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告別
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告別の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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昔読んだミステリを積んである押入れの中からジェイムス・エルロイの本をさがしていたが見つからず先に読んだ『失投』のロバート・B・パーカーのスペンサー・シリーズもの『告別』が出てきたから再読することにした。 二十年以上前に読んだ本だからストーリーなどまったく記憶になく読みはじめた。 一言で言ったらレベルの低い通俗的なハードボイルドと言ったらスペンサーフアンに叱責されてしまうかな。 この『告別』は、先に読んだ『失投』から9年後の1984年に発表された作品であるが、たった二冊読んだだけでも評者の好みではなく何故このような作家の本を二冊も在庫していたのか不思議である。 本書中最も違和を感じてしまったのは、5人のプロの殺し屋の襲撃を切り抜けたスペンサーが、物語終盤小娘のシェリーに拳銃で二発も簡単に撃たれてしまう設定には違和感を覚えてしまった。 それも相棒ホークがドアの前で援護しているというのに・・・。 サンフランシスコに居を移した恋人スーザンに未練たらたらのスペンサ−を軸に本作を書き上げた著者の狙いが、評者にはどうしても好きになれないプロットであった。 | ||||
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