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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2076件 1621~1640 82/104ページ
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感涙ぼろぼろで読みつつ、男の人には読んでもらいたくないナーと思いました。 だって宮部がかっこよすぎる、そして松乃が可憐すぎる〜〜! 男目線の理想すぎるよ〜〜 そりゃ私もこんな可憐になってみたいよう〜 作者を10年以上前に某人気番組でお見かけし、なんとおもしろい関西のおっちゃんでしょうと強烈な印象を受けたのをおぼえていますが、 あのコテコテの関西弁のかげに、宮部のようなピュアな二枚目の心を隠し持っていられたことが感動でした。 宮部の群れに流されない合理性も、実は関西の男ぽい性格ですね。 ・・・実際に宮部のような英雄的行動をするかどうかは分かりませんけども。 と、たまに水をかけることが必要なので、関西女子は松乃にはなれませんです。 言い回しにも「セミの声がやかましい」など、そこはかとなく関西風がかんじられ、楽しめました。 まじめな話、戦記物初心者にはいろいろと勉強になりました。 感動作なので映画も楽しみです。 | ||||
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戦争を体験した人のリアリティに基づく描写と主人公の祖父の生に対する渇望とが絶妙に描かれている。 今迄読んだ戦争ものの中でトップ3に入る名作です。 戦争を経験していない私達の世代は是非手にとって読むべき書だと思います。 | ||||
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小説ではあるが、戦争体験者の丁寧なインタビュー集というおもむき。 一つ一つのエピソードは胸を突き、迫力に満ちている。 しかし、それを受け止める登場人物の反応があまりにもベタすぎ。 金髪に染めた高校生が、おじいちゃんの話を初めて聞いて泣き崩れ、 次に見かけた時にはすっかり普通の男の子になってたと言われても…。 あるいは「特攻隊員のメンタリティは自爆テロと同じだ」と暴言を吐いた ジャーナリストが、どういう訳か泣いて後悔したとか。 そういう描写がいくつか見られ、冷めてしまう。 繰り返しますが、一つ一つのエピソードは圧倒的であり、平和の有り難 さをかみしめる思いです。 | ||||
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特攻の本を始めて読みました。言葉にすると嘘になるくらいに心に響きました。戦争を全く知らない世代は是非読んでから、尖閣諸島、竹島、北方領土を考えて欲しいと思いました。 | ||||
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平成の今に生きる姉弟二人が、特攻隊員として戦死した祖父の足跡を辿りながらその実像に迫っていく、というストーリーです。当事者の多くが鬼籍に入ってしまった中で、二人は数少ない生き証人を訪ねて一歩一歩真実に近づいていきます。その過程で当時の戦争がどんなものだったのか、主に下級将兵の目から見た戦争あるいは特攻がどのようなものであったのか語られます。そして最後にたどり着いた答えは思いの外身近なところにあり、それは胸熱くするものでした。 戦争という極限状況の中で語られるナマの人間模様は興味深く、特に第二次大戦は現代に最も近い時代なので戦争経験者の語る書物は幾つか読んできました。本書はそうした戦争の実態がシンプルな形で凝結していることを感じさせます。すなわち大本営は官僚化して本来の戦争の目的である勝利からは遠く隔たり、無責任主義が横行し、下級兵士の命は限りなく軽視される、という事実。そしてかつて軍神として崇められた特攻隊員が戦後になると非国民として石持て追われたり、天皇陛下バンザイと旗を振った人たちが民主主義と米国バンザイに変わったり、空気に支配されやすく、変わり身の早い日本人の国民性など、本を閉じた後も余韻が長く残り、色々な思いが去来して考えさせられました。 この著者の本を読むのはこれで3作目ですが、リーダビリティというのか、まるで映像のように読ませる力量には本当に驚嘆させられました。575ページにも及ぶ大作ですが、読了まで目を離すことができずにあっと言う間でした。そして人間描写も巧みで、つい引き込まれて何度も目頭を拭うことになりました。また大好きだった児玉清さんが解説を担当しているのも私にとってはうれしい誤算です。 本が大好きで暇を見つけては読み漁っているのですが、本書はここ数年来読んできた中でも最も心に残った一冊でした。 お勧めです。 | ||||
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ま、レビュー評価は高いみたいですけど、 どこからどこまで見ても 男の読む本ですね。 女性にはピンとこない読後感です。 | ||||
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FB 友達に紹介されてこの本を購入しました。 当時世界に誇る傑作機 零式戦闘機を通じて太平洋戦争を詳細に描いた名著です。 豊富な資料。緻密な描写でなぜ日本海軍が潰え去ったかを知る機会を得ました。 再読に値する座右の書です。 | ||||
