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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2076件 1101~1120 56/104ページ
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今更、零戦?と思って読み始めました。結構厚い本にもかかわらず、読み始めたら止まらなくなってしまいました。途中、何か所か、涙なしには読めません。純粋に心を打たれます。あまりにも計算された構成に少し、あざとさを感じないわけではありませんが、それでも面白いし、私たち現代に生きる日本人に何かを投げかけてくれるのではと思います。生きることの意味を深く考えさせられます。 | ||||
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終戦直前の厳しい時代を、生き抜くため力を振り絞った男の生き様を、書ききった力作。 秘密が少しずつ明らかになると共に、さらにわき起こる疑問。 それらが、最後に一気に繋がっていく。 読み終わった後、自分の生き様を自問してしまう。 自分は自分に正直なのか、全力を尽くしているのか。 | ||||
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あっという間に引き込まれ、気が付くと一挙に読み終えるまで寝ないと決めてその通りに。 すべてのパーツが完璧に合致していく部分はちょっと物語的過ぎる感じだが、最終的に本のタイトルにも納得できるすばらしい作品でした。 | ||||
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本の痛みがややあったが商品に問題なし。 戦争体験のない筆者が詳細な取材を基に描かれた太平洋戦争と思うが、あらゆる事件の描写が正確で見事である。国民学校5年生で終戦を迎えた私には、読みながら当時の想い出が次々と瞼に浮かび、涙が流れた。自虐的な発言の多い現代で、ストーリーに散りばめられた日本人の誠に感激した。一人でも多くの方々に読んで頂きたい本であった。筆者に感謝である。 | ||||
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話題作だというので遅ればせながら読んでみましたが、率直な感想は「なんでこんなものが評価されるのだろうか」という疑問でしかなかった。感動というものは無かった。 600ページの90%以上は参考文献からパクリであり、受け売りである。 「大空のサムライ」や「零戦燃ゆ」などの戦記物は大昔に読んでいたので、知った内容ばかり。延々と冗長な海戦記が続き、うんざり。2/3を読んでもまだまだ続き、作者の意図が全く見えてこなかった。 全ての戦記は80歳の老人からのインタビューという設定になっているが、とても無理がある。どの人物も雄弁で、全く同じ調子で、昨日のことのように詳細に描写的に語っているが、とても違和感がある。戦争の背景を書きたかったのだろうが、違う手法で行くべきだったのではなかろうか。 冒頭から「あれほど生きて還ると強い意志を持っていた宮部久蔵がなぜ特攻を志願したのか?」という疑問が再三投げかけられていたが、その答えは最後でうやむやになった。 作者は、「この小説のテーマは約束です」と言っているが、一番戦況に冷静だった宮部久蔵は最後の最後になぜ約束を反故にしなければならなかったのか? これがテーマではないのか? 鹿屋では突然人が変わった宮部久蔵が現れるが、その変貌にいたるプロセスは省かれている。 最後のほうに「一人だけ生き残るわけにはゆかなかったんだろう」という推測だけが出てくるが、そんな単純な話ではなく、なにかもっと深いものがあるんだろうなあ・・・と読み続けていた読み手はどうしようもない消化不良に陥り、裏切られた気持ちにさえなる。 なにも生まれ変わる代打ち男を立てる必要性は無かったはずだ。宮部久蔵という人物の心模様が見えてこなかったのが全く残念だ。 最後の数十ページに安っぽいドラマが出てきて、オシマイ。作者のこの作品にかけた時間の99%は参考文献からの資料抽出に費やしたのだろう。 小説的な部分は半日で書ける内容でしかない。 最後のほうで疲れが出て、大いに手抜きしたとしか思えない終盤だった。 資料的な部分を差っぴけば、この作品はかなり安手の短編小説でしかない。 でも、零戦好きとしては映画は見てみたい。 | ||||
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とにかく、家族を想う愛に感動しました!!! そして、戦争のこと、特攻隊のこと、本当に勉強にもなる一冊でした。長編ですが、一気に読んでしまいました。 ぜひみんなに読んでほしいです!! | ||||
