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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2076件 1001~1020 51/104ページ
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no comment /////////////////////// | ||||
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読み始めてすぐに、がっかりしました。お借りした本でしたが、買わずによかったです。 まず全体的に、題材の重さに比べ、文体も人物設定もライトノベル級の軽さです。それゆえに、読み始めてすぐに小説に対する期待感が激減します。単純すぎる史観が、それに追いうちをかけます。 情景描写も浅いので、小説全体に深みと奥行きが欠けています。例えば、取材を進める健太郎の姉は「弟から見ても美人」とありましたが、ではどんなふうに美人なのか、目が綺麗なのか鼻が高いのか。白金のホテルでインタビューをしましたが、ではホテルの外壁は何色だったのか、高層か低層か、ホテルの周りの様子はどうだったのか。このような描写、背景の記述が全篇にわたってまるきり足りません。 宮部久蔵がなぜ特攻を志願したかも、あいまいに終わっています。それでいて600ページは長すぎます。 最後になって、祖父から真実を聞かされたあと、満点の星空に流れ星が見えたというのも小学生の作文レベルで、作者の貧困な想像力をうかがわせます。 これはただのライトノベルで、買うだけ、読むだけ、損です。吉村昭の「零式戦闘機」のほうがはるかに特攻の悲惨さを伝えています。 | ||||
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読後、じわじわと襲ってくる感想、想い、実際に耳にした話… それら様々なことを思い出し、想起させてくれた作品に久々に出会いました。 まず最後の章の宮部の言葉を読んで、号泣しました。 死んでもなお魂は、想いは生き続ける。 改めて、そう感じさせられた作品です。 だけど、一方で男の人は勝手だなぁという思いも感じずにはいられませんでした。 松乃の気持ちは千千に、乱れたことでしょう。 そんなふうに感じてしまうのは、読者の私が女だからでしょうか。 それなのにやはり、涙が止まりませんでした。 そもそも、この作品を手にしたきっかけは、題材が戦争ということと、 主人公が「飛行機乗り」ということです。 個人的な体験談で恐縮ですが、7〜8年前東京にいたとき、 あるおばあさんから聞いた話があります。 (と言っても、私が聞いたのは15〜20分ほどの短い話であって、 本書ほどの詳しい話ではありませんが…) 買い物に行った帰りにベンチに座って休んでいたら、 隣にあるおばあさんが座って急に私に語り掛け始めたのです。 その話は、飛行機乗りの旦那さんの話でした。 最初、おばあさんの口から「飛行機乗り」と聞いたとき、 旅客機のパイロットのことかなと、現代に生きる何も知らない私はそう思いました。 ですが、話を聞いているうちにそれは違うということに気付きました。 「お国のために」という言葉の下、生きた人々の話でした。 身も知らないおばあさんから、突然に話し掛けられてなんだ!? と最初は思っていたのですが、話を聞いているうちに、 いつ席を外そう…と思っていた心が、いつの間にか動けなくなっていました。 その話の中には、「特攻」という言葉も出ていたような気がします。 ただ何度もおばあさんが繰り返していたのは、 飛行機乗りの旦那さんへの感謝の言葉でした。 「あの人のおかげで、今私は生きていられる」 何度も何度も、感謝の気持ちを話されていました。 どんな飛行機乗りだったのかとか、その方は今でも生きているのかとか、 そういうことは一切語りませんでしたし、 それを聞くことはとてもではありませんが、できませんでした。 命を懸けて戦った人々がいたから、そしてその人々を支えた人がいたから、 今の私たちはこんな幸せな世を生きていられると、そう感じたお話でした。 おばあさんは席を立つとき、「聞いてくれてありがとう」と言っていたことも覚えています。 それこそ、おばあさんにとっても身も知らない私に、 なぜそんな貴重な話をしてくれたのかと、振り返れば不思議な思いがしますが、 年数が経ってもなぜか私は、その話を忘れることができませんでした。 これもきっと、運命だったのかなぁとふとそんな風に感じます。 そして、この本に出会えたことも。 あの当時の記憶は、忘れてはならない記憶なのだと思います。 戦争を知らない世代に、読み継ぐべき一冊だと思いました。 | ||||
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0戦闘機の事、太平洋戦争のこと、登場人物、初めて知ったことやかかわった人々のエピソードこの一冊でかなりの知識に。 ラストに近づくにつれて、振るえと鼓動、鳥肌です。 | ||||
