■スポンサードリンク
永遠の0
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2076件 1601~1620 81/104ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私たち戦争を知らない世代にこそ読んで欲しい。私は決して戦争を美化したいとは思わない。当時の日本軍のなしたことは戦争であっても消して許されるものではなから。戦争は悲劇で、悪でしかない。けれども読めば読むほど、温厚であたたかく臆病者、同時に天才とも呼ばれた「宮部」の人柄に心打たれずにはいられなかった。最後の数章は涙があふれてきた。どうしようもなかった。「妻と子に会うまでは絶対に死なない。」「特攻を命じられれば、どこかに不時着しろ。」仲間たちに呆れられながらも「生きる」ということにこだわった彼がなぜ終戦間際の無謀な特攻に志願し、命を落としたのか。教官として訓練生に誰よりも慕われ、「この人を守るためなら死んでもいい。」とまで思わしめた宮部は本当にどうしようもない臆病者だったのか。全てがあかされた時、まだこの本を手に取っていないあなたはどう思うだろう? 本作を執筆後の著者コメントで実在の特攻生き残りの方に「宮部のような方はたくさんいた。ありがとう。」と言われたというのを目にした。死してもなお、宮部の思いが彼の妻や子供、そして彼の痕跡をたどることになる孫たちの「今日」を守っていた。私はそう思う。多くの若者たちが命を「愛する人たち」のために賭したのは事実だ。「死にたくない。」こんな一言も言えないまま、大空へと散っていった。洗脳?狂った愛国心?確かにそうも考えられる。けれど、私たちの「今日」は彼らの犠牲のもとに成り立っているということを改めて考えさせられる一冊。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こんなに人に勧めた本はありません。 たくさんの人に触れて欲しい本です。 特に次世代の若者に読んで命、人生を 考える時間にしてほしいです。 ページが減っていく寂しさ、 まだ物語が続いてほしいと言う想い。 素敵な時間を体験しました。 感謝。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今迄見た本の中で一番感化を受けました 自分の事しか考えられない、人間が増えてる現代社会 この本を読んで本来もってます人間らしい優しい、人を思いやる気持ちを取り戻せた気がします 私は平成生まれですが、私と同じゆとり世代にぜひ読んでほしい作品です | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は、戦記、戦争体験記をかなり読みこなしてきました。 歴史探偵団(半藤一利団長)の会にも何度か、参加しました。 ですから、マスコミが「売るために」、脚色し、フレームアップし、「盛った」話の裏側をかなり知っているつもりです。 マスコミは、「硫黄島からの手紙」について、冒頭のシーンで、将軍なのに参謀肩章をつけた栗林忠道陸軍中将が軍機から降りてきたとクレームをつけませんでした。 戦争という極限の体験は、本人の率直で正直な、そして自分のためではなく「戦友のために、後世のために、歴史のために」、書こうとしてではなくて「書かされた」ような手記が本物だと思っています。 日本では、海軍は岩井勉さんの戦記が好きです。 正直ですし、真実の記録だと思います。 陸軍は、「歴戦1万5000キロ―大陸縦断一号作戦従軍記」 海外では「ナポレオン戦線従軍記」が素晴らしい。 それに、「撃墜王」(P.クロステルマン)。 どちらも、中古本しか、いまはありませんが、私は自炊してiPadで読んでいます。何度読み返したことでしょう。 また、「ジャック・メスリーヌの生涯」という犯罪者の手記もおすすめです。 極限状態の人間が、本当の極限を体験した時、私たちふつうの人間とは違う精神状態になります。 それがどんな状態なのか? ふつうの人間のように狂ってしまわず、真に強い精神力の、「意志の力」を発揮します。その素晴らしさこそが私たちに、本物の感動を与えます。 脚色された物語や本書のような「お話」は、人を感動させるために感動的に演出されて構成された、いわばマガイモノです。 3・11の巨大地震では、マスコミは遺体のひとつの写真報道すらしませんでしたね。なぜでしょうか? 戦争を本当に知りたいなら、ここで紹介した本を一度は読んでいただきたいですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
