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樹海に消えたルポライター 霊眼



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樹海に消えたルポライター 霊眼の評価: 3.17/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.17pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(5pt)

深い作品

中村啓氏の作品は、テーマが深い、でも難しくなく、面白い。
樹海に消えたルポライター 霊眼 (下) (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:樹海に消えたルポライター 霊眼 (下) (宝島社文庫)より
479667621X
No.5:
(5pt)

オカルトとホラーと少しのミステリーがほどよく混ざっていて面白かったです。

オカルトとホラーと少しのミステリーがほどよく混ざっていて面白かったです。ただこの薄さで上・下巻に分けなくてもよかったのではということと、推理的要素はあまり無いのに 、このミス大賞となっているのは売り上げにはマイナスかなと思いました。オカルトとホラーがメインなので、そっち方面が好きな読者が手に取りそうなタイトルや裏書きで行った方が良かったと思います。読んでいて久しぶりに怖くなりました。また霊とかそういう世界も興味深かったです。そういう意味で十分楽しめたので評価は5としました。ただ普通のミステリー好きな読者が読むとがっかりするかもしれませんね。謎の組織のその後とか霊眼を絡めた続編が読みたくなりました。
樹海に消えたルポライター 霊眼 (上) (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:樹海に消えたルポライター 霊眼 (上) (宝島社文庫)より
4796676198
No.4:
(3pt)

気がつけば・・・

 出だしは面白い.展開される凄惨な現場に一気に興味を引きつけられる.
そのあとの展開もオーソドックスだけれど面白い.
失踪した友人.主人公の夫に関する記述.どれも興味を引かれる.
でも途中からあれ?と言う方向に進んでいって・・・
気がつけばスピリチュアル.
論理的整合性は放棄され,ただただオカルトの世界を邁進して行く.
結果として伏線の回収もきちんとなされず,勢いのまま終わらせてしまっている.
まあ暇つぶしくらいにはなるかもしれない.
樹海に消えたルポライター 霊眼 (上) (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:樹海に消えたルポライター 霊眼 (上) (宝島社文庫)より
4796676198
No.3:
(1pt)

期待ハズレ

帯と冒頭のナナメ読みで面白そうだなと思い購入しました。グロいのも嫌いじゃないし(笑)。読みすすむほどにつまらなくなり、大失敗したな〜と…。変な宗教団体の怖さ・不気味さがまるでなく、ストーリーをもりさげること甚だしい。世界感の底の浅さを感じました。金返せ!!
樹海に消えたルポライター 霊眼 (上) (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:樹海に消えたルポライター 霊眼 (上) (宝島社文庫)より
4796676198
No.2:
(2pt)

好きな人には面白いのかも。

母から「食事中に読み始めたら吐きそうなくらいグロかった」と奨められました。成程、冒頭は確かにショッキングです。しかし、読み進めるにつれ、スピリチュアルだの、霊障だの霊視だの、輪廻転生、前世の因縁だのといった単語が繰り返され、仕舞いには本当に霊まで出て来ます。(そういったものは漫画だけにしてくれ、と思ったら、筆者は本当に漫画家でした…)登場人物は、「お嬢様」「霊能者」「編集者」といった役割はそれぞれ与えられているものの、一様に個性が薄くリアリティが無い。また心理描写も情景描写も巧いとは言い難い為、読者としては「感情移入」し「擬似体験」するといった感覚で読む事が出来ない。あんまり文体に深みが無いので、筆者は20代の若造だろうと思ったら、40近いという事で驚きました…。中途半端に極道を絡めたのも宜しくない。ホラーが好きな人にも、ロジックを期待した人にも、アングラを求めた人にも、何だか消化不良なんではなかろうか。私にコレを奨めた母には好評であった事、遺伝子や古代生物の話は面白かったので、星2つで。
樹海に消えたルポライター 霊眼 (上) (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:樹海に消えたルポライター 霊眼 (上) (宝島社文庫)より
4796676198
No.1:
(3pt)

ずっとつきまとったイヤな感じ オカルトホラーサスペンス

冒頭、ちょっと書くのもはばかられるようなショッキングなシーンから始まる。
その後、山梨県の山林で捕獲されたカラスの胃から大量の人骨が見つかる。
美人で育ちもよいセレブ奥様の享子は、突然の夫の自殺を皮切りに、今までは思いもつかないような経験を立て続けにするようになる。
享子の友人で、ライターをしていた真弓が行方不明になり、調べていくと、例の「山梨のカラス事件」に興味をもっていたようだ。調査の過程で何か事件に巻き込まれたのではないか?
享子は立て続けに身の回りで起きる不可解な事件もなんのその、真弓の行方を求めて猛突進していくのだった。
冒頭のシーンは評判どおりショッキングだし、その後の興味をそそられるものだった。しかし読み進んでいくと、非常に不思議な感覚をおぼえる。
とにかく「イヤな感じ」がずっとつきまとうのだ。それはオカルトっぽい「イヤな感じ」ではなく、出てくる人間が皆「イヤな感じ」の空気をもっているからかもしれない。
通常は主人公である享子に少しでも感情移入できるところなのだが、全くそういう気持ちになれない。彼女がどんなひどい目に遭っても、それはただの「イヤな感じ」なのだ。愛する夫を失い、妊娠していることが判り、それでもたいして親しいとも思われないような友人を命がけで捜す女。なんだか不思議だ。そして、作品は意外な展開を見せて、びっくりするような世界へ連れて行かれる。
つまらないわけではない。とても面白く読んだ。それでも「イヤな感じ」の本だった。このイヤな感じが作者の意図したところだとするとたいしたものだと思う。
不思議なことはもうひとつ。単行本のときは、ただの「霊眼」だったのに、文庫本になったら「樹海に消えたルポライター」という題名が前についている。樹海?ルポライター?なんで?
樹海に消えたルポライター 霊眼 (上) (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:樹海に消えたルポライター 霊眼 (上) (宝島社文庫)より
4796676198

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