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黒い春
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黒い春の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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感染症だけの話ではなく、人間関係、心理、歴史、他色々、知識量と掘り下げ方、様々な方向からのめり込めます。 | ||||
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『百年法』を読んで山田さんの世界観にハマり、『ギフテッド』を読みそして、3冊目にこの『黒い春』を読んでみました。 あえてなのかどうかわかりませんが、この3冊ともストーリーの大まかな展開は同じだなと感じました。 そのためストーリーに大どんでん返しみたいなのはあまり感じられませんでした。 とくに主要な登場人物を何人かドロップアウトさせるのが山田さんの著書の特徴のようです。 解説を読むと、生と死、人間愛をテーマにしているとのことだったので、山田さんはあえてこういう構成にしているのだとは思います。 ですが、そのストーリー展開を補うほどの、設定の練り具合には毎回驚かされます。 こういうSFチックで、現実にありそうだけど実際には存在していない話を描くとき、 ほどよい緊張感を読者に感じさせることがなにより大事だと私は考えています。 その緊張感の作り方が、とても山田さんは上手だと思います。 この本では医学用語が使われていますが、それで読者の興味が削がれないように、かといってくどくならない程度の設定解説がなされいます。 かなり設定を作りこんだうえで、物語を紡いでいっているのではないかと思います。 | ||||
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ストーリーも設定もしっかりしていて良質なコンテンツです。が、同作者の他作品でもそうですが、女性の心理描写が今一つ共感が持てず入りきれませんでした。男性視点が過ぎるのか?少しセンチメンタル過ぎるように感じました。いずれにせよ良い作品ですので、読む価値は大いにあると思います。 | ||||
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最後はかなり切ない感じになりますが、非常に記憶に残る一冊になりました。 | ||||
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ストーリーの展開が早く、どんどん読めるので楽しかったです。SFタッチ。 | ||||
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内容はとてもおもしろかったのですが、誤字や同じ文章が二度あるなど作りが乱雑なのが気になりました。はじめての電子書籍なのですが、その点ではちょっとがっかりしました。 | ||||
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主要人物となる三人の物語を混ぜながら進んでいくストーリーに、 最初は「誰が何をやってたっけ?」と少し置いて行かれそうになるかも。 なんとなく主要人物たちのこともわかって、それなりに愛着が出てくる頃… 急にクる不安と恐怖が混ざったような、いや〜な感覚が読み手に伝わってくるのがたまらない。 そこからはもう先が気になってしょうがなくなる。 「ねぇ、どうなるの?」と思いながらページを捲ってしまいました。 作中で描かれる信頼・友情・情熱に、時々主人公達の名前を胸中で何度も叫ぶこともありました。 医療ものを扱った作品はいろいろありますが、今回は中盤で出てくる歴史ミステリーな辻褄合わせはとても興味をソソられました! そこ掛け合わせるか!!ゾクゾクする!!と脱帽。 ちょっと歴史もう一回サラッておこうかな…とすら。 仕事柄、個人的に学ぶことや改めて心に留めておいたほうがいいなって思うこともありました… 察しが良い方は途中で大筋が読めてしまうかもしれないけど、読んで損なことはなにもないと思いました。 なので星5つです。 今回はkindle版で読みました。 もともと「百年法」をハードカバーで読んで好きになった作家さんだったので、既にそちらを好きだなって方でkindle版での購入を考えている方にはオススメ。 上で書いた歴史の話が出てきても内蔵辞書でそう置いていかれずに読めて、個人的には正解な読み方したかな?と思ってます。 私自身が歴史覚えていなさすぎる点は否定しませんが(笑) | ||||
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後半から引きこまれて一気に読み切ってしまいました。寝不足必死です。。ネタばれになるので内容が書けないのが残念ですが、活字でここまで躍動感がある描写が出来るのはすごいなと思いました。サスペンス系、医療系なんかが好きな方には是非おススメです。 | ||||
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あまり医療に関する本は読まないのですが、書き方が過去や今が混在する形で書かれていて、読みながら次は?次は?って切れ目なく読みたくなる本でした。内容もリアル感があって、それがスリル感になって、興味や好奇心を刺激してくれました。 | ||||
