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告別の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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スーザンが去っていった後の虚脱感が抜けぬまま、ポール(三度目の登場)からの依頼(宗教集団に連れ去られた女性ダンサーの捜索)に奔走するスペンサー。筋は相変わらず面白い。スペンサーが撃たれるなど、年齢を反映してかちょっとソフトな一面も。 | ||||
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怪しげな宗教団体に誘拐された愛人を奪還して欲しいと依頼が来る。スペンサーが強引に本人に会い、確認すると話が違う。あれこれ調べるとどうもヤクの資金洗浄の構造(よくある)が浮かんで来るが、まだ本の中ほどで、残り半分が心配になるが、派手なドンパチもあって事件は意外な展開になる。ただ最後の謎解きに至る過程にもう一工夫欲しい。ハードボイルドだからやたら死体が多い!襲われても逆襲で4人射殺とか!その他にもバンバンと撃ったり撃たれたり派手。英文は短く、章立ても短く、読み易い。女の問題を引きずるのが玉に瑕! | ||||
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昔読んだミステリを積んである押入れの中からジェイムス・エルロイの本をさがしていたが見つからず先に読んだ『失投』のロバート・B・パーカーのスペンサー・シリーズもの『告別』が出てきたから再読することにした。 二十年以上前に読んだ本だからストーリーなどまったく記憶になく読みはじめた。 一言で言ったらレベルの低い通俗的なハードボイルドと言ったらスペンサーフアンに叱責されてしまうかな。 この『告別』は、先に読んだ『失投』から9年後の1984年に発表された作品であるが、たった二冊読んだだけでも評者の好みではなく何故このような作家の本を二冊も在庫していたのか不思議である。 本書中最も違和を感じてしまったのは、5人のプロの殺し屋の襲撃を切り抜けたスペンサーが、物語終盤小娘のシェリーに拳銃で二発も簡単に撃たれてしまう設定には違和感を覚えてしまった。 それも相棒ホークがドアの前で援護しているというのに・・・。 サンフランシスコに居を移した恋人スーザンに未練たらたらのスペンサ−を軸に本作を書き上げた著者の狙いが、評者にはどうしても好きになれないプロットであった。 | ||||
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本書のベストセリフ 「過去は苦痛に満ちていて、欺瞞ですらあるかもしれないし、 将来は不確実で恐ろしいかもしれない。 おれたちにあるのは継続的な現在だ。 その中で出来るだけのことをしていればいい」 スペンサーシリーズ11作目。 祝!ホーク×スペンサー初キスシーン!! やはりホークが攻めでスペンサーが受け、ハァハァハァ…。 (いえ、ただの人工呼吸ですけど) 腐女子の方は好きなように妄想して下さいw 具体的な美術ネタはついに途切れた。 芸術ネタは映画批評がある。 映画は総合芸術とも言われるが、 セックスフレンドに付き合ってスペンサーが観た映画が悪過ぎる。 「スターウォーズジェダイの復讐」である。 感想は「馬鹿馬鹿しい」というありふれたもの。 わざわざネタにするべき作品ではありませんでしたなww | ||||
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スペンサーの恋人スーザンはハーバードで博士号を無事に取り,いきなり西海岸で新しい仕事に就いてしまう.なぜだか分からずに悶々としているところに,養子のような存在ポールが仕事の依頼を持ち込んでくる.ポールは大学を卒業して舞踏団で仕事を得ており,そのリーダーの依頼で失踪した女性団員を探すことに.カルト宗教組織,マフィアのマネーロンダリング,スペンサーの新しい恋人(?)などなどサブトピックも楽しめる.前作の「拡がる環」以来,ポールとホークに大いに支えられ,持ち前のタフさに陰りの見えるスペンサー.最後には自分の推理が外れて撃たれてしまう.スーザンともよりが戻らず,これからスペンサーはどうなっていくのか実に楽しみ. | ||||
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本書は、スペンサーハードボイルドの一大転機である。それはスペンサーがこれでもかというくらい弱々しいことにある。今ままでのスペンサーを取り巻いていた環境がすべて一変し、ポールやスーザンを守る立場から逆に支えられる立場となってしまう。なんか年をとったようにも見えなくもない。弱くなったスペンサーは、これから弱さと向き合い、再びタフな物語を生み出すのか、それとも彼もネオハードボイルド特有の泣き虫クンに成り下がってしまうのか。注目さくである。 | ||||
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