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初陣 隠蔽捜査3.5
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初陣 隠蔽捜査3.5の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全89件 61~80 4/5ページ
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建前を嫌い、原理原則で行動する竜崎署長が主人公の隠蔽捜査シリーズ。本作はそのスピンオフで、シリーズ本編では竜崎署長を何かと気に掛ける同期で幼馴染の伊丹が主人公。 また本作は短編集でも有るので、シリーズを読んでいれば「あぁ、あのシーンだ」と思い浮かべる事が出来る話しも入っている。 しかし、この伊丹氏。こんな無能でやっていけるのか?竜崎署長をフィーチャーする為なのか、余りにも無能振りが目立つ。こんなになんでもかんでも立場が上の刑事部長が所轄の所長に相談をしていたら、問題有り過ぎだろう。これは小説だから、と言うのでは片付けられないと言うか、なんでもかんでも悩んだ末に竜崎に相談して一件落着と言うドラえもんパターンを使い過ぎ。 スピンオフらしい楽しさがあったので★4つとしたが、少しパターン化された嫌いが有る。次のシリーズ本編(竜崎署長目線)に期待したい。 | ||||
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隠蔽捜査の舞台裏が見えて楽しい。あの美人刑事の裏話があったとは... | ||||
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隠蔽捜査3まで読んでおりましたので、裏話的な部分で思わず笑ってしまいました。 おもしろかったです。 | ||||
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シリーズ1~3が面白かっただけにちょっと拍子抜け・・・箸休め的な感じです。これまでのシリーズは、登場人物のひとりである竜崎の思考や行動力が面白く読めたが3.5は話の中心人物が伊丹だったため個人的にはサポート役にまわったような竜崎がもったいないと感じた。 隠蔽捜査4転迷に楽しみをとっておきます。 | ||||
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刑事部長の本音が良くわかり、幼馴染キャリア2人の相手に対する観察力は当たっている。隠蔽捜査5が今年出版されるが、待ち遠しい。 | ||||
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3.5になった理由は、3が必読だからかな? シリーズファンのための本だから、1〜3を読んでから方が楽しめます。 特に3の舞台裏に触れた話は、とても興味深く読めます。 当然、読まなくていい理由は何一つありません。 | ||||
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内容は短編なのでさらっと読めます。 いつもとは違う見方ができましたが、ちょっとあまりにも作りすぎ(わざとらしい感じ)のような気がします。 まあ今野作品はほとんど読んでいるので展開も読めますね。 | ||||
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『隠蔽捜査』のスピン・オフ短編集。長編シリーズでは竜崎伸也が主人公であるのだが、この短編集では伊丹俊太郎が主人公を務め、伊丹の視点で事件が描かれる。伊丹が主人公でありながら、竜崎の存在感が光り、クールな竜崎にも温かい一面が見え隠れするのがまた良い。ゆえに作品を読むごとに竜崎の魅力が増していくのだ。しかも、どの作品も短編にするのは勿体無いくらいの秀作であるのが凄い。 | ||||
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他のレビューの評価の高さが物語るとおりシリーズを読んでいるファンだけでなく、まったく知らない人が読んでも楽しめる内容でした。 本作では、これまで竜崎の腐れ縁というか、シリーズの名脇役だった警視庁刑事部長・伊丹を主人公に据え、彼が巻き込まれるさまざまな難問に竜崎が解決策を与える、という短編が時系列に連なっていきます。 それにしても竜崎の変人ぶり、そして合理主義の権化ともいうべき徹底した原理原則を貫く姿勢がこれまで以上にきわだっています。 また、笑いどころも多々あり、エンタメ小説としても一級といっていいのではないでしょうか? 個人的に気になったのは、伊丹は警視庁に異動する前は福島県警の刑事部長だったのですが、県警本部の刑事部長ってキャリアがやるものなの?というところですが、場所によりけりなのかもしれません。 | ||||