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9月に家族でハワイに旅行しました。その時、パールハーバーでの案内ガイドさんの話に感動し思わず涙しました。その話とは、終戦間際一人の日本人特攻兵士がアメリカ軍艦に勇敢にも体当たりし、その見事さに敵ながらあっぱれとアメリカ海軍から名誉ある水葬をされた人がいたそうです。それも大事な部下を守るために、エンジンに不具合のある機を部下に乗らせ、自らは熟練した操縦技術で目的を果たしたと言われています。その兵士の生き様に感動しました。 絶対お勧めです。 | ||||
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僕が、いままで本を読んで泣いたことがありませんでした。 しかし、最後のエンディングの所で、号泣しました。電車の中で(笑) この事を歴史好きな父に話すと、普段本を読まない父が本を読みだしました。そして、2週間後、父からメールが来て、「ヤバい、仕事中に読み終えたんだけど、涙が止まらない」と.... や、仕事中、ダメだろ.... 親子2人で、映画公開楽しみにしてます(^-^)/ | ||||
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ゼロ戦のゼロと知り興味倍増、のめりこむように読み切ってしまいました。当時の日本軍隊の異常さと戦争で散った大半の日本人の本当心情を祖父を通して訴えている作者に感動と感謝の念をを覚えました。現代社会の官僚組織・企業組織もどこか当時の軍隊と似ているところがあります。ある程度の地位にあるものは、余程の事が無い限り安泰、冷や飯を食うのは上司の意に沿わない平社員ばかり、倍返し何てとても・・・・ | ||||
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零戦のパイロットの話ということで、 特攻を美化するお話だったら嫌だな…と思いつつ読みましたが、 戦争賛美のお話ではなかったので安心しました。 ”散り際の美学”というものがDNAに組み込まれている日本人として、 「死にたくない。生きて帰る。」 と言うのは相当勇気が要っただろうな…と思います。 これは小説ですが、 戦争中の航空隊員で、 そういう人もいたのでしょうか。 大変だったでしょうね。 命の重さというのが鶏の羽よりも軽いとされ、 敵の命も味方の命も踏みにじって、 一体何のための戦争だったのか…。 出世競争にあけくれ保身にはしる軍隊幹部と、 命がけで国のためと言われて戦った若者たちの、 対比がうまく描かれていたと思います。 | ||||
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ずっと気になっていて、ようやく読んだ本です。 最初の感想は、読んでよかった、その一言です。 何度も涙を拭きながらなんとか読み終えました。 小説ではありますが、史実を丁寧に織り込んで書いてあり、 とにかく読み応え充分。 うまく戦争の体験談を入れているので、 当時の人々や、戦争に行った人たちの気持ちも いろいろ考えながら読むことができました。 イデオロギーではなく、その時代の人々の気持ちになって 戦争というものを考えさせてくれる良書です。 | ||||
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遅ばせながらようやく読みました。 内容については他の方からの説明があるのでもはや説明は不要だと思います。 この本は、全ての日本人、いや世界中の人に読まれるべき本だと思います。 是非とも英語版でも出版して欲しいです。 | ||||
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一度目は、正直、泣けるほどの、感動は、ありませんでした。 しかし、一度目より、二度目、それより、さらに、三度目と、感動が増し、涙の量が、増えていきました。 文庫本で、3度、読んだのですが、愛蔵用として、単行本を、買いました。 | ||||
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分厚い本なので一日で読むわけにはいきませんでしたが、中ほどからの350ページは半日で一気読みしました。 解説の588ページで児玉氏が「泣かずに読めるのか」と問いかけています。私は終盤で少し涙を流しました。 私なりにこの作品の○と×をつけるとすれば ○特攻隊員や戦闘機乗りの心情がよくかけている ○空戦の様子が鮮やかに描かれている ×戦史に少し興味のある人(たとえば阿川弘之の海軍提督三部作や吉村昭の作品を読んだ人)なら良く知っている太平洋戦争の全般の戦記の記述が長い ×近接信管や零戦の貧弱な防御版なども関心のある人は知っている話で、創作と言えない部分がかなりある というところですが、零戦のデビューから終焉までの生涯を縦糸に、その中で戦闘機乗りがどのような思いで戦っていたかという心情を横糸につづっていく手法は目新しく、☆4つは十分につけられます。娯楽性のある作品なので、太平洋戦争がどんなものだったのか知らないし興味もない世代の人がこのような本をきかっけに、関心をもってくれたらいいと思います。 靖国神社の遊就館は一度行ったことがありますが、再訪してみようと思いました。 | ||||