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タイトルの不気味さに引かれて読みました。新型インフルエンザの例を引くまでもなく人類は常に新型の驚異にさらされている。このような黒い驚異にさらされないとも限らない。また、私は滋賀県大津市に住んでいます。この偶然にも、ヒヤリ! | ||||
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『嫌われ〜』に続いて読んだがなかなかだと思った。 なんだか突飛な設定だなあと思ったが、中盤にならないと物語が動いていかないのは、そういったリアリティを強調するための手法なのかもしれない、と思った。 しかし主要人物を三人も据える必要があっただろうか。 単に頭が悪いだけかもしれないが、よく混乱した。 | ||||
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新種の病原体と研究者たちとの命がけの戦いに即座に引き込まれた。病原体発生、原因究明のプロセス、解決方法の提案、厚生労働省の対応など、本当にリアリティがありノンフィクションだとしても不思議ではないと思った。病原体の研究という視点からもおもしろかったが、夫婦の愛情という視点からみても、飯守と雪子の関係は素晴らしかった。特に物語後半の雪子が病原体に感染してからは、愛情がさらに深まったように感じられ、ここまで愛し愛される関係が羨ましいと思えた。最後の終わり方も未知の病原体との戦いという意味ではしょうがないと思うが、個人的にはもう少し雪子の苦労を無駄にしない終わり方にしてほしかった。 | ||||
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黒手病という病気を軸に単なる医療パニック小説に終わらずたくさんの要素が入っていてとても引き込まれました。主人公夫婦の成長、不妊という事に絡めた夫婦愛、やっと授かった子供に対する愛情。一緒に黒手病に立ち向かう同志との信頼、友情などなど。そこに渦巻く妬みやっかみなどの人間感情を絡ませた人間模様が読み手を飽きさせずあっという間に読み切れました。大切な者を守る強さ。自分の心の隅に留めておきたいなと思いました。 | ||||
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目に見えないものだけにもっとも人類にとって怖い存在である菌たち。 菌は自分達の生き残りをかけてどんどん姿を変えていくから本当に怖い。 今まさに結核菌が進化をとげてどんな抗体も効かない新種菌が出ているらしい。 人間たちよ、人間同士が争っている場合ではないよ! 黒手病、100%の死亡率。 その菌と戦う人々。 ラストは涙なしでは読めません。 そして続編をにおわすような終わり方が気になる。 続編。。あるのだろうか? ”嫌われ松子の一生”とは全くタイプの違うサスペンスに仕上がっている。 秀作です。 | ||||
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黒手病という未知の病気に立ち向かう 研究チームの3人。 3人を取り巻く環境の変化。。。 黒手病の魔の手にかかってしまった 研究チームスタッフの妻。 はじめは小難しい。と思いましたが どんどん引き込まれ 最後の方では、夫婦の愛に泣きそうになりました。 かなりオススメの1冊!! | ||||
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確立されているジャンルで、話の流れもきっちりしている。 読み終わった時の感覚も、気持ちの良い感じだった。 ただ、歴史を絡めるという意味では、こういう関わり方以外にないとは思うのですが、話の序盤から中盤の流れでの真相への迫り方が、とても期待させてくれたので・・・残念です。その意味で星4つです。 | ||||
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黒手病という未知の病。なすすべもなく発症し、命を絶つ犠牲者。なぜ、黒手病が突然発生し、人に感染したのか。それに立ち向かう3人の解明チームがなぞを少しずつ解明していく。この物語は、言いようのない不安と、発症メカニズムがわかったあとも、病気を治すすべがなく、病魔が忍び寄ってくる恐怖感がたまらなく怖いです。あっという間に読みました。読みすすめないと気になってしょうがなかった。あの鈴木光司さんの「リング」のような、忍び寄る恐怖を感じました。怖いけど、最後は山田宗樹さん独特の、前向きな安心感ある感覚がやはり残った、とってもすばらしい作品だと思います。「リング」が面白かったかたは是非、ご覧ください! | ||||
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題材は何度も焼き直された感のある『新種の病原体』ものだが、それに触れ徐々に動いていく人間達の心の機微の描写が素晴らしい。冒頭からしばらくは、ショッキングな発症シーンと、やや生々しい解剖の描写などが続いているが、だんだんと目を引いていく雪子という女性の生き様が、リアルに逞しく、感動させられる。 | ||||
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