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隠蔽捜査シリーズは長編だが、本書は短編集なので趣向が違い、主人公の大森警察署長の竜崎伸也サイドから書かれているのではなく、同期の警視庁刑事部長伊丹俊太郎の活動を描きながら、適宜、竜崎が顔を出す手法をとっている。 以下、短編を簡略に紹介する。 指揮:福島県警刑事部長から警視庁刑事部長に異動となる伊丹は、後任者に現場主義でお願いしたいと云うのだが、東大卒の後任者はその必要はなく、私のやり方で対処すると応える。キャリア官僚の尊大さを見せつけられ、スカッとしない。 初陣:裏金問題などテーマは悪くないのだが、予定調和の終り方である。 この辺りを読んでいて、さすがの今野も短編は苦手かなと思ったのだが、そこから巻き返すのだ。 休暇:捜査本部を置くことが決まったが、竜崎大森署長はその必要がないと返事をする。この捜査本部を置く必要がないという返事は前代未聞なので、この導入部は秀逸で、終り方も見事。 懲戒:現職刑事の選挙違反モミ消し事件を竜崎の助言で快刀乱麻に解決していく過程が面白い。 段々エンジンが掛かってきて、「試練」では果断--隠蔽捜査3に登場した畠山美奈子も出てくるサービスぶりもある。殆ど電話だけの助言なのに竜崎の存在感と、吐くセリフにシビれ、いつの間にか小説世界にどっぷりと浸かってしまい、改めて今野敏の面白さに平伏するのだ。 | ||||
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「3.5」という数字が示すとおり、「隠蔽捜査」シリーズの番外編。 タイトルが「初陣」なので、若き日の竜崎の話か?と思ったが全然違っていた。 予想ははずれたけれど、これはなかなかどうして・・・面白い!傑作です。 普段は脇役の伊丹が主人公の短編集だが、このシリーズの愛読者としては、今までの 話の裏話があったり、伊丹の心配性なところがよく分かったり、伊丹目線なので竜崎の 唐変木ぶりが際立ったり、伊丹の竜崎への心情が理解出来たりと興味深い。 ちなみに、伊丹が主人公と書いたが、ポイントにしか登場しない竜崎の存在感が際立 っており、結局美味しいところは全て竜崎が持っていってしまっている(笑)。 「隠蔽捜査」シリーズは切れの良さ、テンポの良さが身上だから、長編よりも短編向き なのかもしれない。全部で8編の話は、平成18年から22年までの4年間に「小説新潮」 に掲載されたもののようなので、今後も竜崎目線の長編とともに、伊丹目線の短編も長 らく続けてもらいたいものだ。 | ||||
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収録の「冤罪」をアンソロジーで読み、この作家を読むようになった。 シリーズの番外編だが、独立短編としても面白いということだ。 これまでの事件を別角度から見たりして、ニヤリとされられる。 | ||||
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隠蔽捜査(1〜3)からのスピンオフです。 竜崎が安楽椅子探偵と化していますが、むしろ小気味の良い万能っぷりを見せてくれます。 引き立て役として選ばれてしまった伊丹がちょっと可哀相かも。 短編集なのでさくさく読めて1編1編が爽快です。 本編を読んでから是非どうぞ。 | ||||
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伊丹小物過ぎ、展開ワンパーターン過ぎ。しかしなぜか面白く読めてしまう。伊丹が竜崎に電話かけるところになると自然と笑みがこぼれてしまう。今野敏恐るべし。 | ||||
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主人公の器が小さすぎて、あまりに小さいことで悩んで、 当たり前のアドバイスを堅物の幼なじみにもらってという感じで。 (これが竜崎というこのシリーズ本来の主役ですが) 本当に警察庁の官僚というのはこんな無能なんですかね。 温泉旅行ぐらいいくでしょうけど、いくのにあんなに悩まないと思うし。 もし本当にこういう人物がいるのだとしたら、 すごく遠回しに警察の無能さを描いているんですね。 人間味という点でも伊丹は平板で、感情移入がしづらいのが欠点。 その上、竜崎がスーパーマンになりすぎて、この短編の意義というものに疑問符を感じました。 | ||||
