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(短編集)
平台がおまちかね
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平台がおまちかねの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 1~20 1/2ページ
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いつ、どこで成風堂が出てくるのかなと期待して読んでいたら最後の最後に出てきてくれて嬉しかったです。例えるなら、マーベルシネマティックユニバースのエンドロール時のおまけ映像みたいな。 次巻も楽しみです。 | ||||
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書店員さんたちの本に対する愛情の深さ、書店での仕事の大変さ、楽しさが伝わってきます。出版社の営業の井辻くんの目線を通して、仕事にまつわる小さなトラブルの謎解きが間違い探しをしているかのような楽しさ。読後は謎が解けてスッキリ。 | ||||
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本屋さんとその近辺に多い本が好きな人にお勧め、「あるある」がいっぱいです。 | ||||
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出版社の営業を主人公とした作品で、仕事を通じておこる事件を解決してゆきます。本屋には、本があってあたりまえだと思っていましたが、そこにいたる、出版社や書店での仕事が書かれていてよかったです。短編で五作収録されているのですが、短編作の-ときめきポップスター-では著者の成風堂シリーズの登場人物が間接的に描かれていておっと、思ってしまいました。面白かったです。 | ||||
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明林書房に営業マンとして入った井辻智紀。 あだ名はひつじくん。 書店を回り注文などの営業をしている。 その書店などで起きる問題や人とのふれあいを中心にした作品。 個人的には興味のない内容だった。 一般文学通算848作品目の感想。2014/07/10 20:55 | ||||
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ミステリーといううたい文句に期待すると肩透かしをくらいます。 どちらかというと人情ものみたいな感じです。ちょっとした事件があってオチがある、というような。 本格ミステリーを期待しなければまったりした世界観に癒されます。 | ||||
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大崎さんの本は『配達赤ずきん』から気に入って読んでいます。本好き、ミステリ好きなら、ぜひ。 | ||||
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大学時代にバイトしていた中堅出版社にそのまま就職し、 営業になった井辻智紀の奮闘を、日常の謎を織り交ぜて描いた連作短編。 直接的な関わりはないものの、『成風堂書店事件メモ』シリーズと同じ世界観であることが暗喩されている。 当然実際の出版社営業の仕事ぶりは、他社との横のつながりはあれど、 もう少し淡々としたものだろうし、本作がフィクションであることは忘れてはならないが、 本作を通じ、一般の客があまり知る事の無い出版社の営業が何をやっているのかを 窺い知ることができる。具体的には モチベーションを失った妙齢の書店員と、原因を探ろうとする智紀以下各社の営業たち。 出版社主催の賞にはどんな人が集まり、どのように進行するのか。そして受賞者に賞を 授与する以外に存在する意味とは何か。また、賞に入賞したからと言って必ずしも デビューできるとは限らないし、デビューして所謂『ワナビ』から作家になれたとしても 順風満帆にキャリアを積めるわけではないという厳しい現実。 ある地方の小さな書店の閉店と絵本作家の忸怩たる思い。 大手書店の一店舗が主催した、出版社営業が他社の作品をリコメンドするフェアで起きた、 平台の並べ替えに含まれたメッセージとは? などといったストーリーが展開されている。 世の中には大小さまざまな書店が存在するが、似たような大規模書店でも 得意な分野とそうでないものがあり、ビジネス書や「これは誰が買うんだろう?」と 思ってしまう(しかし必要な人には宝の山である)資料文献に強い八重洲ブックセンター、 雑誌に強いブックファースト、サブカルチャーに強いリブロ、ターミナル駅から 少し離れた場所にすべてのジャンルを万遍無く揃えるジュンク堂、 同じ紀伊國屋書店でも新宿の2店は漫画やライトノベルが充実している一方、 渋谷店はそうでも無かったりと千差万別で、小生も目的に合わせてこれらの書店を 使い分けているが(もちろん、一般書店に置かれてなさそうな本が急に必要になったときは Amazon.co.jpも使う)、その陰には客の琴線に触れる店舗づくりをするべく動いている 書店員のみなさんの努力とセンス、そして出版社営業の提案力が存在することを忘れてはならない。 | ||||
