行方不明者

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評判

行方不明者の評価:

3.00/5点 レビュー 18件。 C ランク

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平均点3.00pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 21〜26 2/2ページ
No.6
(4pt)

久々に面白かった折原作品

個人的に、折原作品の中では冤罪者以来久々に面白い長編作品でした。
冤罪者以降ありがちだった、「オチでがっかりする」こともなく、最後まで
ひたすら楽しく読めました。それにしても、折原一という作家は終盤まで
面白く読ませることにかけては一流だと思います。問題なのは最後のオチな
訳ですが・・・。まあこの作品に関しては最後まで裏切られることはないと
思いますよ。
行方不明者 Amazon書評・レビュー: 行方不明者より
4163251502
No.5
(3pt)

かなり複雑に入り組んだ構成

折原一の”・・・者”シリーズは『冤罪者』がものすごく面白かったのだが、それ以降の作品はなんだかいまいちな印象を持っていた。
本作は家族4人の失踪事件の顛末がどうなるか、と、連続通り魔事件がどう絡むのかがメインなのだが、失踪事件の真相は正直拍子抜けした。もう少し失踪時の心理描写とかを細かく描いてほしかったし、その直前の滝沢家での事件(サプライズ・パーティーのくだり)も全然現実味がない話だったのでなんだかもったいない気がした。この不自然な展開さえなければかなりの傑作だったと思うのだが。
連続通り魔事件の方は最後にネタばらしがあった時点で一応しっくりくるのだが、なんとなくわかりづらかった気がする。もう一度最初から読み返せば色々新しい発見がありそうではある。
行方不明者 Amazon書評・レビュー: 行方不明者より
4163251502
No.4
(3pt)

現代の都会の怖さを縮図的にまとめた恐怖小説

結末近くに、名探偵コナンが事件解決のときに登場人物全員をまえに小五郎さんを眠らせる、
あの場面を連想するところがありました。また底なし沼、
都会の安アパートの場面の描写、東京近郊の公園を歩く会社帰りの女性の描き方
など、読者の想像力を駆り立てるうまいかき方にはさすが、と感じ入りました。
未解決の凶悪事件が多い昨今、それらをヒントに、超能力者まで登場させ、
事件を追う主人公が女性というつくりで、読み手をぐいぐいひいていきます。
部分的に会話だらけになり、そのへんがちょっと気に入りませんでした。
読む側の注意力がちょっと散漫になると、その章の語り手が
だれなのかわからなくなる、急展開で、複層展開の、新しいタイプの
推理小説です。映画化してもおもしろそうな気がします。
おもしろいのですが、
作品としてのディテールの箇所のいくつかに表現上の難点があるように思われたため
★三つにしました。
行方不明者 Amazon書評・レビュー: 行方不明者より
4163251502
No.3
(3pt)

読者幻惑物の快作

複数のストーリーをまったく別の登場人物が語ることにより進行していく。それぞれのストーリーの接点はどこにあるのか?が最大の謎でありそこに興味をそそられる。
進行について,登場人物が主観的視点から語っていくが,ここが「ミソ」というか,いつの間にか読者を惑わせる秘密がある。最近この手の「読者幻惑物」の作品が増えてきているが,客観的にストーリーが語られることを前提に,古典的かつ典型的な「謎解き」を求める読者の方は,「はぐらかされた」感を持つかもしれない。これは作品の善し悪しというより好みの問題であろう。場面が頻繁に切り替わる割には読みやすく良くできていると思う。
以下 5段階で評価 ユニーク度4 手軽さ4 知識欲満足度1 結末納得度3 引き込まれ度4
行方不明者 Amazon書評・レビュー: 行方不明者より
4163251502
No.2
(3pt)

エンターテインメントに徹した、独特の“折原マジック”を堪能する

昨年11月の『グッドバイ叔父殺人事件』以来の、折原一42作目の最新作である。
本書はお馴染みの<・・・者>シリーズの書下ろしである。“叙述ミステリーの第一人者”、“語りの魔術師”、と呼ばれる折原一の著作ペースはほぼ1年1作なので、ファンにとっては1年ぶりのお楽しみだ。
埼玉県蓮田市で、一家4人が忽然と姿を消した。朝食を食卓にのせたまま・・・。ライターの‘私’こと五十嵐みどりは、取材を通じて、家族の“闇”を浮き彫りにしてゆく。同じ頃、売れない推理作家の‘僕’は、謎の通り魔事件に遭遇して・・・。
折原作品の特長は、過去から現在へとつながる一連の事件をばらばらのピースに分解して、さも「同時進行の別々の事件・エピソード」のように“見せかけ”てストーリーを進行させてゆくところにある。
それらは一般のミステリーで言うところの「伏線」とは異なり、まさに“叙述・語りのミステリー”の体裁をとっている。そしてラストで「過去」と「現在」が激しく交錯して、それぞれのピースがひとつの時間軸のなかで見事にはめ込まれ、真相へとなだれ込むのである。
読者はそれぞれの物語の関連と、落ち着く先が最後まで分からない。知らないうちにサスペンスフルなストーリー展開に没頭してしまい、最後の最後に騙されていたことに気づくのである。
本書も、その例外にもれず、一家失踪事件とそれに先立つ一家4人惨殺事件、そして通り魔事件という、一見して別々の同時進行に見える事件が、どうつながってくるかというのが最大の読みどころになっている。
本書で読者は、エンターテインメントに徹した、一般のミステリーとは一線を画した、独特の“折原マジック”を堪能することができる。
行方不明者 Amazon書評・レビュー: 行方不明者より
4163251502
No.1
(5pt)

読みたてホヤホヤ!

またまたはめられました
折原ワールド全快!!です
題からしてもゾクゾクしましたが読み始めていきなりゾクッ〜〜
あとは 頭が混乱しながらあれよあれよとページを進めていくと
ラストがまたびっくりでした
なぜ この方はこんな面白いものがかけるのでしょう?
なのに、あんまり世間に広がってないのがすご〜くくやしいです
この”〜者”シリーズでは一番面白かったしぞくっとしました
5年前の失踪事件とうまくつながる瞬間はたまりません!!
この方の本を読もうか迷ってるなら過去の作品から読んでみると
馴染みやすいかもしれません!
行方不明者 Amazon書評・レビュー: 行方不明者より
4163251502