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国境事変
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国境事変の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全44件 1~20 1/3ページ
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国境という言葉に対する、私たち日本人の危機感の無さ、ピンボケ感をついた作品。日本にだった国境はあった。しかも、あんなに危険な国だ。実際に拉致事件も起きている。なのに日本人の我々は、どこかのほほんとしている。 少しハッとさせられる舞台だった。ここから「ジウ」第二シリーズが始まるのだと思うと、更に味わい深い。 | ||||
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本書の最初の方に、この様な科白が出てくる。「外登証持たされているってだけで、奴らは日本人を恨むんだよ」、と。 当然、この科白を吐いているのは日本人なのだが、恐らく相当数の在日韓国人/北朝鮮人が持っている心情でもあるのだろう。 本小説の主人公の一人でも有る呉英男(ヨンナム)は、日本の公立小中高と通い、朝鮮語(北朝鮮国籍なので)は一切話せない。通常は通名である若松英男(ヒデオ)で通している。 自分も知り合いに日本の公立小中高と通い、日本の国立大学を卒業した韓国語(韓国籍なので)を一切話せない三世が居るが(通名を持たず漢字表記の韓国語読みの氏名のみ)、その彼とサッカーの日韓戦をスポーツバーで観た時に、当たり前の様に韓国を応援するのを見て、驚いた記憶が有る。 ヘイトスピーチという言葉がニュースで盛んに取り上げられた時も、在日四世、五世と言った人達が、民族のアイデンティティを保持し続けるのに違和感を感じていた。 しかし、この「奴らは日本人を恨むんだよ」と言う科白と、その前後の会話文などで、在日本韓国人/北朝鮮人と日本人との間に横たわる深い溝の一つが見えた気がした。 結局、本書のもっとダイナミックな面白さを十分に味わう事が少し薄れ、最初から最後まで彼ら(の一部)が日本人を恨む理由(の一つ)が頭から離れず、少々暗い気持ちの読後感だった。 それでも、公安警察側の視点で進む物語は新鮮で、十分楽しめた。 星を一つ減らしたのは、この物語が終焉に向かう辺りから、いきなり安っぽいドラマ風なテイストになった為。 小説がドラマ化されるのは問題無いが、最初からドラマ化を期待してドラマ風なシーンを描くのは好きになれない。 本書は大部分が普通の小説として読み進めてこれるが、最後の対馬での発砲辺りから「むむむ?」と感じ、自衛隊への要請辺りでは完全に醒めてしまった。いくら何でも、指揮命令系統が滅茶苦茶だし、自衛隊隊長の「これはれっきとした、国境事変なのです。」の科白に至っては、もう失笑ものだった。 | ||||
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ジウ三部作で活躍した東警部補と公安警察の関係が軸となり、北朝鮮、国境の島と展開していく。読み終わって感じたことは、国家のエゴは一人の人間の存在など目に入らないのだなということだ。それは北朝鮮だけでなく日本でも同じことなのだと感じた。<ジウ>サーガシリーズに期待したい。 | ||||
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公安の人間的葛藤がよく描かれていてそれを中心にどんどん読み進めることができた。しかし最後の方はいきなり話のスケールがとても大きくなってしまい、事件の核心が「そんな大きな話だったの?」という感じになってしまった。公安の外事課の話だからそれくらいのスケール感でいいのかもしれないが、なんか取ってつけたような感じがしてしまったのがやや残念。しかし面白く読めました。 | ||||
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平時から有事を想定しなければならない。 | ||||
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ちゃんと読んでないだけなのかもしれませんが、立場がよく分からない人物が何人かいました。もともと韓国と北朝鮮の関係に全く興味がないせいか、気分が盛り上がる事も下がる事もなく、淡々と読み終えてしまいました。 | ||||
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面白い。在日がどんな気持ちで北朝鮮を見てるのか、そうゆう視点はなかった。気付かされることの多い作品だった。ストーリーとして最後はあまり気持ち良くないけど、誉田哲也って感じが好き。 | ||||
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この作家さんの、姫野シリーズはテレビと映画でみて、興味あり。この作品は5点満点では4点くらいでしょうか | ||||
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今の国家が置かれている状況も、分かりやすく描かれているようです(^^) | ||||
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舞台は東京と対馬。在日朝鮮人。刑事の東と、公安警察の川尻。ミニニューク。一気に一日で読み終えた。 | ||||
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隠蔽捜査のレビュー中で紹介があったため、面白半分で購入しました。現在の北朝鮮状況(2017年10月)でも通じる内容です。刑事警察と公安部の関係が対立だけでなく「警察官」の基本を考えさせられる一冊と思います。 | ||||
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誉田哲也氏のシリーズものであり、中身が結構センシティブな内容なので・・・ 自分的には結構はまっています。 | ||||
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ジウシリーズに登場した東警部補と、公安の男たちのドラマです。空想で、主人公を、実在の俳優さんで例えて読むのですが、姫川さんはすでに定着しております竹内さんが抜群ですね。さて、東警部補は誰が 適任でしょうか?小説は空想しながら読むと楽しいですね。この物語もとても面白かったです。 | ||||
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ジウシリーズということで、前三部作同様ぶっとんだ内容を予想したが、 結構王道な警察・公安もの。 若干肩透かしをくらった感じ。 | ||||
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ジウに出てきた東刑事好きなら読んでOK 内容も良い意味で誉田哲也らしくない 楽しく読めました | ||||
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別々の立場の警察官3組、在日朝鮮人それぞれの視点で物語りがすすむ。 読んでいてすっきりしなかった。 | ||||
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出てくる登場人物の視点から見る韓国の感じとかとにかく頭の中に映像が浮かぶような新鮮な文体で大変面白かったです。 | ||||
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期待して読んだが、北朝鮮側の登場人物があまり出番なく、物足りなかった。 | ||||
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2時間の特番テレビドラマでは表せないスケール。 だからこそ、”1本の映画”を鑑賞し終えた感じ。 警察、公安、在日、北朝鮮・・・ 手あかのついた題材であるけれども、 著者の手にかかると、今までに見たことのない、 臨場感あふれるスリリングな展開に調理されていく不思議。 「ジウ」シリーズを読んだばかりの私にとっては、 東警部補がメインキャストだったことも著書を一気に読めた一因になった。 | ||||
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ジウで活躍した東警部補が登場する新作と謳っていましたが、 意外に出番は少なく、どちらかというと公安の刑事が主人公。 ジウとは雰囲気が違いますが、これはこれで面白いです。 あちらより警察内部による踏み込んだ作品と言えます。 なお、ジウは読んでなくても、全然問題ありません。 | ||||
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