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2008年に出た単行本の文庫化。 出版者の営業担当を主人公としたミステリで、5本の短編が収められている。 ほとんど実態の知られていない営業担当の仕事がつぶさに取り上げられており、とてもおもしろかった。その世界独特の仕事の方法、楽しみ、つらさなどが実感をもって描かれている。 ストーリーの作り方もとても巧みで引き込まれる。読んでいてとても楽しい作品だ。 しかし、ミステリとしてはイマイチ。ひねりがないし、楽屋落ち的なものも多くてガッカリさせられた。 同じギャグを何度も繰り返すのもちょっと。 成風堂書店のあのひともチラッとだけ登場する。 | ||||
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中堅出版社明林書房の新人営業マン・井辻智紀は今日も書店廻り中。 平台に陳列される書籍は大手出版社には敵わない。 そんな中、以前に取り引きが途絶えてしまった書店の一角が自社の本で独占している状況に出くわす。 奇跡のような出来事に感動した井辻は、書店の店主に話しかけるが…… 元書店員の著者の作品。デビュー作「配達あかずきん」から続く『成風堂書店事件メモ』シリーズは書店員からの視点だったが、今作は出版社の営業からの視点で、書店等に発生する「日常の謎」を描く連作短編ミステリ。 収録された5編ともちょっといじられキャラの主人公・井辻のあまり押しの強くない探偵役が好印象。 自社本の特集を組んでくれている書店で、店長に感動を伝えようとしたらなぜか冷たくあしらわれる表題作「平台がおまちかね」。 書店の出来る女性店員が悩んでいるのはなぜか?「マドンナの憂鬱な棚」 文学賞の贈呈式に受賞者がやってこない「贈呈式で会いましょう」 地方の閉店してしまった本屋の看板に描かれていたノンタン、ババール、ジョージ、ハリー。町の書店の苦境と、絵本が繋ぐ心「絵本の神様」 書店の企画でライバル出版社と競っている中、書籍の位置が何故か動く「ときめきのポップスター」 どの作品も優しい書き口で好きですが、導入としては素晴らしい「平台がおまちかね」、他シリーズとのリンクをすっと入れてきている「ときめきのポップスター」は見事だと思います。 個人的には「絵本の神様」が一番。町の書店が潰れていって大型書店ばかりになっている現状を重くなりすぎないように描きながら、人の繋がりを大事にした素敵な一篇です。 あー、おもしろかった。 続編を読まなきゃ。 | ||||
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出版社営業の井辻くんシリーズの第一弾ですね。会社の先輩達や他者の出版社の営業や書店などから助けられながらも仕事を遂行していくわけです。日常の謎系のミステリー。いまいちその謎の解決が唐突過ぎる感があるな。 平台がおまちかね:何年か前の本である『白鳥の岸辺』を独占的に平台に並べている書店があるという。井辻くんはそのワタヌキ書店に行って挨拶をするが、冷たくあしらわれる。 マドンナの憂鬱な棚:ハセジマ書店のマドンナ望月さんが落ち込んでいるという。そこで、他出版社の営業同士で「マドンナの笑顔を守る会」を結成して原因を探ることになる。 贈呈式であいましょう:明林書房主催の文学賞である宝力宝賞の贈呈式で、受賞者の塩原健夫さんが現れない。また、井辻くんは老紳士津波沢陵先生から「君もずいぶん大胆な手を使うようになったじゃないか」という伝言を受けたのを受賞者に伝えなければならない。 絵本の神さま:小さい個人書店であるユキムラ書店は店じまいをしていた。しかし、昨夜もユキムラ書店の前で井辻くんと同じように店の前で突っ立っている人がいたという。それはなぜか? ときめきのポップスター:「輝け!ポップスターコンテスト」という催しを実施することになった。ルールは、出版社の営業マンが他社の文庫を推薦することだ。優勝したら、自社の文庫を正面平台に置けるとのこと。しかし、真柴の佐伯書店の本がちょくちょく位置が移動するのである。それはなぜか?この短編が一番ミステリーらしく好きだね。 | ||||
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出版社の営業マンがどんな思いと願いでいるのかがよくわかった。ミステリーはおまけみたいなものだけど読みごたえはあった。 | ||||
