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黒い春



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【この小説が収録されている参考書籍】
黒い春
黒い春 (幻冬舎文庫)

黒い春の評価: 3.79/5点 レビュー 28件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.79pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

感染症を題材にした作品は、先が読めてしまう

培養不可、同定不可の不気味な黒色胞子。致死率100%の真菌症”黒手病”の発現と、幸福の絶頂とも言うべ
き家庭風景との対比は、これからの展開を暗示しているようで不安を覚える。同時に未知なるものへの恐怖
を小出しにするテクニックは、読む者に期待感をあおる。
 しかし、終盤の分を争う時間との勝負を醸しながら、やたらめそめそするストーリーは好みではない。

 感染症を題材にした作品は、ある程度先が読めてしまうところが玉にキズ。一発逆転のサヨナラ満塁ホー
ムランか空振り三振か・・・。
黒い春Amazon書評・レビュー:黒い春より
4048732080
No.3:
(3pt)

盛り上りにかける

小説『黒い春』を読んだ。得点は3.0点。未知のウィルスに対処する医療小説。最後まで対処方法が見つからず、かと言って人類滅亡的な最後になるわけもなく盛り上り欠けた最後だった。テンポも悪くあまり頭に入らなかった。
黒い春Amazon書評・レビュー:黒い春より
4048732080
No.2:
(3pt)

もう一歩

パンデミックというほど規模は大きくありませんが、致死率100%の未知の病原体が突如発生し、それに抗い翻弄される研究者たちを描いた物語。
未知の病原体の正体、発生条件などかなり練られていて、その部分は大変読みごたえがありました。遣隋使など歴史と絡めているのも好印象。
ただ病原体の真相を暴いていく過程でやや強引な展開が多く、伏線自体もあからさまにわかりやすいため物語はほぼ一本道です。この後はこうなるんだろうなという予想がほとんど当たる。なので読み進めていく中で意外な展開といったものはありません。
家族愛や恋愛といった人間ドラマにも焦点を当てているのはわかりますが、こちらも個人的には共感しにくい描写のされ方で本作を読むにあたってのプラスポイントにはなりませんでした。筆力はけして低い方ではないと思うので、もう少しエピソードを練って各々の人間関係を濃くしてくれていたら☆4相当かも。
結末は人によっては尻切れトンボじゃないかと感じる方もいるかもしれませんが個人的にはこういう不穏な気配を残す終わり方、大好きです。終わりの始まりという言葉を思い出してゾクゾクしました。
黒い春Amazon書評・レビュー:黒い春より
4048732080
No.1:
(3pt)

続編があれば星5つ

打ち切り少年漫画の最終回によくある「俺達の戦いはこれからだ!!」になってしまったのが残念。
上下にわかれても良いから書ききって欲しかった。
黒い春Amazon書評・レビュー:黒い春より
4048732080

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