化祭に参加する所なんか、とてもよくわかる感じでした。 最後の黒板には少し泣けましたね。。。(見開きはずるい・・・) 作風が今までとは少し違うから、好みは分かれると思いますが 今までと同じに読みやすかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
女性が書いた「男子校と理系男子について妄想した物語」です。大人のラノベ、と著者はよくご自身の作品について言っておられますし、この作品もおそらくそれに相当すると思われるのですが、 ・やたら「!」が多い(既刊の比ではない) ・20代前半男子口語表現、と現在著者が思っている言葉づかい の2点でかなり好みが別れると思います。 青春特有の、直視できない居心地の悪い恥ずかしい感じを再現してみようとしたところ、いかんせん女子の妄想で、方向がかなりずれている…という、実に恥ずかしいストーリーです。 また、著者の精神状態が反映されているのでしょうか、作りすぎたテンションの高さも気になりました。いうなれば図書館戦争シリーズの、テンションが高いシーンばかりで作った本です。人間、躁状態では生き続けられないのと同じで、正直、著者の反動が気になるほどです。読んでどっと疲れました。実物の表紙を見たとき、正直外した、と感じた通りの読後感でした。今後は自動的に新刊を買うことはないと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あー、面白かった。素直にそんな気持ちで本を閉じた。 舞台はほとんど男子校状態の成南電気工科大学。理系の大学らしく、女子学生は希少品種。 その大学の機械制御研究部、略してキケンも、男子学生だけの集団だ。 末代までの伝説に残るであろう傑物の部長と副部長。 その二人に日々鍛えられ、キケンな道まっしぐらな新入生たち。 私が楽しかったのは、やっぱり学園祭のエピソードだ。懐かしくて楽しい。 若さはばかさなんて言いながら、自分が過ごした時間を思い出して重ねたくなった。 その時代を過ぎても、でも消えていない。宝物のような日々はいつまでも輝く。 最後の仕掛けには意表をつかれて、こんなやり方はずるいと思いながら、泣きそうになった。 遊ぶ時こそ、本気にならなくちゃ。ね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『究極超人あ〜る』の光画部の活動や 『うる星やつら ビューティフル・ドリーマー』 に出てくる喫茶「第三帝国」の内装並に 馬鹿馬鹿しいことをとにかく真剣に取り組む 理系男子大学生たちの行動を描写し、 作者ですら羨み、楽しんでいる小説。 作者が女性だけあって、男子学生にまつわる汚い描写や 細かい技術的詳述は控えられており それが物足りないと言えば物足りなく だからこそ一般ウケも狙えている一冊。 元男子学生の一人としては、 ここまで論理的に馬鹿騒ぎする輩はおらず、 火を見るとテンション上がってしまう、的に 馬鹿騒ぎとはプリミティブなものだと思うのですが。 まあ要は馬鹿やろうとしてもどこか醒めてしまう 女子からの羨望妄想だと思えばキュート。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あー、面白かったぁ(^_^)♪ このリズム感!会話のテンポ!やっぱ有川ワールド、最高でっす(*^_^*) 大学時代って勉強や就職活動も大事だけど、こういうばかばかしいことに思いっきり本気になることも大事だよね? 若いっていいな、仲間っていいな。人生の中にこういう時期って絶対に必要! 私にはここまでバカを楽しんだ青春時代の思い出はないので、彼らがうらやましくすら思えました。 機械系の部活の話なのに、メインは学園祭のラーメン屋を繁盛させるための奮闘だというおまぬけぶりもサイコー。 お店の子・元山が同期たちにラーメンスープの取り方を指導する場面は笑い死にするかと思いました。 鶏はスープの要になるダシを出してくれる偉いお方。だから敬意を持たねばならない、閣下(サー)と呼ばねばならない・・・。 グロい鶏ガラを手にサーサー言いながらスープつくりに励む姿・・・ 想像するだけで爆笑です。 今回は恋愛要素は少なめ。 私は有川さんの作品ではベタ甘要素が多めのものが好きだったけど、ここまで男子のおバカを魅せられるとすがすがしい。 最後は意外にも涙があふれ、泣いたり笑ったり思う存分に有川ワールドを体感しました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公は大学入学時、入学してから知り合った友人とともにサークル『機械制御研究部』通称、キケンにはいることに。そこにいたのは物騒な二の名を持つ先輩二人。そうやって始まった主人公の大学生活は―― あっという間に読み終わりました。有川さんの作品自体読みやすいのですが、この作品の場合勢いが半端じゃありません。読む時はまとまった時間をとるようにしてください。