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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2076件 1021~1040 52/104ページ
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きっと死ぬ前に、それまでの人生で読んだ本を思い返したら、この本が一番始めに浮かんでくるだろうなあ・・・と思います。 息子や娘には必ず読んでほしい本です。 最後は涙が止まらず、電車内で困りました。 私は本当に戦争を知らないんだな、って実感すると共に、戦争で亡くなった若者たちが今の日本を見たら、どう思うだろうか(大層がっかりするのではないか)と思います。 また祖父は終戦時、宮古島にいて、沖縄の嘉手納基地で捕虜として過ごしてから埼玉に帰還できました。生前、その当時のことを少しづつ聞いていたのですが、その内容がこの本にもその通り書かれていて驚きました。 | ||||
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『「誰のために生きるのか」そのことを現代に問おうとした作品です。』と著者は言われている。 私も考えさせられました。 ありがとうございました。 | ||||
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他の方のレビューにもありましたが、元搭乗員の語りがあまりに説明文的過ぎるなど文章に違和感を感じ、敬遠してしまい半年ほど積んでいましたが、ふとした機会で改めて読み進めるうちに引き込まれました。 あれほど生に拘った宮部さんが何故特攻で死んだのか。 また、宮部さんに最後に救われた人物のこと、残された奥様の身を救った人物のことなど、涙せずにはいられませんでした。 私の父親の兄、叔父にあたりますが、招集年齢に達していないにもかかわらず志願し、少年通信兵としてフィリピンのルソン島で亡くなっています。この物語の読中読後、叔父がどんな気持ちで志願し散って行ったのか、改めて考えずにはいられませんでした。 叔父の村松通信兵学校の日記が手元に残っていますが、辛い座学、鍛錬の合間の学友との親交や、家族やまわりの人たちを守りたい、国の将来を憂える十代の若者の気持ちが記されていて、作中に登場する方達と重なるところがありました。 この方達に誇れる生き方が出来ているのか、出来るようにしているか、考えさせられました。 長文、駄文、申し訳ありません。 | ||||
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最初に友人から進められて、本を借りました。 しかし、読み進めて行くうちに、対戦で飛行機に乗って亡くなった自分の叔父の存在を思い出しました。 私は戦争を知らない世代ですが、彼らの犠牲の上に今の平和な生活がある事を忘れてはいけないと、 あらためて考えさせられる本です。 また生きるとは何かを問う本です。学校、職場、近所付き合いなどで日本はいじめが横行する社会。ちょっと立ち止まって、何が大切か人としての原点を考える本だと思います。 一家に一冊、保存するに値する本だと思います。 | ||||
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戦争のことはほとんどどこかで読んだことがある。それにあり得ないような物語を付け加えただけで何を言いたいのかわからない。最後のやくざ登場には興ざめした。 | ||||
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本屋さんでは売り切れ続出です。作家百田尚樹さんのファンになりました。 | ||||
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現場の兵士から見た太平洋戦争の不条理さがよく描かれている。もしあの時正しい判断がされていれば、という悔しさのような気持ちが湧き上がってくる。最後の場面がそのもやもやした気持ちをすっきりと払ってくれる。主人公と同世代の若者に読んでほしい佳作。 | ||||
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史実の描写か素晴らしい。最後は推理小説のような結末にも驚かされる。 | ||||
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本当の日本人がここにいました。 日本人の心根がここにあります。 右翼も左翼も・・・華僑も朝鮮人も・・・みなさんしっかり心して読みなはれ~。。 | ||||
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小説になかなかレビューの付かないamazon.co.jpで多くの高評価を受けているので興味があったものの、 他の作家たちからは逆に低く評価されることが多いようなのでしばらく後回しにしていたのですが、 映画化されるということで書店に平積みされていたのが目に入り、一応読んでみました。 私の基準では、これは駄目です。読む価値はありません。 戦争理解があまりに皮相的過ぎます。 戦争に対する作者自身の洞察と呼べるようなものがまるでありません。 戦史の勉強になるかのような感想を持っているレビューが多いようですが、間違いだらけのうえに、 「戦力で上回る敵に技術と精神力で勝った」式の偶像化や「一撃講和」幻想などを安易に肯定してしまっており、 作者のナイーブさは隠しようがありません。 「レイテで栗田艦隊が突入していたら米軍のフィリピン占領は1年遅れていた」などというのが作者の戦史理解。 いかにも放送作家のやっつけ仕事で、資料をかき集め継ぎはぎし、深く考えないまま取り敢えず 大衆受けし易いドラマに再構成しただけ、という印象です。 | ||||
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映画「風立ちぬ」に対しても、この作品に対しても紋切り型、あるいは皮相的かつピント外れの明後日方面からの批判が多い。要するに70年前の日本人=自らの曽祖父母、祖父母たちが、今の我々と同じように、あるいはそれ以上に毎日懸命に生き、恋愛し、悩み、苦しみ、喜び、戦い、悲しんでいた、そして愛する人や家族の幸せを切実に願っていた、同じ日本人なのだ、という至極当たり前の、しかし批判する彼らにとっては「不都合な真実」が生き生きと描かれているため、絶対にそれを肯定する、認めることが出来ないのだろう。彼らの「教義」では、この作品に出てくる新聞記者のように、1945年以前の日本はとにかく「悪」「暗黒時代」であり、国民の生活はただ洗脳と絶望に満ちていて、1945年以後の日本人は何か全く別のすばらしい平和主義の国民に生まれ変わった、というものだから。戦後70年たち、ようやく、そんなアホな、と皆気付き始めているのかもしれない。戦前軍国主義を一番煽った人達が戦後は手のひらを返して絶対平和主義を煽る胡散臭さにも。この作品もそのような胡散臭い言論への強烈なカウンターになっている。だからこそ今の若い人達の心にも響く筈だ。 だから気に入らないのよねっ! | ||||
