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プロメテウス・トラップ
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プロメテウス・トラップの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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IT用語もわかりやすく説明している。 読み始めたら止まらなかった。 最後に主人公が選んだ道が攻殻機動隊の素子みたいだと思ったり。 | ||||
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緊張感のあるハッカーとFBIの駆け引き、後半からのドンデン返し。ラストの微笑ましいエンディングは十分楽しめる内容でした。 | ||||
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サイバー戦の攻防も面白いがいつもの福田先生のハードボイルドな展開も健在です。 最高に面白い。 | ||||
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更生した(?)元天才ハッカーがが主人公の物語。ジャンル はミステリになるのか。ストーリー的には、主人公の青年が怪しげな事件を受けた(受けざるを得なかった)ところから、FBIだとか、サイバーテロをたくら む組織だとかの闘いに巻き込まれていく、というストーリーで、特別に目新しいところはない。むしろ、王道というか、スタンダードな話の流れだと思う。 しかしながら、非常にテンポがよく、読みやすい。そもそも連作ミステリという形をとっているため、各章毎に話が完結している。そのため、だらだらと続かず、むしろ もっとじっくりやってもいいのではないか、というくらいにあっさりとしている。また、物語の展開上、コンピュータへのハッキングだとか、そういった方面の 話がよく出てくるが、あまりに専門的過ぎる記述にならずに、特にそちら方面の知識がなくても、充分に楽しめるようになっているところもよいと思う。ストー リー的にも、善対悪というような単純な構図でもなく、考えさせられる点もいろいろある。 ボリューム的に、或いは、主人公の性格描写など、全体としては、ちょっと物足りなさも感じるが、それらを割り引いても、充分に読んで楽しめる作品だと思う。 | ||||
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天才ハッカーを主人公とした本格的なハッカー小説(ハッカー小説なんてジャンルがあればだけど)。 大学時代、ハッキングで逮捕され、3年の服役後、今は平凡なプログラマとして生活している「プロメテ」。そんな彼が逆にFBIにスカウトされ、対サイバーテロ組織の一員として活躍するという話。 著者の福田和代氏はSEの経験があるということなので、この辺のシステム周りの話は得意なんだろう。読んでいてもコンピュータやシステムに関する知識の豊富さが窺われ、それがこの小説にリアリティを与えている。 しかし、この小説の本質は、ハッキングの技術の披露にあるのではない。作品の中でも、ハッキングの場面は何回か出てくるけど、それほど細かい技術の描写はない。ハッキング好きにはそこがちょっと物足りないところだけど、むしろ、ハッカーらしさは、そこにあるのではない。詳しくは書けないが、「情報は自由になりたがる」というハッカー精神がこの小説のメインテーマなのだ。 決して、ハッカー(この場合はクラッカーと言うべきか)を礼賛するつもりはないけど、その精神には惹かれるものがある。そういう意味で、この小説は正統なハッカー小説なのだ。 面白かった。 | ||||
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ネットワーク・コンピューティングの普及と共に社会問題となっているハッカー(クラッカー)の存在を扱い、生き甲斐を見つけ難い現代社会への警鐘とも思える内容である。 ネットワーク上の知恵比べを基調としたストーリー展開には、かつてIT技術者であった著者の専門知識が遺憾なく発揮されており、その道の専門家が読んでも十分納得できるものと思う。 舞台となっているアメリカに赴き入念に取材調査されたに違いなく、情景描写には説得力があり思わず引き込まれてしまった。 後半に現れる手に汗握るアクション場面展開は、映画化・TV化されて動画で見てみたいと思った。 | ||||
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