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Nのためにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全92件 81~92 5/5ページ
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湊かなえの本は着眼点が大好きです。 これはDV(暴力)と愛は成り立つのか?というぞっとするテーマのような気がします。 人のために(Nのために)とよかれと思ってやった行為が まったくよくなかったという、1度読んだだけではよくわからない内容でした。 出てくる人物は全員Nです。 全員が全員のために何かやっているしかかわっています。 DVを受け続けることでも満足している場合がある、 被害者を救うことは被害者のためにならないこともある、 よかれと思ってついたうそがあとでとんでもないことになるんだなぁと 思いました。 もしかして「おせっかい」というテーマなのかも?? 非常に荒削りな文章ですが、この本を読む前に 安藤=男性と思っておいたほうがよいです。 てっきり女子だと思って読みすすめて途中でびっくりしました。 謎が多いですが、問題提起としては最高だと思います。 | ||||
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湊かなえの本は着眼点が大好きです。 これはDV(暴力)と愛は成り立つのか?というぞっとするテーマのような気がします。 人のために(Nのために)とよかれと思ってやった行為が まったくよくなかったという、1度読んだだけではよくわからない内容でした。 出てくる人物は全員Nです。 全員が全員のために何かやっているしかかわっています。 DVを受け続けることでも満足している場合がある、 被害者を救うことは被害者のためにならないこともある、 よかれと思ってついたうそがあとでとんでもないことになるんだなぁと 思いました。 もしかして「おせっかい」というテーマなのかも?? 非常に荒削りな文章ですが、この本を読む前に 安藤=男性と思っておいたほうがよいです。 てっきり女子だと思って読みすすめて途中でびっくりしました。 謎が多いですが、問題提起としては最高だと思います。 | ||||
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また一人称で進むお話なんですね。 結末ありきで、謎を解いていくというところが、 パターン化されている気がします。 そのせいでどうしても今までと同じ作品のような印象を受けてしまいました。 更に登場人物の誰もが皆、生い立ちが不幸な点が似ているので、 これは誰の話だったかな??と、 一瞬分からなくなったりしました。 面白く読んだ「告白」のようには、 キャラクター分けが出来ていなかったように感じました。 例えば、一番主人公らしく感じる・希美に重きを置いたストーリー展開であれば、 また違った作品になったのではないかと思います。 いずれにしても次回作も期待して読んでしまう作家さんと言えます。 | ||||
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また一人称で進むお話なんですね。 結末ありきで、謎を解いていくというところが、 パターン化されている気がします。 そのせいでどうしても今までと同じ作品のような印象を受けてしまいました。 更に登場人物の誰もが皆、生い立ちが不幸な点が似ているので、 これは誰の話だったかな??と、 一瞬分からなくなったりしました。 面白く読んだ「告白」のようには、 キャラクター分けが出来ていなかったように感じました。 例えば、一番主人公らしく感じる・希美に重きを置いたストーリー展開であれば、 また違った作品になったのではないかと思います。 いずれにしても次回作も期待して読んでしまう作家さんと言えます。 | ||||
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各登場人物たちが、自分以外の誰かのためにしてしまったことと、自分の中に秘めていた負い目。 ひとつの殺人事件が起こるまでの経緯を、登場人物それぞれの側から語らせていくことで、真相に近づけていく、という手法で、全体がよくまとまっていると感じた。 途中、唐突でわかりにくい箇所が2,3あったりもしたが、再読して、それなりに納得。受け手によっては、不親切に思われかねない描写も、実は計算づくか?と、にやりとしてしまう。 あまりに軽い文体は苦手な自分が、個人的にこの湊氏の読みやすさには、好感をもてた。 皆が愛を切望し、しかし望む形では得られぬ哀しさが痛いが、不思議と読後感は、悪くない。 主要人物、特に「杉下」の人物像の描き方が秀逸で、そのおかげで他の人物とからむ展開やテンポよく交わされる会話も無理なく楽しめた。先へ先へと読ませる力がある人だなと思う。 さすがに話題の作家だけあって、他の作品にも興味がわいた。 | ||||
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各登場人物たちが、自分以外の誰かのためにしてしまったことと、自分の中に秘めていた負い目。 ひとつの殺人事件が起こるまでの経緯を、登場人物それぞれの側から語らせていくことで、真相に近づけていく、という手法で、全体がよくまとまっていると感じた。 途中、唐突でわかりにくい箇所が2,3あったりもしたが、再読して、それなりに納得。受け手によっては、不親切に思われかねない描写も、実は計算づくか?と、にやりとしてしまう。 あまりに軽い文体は苦手な自分が、個人的にこの湊氏の読みやすさには、好感をもてた。 皆が愛を切望し、しかし望む形では得られぬ哀しさが痛いが、不思議と読後感は、悪くない。 主要人物、特に「杉下」の人物像の描き方が秀逸で、そのおかげで他の人物とからむ展開やテンポよく交わされる会話も無理なく楽しめた。先へ先へと読ませる力がある人だなと思う。 さすがに話題の作家だけあって、他の作品にも興味がわいた。 | ||||