忘れてはならない大切なこころが伝わる作品だと思います。 「必死」ということばが軽く日常的に使われていますが、「十死零生」が さだめられた特攻に志願する人の気持ち、必ず死ぬとさだめられた特攻に 志願せざるを得ない状況の一端に触れることができる作品です。 特攻という作戦ともいえないような無謀な命令を出す軍部は問題ですが、 特攻で散った人々のおもいを感じることは大切なことだと思います。 今の日本と重ねて、現代に生きる人々に重要なメッセージを含んでいる 作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
学校の授業や教科書、受験勉強で特攻について軽く勉強し、深く知った気になり、特攻=テロリズムといった主張も目にしたことがあり、概ね同意していました。 永遠の0によって、そういった思考は全て覆されました。 いままで知った気になって、それ以上に踏み入れようとしない自分を恥じ、特攻を一つの大きな悲劇ではなく、一人一人の若者の精神的な闘いから成り立つものなのだと考えを改めました。 100万部が売れ大ベストセラーとなったいま「全てが事実ではない」といった批判も見受けられますが、それでも個人にフォーカスを置いた戦争の断片を100万人に提示してくれた百田さんは素晴らしい作家さんです。 「昭和」を知らず、平和を当たり前に享受している我々平成世代こそ、特に読まなければいけない本だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人物評描写が浅すぎて全然感情移入できなかったです。 文献引用部分は、描写がしっかりしており、また涙が浮かぶ箇所もありますが、 歴史に詳しい他の方のレビューを読んで、ほとんどがほぼそのままを書き写していると分かりがっかりです。 なるほど、過去の話(文献引用部分)と現代の話(作者のオリジナル文章)とのギャップがすごいのはそのせいだったのか。 不自然なギャップが作品の流れを分断しており、おかげで作品に全然入り込めず、読み進めるのに苦労しました。 勧められて読んだのですが、我慢して最後まで読んだという感じです。 他の読書好きの友人には到底勧められないなと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この小説の感想を簡潔に書かせてもらうなら ノンフィクション(真実)以外すべて 蛇足でしかない。 まるで寄せ集めのフランケンシュタインだ。 この作者はオリジナル小説や実在人物に申し訳ないと思わないのだろうか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
男性、オペラグループのコンサートに行く機会があり、そのなかで、この物語の紹介と歌があり、興味半分の本を手にしましたが、よかったです。とくに、ラストの内容が感動でした。今年読んだ本のなかで、一番です。まだ、読んでいない方に、お勧めできます。レジェンドのみなさん、教えていただいてありがとう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この厚さの文庫を1週間で読んだということは、 それだけ惹かれる作品であり、面白かったということだと思う。 物語としては、脱線も多いが、8/15が終戦となった日とか ほんの60-70年前にこの国が戦争状態にあったことを 知らない人が多くなり、興味もない人が多いという世の中に この本を通して、少しでも戦争をしることになると良いと思う。 実際、私は40そこそこですが、以前より戦史については いくらか興味があり読んでおりますが、それでも楽しめました。 学校教育ではあまり教わらない日中戦争・太平洋戦争等に 興味がわくことを期待します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品の帯に惹かれて購入したのですがすごく読みやすい。普段はあまり活字など読まないのですが、サクサク読みうるうるとしすごく読みやすく心に響く感じがありお勧め作品です。永遠の0 (講談社文庫) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
若い世代の人たちには、いま希望が見えにくい時代に なっています。私自身もそうです。 しかし、私たち祖先が残してくれたこの日本という国 への思いを読み続けるうちに、日本の優れた精神性 を自分の中に根付かせることができると私は感じて います。 「まだまだ日本も捨てたもんじゃない」と。 しかし、危機的な状況にあるのも事実です。 自分の勇気と覚悟を奮い立たせる糧にするためにも 一度は読んで頂きたい1冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
戦争を賛美するつもりは無い。しかし、戦いの中にも人間がいることを嬉しく感じる。 このような人々を操る? 戦争を始める指導者達の無責任さを、傲慢さを、強く感じる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