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作中の人物が、ろくに当時のことも知らずに、「特攻隊はテロリストも同然」などと発言し、元特攻隊の人間を怒らせるシーンがある。 これはあえて悪役(?)にこういうことを言わせて、逆に「そうではないんだ」、という事を表現したのだろうが、この作品の作者自身が、この登場人物と同じことをしていると感じました。 下士官、兵隊は軒並み立派で素晴らしい人間で、将官、大本営の人間はろくでもない屑ばかり。そのように書いていることです。彼らの苦悩や努力を全然知りもしないで、「彼らは人間ではない」と中傷しております。 まず、こんなシーンがあります。 日本の艦隊が、敵艦隊を蹴散らした後、残った敵の輸送艦を追うべきか、という状況で、 勇猛で超優秀な一艦長が「突き進んで沈めるべきだ」と進言。しかし我が身がかわいい臆病者の司令は「アメリカの空母がいたら怖いし……」と言って撤退を決める。しかし敵の空母などはおらず、きっちり沈めておけばこの敵の増援部隊は前線にいかず、日本の陸軍は勝っていたかもしれない。と、こうである。 しかしこんなのは云わば後知恵というものです。もしもこれが、こうなっていたらどうだったでしょうか。 一艦長が「敵空母が迫っている可能性があります。このまま進んでは危険です」と進言。しかし司令は聞き入れず輸送艦を追う。結果、敵空母がいて、日本艦隊は全滅。もしもこうなっていたら、この作者は、冷静沈着超優秀な艦長。無謀な旧態依然としたイノシシ司令。とでも言ったんでしょうね。 結果論で物を言うのは簡単なんですよ。この司令は別に自分の身を案じて撤退を決めたんじゃないんです。あくまで艦隊が被害を受けるのを避けたんです。 アメリカさんはいくら船を沈められたところで痛くも痒くもないけれども、当時の日本軍にとってはそんなわけにはいかないんです。補充なんてそうそう出来ないし、補充できるまでにどんどん攻められる。何があっても沈められるわけにはいかなかったんです。 そもそもこの人「人間よりも船が大事……」とか書いてますが、船一つ沈められれば、乗組員数百から数千が死ぬんですけどね。そこは無視ですよ。 零戦に対しても、こうです。「アメリカの戦闘機は装甲が厚く、搭乗員の命を第一に考えている。しかし日本の零戦は一発でも弾を食らえば落ちてしまう。これを作ったやつは人間じゃない」 とんでもない話です。アメリカのエンジンと日本のエンジンじゃ、とんでもない差があったんです。ガソリンに関してもそうです。もしもアメリカ機と同じ装甲を施したらどうなっていたと思ってるんでしょう。まともに戦えるわけがありません。 この作者、当時の日本とアメリカの国力の差を、全く分かっていないんじゃないでしょうか? いや、それだけでなく、戦闘機の航続距離などについても、その正確な意味を全く勉強していないように感じました。 さらには「大本営は兵隊なんていくらでも替えの利く使い捨ての道具としか考えていない」とまで書いてます。ふざけた話です。 ガダルカナルのことを考えれば、そんなことはない事くらい分かるじゃないですか。 何の為に、無茶と分かってて、ガダルカナルに飛行機を飛ばしたんですか。何の為に危険を冒して「ネズミ輸送」を行ったんですか。 ガ島に残された2万の兵隊を見捨てなかったのは何故ですよ。 ほとんどが飢えや病気、怪我で、まともに動けない人たちです。助けたところで戦力になんてなりませんよ。合理的に考えれば、見捨てて体勢を立て直した方が良いに決まってます。もしも本当に使い捨ての道具だと思っていたのなら、当然見捨てていたでしょうよ。 じゃあとっとと傷病兵を船に積んで引き上げればいいじゃないかって? 無理です。 制空権、制海権を完全にとられた状況で、輸送艦を停泊させて撤収作業を行ったらどうなると思います? あっという間に輸送艦ごと爆撃されますわ。そもそもこの時点で、船を近づけることすら難しいっつー話ですよ。 この時彼らがどれだけ悩み苦しんで、不眠不休で知恵を絞り、救出作戦を考えたか……。そしてその救出作戦を見事成功させて、アメリカ側からも見事と言わしめた、その作戦。それに関してこの作者は 「日本軍は結局撤退しました」 その一言で済ませています。ふざけんな! 感動でじゃなく、頭にき過ぎて泣けてきましたよ。 そりゃあ将官の中には無能な人たちもいたでしょうよ。レイテの栗田さんとか、インパールの牟田口さんとか、正直、わけが分からないよ、と言いたくなる人もいます。 しかし彼らにしたって、国を思い、国民を思い、戦ってたんでしょうよ。 そりゃまあ実際に本人を知っているわけではないので、絶対にそうだとは言えないでしょうが、それは作者にしたって同じことです。直接本人を知ってるわけでもないのに、その心根を誹謗中傷するのは、許しがたいです。 短文で済ますつもりが、つい熱くなって長くなりました。まだ言い足りませんが、この辺で止めておきます。 | ||||
