ZI-KILL 真夜中の殴殺魔
- 殴殺魔 (1)
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連続殺人事件か発生するが、その犯人は、どうやら、その事件を担当している刑事である、自分らしいのだ。深夜数時間だけ別人格として現れるが、その記憶は全くない。《ハイド》と名付けられ、狂暴な性格らしい。もちろん、人にはその事は言えないし秘密にしている。捜査が進展すればするほど、犯人はだんだん自分に思えてくる。その葛藤が読みどころらしい。 この手のミステリーはなかなかない。ストーリーの設定もいいし面白そうだ。帯のもんごんにも「一人の刑事ー犯人はおれなのか?」と興味をそそる文面だ。 しかし実際に読んでみると、期待が高かった分ややがっかりする。事件の真相は取って着けたような事象だし、違和感のある行動が読者にしっくりこない。頷ける内容や共感できる場面もあまりなかった。題材が良かった分、もう少し内容を充実して欲しかった。 | ||||
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物凄く引き込まれる警察小説。 深夜数時間だけ別人格「ハイド君」が現れる夢川時勇巡査部長が連続殺人犯「殴殺魔」を調査する。 ハイド君が殴殺魔なのか?違うのならハイド君は毎晩何をしているのか?殴殺魔は誰なのか? 行方不明の父親はどこに消えたのか?とにかく謎が多すぎる。また宮野やルイなど謎の人物も多い。 こんなにたくさんの謎をどうやって回収するの?ページ足りるの?と思ったのもつかの間、やっぱり第4章でそのツケが来た。父親の行方不明の真実がありえないし、殴殺魔の動機が・・・アレでは弱い。 とにかく警察がアホで、とくに浅倉警部補のラストには笑いが出た。あれは本気で推理しているんだろうか? 優秀な女警視が出てくるが、なぜか全く優秀に見えない。 個人的な感想を色々と書いたが、作品としては凄く楽しめた。 エピローグの意味がよく分からないので、分かる人いたら誰か教えてください。 | ||||
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ミステリー大賞作家の前作「黒蟻」では警備局長の兄と向き合う蟻塚警部の活躍だったが、今作は多摩山署の夢川巡査部長が恋人の兄である警視庁の浅倉警部補と向き合うミステリーである。人間誰しもジキルとハイドのように昼と夜の顔を持っているが、まさに夢川巡査が深夜に現れるもう一人の自分であるハイドと闘いながら「殴殺魔」を捉えるミステリーで、一気に読んだ。ロバート・ゴダードの「一瞬の光のなかで」の、ウィーンで撮った写真が誰かに感光されて何も写っていなかったミステリーに似て、スケールの大きい作品である。たつのおとしご | ||||
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真夜中、自分が知らぬ間に、もう一人の自分が、人を殺しているのか ……俺は、殴殺魔なのか。 主人公は、その事件を捜査する刑事・時勇。 時勇は、目撃者を捜す。 もう一人の自分を、見た人がいる。目撃者と時勇の、何気ない会話が怖い。 | ||||
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何年かまえ、「多重人格」のことが、テレビの番組になった。とてもこのテーマに興味をもっていたので、この本を買ってしまった。読み始めたら、やめられなくなって、一気に読んだ。話の運びも実にうまい。何よりも、もう一人の自分が、知らない間にいろいろなことをしているというのは、怖いことの中でも最も怖いことだ。その別人格が、刑事である自分の捜査している事件の犯人かも知れない! そんなことあるのか? あるかもしれないと思わせるストーリーの巧みな展開、最後まで続く緊迫感! 刑事の主人公をはやく楽にさせてあげたい、とつい思ってしまう。続編がありそうな終わり方だったけど、いつ読めるのだろう? | ||||
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