戦争、愛、命… 戦争の事、この小説で学びました。 点と点が結ばれた時、クライマックスは、涙がポロポロと止まりません。 愛する人を思う気持ち、命の尊さを訴える小説です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
レビューが良いのでいつものように図書館で借りて、今読み終えました。 借りて読んだ本の中で購入したくなった本は久しぶりです。 本が大好きですが、これほど読書で嗚咽するほど泣いたのは本当に何年か振りです。 主人公の孫の姉弟の会話が稚拙だとか背景が嘘っぽいとか、エピローグ・プロローグは不要とか、 色々な意見がありますが、私には小説の中に逆に普段の人の何気ない会話や、戦争の残酷さ などがリアルな感覚として伝わった感じがしました。 「宮部久蔵」という主人公の生き方に、大変感動しました。戦争は、絶対してはならないと思いました。 明日からは不満は口にせず、真面目に頑張って生きていこうという気持ちになりました。 いつか、高校生と小学生のの息子にも、読んでほしい本です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても良い本だと思いました。様々な人物の、様々な視点から、歴史をしっかりと真正面から見据えて、力強く語られていく物語。深いドラマ性、空戦の驚くほどリアルな描写、小説としての面白さもきちっとおさえていて、最後までひきつけられました。映画もぜひ見たいです。本当に、とても良い本でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大作だが、読みやすい。読者をストーリーで牽引するので、思弁的に私見を述べたり論述が長くなって飽きたりすることがない。 「絶対に生きて帰りたい」という、軍人らしからぬ宮部という存在を設定したから、長い日米戦争を描ききることができた。ナイス人物設定。ナイス着眼点。 孫が祖父について取材する形で、丁寧に多角的な視点で戦史全体をなぞっていく。 南雲、牟田口の失態はこれまでもドキュメンタリーなどで取り上げられてきた。いかに保身に走り、責任を逃れようとしても、こうして名指しで事実を語られること自体が罰となる。 回天、桜花、神風特別攻撃隊、いずれも日本人の集団ヒステリーが引き起こした異常行動だった。 私たち日本人の本質は変わっていない。変わった意見を言う人は、相変わらず徹底的に無視される。 自分を恥じない言動をしようと、読後しばらくして思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
浅い。つまらない。たしかにウルっとは来る。ただそれだけ。 大どんでん返しと言っても鋭い人にはすぐネタばれしそう。 二次創作に近い。面白くない。軽い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
良く出来たフィクションであると思うが 例えフィクションであってもちょっと出来すぎという感が後を引く 料理に例えれば化学調味料を使いすぎの様な・・・ 自爆テロと特攻隊の下りは分かりやすい 2013年公開で映画を撮っているようだが 監督があの山崎監督と聞いてがっかりした いっそクリントイーストウッドにでもお願いしたい位だ 見る前からもう出来栄えに期待できない監督って珍しい(泣笑) ここからは私の個人的 戦争への想い 自分の祖父は日本軍に於いて母方は軍艦撃沈され戦死(海軍軍医) 父方の祖父は上海にて憲兵だか大使館員だった 戦後は無事に帰国したが 私が物心付く頃には病気で長らく寝たきりになっていて話もあまり出来なかった 父は戦時中 上海で生まれ戦後 母と出会い東京に そして私が生まれた。 そんな世代(50歳を前にして)で割りと第2次世界大戦には興味がある 戦時・敗戦後に於いてどれだけの人々が苦しみ耐えてきたのだろう どんな想いで生きてきたのか 戦後シベリアにて捕虜なった日本兵 小さな島で飢え赤痢に係り無念のうちに死んだ人達 人種問わず 戦争の犠牲になられた全ての命を考える時 誰が良いとか悪いとかではなく 人間の愚かさにただ心苦しい思いに駆られるのです。 【映像の世紀】有名な良質の映像ドキュメンタリー 見た事がないのであればお勧めします | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ブック帯のタイトルのようには泣けなかった。人物描写と心象表現はイマイチの感がしました。ストーリー性は少し貧弱です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!