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書店ものミステリを書かせたら今やなかなか右に出るものはいない、大崎梢の新シリーズ連作短編集である。 今回の主人公は、書店回りに忙しい出版社営業マン。話の舞台は今回も書店およびその周辺で、そこで起きるちょっとした謎や、本屋にまつわる事件を解決(?)してゆくのだ。 冒頭からじっくり書き込まれた、出版社勤務の営業スタッフの描写がいきいきしているのがとても好感。出版業界は門外漢なのでどこまでが真なのかは謎だが、現実感のある話の展開も面白い。これだけのネタがあれば、テレビドラマを1クール10話くらいは作れそうである。 個人的にも、ジョン・ダニングのあの作品が実名で登場したり、絵本のノンタンシリーズに言及があったり、よいところを突いていると思う。最後のほうで、別シリーズメインキャラの成風堂のあの人の存在が示唆されたりするのも、伏線ぽくて今後の展開が楽しみである。 おそらく大崎自身が書店と書籍を愛してやまないのであろう、本書は、書店と書籍にかかわる人々への愛に満ち溢れた作品といえる。特にこの中でも「絵本の神様」などは、ナイトスクープばりの”ええ話”にうまくまとまっていて、物語だと知りつつちょっと感動してしまった。全体として、読み終えてとても心が幸せな感じになれる、そういう作品が好きな人にはとてもお勧め。 | ||||
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明林書房の営業マン井辻は、自社の本の、ある1冊だけがやけに売れている 書店に気がついた。ベストセラーでもない本がなぜこの店でこれだけ売れるのか? 不思議に思い訪ねてみたが、店主に冷たくあしらわれた。「悪いが、帰って くれないか。」こう言う店主に言葉もない井辻。いったいなぜ?そこには秘められた 物語があった・・・。表題作を含む5編を収録。 「成風堂」シリーズは書店員の女性が主人公だが、この作品は出版社の営業マンが 主人公だ。書店や本にまつわるミステリーを描いているのは同じだが、見る視点が 変わり、趣の違う作品に仕上がっている。ミステリー的な面白さだけではなく、 書店や店員さんたちの日頃の様子、個人書店が抱える問題、出版社の営業社員の 苦労など、普段知ることのできないことがたくさん描かれていて、とても興味深く 読んだ。登場人物も、そして作者も、本当に本が好きなのだと思う。個人書店は 今とても厳しい状況に置かれている。だが個人書店には、大型書店にはない雰囲気が ある。その店のこだわりで並べた本たちを見るだけでも楽しい。がんばれ!個人書店! この作品を読んでいると、本屋さんに行きたくなった。本を好きな人にはたまらない 作品だと思う。そうそう、微妙に「成風堂」とリンクしているところがありました〜(*^o^*) | ||||
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明林書房の営業マン井辻は、自社の本の、ある1冊だけがやけに売れている 書店に気がついた。ベストセラーでもない本がなぜこの店でこれだけ売れるのか? 不思議に思い訪ねてみたが、店主に冷たくあしらわれた。「悪いが、帰って くれないか。」こう言う店主に言葉もない井辻。いったいなぜ?そこには秘められた 物語があった・・・。表題作を含む5編を収録。 「成風堂」シリーズは書店員の女性が主人公だが、この作品は出版社の営業マンが 主人公だ。書店や本にまつわるミステリーを描いているのは同じだが、見る視点が 変わり、趣の違う作品に仕上がっている。ミステリー的な面白さだけではなく、 書店や店員さんたちの日頃の様子、個人書店が抱える問題、出版社の営業社員の 苦労など、普段知ることのできないことがたくさん描かれていて、とても興味深く 読んだ。登場人物も、そして作者も、本当に本が好きなのだと思う。個人書店は 今とても厳しい状況に置かれている。だが個人書店には、大型書店にはない雰囲気が ある。その店のこだわりで並べた本たちを見るだけでも楽しい。がんばれ!個人書店! この作品を読んでいると、本屋さんに行きたくなった。本を好きな人にはたまらない 作品だと思う。そうそう、微妙に「成風堂」とリンクしているところがありました〜(*^o^*) | ||||
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今度は、出版社の新人営業マン、井辻君が主人公。 やはり、本に関するミステリー仕立てで、大崎さんのこだわりが嬉しい。 書店を回る日々のなかで、井辻君が出会うちいさな謎が五編。 ちょっと理が勝ちすぎている感じの話もあったけれど、 私たちがよく知っていて、読んだ人も多いはずの本が実名で たくさん出てくるのも楽しい。 各出版社の営業マンたちのキャラクターもとりどりで、井辻君が彼らに助けられたり ハッパをかけられたりのやりとりも軽妙だ。 「平台がおまちかね」に出てくる二冊は実在しないようで、それだけに興味がそそられる。 「絵本の神さま」に描かれた書店の内情と、看板にまつわる人の思いには 心打たれた。 読みながら反省もしきり。 本は本屋さんで買いたいとは思うのだが、ついつい便利さにかまけて ネット書店で購入してしまう私。 井辻君の趣味が、不思議なのだ。今作品では物語にうまくはまっていないけれど、 今後、きっちり絡んでくるのかもしれない。 (柴田よしきさんの『やってられない月曜日』などは、主人公の趣味がばっちり ストーリーに入りこんでいて、すんなり理解できたけど。) そして、成風堂シリーズのあの人が、ちらっと登場していて、 この先、もしかして……と期待しています。 | ||||