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この作品の悪さは、1にも2にも取材力のなさである。 取材とは、参考文献を読み漁ることではない。 実在の体験者に話を聞くことである。 この作家は何人の元特攻隊員に会って話を聞いただろうか。 おそらくタイトルどおり、0であろう。 参考文献の中に、戦友会等の会報が1つもないのも気になった。 このようなテーマで小説を書くのならば、そこまで調べなければいけない。 誰にでも手に入るような書物を読む程度では駄目だ。 第二に、文章力のなさ。 ここからここまでは文献を写しました、とはっきりわかる程度の文章力。 参考文献の作者から盗作と訴えられても仕方がないであろう。 以前仲のよい編集者と、「100万売るには芸能人に帯を書いてもらうことだね」 と話したことがあるけれど、まさにその通り。 若い読者には、質のよいノンフィクションを数多く読んでもらいたいものである。 | ||||
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泣ける。とにかく泣けます。 主人公による謎解きが進む中、数々のエピソードが最終的に大団円を向かえる。 小説だからといった都合良さも感じられなくはないですが、 それでも、流れる涙を止めることはできないハズ。 フィクションなのはわかっていても、それでもなお、 先達たち、敢えて言えば「英霊たち」に感謝して生きて行かなければならないと 思えてしまいます。 イメージが崩れるから、映像化しないで欲しいですね・・・。 | ||||
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ふと母から『永遠の0』という小説が良作だと聞き、大学の生協で購入し、3日で読了しました。 結論からいうと、素晴らしい作品であると断言できます。 それは小説としてのレベルも然りですが、 私たち(戦争未経験者)が、知っているようで知らない、戦争についての描写が、たまらなく素晴らしい。 それはまるで高級なドキュメンタリーを観ているようですが、それよりももっと身近に体感できました。 あとがきで児玉清さんが述べているように、最近の世代では、日本が戦争で負けた。という事実すら知らない人がいるようです。 そこまで戦争に無知であったとしても、この本は私たちの戦争という過去の記憶を鮮明に蘇らせてくれるでしょう。 十代の自分をはじめ、より多くの若者がこの小説を読み、心から涙を沢山流してくれれば、そう思いました。 | ||||
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昔、あるテレビ番組の街頭インタビューで、 「第二次世界大戦で日本の同盟国だったのは?」という質問をされた女子高生が、 「えーわかんねー。アメリカ?」と言っていたのを聞いたときショックでした。 先人たちが命を捧げた日本の未来に住む私たちは、 その彼らのことをもっとよく知る義務があると思います。 いろいろな意見はあるでしょうが、 ただ、私たちが享受している今日の平和が、 彼らの犠牲の上に成り立っていることには間違いないでしょう。 この本が参考文献からの引用が多いことを理由に、 厳しいレビューを書いていらっしゃる方も多いです。 その点は私も同感なのですが、しかしその参考文献を知らかった人々に、 小説というスタイルで入りやすい入り口を提供し、 例えばガダルカナルの戦いがどうだったとか零戦のスペックはこうだったとか、 そういうことを知ってもらうことができたという点で、 本書の果たした役割は少なくないかと思います。 私はこのような本があってもいいと思いました。 いや、このような時代だからこそ求められた本かもしれません。 | ||||
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一気に読めました。 時代が変われば人への評価も変わる。 閉じられた世界において、自分の主張をする勇気を持つことは難しいと改めて感じました。 あちこちに張られた伏線が最後につながって。 人との出会いの順序があまりにうまくできすぎてて、ちょっとそれはないでしょと思いましたが、へーと、それぞれで思ってしまいました。 | ||||
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戦争モノで重い話なのかと思って躊躇しましたが、百田さんの作品なんで図書館で借りて読みました。 あっという間に読みきってしまい、自分の子供にも将来読んで欲しいと思い、購入しました。 事実と違ううんぬんと★1つの方もいらっしゃいますが、小説なんで。 正確な事実を希望される方はノンフィクションを読めば良いと思いますが・・・・ 通勤で多くの作家の本を読んできましたが、私の中ではベスト1です。 | ||||
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作者自身が練ったと思われる文章と、 老人に語らせた文章の質があまりにかけ離れています。 どなたかのレビューにあった通り、大部分が 参考文献からの抜き出しなのでしょう。 その部分は 重く、深く、読むのをやめることができません。 しかし、作者自身が創作した(と思われる)部分は 浅く、薄く、正反対で素人に毛がはえたレベルだと感じました。 中学・高校生くらいだと素直に読めるかもしれません。 | ||||
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このレビューを書いている現在、私は高校生です。 この作品を読んで私は感動したというよりも考えさせられました。特にマスコミに対して考えさせられました。私は常日頃から親や学校の教師たちに新聞を読め・ニュースを見ろと教えられてきました。新聞やニュースをみることによって知識を蓄え、社会に出ても恥ずかしくないようにと今までさんざん言われてきました。 もう一つ、言われることがネットの情報は信用性がないので信じるなということです。たしかにネットは誰でも書き込むことができ事実とは大きく異なることもあります。新聞などの情報媒体に比べても信用性は低いでしょう。しかしネットの情報が信用性が低く、新聞やテレビのニュースの情報が必ず正しいというわけではありません。 各社の新聞を見比べるとけっこう主義主張がバラバラです。テレビのニュースも偏向報道が目立ち、利潤を追い求めるためだけに報道しているとしか思えないところがあります。 どの情報媒体の情報が正しいとは言いません。しかし世間では新聞・報道番組は信じれるという風潮が存在しているのは確かです。この風潮を打ち砕かないとマスコミに簡単に騙され扇動されるのではないでしょうか。 この作品を読んで、戦争の悲惨さが改めて分かり二度と戦争を起こしてはならないと強く思いました。そしてそのためには何が必要なのか?一国民として考えていきたいです。そして自分が今まで正しいと思っていたことが本当に正しいのかどうかをしっかりと見極めて生きていきたいです。 この作品に出会えて本当に良かったです。自分をを見つめなおすことができました。 | ||||