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伊丹俊太郎は警視庁の刑事部長です。 私大出身のキャリアというコンプレックス?を心の奥に抱えています。 今回の「初陣」はそんな伊丹を主人公としたスピンオフ短編集です。 もちろん竜崎署長は毎回登場しますが、ほとんどが電話出演です。でもまさにあの「竜崎伸也」です。 毎回問題が起こると伊丹は竜崎に電話をかけるのですが、全編伊丹からと思うと・・・・・・・。 隠匿捜査シリーズ3冊を読んでから手にとってください。面白さ倍増間違いなしです! | ||||
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隠蔽捜査シリーズを読んでから、本書を読むことをお勧めします。おもわずニヤリとするところが多く、伊丹が主人公のスピンオフですが、大活躍するのはやっぱり竜崎です。キャラクター造形が極端に成功しているシリーズです。ハンチョウより面白い。 | ||||
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みんなが絶賛しているから、改めて書くまでもないかと思ったが、どうしても書いておきたい。 「この本はスバラシイ」 派手なことはなにもないんだけど、人間臭い心理描写でぐいぐい読ませる。 たぶん読んでいる人は、ものすごく感情移入してしまって、伊丹刑事部長といっしょに行動して感じて悩んだんじゃないかい?そして竜崎署長からのアドバイスにうんうんうなずいた。 この本を読みながら、自分が抱えている悩みも解決の糸口が見つかりましたよー。 竜崎署長の言う通りです(笑) あぉーいきなりこの本から読んでもいいけど、まだ隠蔽捜査123を読んでいなければ、本編の3冊を読んでからこの本を読んだ方が300%楽しめます! ちなみに隠蔽捜査2が秀逸。すでに文庫本になっているし。 | ||||
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今野敏さんの「隠蔽捜査シリーズ」は欠かさず、購入し読んできましたが、この短編集は間違いなく傑作です。一遍、一遍が切れもあり、非常に良い出来に仕上がっています。本編では主人公竜崎を友人である伊丹の視点から客観的に描いています。竜崎の魅力を改めて認識し、少し気障な感じに見えた伊丹も意外に人間味があり、親近感が持てます。危機に直面すると人間の弱さが出てしまい、迷いも生じるのが現実世界の凡人ですが、竜崎は常に原則に立ち返りつつ、その場に応じて柔軟に対応していきます。危機管理マニュアルとしても優れた教本だと思います。挫けそうになった時、迷いが生じた時に危機を切り抜けるヒントと勇気を与えてもらえます。「隠蔽捜査」を未読の方は是非通読されることをお勧めします。本編には随所に隠し味が仕込まれていて、物語全体を楽しむことができます。竜崎が中央に復帰する可能性も示唆され、今後の展開も非常に楽しみです。 | ||||
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まずは隠蔽捜査のシリーズを全部読んでいる事が前提です。 今迄の隠蔽捜査のスピンオフ短編集なので小説を読む事自体で 言えば入りやすいですが、前回までの作品を読んでいないと 十分に楽しむ事が出来ません。 個人的にはそれまでの作品を読んでいないと読む事が出来ない様に するべきだと言い切れるぐらい、先に読んだらもったいないと思います。 それぐらい面白い作品です。 今迄は主人公である竜崎の視点や考え方からみた世界観でしたが、 本作品はもう一人のキーマンである伊丹目線の流れです。 今回竜崎の出番の大半は電話口からです。 だからなおさら際立ちます。 そして非常に重要な役割を演じています。 心の中で「さすがだぜ…」と何度も何度も思いまいた。 1作目以前からのストーリーや「あの時の?あの話が?」と 思わせるストーリー展開で全く飽きさせません。 これは一気に読んだらもったいない…と思いつつ 一気に読んでしまいました。 隠蔽捜査シリーズを読み、面白かったと思っているなら 悩んでいる時間がもったいないですよ。 | ||||
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