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一人の人物の、戦争の足跡を追跡した物語でしたが、接した人により人物評価が違っていて最後はどのように終わるのか興味深くあっという間に読み終えました。ゼロ戦の性能の良さも語られていてよかった。 | ||||
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楽しく読ませていただきました。 映画化を楽しみにしております。 | ||||
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正直、文章レベルは決して高くないと思いました。 表現の青臭さが気になる箇所もありました。 ただ、この本を読んでよくわかったことは、「文章表現なんて二の次なんだ」ということです。 本当に心の底から感動しました。 過去5年くらいで一番の感動です。 映画を見に行こうと思います。 | ||||
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このレビューの数の多さを見ても改めて思いますが、吸引力の強い本です。 その意味では面白い本を読んだのですが、強い違和感を感じました。 というより、嫌悪感が生まれてしまい、自分でも驚きました。 第二次世界大戦と特攻というテーマを扱いつつ 「泣かせよう」とする作家の意図を感じるのが、どうしても合わなかった。 浅田次郎さんとの共通点も多く、首を捻ってしまい、素直に読めませんでした。 (浅田さんの作品も、泣かせようという意図を感じて合わなかったので 単に自分の好みの作風ではなかったということかもしれませんが) 違う時代(江戸時代や幕末)なら、同じような展開や人物でも ここまで拒否反応が出なかった気がするので、 まだ「近代日本・特攻」は「かっこいい友情ありきのエンターテイメント」にするには 私には生々しすぎたのでしょう。 ライトノベルだったら「こういうのも有り」と思えたかも。 この本は人気だと思いますが、個人的には全く駄目でした。 ただし、そこまで強く思わせるほどの力がある、ということで星二つ。 | ||||
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読みだしたら、どんどん面白くなって徹夜で読み上げました。 最後の最後は、ちょっとできすぎかなという感じは若干ありましたが。 | ||||
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現代に生きる26歳の司法試験浪人生が祖父の生き様を知るためにインタビューをした祖父を知る旧帝国海軍関係者の発言を通して、読者を太平洋戦争中の真っただ中に連れ込む小説である。作者にとってのデビュー作品である。 題名の「ゼロ」の意味は、読み始めるとすぐに理解できた。当時、世界最高の戦闘機と言われた零戦を意味する。本書の中心人物は、戦闘機パイロットで、腕前は超一流。しかも、当時としては非常に珍しく、生きて家族の元に帰ることを公言していた。しかし、そのパイロットは終戦直前に特攻として米艦隊に向かったという。生きて帰ることを心から望んでいたパイロットが特攻になった謎や祖父を亡くした祖母が再婚した経緯が小説の最後につまびらかになる。そして、読み手が驚く結果が用意されている。 小説としては秀逸。読者を太平洋戦争の時代にタイムトリップさせる作者の技量に感服させられる。「2009年 最高に面白い本大賞 文庫・文芸部門 BEST10」の第1位になった作品である。(2013/7/16) | ||||
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感動しました、必ずや、映画化されると思っていたら、映画が出来ましたね。どんな脚本になっているか楽しみです。 | ||||
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フリーライターを目指している姉に誘われて、司法試験浪人(というか半ニート)の健太郎が、戦死した祖父・宮部久蔵について調べていくという物語。健太郎姉弟の母の父が宮部久蔵で、現在の祖父は宮部の死後に祖母と結婚している。 健太郎は戦友会にアクセスし、宮部を知っている老人を次々と訪ねていく。次第に宮部の人物像が浮かび上がってくる。 零戦のパイロットだったこと、凄腕だったこと、「生き残る」ことが最優先の軍人らしくない軍人だったこと、特攻を拒否していること、そしてそれでも最後に特攻で死んだこと・・・など少しずつベールが剥がれていく。 そういう謎解き的な流れでストーリーをひっぱりつつ、当時の零戦や戦闘機乗りの状況、帝国海軍と米軍の思想比較など、いろいろとまぜこんでいる。特攻作戦については、知識としては理解できてもなかなか想像できない。今の日常感覚からいえば本当にそんなことやったのかとすら考えかねない。現場戦闘員のモラルの高さと上級士官の立てる作戦のずさんさのコントラストなど、手垢のついた視点ではあるのだが改めて考えさせられることも多い。無謀な作戦で多くの将兵を死なせた無能な士官(陸軍もだが)でありながら歴史の総括を受けていない人も多い。そもそも、先の戦争もほとんど総括できていないのかもしれない。 少しベタ感もないでもないが、充分にひっぱりこまれる内容であった。 | ||||
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最初は これは男の子向けなのではと思いながら読み始めましたが 女性の私にとってもなかなかすごいものでした。 読んでいるうちに、戦争のこと、飛行機のこと、軍隊の中の様子・・と今まで知らなかったことが次から次に理解できて 学校では教えてもらえなっかたことを この年になって初めて知ったという感じです。 これから生きる上に大切なことの一つだと思います。若い人にも知ってほしいし、私たちも戦争を知らない世代ですが、学校では避けられていた戦争の中であったことを知るべきだと痛感しました。そして 人類皆同じということも思いました。そんな一つの思いをもっと大切にして全世界の人と仲良くしていきたいと思います。 | ||||
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