■スポンサードリンク
ストロベリーナイト
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ストロベリーナイトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.84pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 1~20 1/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズのなかでも1番好きなやつ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドライでヘビーでソリッドな小説かと思って買ってみたら、がっかり。人物像は漫画的に誇張され、文体は全編ラノベ調。「なによ。こんな小娘が警部補かって言いたいの? それとも姫川玲子だなんて名前にしてはブスだとでも言いたいの? だったら失礼ね(内心の声)」みたいな感じ。涼宮ハルヒですか。 (後記) えー、以上は200ページ弱を読んだ時点で書きました。内容には訂正の必要は感じてません。ただ、引き続き我慢して読んでみたら、199ページの最後の行に「ストロベリーナイト」という語が初めて出てきて、戯画的で極端だった刑事たちもそのへんからそれぞれにこなれてきて、文体が「だわ、のよ、かしら」だとかいうことも気にならなくなり、いつの間にか夢中でストーリーを追ってました。最終的には「なんだよけっこーおもしれーじゃん」という感想。 それと、捜査活動の「地味さ」の描写はいい。遺体発見現場周辺の聴き込み、被害者の元勤務先での面談とか、丸一日かけてほんの数人しか進まないの。そして続きはまたあした。この無力さが、テレビの刑事ドラマよりは圧倒的にリアル(っぽいように、素人は感じました)。刑事が電車やバスで移動するのも新鮮。ドラマの中の刑事が車で動くのは、電車に乗る絵を撮るには手間も予算も膨大にかかるからだと、いまさら気づきました。星の数は1から3に訂正します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本屋で絶賛されていたので手に取りましたが私には合わなかったです。 あまりにも残虐的な描写が多くて読んでいて苦しくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
勝俣とかいう恫喝刑事なんて今どきいないだろう。 基本的に警察は情報を提供してもらう立場だから、とにかく下手に出てくる。 何十人と警察から情報提供の依頼があったけどみんな腰が低かった。 国民の協力があってこそ捜査ができるのだから当然だ。 あんな上から恫喝するのは効率が悪すぎる。 ああいうのを仕事ができる刑事風に描くのは警察に対する風評被害だろう。 もはやファンタジーの域。話はそれなりに面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ところどころ、良くも悪くも最東対地っぽいと思いました。 ストーリーはまあまあだし犯人も全体的な描写は悪くないし主人公の過去には胸が痛くなるし涙腺の緩む場面もいくつかあるのですが、主人公には何か足りない部分があるように感じた。 辛いことがあったわりにはあまり人格者ではないし意思の強さをあまり感じません。 (かといって、過去のせいで性格が歪んだ感じでもない) 過去の描写からは辛さが伝わってきて、刑事になって出世するきっかけになったのは素晴らしいのだが それがあまり生かせてないのが勿体ない。 ジウシリーズが素晴らしく、二人の女性主人公がかなり良かったので尚更です。 あと他の、ガンテツ以外の刑事の影が薄いなと思いました。 主人公の妹の発言も酷すぎるし、その辺りは昔流行った携帯小説のyoshiっぽいと思った。 命をかけて主人公に光を与えた女性刑事が凄い魅力的だったので、この人を主人公にした作品が読みたいです。 その女性刑事と、実際にあるよく知ってる喫茶店などが出てくるのは+です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
姫川シリーズの一作目です。 このシリーズを読むうえで、やはりこれは外せないかなというところです。 残忍な事件ゆえ、かなりグロテスクな描写もあり、 そういったものが苦手な方は要注意です。 それさえ気にならなければ、楽しめる一冊だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
