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黒い春
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黒い春の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 21~28 2/2ページ
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『嫌われ〜』に続いて読んだがなかなかだと思った。 なんだか突飛な設定だなあと思ったが、中盤にならないと物語が動いていかないのは、そういったリアリティを強調するための手法なのかもしれない、と思った。 しかし主要人物を三人も据える必要があっただろうか。 単に頭が悪いだけかもしれないが、よく混乱した。 | ||||
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新種の病原体と研究者たちとの命がけの戦いに即座に引き込まれた。病原体発生、原因究明のプロセス、解決方法の提案、厚生労働省の対応など、本当にリアリティがありノンフィクションだとしても不思議ではないと思った。病原体の研究という視点からもおもしろかったが、夫婦の愛情という視点からみても、飯守と雪子の関係は素晴らしかった。特に物語後半の雪子が病原体に感染してからは、愛情がさらに深まったように感じられ、ここまで愛し愛される関係が羨ましいと思えた。最後の終わり方も未知の病原体との戦いという意味ではしょうがないと思うが、個人的にはもう少し雪子の苦労を無駄にしない終わり方にしてほしかった。 | ||||
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黒手病という病気を軸に単なる医療パニック小説に終わらずたくさんの要素が入っていてとても引き込まれました。主人公夫婦の成長、不妊という事に絡めた夫婦愛、やっと授かった子供に対する愛情。一緒に黒手病に立ち向かう同志との信頼、友情などなど。そこに渦巻く妬みやっかみなどの人間感情を絡ませた人間模様が読み手を飽きさせずあっという間に読み切れました。大切な者を守る強さ。自分の心の隅に留めておきたいなと思いました。 | ||||
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目に見えないものだけにもっとも人類にとって怖い存在である菌たち。 菌は自分達の生き残りをかけてどんどん姿を変えていくから本当に怖い。 今まさに結核菌が進化をとげてどんな抗体も効かない新種菌が出ているらしい。 人間たちよ、人間同士が争っている場合ではないよ! 黒手病、100%の死亡率。 その菌と戦う人々。 ラストは涙なしでは読めません。 そして続編をにおわすような終わり方が気になる。 続編。。あるのだろうか? ”嫌われ松子の一生”とは全くタイプの違うサスペンスに仕上がっている。 秀作です。 | ||||
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黒手病という未知の病気に立ち向かう 研究チームの3人。 3人を取り巻く環境の変化。。。 黒手病の魔の手にかかってしまった 研究チームスタッフの妻。 はじめは小難しい。と思いましたが どんどん引き込まれ 最後の方では、夫婦の愛に泣きそうになりました。 かなりオススメの1冊!! | ||||
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確立されているジャンルで、話の流れもきっちりしている。 読み終わった時の感覚も、気持ちの良い感じだった。 ただ、歴史を絡めるという意味では、こういう関わり方以外にないとは思うのですが、話の序盤から中盤の流れでの真相への迫り方が、とても期待させてくれたので・・・残念です。その意味で星4つです。 | ||||
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黒手病という未知の病。なすすべもなく発症し、命を絶つ犠牲者。なぜ、黒手病が突然発生し、人に感染したのか。それに立ち向かう3人の解明チームがなぞを少しずつ解明していく。この物語は、言いようのない不安と、発症メカニズムがわかったあとも、病気を治すすべがなく、病魔が忍び寄ってくる恐怖感がたまらなく怖いです。あっという間に読みました。読みすすめないと気になってしょうがなかった。あの鈴木光司さんの「リング」のような、忍び寄る恐怖を感じました。怖いけど、最後は山田宗樹さん独特の、前向きな安心感ある感覚がやはり残った、とってもすばらしい作品だと思います。「リング」が面白かったかたは是非、ご覧ください! | ||||
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題材は何度も焼き直された感のある『新種の病原体』ものだが、それに触れ徐々に動いていく人間達の心の機微の描写が素晴らしい。冒頭からしばらくは、ショッキングな発症シーンと、やや生々しい解剖の描写などが続いているが、だんだんと目を引いていく雪子という女性の生き様が、リアルに逞しく、感動させられる。 | ||||
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