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これは戦争史として読むと面白くありません。 特攻隊、飛行隊は物語のベースですが主題ではありません。 あまりにも軍上部を悪く扱っており、中立の立場から書いたものじゃないです。 この作品は男の心意気を読むものです。 戦争という絶望的な状況の中で、家族を、人を愛するとはどういう事なのか?を読むものです。 因みに僕は号泣はしませんでしたが、続きが気になって一気に読み終わりました。 | ||||
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効果のない特攻攻撃をつづけて徒に若い命を散らした指導者に激しい怒りをおぼえた。 二度とあんなことがあってはならない。あの戦争の総括 | ||||
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今の現代に欠けている自己犠牲の本です。今の日本に最も必要な本質が書かれております。塾や学校で子供が感想文の題材として薦められておりますが、先生も本当に感じているのか。感じているのであれば今の教育に反映させてほしいと思います。 読み物としては、クライマックスまでが前段で後半一気にくる感じです。そこまでが少し重く、暗いのでクライマックスまで我慢できない人は多いのではないでしょうか。 | ||||
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昔から歴史がすきだったが、なぜか第2次世界大戦の話は読んだことがなかった。本の帯も見ないで、知人がすごく感動して涙が止まらなったというので購入した。(本を買うのも何年かぶりだった。) 導入部で、戦争の話だと気付いたが、孫が顔も知らない自分の本当の祖父の姿を知ろうと、戦時中の知己を訪問して話を聞いていく中で、次第に浮き彫りになっていく祖父の姿。祖父は零戦パイロットだった。ラバウル、ガダルカナルという地域で行われた戦争の記述のところで、地理を把握するのに手間取った。特攻作戦というのがあるのは知っていたが、それに向かう人を描いたものを読んだことがなかったので、これほどまでに戦争が人を消耗して使い捨てするのかと、愚かな指揮官に怒りを覚えた。戦争は「永遠に0」そんな風に作者の魂の叫びを聞いたのは私だけではないと思う。 | ||||
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まだ読んでいる途中ですが、思ったほど面白くありません。 これからなのかな? | ||||
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一読後、感動と共に様々な思いが渦巻いて感想を整理しきれずにいる。必ず再読するだろう。 まず、著者は戦争を賛美していないことを言いたい。 戦場では、どんな人物でも人間性を失ってしまうのではと戦後生まれの我々の身勝手な考えをあっさり裏切る主人公の宮部久蔵を追いかける物語である。最初、不名誉な人物像が伝えられるが、徐々に素晴らしい人格者であることが分かってくる。宮部はブレることがない。謙虚、嘘が無い、部下を大切にする、努力、そして何よりも「生きろ」というメッセージが伝わってくる。 新聞記者の高山は特攻隊員をテロリストだと言う。著者はこの高山を登場させることで読者の不快感を引き出すことに成功している。マスコミや政治家にも、また吹けば飛ぶようなコメンテーターや教師の中にも高山的な人物は偏在している。今日、他国との確執は避けられないとしても、自国を貶めることで販売部数を確保しようと企てる新聞社や、視聴率を伸ばそうとたくらむテレビ局などに腹が立つ。もはや思想とは言えず、商法のひとつなのか。今は売れっ子作家になったが著者はテレビ業界の人であった。勇気があると思う。 僕のような中年が読んでも心を打たれる作品である。万人にお薦めする。若い人に支持されているようであり、そうした読者層を頼もしく思う。 同時に「瀬島龍三 日本の証言」も合わせてお薦めする。 | ||||
