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告別



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【この小説が収録されている参考書籍】
告別 (ハヤカワ・ノヴェルズ)
告別 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

告別の評価: 3.83/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(4pt)

筋は相変わらず面白い

スーザンが去っていった後の虚脱感が抜けぬまま、ポール(三度目の登場)からの依頼(宗教集団に連れ去られた女性ダンサーの捜索)に奔走するスペンサー。筋は相変わらず面白い。スペンサーが撃たれるなど、年齢を反映してかちょっとソフトな一面も。
告別 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:告別 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150756619
No.4:
(4pt)

新興宗教に取り込まれた女を奪還せよ!

怪しげな宗教団体に誘拐された愛人を奪還して欲しいと依頼が来る。スペンサーが強引に本人に会い、確認すると話が違う。あれこれ調べるとどうもヤクの資金洗浄の構造(よくある)が浮かんで来るが、まだ本の中ほどで、残り半分が心配になるが、派手なドンパチもあって事件は意外な展開になる。ただ最後の謎解きに至る過程にもう一工夫欲しい。ハードボイルドだからやたら死体が多い!襲われても逆襲で4人射殺とか!その他にもバンバンと撃ったり撃たれたり派手。英文は短く、章立ても短く、読み易い。女の問題を引きずるのが玉に瑕!
告別 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:告別 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150756619
No.3:
(4pt)

いつものパターンと思わせてドンデン返し!本格推理としても読めます。

本書のベストセリフ
「過去は苦痛に満ちていて、欺瞞ですらあるかもしれないし、
将来は不確実で恐ろしいかもしれない。
おれたちにあるのは継続的な現在だ。
その中で出来るだけのことをしていればいい」
スペンサーシリーズ11作目。
祝!ホーク×スペンサー初キスシーン!!
やはりホークが攻めでスペンサーが受け、ハァハァハァ…。
(いえ、ただの人工呼吸ですけど)
腐女子の方は好きなように妄想して下さいw
具体的な美術ネタはついに途切れた。
芸術ネタは映画批評がある。
映画は総合芸術とも言われるが、
セックスフレンドに付き合ってスペンサーが観た映画が悪過ぎる。
「スターウォーズジェダイの復讐」である。
感想は「馬鹿馬鹿しい」というありふれたもの。
わざわざネタにするべき作品ではありませんでしたなww
告別 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:告別 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150756619
No.2:
(4pt)

精神的にも肉体的にも傷を負うスペンサー

スペンサーの恋人スーザンはハーバードで博士号を無事に取り,いきなり西海岸で新しい仕事に就いてしまう.なぜだか分からずに悶々としているところに,養子のような存在ポールが仕事の依頼を持ち込んでくる.ポールは大学を卒業して舞踏団で仕事を得ており,そのリーダーの依頼で失踪した女性団員を探すことに.カルト宗教組織,マフィアのマネーロンダリング,スペンサーの新しい恋人(?)などなどサブトピックも楽しめる.前作の「拡がる環」以来,ポールとホークに大いに支えられ,持ち前のタフさに陰りの見えるスペンサー.最後には自分の推理が外れて撃たれてしまう.スーザンともよりが戻らず,これからスペンサーはどうなっていくのか実に楽しみ.
告別 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:告別 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150756619
No.1:
(5pt)

新たなるステップを踏み出す

 本書は、スペンサーハードボイルドの一大転機である。それはスペンサーがこれでもかというくらい弱々しいことにある。今ままでのスペンサーを取り巻いていた環境がすべて一変し、ポールやスーザンを守る立場から逆に支えられる立場となってしまう。なんか年をとったようにも見えなくもない。弱くなったスペンサーは、これから弱さと向き合い、再びタフな物語を生み出すのか、それとも彼もネオハードボイルド特有の泣き虫クンに成り下がってしまうのか。注目さくである。
告別 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:告別 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150756619

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