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今度は、出版社の新人営業マン、井辻君が主人公。 やはり、本に関するミステリー仕立てで、大崎さんのこだわりが嬉しい。 書店を回る日々のなかで、井辻君が出会うちいさな謎が五編。 ちょっと理が勝ちすぎている感じの話もあったけれど、 私たちがよく知っていて、読んだ人も多いはずの本が実名で たくさん出てくるのも楽しい。 各出版社の営業マンたちのキャラクターもとりどりで、井辻君が彼らに助けられたり ハッパをかけられたりのやりとりも軽妙だ。 「平台がおまちかね」に出てくる二冊は実在しないようで、それだけに興味がそそられる。 「絵本の神さま」に描かれた書店の内情と、看板にまつわる人の思いには 心打たれた。 読みながら反省もしきり。 本は本屋さんで買いたいとは思うのだが、ついつい便利さにかまけて ネット書店で購入してしまう私。 井辻君の趣味が、不思議なのだ。今作品では物語にうまくはまっていないけれど、 今後、きっちり絡んでくるのかもしれない。 (柴田よしきさんの『やってられない月曜日』などは、主人公の趣味がばっちり ストーリーに入りこんでいて、すんなり理解できたけど。) そして、成風堂シリーズのあの人が、ちらっと登場していて、 この先、もしかして……と期待しています。 | ||||
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本を読む人というのは、見方によっては、とてもわがままだ。 この本の主人公の井辻君は、一冊の本が気に入ると、その世界にのめりこんでしまう癖がある。 心行くまでその世界に浸り、再読し、自分なりに世界を思い描く。そんな風に耽溺してしまう本を、主人公は「魂本」と名づける。 私も、本によるけれども、物語を読むと自然に映像が目の前に広がる。下手なイラストはいらない。マンガ化、アニメ化、映画化には警戒心が働く。 自分だけの物語世界を壊されたくないという思いを抱くような魂本を、小説好きならいくつか持っているのではないか。 著者と、著者と一緒に本を作っている人、本に関わる仕事をしている人の、本への思い入れが感じられる小説だった。 途中までミステリだということを忘れるぐらい、平和なミステリだった。 新入社員の苦労物語、主人公の成長物語として読むほうが、期待はずれにならないと思う。 | ||||
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本を読む人というのは、見方によっては、とてもわがままだ。 この本の主人公の井辻君は、一冊の本が気に入ると、その世界にのめりこんでしまう癖がある。 心行くまでその世界に浸り、再読し、自分なりに世界を思い描く。そんな風に耽溺してしまう本を、主人公は「魂本」と名づける。 私も、本によるけれども、物語を読むと自然に映像が目の前に広がる。下手なイラストはいらない。マンガ化、アニメ化、映画化には警戒心が働く。 自分だけの物語世界を壊されたくないという思いを抱くような魂本を、小説好きならいくつか持っているのではないか。 著者と、著者と一緒に本を作っている人、本に関わる仕事をしている人の、本への思い入れが感じられる小説だった。 途中までミステリだということを忘れるぐらい、平和なミステリだった。 新入社員の苦労物語、主人公の成長物語として読むほうが、期待はずれにならないと思う。 | ||||
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「ミステリーズ!」のvol.24-27に掲載された4編と書きおろしが1編. 連作短編集で,『日常の謎』の書店,出版業界版といったところです. ただ,『謎』のところが今ひとつうまく生かされていないようで, 普通の物語だけでじゅうぶんとも思える編に謎解きが絡んでいたり, 反対に,謎解きの要素が高い編での説明がたらずにわかりづらいなど, 全体の印象として,しっくりとこない編が目立ったのが気になりました. また,本の袖に,主人公が『わけあり』っぽく謳われているものの, 作中で明かされる『わけ』には,いささか期待はずれというところで, その『わけ』と変わった趣味が,謎解きなどに影響しないのも残念です. とはいえ,書店や出版業界の側面,問題点がわかりやすく描かれており, このあたりは,普段意識することがないため,新鮮に読むことができます. 基本的にはすべてがハッピエンドで,リラックスして読むことができ, 坂木司さんなどの作品がお好きなら,安心して手に取れるかと思います. 反面,いい人,過剰な美化などが苦手だときびしいのではないでしょうか. | ||||
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