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スッキリしない中途半端な感じ 祖父宮部のかつての戦友たちが饒舌すぎる。 私の祖父は、宮部とは比べられるような存在ではないが、一兵士として満州からシベリア抑留強制労働という過酷な歳月をすごし、やっとの思いで復員できた。 祖父は、戦争の事を全く喋らなかった。触れられたくない位辛い体験だったのだろう。 自身の過酷な体験を、チャラチャラした初対面の若者に熱く語るものだろうか。当時、特攻隊員は、死を覚悟して想像を絶する緊張の中にいたのだろうから。 やっぱり、これは小説の世界だよなーと、覚めた気分になってしまった。 | ||||
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今、読んでいるのですが・・・面白いです。戦争のことは、小学生の頃から興味があり色々な本を読みましたが・・・また違う方面からの本なのでとても興味深いです。 | ||||
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1冊を一気に読み終えてしまいました。 第二次世界大戦については義務教育中に少し習っただけだったのですが この本を読んで、真剣に戦争について学んでいなかったことをかなり後悔しました。 この本の中でも戦争についてはほんの一部にしか触れられては いないのだと思いますが、 全力で、生きることに、命をかけた特攻隊員の姿が描かれているこの本を 読み終えて、なんとなく今の自分の生き方に無駄があるというか、 恥ずかしいなと思いました。 もう一つ、あの時代の人たちは、現代の人よりも精神年齢が高いなと思いました。 戦争が終わって、日本が平和になればいいなと呟いている 隊員が、昔本当に居たのだろうなと思うと、なんとも言えない気持ちになり 涙が止まりませんでした。 読んで本当に良かったです。 | ||||
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テレビでビーチバレー選手の浅尾美和さんが 号泣しながら本書を読まれていたのに触発されて、読んでみました。 本書は第二次世界大戦の日本兵の活躍を 現代に生きる主人公とリンクさせながら描かれた小説です。 感想を一言でいえば「面白かった」です。 僕は平成生まれなので、戦争というものをまったく知りません。 小学生の時にアニメで「はだしのゲン」を見たくらいで、 戦争そのものはどこか遠い国の遠い時代の話のように思っていました。 ですが本書を読んで、間違いなく日本は戦争に参加していて、 多くの日本兵が文字通り命を懸けて戦っていたことを知りました。 (当たり前なのですが) 僕も含め今の10代、20代の人は戦争そのものについて 知る機会が減っていっているように思います。 歴史の勉強の中で語られることはありますが、 「いつの時代にこうゆうことがあった」というだけで、 想像力を使って、戦争を体験した人々の痛みを知ることは 少ないのではないでしょうか。 僕は何か出来事を理解するときには、 それを体験した人の感情を知り、想像することが 一番大切だと思っています。 そうすることでその出来事の重大さを知ることが できるからです。 本書は日本兵の心情、残された遺族の思いに焦点を当てており、 さらに当時の状況、兵器、兵士ごとの仕事などが詳細に描かれています。 なので戦争を知らない人たちにとって、 「戦争」の重大さを知るための 入門書の役割をはたしてくれるのではと思います。 | ||||
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読む前には、色々余分なことを考えてしまったと思った。しかし、読み出したら止まらなかった。二日間で読み切った。最後を読み終えたら、涙が止まらなくなった。この夏、本当に良い本が読めた。作者の別作も是非読みたいと思った。 | ||||
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一度読んだことがあったのにまた買ってしまいました。子供が読みたいと言っています。 | ||||
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著者の歴史認識が自虐史観一色で実に浅薄にして短小。 特攻で散った若者たち=善、特攻を命じた所謂”軍部”=悪。見事なまでのステレオタイプの戦後史観と言わざるを得ない。 戦後68年も経っていながら、まるであの戦争を総括できていない。 もういい加減この手の使い古され手垢のまみれた、偏狭な自虐史観から卒業できないものかと暗澹たる気持ちになった。 お金を頂いても読みたくない一冊でした。評判だけにつられて購入した自分の迂闊さが恥ずかしくなりました。 | ||||
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