国境事変



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初公開日(参考)2007年10月
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長編小説

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国境事変 (中公文庫)

2010年06月01日 国境事変 (中公文庫)

新宿で在日朝鮮人が殺害された。“G4”の存在を隠匿しようとする公安は独自捜査を開始するが、捜査一課の東警部補は不審な人脈を探り始める。刑事と公安、決して交わるはずのない男達は激しくぶつかりながらも、国家と人命の危機を察し、銃声轟く国境の島・対馬へと向かう―警察官の矜持と信念を描く、渾身の長篇小説。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

国境事変の総合評価:8.00/10点レビュー 49件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(7pt)

国境事変の感想

新宿で起きた会社社長殺人事件。そして、遠く離れた長崎県対馬では朝鮮半島からの密入国事案が発生する。
警察組織の公安という存在、在日朝鮮人、国境での現実等を物語に絡め、日本で水面下に潜在するリスクについて描かれていた。
このリスクについて、どれだけの日本人が認識しているのだろうか❓
平和を継続させるためにもリスクと向き合い、理想ではなく現実的に正しい判断を選択しなければならない。

松千代
5ZZMYCZT
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)
【ネタバレかも!?】 (2件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

公安警察とは?を理解する

東弘樹警部補が再登場。
しかし、今までの誉田氏の作品と一番違う点は、女性が登場しない。
それもそのはずで、東弘樹の所属する警視庁捜査一課と裏で暗躍する公安警察の捜査が交互に進んでいくからだ。
この小説で一番おもしろいところは公安警察ってこういうところを理解できる点。
これに在日朝鮮人が関わり、また北朝鮮崩壊を目論む集団との息つく暇のない銃撃戦等、
スピード感溢れる物語にあっぱれ。
女性主人公ばかりが誉田作品ではなかった。
ミステリーというよりも警察アクション。実に面白かった。

yoshiki56
9CQVKKZH
No.3:
(7pt)

国境事変の感想

実はあまり期待していなかったのですが、スピード感もあり結構楽しめました。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

あっという間に読み終えました!

スピード感満載。日本を取り巻く国境関係に通じるストーリーで、良く描かれている。警察小説としても楽しめる一冊。

ひろゆき
44KMPFT3
No.1:
(8pt)

面白かった

オススメ。

YHVH
WRV52ZPD
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未読の方はご注意ください

No.44:
(5pt)

日本にも国境はあるのだ

国境という言葉に対する、私たち日本人の危機感の無さ、ピンボケ感をついた作品。日本にだった国境はあった。しかも、あんなに危険な国だ。実際に拉致事件も起きている。なのに日本人の我々は、どこかのほほんとしている。
 少しハッとさせられる舞台だった。ここから「ジウ」第二シリーズが始まるのだと思うと、更に味わい深い。
国境事変Amazon書評・レビュー:国境事変より
4120038890
No.43:
(4pt)

もし自分が外国人登録証を持たされたら

本書の最初の方に、この様な科白が出てくる。「外登証持たされているってだけで、奴らは日本人を恨むんだよ」、と。
当然、この科白を吐いているのは日本人なのだが、恐らく相当数の在日韓国人/北朝鮮人が持っている心情でもあるのだろう。

本小説の主人公の一人でも有る呉英男(ヨンナム)は、日本の公立小中高と通い、朝鮮語(北朝鮮国籍なので)は一切話せない。通常は通名である若松英男(ヒデオ)で通している。

自分も知り合いに日本の公立小中高と通い、日本の国立大学を卒業した韓国語(韓国籍なので)を一切話せない三世が居るが(通名を持たず漢字表記の韓国語読みの氏名のみ)、その彼とサッカーの日韓戦をスポーツバーで観た時に、当たり前の様に韓国を応援するのを見て、驚いた記憶が有る。

ヘイトスピーチという言葉がニュースで盛んに取り上げられた時も、在日四世、五世と言った人達が、民族のアイデンティティを保持し続けるのに違和感を感じていた。

しかし、この「奴らは日本人を恨むんだよ」と言う科白と、その前後の会話文などで、在日本韓国人/北朝鮮人と日本人との間に横たわる深い溝の一つが見えた気がした。

結局、本書のもっとダイナミックな面白さを十分に味わう事が少し薄れ、最初から最後まで彼ら(の一部)が日本人を恨む理由(の一つ)が頭から離れず、少々暗い気持ちの読後感だった。

それでも、公安警察側の視点で進む物語は新鮮で、十分楽しめた。

星を一つ減らしたのは、この物語が終焉に向かう辺りから、いきなり安っぽいドラマ風なテイストになった為。
小説がドラマ化されるのは問題無いが、最初からドラマ化を期待してドラマ風なシーンを描くのは好きになれない。
本書は大部分が普通の小説として読み進めてこれるが、最後の対馬での発砲辺りから「むむむ?」と感じ、自衛隊への要請辺りでは完全に醒めてしまった。いくら何でも、指揮命令系統が滅茶苦茶だし、自衛隊隊長の「これはれっきとした、国境事変なのです。」の科白に至っては、もう失笑ものだった。
国境事変Amazon書評・レビュー:国境事変より
4120038890
No.42:
(4pt)

ジウ三部作の後に

ジウ三部作で活躍した東警部補と公安警察の関係が軸となり、北朝鮮、国境の島と展開していく。読み終わって感じたことは、国家のエゴは一人の人間の存在など目に入らないのだなということだ。それは北朝鮮だけでなく日本でも同じことなのだと感じた。<ジウ>サーガシリーズに期待したい。
国境事変Amazon書評・レビュー:国境事変より
4120038890
No.41:
(4pt)

面白かったが、やや消化不良。

公安の人間的葛藤がよく描かれていてそれを中心にどんどん読み進めることができた。しかし最後の方はいきなり話のスケールがとても大きくなってしまい、事件の核心が「そんな大きな話だったの?」という感じになってしまった。公安の外事課の話だからそれくらいのスケール感でいいのかもしれないが、なんか取ってつけたような感じがしてしまったのがやや残念。しかし面白く読めました。
国境事変Amazon書評・レビュー:国境事変より
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No.40:
(4pt)

国境の離島のリアル

平時から有事を想定しなければならない。
国境事変Amazon書評・レビュー:国境事変より
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