国境事変
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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新宿で起きた会社社長殺人事件。そして、遠く離れた長崎県対馬では朝鮮半島からの密入国事案が発生する。 | ||||
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【ネタバレかも!?】 (2件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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東弘樹警部補が再登場。 | ||||
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実はあまり期待していなかったのですが、スピード感もあり結構楽しめました。 | ||||
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スピード感満載。日本を取り巻く国境関係に通じるストーリーで、良く描かれている。警察小説としても楽しめる一冊。 | ||||
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オススメ。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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国境という言葉に対する、私たち日本人の危機感の無さ、ピンボケ感をついた作品。日本にだった国境はあった。しかも、あんなに危険な国だ。実際に拉致事件も起きている。なのに日本人の我々は、どこかのほほんとしている。 少しハッとさせられる舞台だった。ここから「ジウ」第二シリーズが始まるのだと思うと、更に味わい深い。 | ||||
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本書の最初の方に、この様な科白が出てくる。「外登証持たされているってだけで、奴らは日本人を恨むんだよ」、と。 当然、この科白を吐いているのは日本人なのだが、恐らく相当数の在日韓国人/北朝鮮人が持っている心情でもあるのだろう。 本小説の主人公の一人でも有る呉英男(ヨンナム)は、日本の公立小中高と通い、朝鮮語(北朝鮮国籍なので)は一切話せない。通常は通名である若松英男(ヒデオ)で通している。 自分も知り合いに日本の公立小中高と通い、日本の国立大学を卒業した韓国語(韓国籍なので)を一切話せない三世が居るが(通名を持たず漢字表記の韓国語読みの氏名のみ)、その彼とサッカーの日韓戦をスポーツバーで観た時に、当たり前の様に韓国を応援するのを見て、驚いた記憶が有る。 ヘイトスピーチという言葉がニュースで盛んに取り上げられた時も、在日四世、五世と言った人達が、民族のアイデンティティを保持し続けるのに違和感を感じていた。 しかし、この「奴らは日本人を恨むんだよ」と言う科白と、その前後の会話文などで、在日本韓国人/北朝鮮人と日本人との間に横たわる深い溝の一つが見えた気がした。 結局、本書のもっとダイナミックな面白さを十分に味わう事が少し薄れ、最初から最後まで彼ら(の一部)が日本人を恨む理由(の一つ)が頭から離れず、少々暗い気持ちの読後感だった。 それでも、公安警察側の視点で進む物語は新鮮で、十分楽しめた。 星を一つ減らしたのは、この物語が終焉に向かう辺りから、いきなり安っぽいドラマ風なテイストになった為。 小説がドラマ化されるのは問題無いが、最初からドラマ化を期待してドラマ風なシーンを描くのは好きになれない。 本書は大部分が普通の小説として読み進めてこれるが、最後の対馬での発砲辺りから「むむむ?」と感じ、自衛隊への要請辺りでは完全に醒めてしまった。いくら何でも、指揮命令系統が滅茶苦茶だし、自衛隊隊長の「これはれっきとした、国境事変なのです。」の科白に至っては、もう失笑ものだった。 | ||||
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ジウ三部作で活躍した東警部補と公安警察の関係が軸となり、北朝鮮、国境の島と展開していく。読み終わって感じたことは、国家のエゴは一人の人間の存在など目に入らないのだなということだ。それは北朝鮮だけでなく日本でも同じことなのだと感じた。<ジウ>サーガシリーズに期待したい。 | ||||
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公安の人間的葛藤がよく描かれていてそれを中心にどんどん読み進めることができた。しかし最後の方はいきなり話のスケールがとても大きくなってしまい、事件の核心が「そんな大きな話だったの?」という感じになってしまった。公安の外事課の話だからそれくらいのスケール感でいいのかもしれないが、なんか取ってつけたような感じがしてしまったのがやや残念。しかし面白く読めました。 | ||||
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平時から有事を想定しなければならない。 | ||||
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