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(短編集)
平台がおまちかね
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平台がおまちかねの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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明林書房に営業マンとして入った井辻智紀。 あだ名はひつじくん。 書店を回り注文などの営業をしている。 その書店などで起きる問題や人とのふれあいを中心にした作品。 個人的には興味のない内容だった。 一般文学通算848作品目の感想。2014/07/10 20:55 | ||||
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「ミステリーズ!」のvol.24-27に掲載された4編と書きおろしが1編. 連作短編集で,『日常の謎』の書店,出版業界版といったところです. ただ,『謎』のところが今ひとつうまく生かされていないようで, 普通の物語だけでじゅうぶんとも思える編に謎解きが絡んでいたり, 反対に,謎解きの要素が高い編での説明がたらずにわかりづらいなど, 全体の印象として,しっくりとこない編が目立ったのが気になりました. また,本の袖に,主人公が『わけあり』っぽく謳われているものの, 作中で明かされる『わけ』には,いささか期待はずれというところで, その『わけ』と変わった趣味が,謎解きなどに影響しないのも残念です. とはいえ,書店や出版業界の側面,問題点がわかりやすく描かれており, このあたりは,普段意識することがないため,新鮮に読むことができます. 基本的にはすべてがハッピエンドで,リラックスして読むことができ, 坂木司さんなどの作品がお好きなら,安心して手に取れるかと思います. 反面,いい人,過剰な美化などが苦手だときびしいのではないでしょうか. | ||||
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「ミステリーズ!」のvol.24-27に掲載された4編と書きおろしが1編. 連作短編集で,『日常の謎』の書店,出版業界版といったところです. ただ,『謎』のところが今ひとつうまく生かされていないようで, 普通の物語だけでじゅうぶんとも思える編に謎解きが絡んでいたり, 反対に,謎解きの要素が高い編での説明がたらずにわかりづらいなど, 全体の印象として,しっくりとこない編が目立ったのが気になりました. また,本の袖に,主人公が『わけあり』っぽく謳われているものの, 作中で明かされる『わけ』には,いささか期待はずれというところで, その『わけ』と変わった趣味が,謎解きなどに影響しないのも残念です. とはいえ,書店や出版業界の側面,問題点がわかりやすく描かれており, このあたりは,普段意識することがないため,新鮮に読むことができます. 基本的にはすべてがハッピエンドで,リラックスして読むことができ, 坂木司さんなどの作品がお好きなら,安心して手に取れるかと思います. 反面,いい人,過剰な美化などが苦手だときびしいのではないでしょうか. | ||||
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