プロットの配置で抑揚を作り話を盛り上げるDJ感覚には優れているのだが、それぞれの要素が雑なので上質なエンタメ小説を読みたい人には向かないだろう。サイコサスペンスに憧れたハリウッドのB級映画を見ている感じだろうか。中盤で思わせぶりだった玲子のトラウマと、事件のキーとなるストロベリーナイトの存在が明らかになるというピークを持ってくる作りなど、きっちりエンタメの脚本の手法を学んだんだなというのはわかる。しかしやはり要素が雑。刑事部分はTBSで堤幸彦がやりそうなノリ、あるいは青年漫画雑誌の刑事モノっぽいキャラの濃いめな描写なのだが、それに対してグロはやりすぎ。玲子のトラウマは思ったより”普通”で、あれだけ盛り上げたのだから何か神秘的な陰謀めいた物があるのかと思ったので肩透かし。実家に住み続ける理由もわからない。監察医や菊田等、プロットの整合性やその場しのぎの場面の盛り上げのために登場したキャラクターや、都合よく無茶なことをして失敗する人たち、「あ、急に話出なくなったからコイツが重要なキーだな」とか、急に設定を説明始めたからコイツも犯人かなとかすぐ予想がつぐ安直さ。あんだけグロイ描写して非人道的な犯罪をチラせた割に盛り上がりにかけるその後の展開。2時間ドラマの崖のシーンみたいな安っぽいやりとりで終わるしょっぱいクライマックスなど、文句を言いたい部分がたくさんある。玲子の過去はもっと深くて神秘的なものにするべきだったし、吐気がするほどグロい描写をしたストロベリーナイトなんだからもっと大きな存在を巻き込み、普通じゃない狂気の犯罪者を演出してほしかった。精神科医の先生、あれも信者で狂気にかられて何かやってほしかったなあ。「グロ」と警察側の「フツウの刑事ドラマ」っぷりのバランスがとれてないのも気になった。 とは言え、まだ未熟な部分がかんじられるとは言え、キャラクターには魅力があるし、途中までは先が気になって楽しく読めたし、先に触れたエンタメ的DJ感覚も優れているので、この先はどんどん良くなっているのかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『幸せの条件』以来の2冊目で、この作品を読みました。かなりの猟奇的殺人で途中の描写にびっくりしましたが、犯行の動機が浅かったり、実行犯や黒幕の無理矢理な感じが気になりました。気楽に読める娯楽な刑事小説ではあります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
グロいという評価が多く、星1つも多かったからあまり期待せず、古本で100円で買って読んだ。 そんなに描写がどぎついわけではない。文庫が出たのが2008年。それから現実世界の方が残虐になったということか…。 ネットにはそれこそ殺人ショーのような画像があふれている。見慣れてしまっては決していけないんだけれども…。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文体が 奇妙に変わる。冒頭の文体と 語りの文体が、違いがある。 冒頭は スピート感があり、語りは ゆったりとする。 それぞれのキャラクターが 際立っている。 姫川のもつ ノンキャリで 苦みを心の中に もっていて、 それが 揺れ動く様は 何とも言えないよさがある。 ニンゲンらしいというべきか。 いわゆる 第六感に すぐれていて、事件を 進展させる。 菊田という男の気弱さ。 井岡の大阪弁で 遠慮なさ。 大塚の実直さ。 勝俣という存在が 姫川を精神的に追いつめる。 傷に塩を塗るような発言を平気でする。だから、この物語が 成り立っているのだろう。 それにしても、ストロベリーナイト。10万円で 毎月におこなわれる 奇妙な儀式。 お腹を切り裂く理由とは。生と死の尊厳は 失われている。 ニンゲンは快楽のために人を殺す生物である。 おぞましさが、先に立つが、それをつきつめていくのもニンゲンである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2010年にドラマ化もされた「姫川玲子シリーズ」の第一弾。 1件の猟奇殺人事件から、物語が進むにつれて事件の巨大な全貌が明らかになっていく展開の盛り上げ方は上手だと思うし、主人公の警部補・玲子をはじめとする捜査一課の刑事らキャラクターの面々も魅力的なのですが、残念なのは事件の捜査が犯罪者に近い心理感覚を持つ玲子の勘を主軸に進められており、読者が真相を推理出来るだけの手がかりや伏線がきちんと用意されていない点です。 冒頭から幾度か入る回想シーンによってメタ視点では実行犯が誰であるか直ぐに分かってしまうのですが、作中では結局、そこに行き着くまでのきちんとした根拠が提示されず、直感的な推測で特定に至ります。そして計画犯については違法捜査で依頼した情報屋の調査結果という更に唐突な形で明かされます。 雰囲気を楽しむホラーサスペンスと言われればそれまでですが、もう少しミステリーに沿った緻密な作りを期待していました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
