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(短編集)
沙羅は和子の名を呼ぶ
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沙羅は和子の名を呼ぶの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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本書はアガサ・クリスティーの短編集『死の猟犬』の二番煎じである。 冒頭の『黒いベールの貴婦人』でまずオカルト的なミステリーかと思わせておいて、実はオカルト話だったと読者の意表を突き、次の『エンジェル・ムーン』もオカルト話かと思って読むと実はミステリーだったとこれまた読者の予想を裏切り、そしてこれが繰り返されるという『死の猟犬』と同じ手法を用いている。 私は『黒いベールの貴婦人』がオカルト話で終わったとき、ひょっとしたらと思い、『エンジェル・ムーン』でこれは『死の猟犬』だと確信した。そして、その確信は外れることなく終わってしまい、私にとっては実に拍子抜けな作品集だった。 『オレンジの半分』に、お気に入りの『掌の中の小鳥』のヒロイン・穂村紗英がチラッと姿を見せるのが少し嬉しかったが、後はどうでもいい作品。 | ||||
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