連載していたもののせいか章ごとに綺麗に終わりますので、せめて章を読み終えられるぐらいには。 「学生にもどりたい」小説を読んでそう思ったのは伊坂幸太郎さんの『砂漠』を読んだ時以来。おそらく学生は上野をはじめとするキケンのメンバーのおこす出来事を楽しむのがメインになるのではないかなと思います。そして『元』学生の人はこの最後の章に引き込まれ、思いを馳せる。(あの黒板は反則だ……)今、学生の人には、社会人になった後に再読してほしいと思います。 恋愛小説なら有川さんの作品っていうファンの方も多いと思いますが、この小説では恋愛成分は少なめです。少女マンガを期待したら少年マンガだったというか。なんか違いますね。ともあれ工科大学が舞台のお話ですので、まず女性が……出てきたのって2人ぐらいかな? ないわけではないのですが、ベタ甘なものを求めている人にとっては物足りないかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ワーオ。大学時代は面白かったよねーっちゅう物語。理系なんだが、メインの物語は大学祭のラーメン屋で「奇跡の味」を出す話なので、何の心配もない。つーか、不正に銃器を作りかける話にしても、その技術や理論は詳述されない。大学生が全力でバカをやることに対するノスタルジー小説。うるうるきました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
舞台は成南大の制御機械研究部、略して「機研」。 部のモットーは「本気」。 注意:「ユナ・ボマー、上野」「大魔神、大神」 疾走感などという言葉ではとても表現しきれないほどの「全力」がこの本にはあります。あえて言うならば、もっと泥臭く!!「本気で走ってる」小説。 有川さんの小説の中でも「おもしろさ」「本気度」「遊び心」はダントツでしょう。何よりも、物語の中に引っ張り込む力が半端じゃない!! 彼ら(登場人物達)が本気で遊ぶならば、こちら(読者)も本気で笑います。 作者の有川さんが、あとがきでこの小説は「自慢話」だと述べています。こんなに愉快で、壮大で、熱い自慢話なら何時間聞かされてもいいです。マジでカッコイイ!!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
友達というより仲間な奴ら、若さに任せたバカ騒ぎ、男子ならではのガサツさと男くささ……そういったものが詰まった小説。 自分は工学系の学校ではなかったのですが、読んでいて「ああこんな感じなんだろうなあ」と想像できました。 そして最後はちょっとじん、としてみたり。 ただ欲を言えばエピソードの数をもっと増やして話を掘り下げてもらえるとより感情移入でき、あの最後がさらに素晴らしいものになったのではないかと思います。 ……つまりは「コレだけで終わらせるのは惜しい! もうちょっとこいつらの話が読みたい!」ってことなんですがね。 万人にオススメできる本ですが、読者の方があまりに若く、「部活やサークルで仲間と一緒にバカ騒ぎ」した経験がないとこの本の魅力が100%伝わらないかもしれません。 逆にそういった経験を持つかたには自信を持ってオススメできます。 と言う私も残念ながら学生時代にそういった経験がほとんどないので、この本を読んで「あの頃なんかやっておけば良かったなあ」と少々後悔する次第です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中身のことは他のレビュアーさんが書いてくれてるので割愛。 さておき 舞台は大学、しかも理系、なのに! 光画部(究極超人あ〜る)を思い出してしまったのはなぜだろう。 以前、光画部の流れは「げんしけん」に引き継がれたって書評をよんだことあるんだけど、そうじゃなかった。 光画部の流れは「キケン」が引き継いでいる!そう感じたのは私だけしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
【キケン】西南電気工科大学機械制御研究部・略称「機研」にて繰り広げられる理系男子の青春。 行動力と時間、それに相当の知識まで兼ね備えた大学生が『本気で遊ぶ・バカをする』とどうなるかが、これでもかっ、と詰め込まれてます♪ 今こうして読んでいることが悔しいぐらい、むやみやたらに無茶苦茶で、だからこそ楽しそうで、そしてきらきら輝いている青春時代! 宙に浮かぶ砂場の砂 お店の子 奇跡の味 「ご入浴です、サー!」 「勝たんまでも負けん!」 めり込むビス 男子というイキモノ 全力無意味、全力無謀、全力本気。 疾走感があって、出鱈目で、無駄にエネルギッシュで、ホント最高! この疾走感やリアル感があるからこそ、最後の最後、見開きのページの黒板でやられます。 「細かいことはいいから、とりあえず読んでみい」と薦めたくなる一冊です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!