姫川玲子は、直感と行動力を武器に事件の真相に迫る古本でよみますた | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
”ストロベリーナイト”ってちょっとロマンチックな標題だよなぁと思っていたのですが・・・、それが殺人ショーのことと判り少し落胆しつつ読み進むと、その描写がえぐいことえぐいこと。 長々とは語られないのが救いですが。 ストーリーは、本作の前に読んだブルーマーダーの方が良かったと思います。 姫川警部補は、カンの良さは見せますが、犯人確保の格闘は無く、逆に危ういところをガンテツと部下に助けられるありさまです。 ワタシ、テレビドラマを見てないのですが、竹内結子さんはどうやって主役らしいカッコよさを表現したのでしょうね?難しそうです。 これだと、第2〜5作に取り組む意欲が・・・いまひとつ出てきません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
独特のテンポでドンドン読み進めていきます。 ただ、展開としては大きく予想を覆すことはないと思われました。 途中で出てくる、殺人シーンは妙に生生しく描出されており、多少エグイ感じはあるかと思います。 良くも悪くも、テンポの良い作品なので引き込まれると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
殺害方法の残虐さに期待して購入。 しかし、残虐な表現は希薄。主人公の女性刑事の過去やトラウマにスポットが当てられた展開だった。犯人像もいまいち共感しにくく、なんだか拍子抜け。悪い意味ではないが、思っていたのと違う作品だった。 主人公は、好感が持てるキャラで良い。後日ドラマ化した際、竹内結子が演じた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
テレビの放送が切っ掛けで購入。 もっと過激な内容を期待していたので、余り面白くなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これはこれでおもしろいのだが、他のレビューにあるように、若干の幼稚さが・・・・。 ドラマ・映画のほうが面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
竹内ケツ子さん主演で何故か人気シリーズになってしまったストロベリーナイトシリーズの1作目。警察小説の割に、最後に掲載されている参考文献が別冊宝島とか妙に軽い書籍ばかりなのが象徴的なように、まあ、リアル志向の警察捜査ものというよりテレビドラマの警察ものである。メインの事件もセンセーショナルであるが、こんなゲームに好き好んで参加するものが次から次へと現れるというのがよく分からない。 まあ、テレビドラマの原作としてはまあまあ楽しめるくらいの作品。 難点は真犯人は最初に登場した時点で、あコイツだな事件の黒幕は!と直感できてしまうこと・・・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
スイスイ読めました。 普段本を読まないひとにはいいかも。 グロいとこはありますが、辛ければ読み飛ばしてもさほど支障なしです。(すなわち必然性のあるグロではないってことですね…) 私は怖がりだから直視しませんでした。 読んでいてなんとなく陳腐さを感じてしまうのは、作者の意図ありきで人物たちに魂が見えないからかなぁ。 ここでは感動させようとか、このキャラはとにかく嫌なやつに書こうとか、女性のトラウマと言えばこうだろうとか、そういう意図が見え過ぎてしまって。 そしてなんか浅い。 これは文体が軽いせい? いや、それだけじゃないと思う… 全くつまらないかと言われれば、そこまでじゃないんですけどね。 と、いうことで、待ち時間や移動時間に読むタイプの本かな。 そこまでミステリマニアじゃなければ、 かつ重厚な読後感を期待しないひとであれば、 娯楽本として楽しめると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
グロ描写以外は精彩を欠く文章でした。 特に科白がよくない。 テンポが悪く、人が話している感じが全くしません。 違和感がひどかったのは國奥さんの「〜じゃ」という語尾と、井岡の無駄口。どちらも人柄を表すでもストーリーに必要でもなく、意図伝わってこない。井岡の科白、8割ぐらいは要らないです。面白くないし。 母の入院で妹が打つ長広舌も「橋田壽賀子じゃないんだから」と辟易しました。 プロローグの「エフ」目線の被虐描写は解離した感じが出ていてよかったし、もう少しで魅力的になりそうな登場人物もいましたが、グロ部分のねちっこさとは比較にならない警官側の描写の薄っぺらさで±0かそれ以下になってしまいました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!