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今からたった70年ほど前に日本は戦争をしていた。 まぎれもない事実であり、忘れてはならないこと。 戦争を扱った小説というと、敬遠してしまう人もいるかもしれない。 本好きな自分もその一人だったから。 でも、読んで良かったと思う。 死と命の重さを描きながら、それが重く沈んだ作品にならないのは、作者の文体なのか、零戦が登場するからなのか。 とにかく零戦が大空を舞う姿が脳裏に浮かぶ。 技術者とパイロットのプライドの結晶、零戦。 その描写には、ページをめくるのがもどかしいほど。 余談だが、作者の百田氏の「風の中のマリア」も読んだが、空中を疾走する表現は見事だ。 戦争は絶対に反対だが、現代社会にあっても、人はみな闘っている。 仕事で、家庭で、病気で……等々、社会で。 今の平和に感謝しつつ、自分の零戦に乗って明日も、飛ぼうと思う。 | ||||
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この小説の舞台となったとある航空隊の関係者です。 この小説が映画化されるとあって、読みました。レビューを書こうか迷いましたが、この小説・そして映画をきっかけに、本当の姿を知ろうとする人々が増えることを願って、書くことにしました。「本物の」当事者に比較的近い立場にはおりますが、あくまでも私個人の考えです。 一読して、普段この手の分野に関わって来なかったということが良くわかりました。おそらくこれを書くにあたり相応の勉強をされたとは思いますが、あくまでもそれはエッセンスにとどめて欲しかった。実際聞き取り調査をするとわかりますが、事細かに当時のことを語れる人はおりません。語れてもそれは自分の体験した世界であって、一々戦況の推移など話すわけがなく、聞く側もそれを求めてはいないでしょう、知っているはずですから。冗長に老人たちに語らせたのはなぜか… やっつけで身につけた知識を表現したかったのか、老人たちに自分の主張を代弁させたかったのか…少なくとも「自分の思想ではない」と言えるからでしょうか。 好意的に解釈して、一般の若者たちに戦争を知ってもらおうと考えたのでしょう、としておきます。 さて、主人公は全くの架空の人物でしょうか?違います。出撃から突入後のストーリーは、少なくとも二人の実在の人物を織り交ぜています。詳しい方なら分かることでしょう。もちろんモデルと思われる特定の特攻隊もあります。五二から二一に乗り換えたエピソードは誰の話かわかりませんでしたが…それから、今も昔も、個々人の性格は属人的なもの、海兵だから、予備だから、特務だからといって、十把一絡げはだめですよ。 また、現在の価値観を当時に当てはめてはならないと思います。人間的心情は普遍的です。主人公のような想いを持った人たちばかりだったことは、彼らの遺書と関係者の話を聞けば簡単にわかります。個々人の感情・内面表現の仕方は時代的制約があります。それを半ば無視して現代人の感覚でしゃべってしまう主人公を登場させてしまいました。これは許せなかった。特攻隊員ら戦没者をはじめとする同時代人のことを語る資格はあるのでしょうか。 そして、彼らを想うことと、政治思想は何の関係もないことを忘れてはならないでしょう。 利用しようとするところに問題があるのです。 とある航空隊の慰霊の集いにて、こんなことがありました。集いの最後に、必ず全員で「ふるさと」を合唱します。一番、二番、三番と歌い、あるところまでくると、感極まり続かなくなります 「こころざしをはたしていつの日にかかえらん…」 ところで、ここ数年、様々な戦友会が急速に解散していきます。物故者も急増しています。間もなく歴史の一ページとなります。ウェブを使える少数の若い人達が「無償」で彼らの記録を残す手伝いをしています。死者が本当に死ぬときは、忘れ去られたときであるといいます。この本・映画でも構わない、こういう若者たちが嘗てこの国にいたことに気づいてくれるのなら、本当の心情に触れるきっかけになってくれればいいではないか。そう思っております。 | ||||
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とにかく面白いです。 またゼロ戦パイロットの視点から 戦争当時の社会の矛盾、そして 人として懸命に闘った主人公の姿が 伝わってきます。 現代日本で忘れてはいけない、大切な エッセンスが詰まった物語です。 是非、多くの人が読むことを期待します!!! | ||||
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感動したし涙したことは認めますが、 どこかで聞いた話だな と思うパクリのエピソードがちらほらと出てきますね。 | ||||
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壬生義士伝の太平洋戦争版という感じで泣けました。 家族持ちには涙を我慢できませんね | ||||
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