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スクール・デイズ
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スクール・デイズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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普通 | ||||
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大学生時代にハマった作家でした。 久しぶりに読み直そうと思ったついでに全巻揃えることにしました。 | ||||
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スペンサー・シリーズ。 学校内での少年銃乱射事件の真相解明を依頼されたスペンサーだが、 今回はスーザンもホークも登場せず孤軍奮闘のスペンサー。 とりたてて印象に残るストーリーではないが、緻密な内容かつラストがちょっとしたどんでん返し的ストーリーとなっていてまずは満足の読後感。 | ||||
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高校銃乱射事件の容疑者の無罪を信じる容疑者の祖母からの依頼をスペンサーは引き受ける。容疑者はすでに犯行を告白して刑務所にいる。スペンサーは聞き込みを始めるが、銃乱射事件の動機、犯行に使われた銃の入手方法、購入資金、銃の射撃訓練が不明だった。容疑者に面談するが、彼は真相についてはかたくなに沈黙する。容疑者の両親、校長、スクールカンセラー、地元の警察署長との面談では、事件についてスペンサーが穿り返すのを嫌っていることがわかる。ある張り込みを通して、スペンサーは意外な真相への手がかりを得る。 | ||||
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翻訳が気に入らなかったので、しばらく英語で読んでいました。ようやく別の訳者になったので、本作と「ドリームガール」とを一気に読みました。やっと会話に生気が感じられるようになりました(もっとも続く「ドリームガール」では、今ひとつ昔の訳者風になってしまった)。また、ストリーも、マンネリなものでなく、実際の犯罪を元に、パーカーのアイデア(男女と親子の愛と無関心がというのは飽きたけど)がうまく溶け込んでいます。話の展開もよくて(悪くいえば複雑ではない)、一気に読めました。ここ5−6年の中ではよい仕上がりです。しばらくスペンサーが料理をする場面がなかったが、今回少しありました。 | ||||
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翻訳は、より今風になった印象。 堅苦しさを取り除きつつ、良い意味での翻訳特有のもったいぶった表現は生かされたまま。 長年のスペンサーファンの僕も安心しました。 | ||||
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ボストンの私立探偵スペンサーシリーズの第33作。 今ではすっかりスペンサー以上の人気者となっているホークは今回名前だけしか出てきませんし、長年の恋人スーザンは学会発表で留守となっています。事件はアメリカでよく新聞で報道されるような高校での無差別乱射事件、7人が死亡し負傷者も多数で犯人の少年の1人は投降し、もう1人も逮捕されている。その一人の少年の祖母から孫の無罪を証明するよう依頼されたスペンサーが調べ始めると、町の保安官も学校関係者、両親までもこの事件は終わったものとして葬り去ろうとします。スペンサーは昔なじみの美人で敏腕の弁護士リタ・フィオーレの力をかりて・・・・。 相変わらずペダンティックな文学上の薀蓄が思わぬセリフとして出てきたり、そのまま格言集に載せられるような気の利いた言い回しが全編にちりばめられ、スペンサーワールドを作り出しています。 ストイックでタフ、インテリでシニカル、最近早川書房からまるで学術書のようなハードボイルド論「私のハードボイルド」を著した小鷹信光さんにいわせるとスペンサーのように恋人を大事にし、自分で料理をつくったりするPD(私立探偵)はネオハードボイルドに区分されるそうです。事件の真相が暴かれ、学会から久しぶりに帰ってきたスーザンにベッドの中でスペンサーは顛末を語ります。少年の将来を気遣うスペンサーにスーザンは言います。 「わずかな希望もないよりもましよ」 「ハーヴァードで学んだのか」私は言った。 「いいえ」スーザンは言った。「あなたから学んだの」 これまでの全シリーズを訳してきた菊池光氏にかわって本編は加賀山 卓朗氏の訳によるもので、スペンサーのセリフがこれまでと少し声変わりしてしまったような気がする箇所もありました。(ロングバージョンのレビューは http://shonan.qlep.com/のレジャー→エンタメでどうぞ) | ||||
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一気に読ませてくれる筆力は評価したいが、スペンサーの力というより、人脈というか、周りの好意的な人物達の協力と偶然によって事件を解決?というカンジ。 信条を曲げない騎士道主義的な探偵は好きなのだが、今回のスペンサーは、周りの迷惑顧み図の単なるお節介。 自己満足以外の何物も生み出さず(というより、新たに死体を作っただけ)、何とも後味の悪いストーリーだった。 ストーリー的にもひねりも伏線も何もない、単調そのもの。大好きなシリーズだが、今回はハズレと言わざるを得ない。 ルパン3世の栗貫のように、新しい訳者も違和感がなく、読めたのが成果か。 | ||||
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古くからのファンはご存じのとおり初期の2作品に他の方が訳されたものがありますが過去、シリーズ全作32作を訳された菊地光さんから、この33作目にして訳者が加賀山卓朗さんに引き継がれました。 作中のスペンサー、ホーク、スーザンはほとんど年を取りませんが、現実の月日は流れ、自分の年齢より若い方が翻訳されたスペンサーシリーズ最新刊を書店で見たときは正直、不安な気持ちもありました。結果は過去の作品同様、購入日当日、一気に読了。 作品そのものは登場人物のディテールがよく書き込まれた読み応えのある作品と感じました。そして、なにより加賀山さんの訳は今までどおり読者をスペンサーワールドにいざなってくれるもので、訳者の作品に対する愛情と菊地さんに対する敬意も感じられ満足です。 次作もよろしくお願いします。 | ||||
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本書での事件は、コロンバイン・ハイスクール銃撃事件とほぼ同じ。 Spenserが事件を調べ始めると、学校関係者、家族、弁護士、地元警察など 関係者すべてが、事件を忘れるため「犯人たち」を早く監獄へ送ろうとしている。 そして「犯人」たちも罪を認め、生きることを諦めている。 状況がどこかおかしいその理由を見つけるまで、Spenserの探索は止まらない。 "Double Deuce"にて(Hawkの助言を容れず)Spenserが殺さなかった黒人少年、Major Johnsonが30過ぎのアウトローとして本書に登場する。 彼はストリートギャング生活を生き延び、そして(ギャングの世界から足を洗ってはいないものの)"The man"に近づいていた。 "Double Deuce"当時のMajorは「生きていける」ことが不思議ですらある黒人居住区で必死に「生きて」いた。 一方本書は、親の庇護で苦労無く「生きていける」はずの白人社会で「生きて」いない白人青少年たちの話である。 本書ラストでのSpenserとRitaとの会話を読むと、Spenserも若いころとはかなり変わったなあと思う。 でもその変わり方はとても真摯でSpenser的であり、その点でSpenserはずっとこれからもSpenserなんだろうと思う。 個人的には、Major登場あたりからぐんぐん面白くなった。そういうところはきっちりSpenser Nobelです。 | ||||
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ボストン郊外の高校で銃撃事件発生、多くの死者が出る。犯人は2人の高校生。スペンサーが、犯人の1人の祖母(スーザンが年をとるとこうなるような魅力的な女性)から、事件の真相究明を依頼される。その犯人とされる孫は、実は事件現場で逮捕されたのでなく、事件後捕らえられたのである。本当に彼が事件を起こしたのか、それならその理由は何か?事実は、なかなか判明しない。しかしスペンサーはしぶとい。ついに、真相をつきとめる。ところで、今回スーザンは学会の仕事で、ボストンを離れている。彼女の留守中、愛犬パールの世話をしながら、探偵の仕事を続けるスペンサーの奮闘ぶりが面白い。 | ||||
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