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今まで、著者の作品はすべて読んできましたが、この作品は確かに著者が「新たなステージ」へと進んだことを予感させる作品となっています。物語の規範となっている「事件」とその「登場人物」の過去や思いに今までとは違う、確かなミステリー性を感じました。ミステリーを構成している「事件」が、しっかりと、この小説の構成要素として確立しており、そこが新たな魅力となっていると思います(今までは「登場人物」のほうに魅力が凝縮されていたように感じていました)。 やはり『告白』の印象が強い著者ですが、私はこの作品のほうが好きです。 『告白』では登場人物一人一人がよく描かれていて、それぞれの「情」が絡み合い事件から真相までの流れができていました。 『Nのために』では、登場人物よりもミステリーのほうに重心がおかれているように感じます。これまでの作品でも、著者の描くミステリーには、底知れない引力とスリルがあったと思います。それがこの作品によって、確実なものとなったと感じました。ミステリー作品として、すばらしいできになっていると思います。その分、登場人物の過去と感情と行動のなかに、少し違和感が残る者もあります。ですが、十分満足できます。ほかのレビューにもありましたが、特に、杉下希美はよく描かれています。『告白』の登場人物と比べてもひけをとらないと思います。 今までの描写力に加え、ミステリーとしてもここまですばらしいものが書けるようになったからには、これからの著者の作品も期待できると思います。次の作品も必ず買います。 | ||||
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今まで、著者の作品はすべて読んできましたが、この作品は確かに著者が「新たなステージ」へと進んだことを予感させる作品となっています。物語の規範となっている「事件」とその「登場人物」の過去や思いに今までとは違う、確かなミステリー性を感じました。ミステリーを構成している「事件」が、しっかりと、この小説の構成要素として確立しており、そこが新たな魅力となっていると思います(今までは「登場人物」のほうに魅力が凝縮されていたように感じていました)。 やはり『告白』の印象が強い著者ですが、私はこの作品のほうが好きです。 『告白』では登場人物一人一人がよく描かれていて、それぞれの「情」が絡み合い事件から真相までの流れができていました。 『Nのために』では、登場人物よりもミステリーのほうに重心がおかれているように感じます。これまでの作品でも、著者の描くミステリーには、底知れない引力とスリルがあったと思います。それがこの作品によって、確実なものとなったと感じました。ミステリー作品として、すばらしいできになっていると思います。その分、登場人物の過去と感情と行動のなかに、少し違和感が残る者もあります。ですが、十分満足できます。ほかのレビューにもありましたが、特に、杉下希美はよく描かれています。『告白』の登場人物と比べてもひけをとらないと思います。 今までの描写力に加え、ミステリーとしてもここまですばらしいものが書けるようになったからには、これからの著者の作品も期待できると思います。次の作品も必ず買います。 | ||||
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物語は、事件のはじまりからそれぞれの事情聴取という形でスタートします。これは『告白』からのパターンです。事件と10年後を行き来しながらそれぞれの告白がはじまり事件の真相へと近づいていきます。ひとたびページをめくれば最後までノンストップで読まずにはいられない筆力はさすがです。それぞれのNが、それぞれのNのために行動した事が、最悪の結果を導いてしまった。読後の後味の悪さも継承してます。 告白 | ||||
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物語は、事件のはじまりからそれぞれの事情聴取という形でスタートします。これは『告白』からのパターンです。事件と10年後を行き来しながらそれぞれの告白がはじまり事件の真相へと近づいていきます。ひとたびページをめくれば最後までノンストップで読まずにはいられない筆力はさすがです。それぞれのNが、それぞれのNのために行動した事が、最悪の結果を導いてしまった。読後の後味の悪さも継承してます。 告白 | ||||
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これまでのタイトルは「告白」「少女」「贖罪」 どれも漢字2字ですが、今回はタイトルを見ただけで、 今までとは違う感じがします。 確かに自分の中で、 湊かなえの小説の印象が 今回で変わった気がします。 内容はこれまで通り、 複数の人間の視点から 展開されていくスタイルです。 登場人物たちは、皆それぞれの苦しい過去を抱えていて 相変わらず読中の気分は重い部分がありますね。 今回の「Nのために」は、 なかなか見事なミステリーだと思います。 ストーリーの展開の仕方が上手いと思いました。 登場人物たちのイニシャルが「N」になっているところとかも、 なかなか魅力的ですね。 Nとは誰だったのか? みたいな。 やはり、湊かなえは告白が一番だと思いますが、 贖罪よりはこちらのが面白いと思いました。 | ||||
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これまでのタイトルは「告白」「少女」「贖罪」 どれも漢字2字ですが、今回はタイトルを見ただけで、 今までとは違う感じがします。 確かに自分の中で、 湊かなえの小説の印象が 今回で変わった気がします。 内容はこれまで通り、 複数の人間の視点から 展開されていくスタイルです。 登場人物たちは、皆それぞれの苦しい過去を抱えていて 相変わらず読中の気分は重い部分がありますね。 今回の「Nのために」は、 なかなか見事なミステリーだと思います。 ストーリーの展開の仕方が上手いと思いました。 登場人物たちのイニシャルが「N」になっているところとかも、 なかなか魅力的ですね。 Nとは誰だったのか? みたいな。 | ||||
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