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分厚い文庫本であるにも関わらず一気に読み切りました。 カミカゼ、特攻隊なで現場で戦った若者の視点で書かれた本ですので好んで死を選んだわけではないということがはっきりと伺えます。 そして戦争を知らない世代だからこそぜひそんな方に読んで欲しい本です。 文字通り十死零生なので読むのも辛い場面がありますが避けては通れない永遠の事実がそこに書かれてあります。 さすが百田さん!と言いようがありません。 (『海賊とよばれた男』も読みましたが素晴らしい本でした) | ||||
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人気ゆえに読破。 兄弟が話の軸のストーリーとなり、祖父の歴史を知るために戦争経験者に祖父の話を聞きに行きどんな人物か探るという話である。まず、語り手により祖父の話が進むのだが、肝心の兄弟の話は進まない。祖父の人となりは幾人かの語り手によりハッキリしてくるのだが、いかんせん兄弟の話は進まないので、ふーんと言った感じ。 そのまま後半になり、語り手が再登場し、あー。あの人か〜となり感動?のラスト。 物語に全く入っていけず、ただ説明を受けているだけの感覚でした。 また感動のラストと呼ばれているところも、ま、そうなるでしょうね。というレベル。 映画人気なだけではないでしょうか? | ||||
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1ページ目から引き込まれました。大変面白く読んでいます。ありがとうございました。 | ||||
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この本は、浅田次郎氏の『壬生義士伝』の手法で坂井三郎の『大空のサムライ』をリライトした「パクリ小説」と言う厳しい批判もある一方、「感動した」、「若い人に読ませたい」と高評価も多い。戦記物に疎い小生は一応面白く読んだ。高学歴の提督達を一派ひとからげに酷評し、彼らのために兵隊が見殺しにされた、と言う著者の主張にはややイデオロギー的なものを感ずる。逆に特攻隊を「テロ呼ばわり」する大新聞の記者に憤慨し、たしなめる元軍人には共感を覚える。 あれだけ生きて帰ることを望んでいた宮部久蔵が、特攻隊で命を失う理由が明確に語られていないのが、大きな不満の一つである。 | ||||
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レビューが1000件を超えていること自体がこの小説の凄さを物語っている。 良い評価と悪い評価に完全に分かれているが、私の意見としては、 既に太平洋戦争の小説、歴史書、史実を読んだり、勉強したりしている人にとってみると、納得出来ない内容ではないか? 確かに浅田次郎の【壬生義士伝】の話の進め方に全く一緒の形をとっている事は疑いの無い事実でもある。 但し、 太平洋戦争の名前は学校で習ったけど、その戦争の状況をほとんど知らない人にとってみると、とても分かりやすく又、小説であるので、 興味深く読み進める事が出来、良いと評価しているのだろう。 私は、この小説は、 忘れられてきている太平洋戦争を多くの日本人に再び思い出させ、戦争の愚かさ、最高司令官たちの無能力さ、戦争時の庶民の辛さについて感じることができ、平和である現状に感謝する気持ちを持たせてくれたと いう意味から、価値ある小説だと思う。 日本が参戦してしまった太平洋戦争を少しでも知りたいと思った事がある人は読む価値があると感じる。 | ||||
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これまで3回読んだが、何度読んでも泣ける。 私の祖父も陸軍の軍人だったそうだ。戦争中に子どもが生まれ、戦争に向かう時に祖母に「戦争に行きたくない」と行ったという。その祖父はフィリピンで戦死した。 祖父はそういう思いで、闘っていたのかはわからないが、祖父の思いを考えながら、この本を読んだ。 | ||||
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特攻に対し敢然と拒否しつつも最後に特攻に挑んだ主人公の心情が気になり、 文字通り一気に詠み進めました。 最終章やエピローグでは、その情景が目の前に浮かぶかのようで思わず涙が出そうでした。 零戦搭乗員の過酷な環境、機械以下の価値しかない人の命。 月並みだが、どのような理由であっても、けっして戦争を賛美してはいけないと 思わせてくれた本です。 | ||||
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評判の本なので期待して読みましたが、話の内容は予想されたものでした。 | ||||
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