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(短編集)
平台がおまちかね
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平台がおまちかねの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 21~31 2/2ページ
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「ミステリーズ!」のvol.24-27に掲載された4編と書きおろしが1編. 連作短編集で,『日常の謎』の書店,出版業界版といったところです. ただ,『謎』のところが今ひとつうまく生かされていないようで, 普通の物語だけでじゅうぶんとも思える編に謎解きが絡んでいたり, 反対に,謎解きの要素が高い編での説明がたらずにわかりづらいなど, 全体の印象として,しっくりとこない編が目立ったのが気になりました. また,本の袖に,主人公が『わけあり』っぽく謳われているものの, 作中で明かされる『わけ』には,いささか期待はずれというところで, その『わけ』と変わった趣味が,謎解きなどに影響しないのも残念です. とはいえ,書店や出版業界の側面,問題点がわかりやすく描かれており, このあたりは,普段意識することがないため,新鮮に読むことができます. 基本的にはすべてがハッピエンドで,リラックスして読むことができ, 坂木司さんなどの作品がお好きなら,安心して手に取れるかと思います. 反面,いい人,過剰な美化などが苦手だときびしいのではないでしょうか. | ||||
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出版社の新人営業マンである主人公の青年が、仕事に奮闘しつつ、本にまつわるちいさな謎を解いていくという短編集。 「出版社の営業マン」という、普段あまり表に出ない仕事を知ることが出来たのも面白い。 私ったらこんなに本が好きなのに、出版社の営業マンがどんなふうに仕事してるか知らなかった!へぇ!ってな感じ。 こういう、お仕事系の小説は現実と全然違ってて、業界の人が読むとがっかりってのも多いけど、 この仕事をよく知ってる夫に聞いたら「かなりリアルに書かれているよ」とのこと。 一応、ミステリーなんだけど、どの謎も殺人も事件もなく、結末は心を暖かくさせるようなものばかり。 その謎解きはミステリー好きを満足させるものかどうかは疑問だけど、読後感はとってもいい。 特に、「絵本の神様」は思わず涙がこぼれてしまうほど。 「ときめきのポップスター」は、登場する10冊の文庫が 実在の作品。おっ!「カレーライフ」入ってるね。センス良いなとか 「幻の特装本」ってそんなに面白いのか。読まなくちゃ。 何て事も本好きなら考えてしまうはず。 登場人物の心の動きや、人となりを丁寧に表現してあり 感情移入できるのも流石大崎梢と言う感じ。 | ||||
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出版社の新人営業マンである主人公の青年が、仕事に奮闘しつつ、本にまつわるちいさな謎を解いていくという短編集。 「出版社の営業マン」という、普段あまり表に出ない仕事を知ることが出来たのも面白い。 私ったらこんなに本が好きなのに、出版社の営業マンがどんなふうに仕事してるか知らなかった!へぇ!ってな感じ。 こういう、お仕事系の小説は現実と全然違ってて、業界の人が読むとがっかりってのも多いけど、 この仕事をよく知ってる夫に聞いたら「かなりリアルに書かれているよ」とのこと。 一応、ミステリーなんだけど、どの謎も殺人も事件もなく、結末は心を暖かくさせるようなものばかり。 その謎解きはミステリー好きを満足させるものかどうかは疑問だけど、読後感はとってもいい。 特に、「絵本の神様」は思わず涙がこぼれてしまうほど。 「ときめきのポップスター」は、登場する10冊の文庫が 実在の作品。おっ!「カレーライフ」入ってるね。センス良いなとか 「幻の特装本」ってそんなに面白いのか。読まなくちゃ。 何て事も本好きなら考えてしまうはず。 登場人物の心の動きや、人となりを丁寧に表現してあり 感情移入できるのも流石大崎梢と言う感じ。 | ||||
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書店を舞台に出版社の営業新人が奮闘する5作品とも、 主人公井辻くんが本にまつわる謎を解いていくので全部面白くはない。 ミステリーにしなくていいものまで、ハートフルミステリーみたいな構成になっているので興ざめするが、2作品だけ非常に良かった。 「贈呈式で会いましょう」新人賞受賞パーティでの作家たちの悲喜こもごもは、大崎さんが作家になることから感じた作品への想いを感じる。 「絵本の神さま」ファンのいた絵本屋が店をたたむが、その店を畳むきっかけが胸を打つ。 | ||||
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書店を舞台に出版社の営業新人が奮闘する5作品とも、 主人公井辻くんが本にまつわる謎を解いていくので全部面白くはない。 ミステリーにしなくていいものまで、ハートフルミステリーみたいな構成になっているので興ざめするが、2作品だけ非常に良かった。 「贈呈式で会いましょう」新人賞受賞パーティでの作家たちの悲喜こもごもは、大崎さんが作家になることから感じた作品への想いを感じる。 「絵本の神さま」ファンのいた絵本屋が店をたたむが、その店を畳むきっかけが胸を打つ。 | ||||
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ミステリーに重きがある作品じゃないと思うのですが、 短編がぽろぽろはいっていて、 通勤のときなんかに読むにはぴったり。 書店に行きたくなるというか、 小さな本屋さんをやりたくなる本です。 文庫本になるといいなって感じのお話です。 (持ち歩きしやすくなるから) | ||||
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ミステリーに重きがある作品じゃないと思うのですが、 短編がぽろぽろはいっていて、 通勤のときなんかに読むにはぴったり。 書店に行きたくなるというか、 小さな本屋さんをやりたくなる本です。 文庫本になるといいなって感じのお話です。 (持ち歩きしやすくなるから) | ||||
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大崎梢といえば書店員を主人公にしたシリーズがあるが、 本書はそれに関連し、同じ出版が業界の中で、 出版社の営業マンを主人公にすえている。 舞台を変えても同じ本に纏わるミステリ。 やっぱり本好きにはたまらない物語に仕上がっています。 本好きは本に纏わる本も好きというのが定説ですが、 やっぱり本書もそういう本好きに勧めたい一冊です。 | ||||
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大崎梢といえば書店員を主人公にしたシリーズがあるが、 本書はそれに関連し、同じ出版が業界の中で、 出版社の営業マンを主人公にすえている。 舞台を変えても同じ本に纏わるミステリ。 やっぱり本好きにはたまらない物語に仕上がっています。 本好きは本に纏わる本も好きというのが定説ですが、 やっぱり本書もそういう本好きに勧めたい一冊です。 | ||||
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が結びつける人との出会い。1冊の本の裏に心温まるお話が待ち受けています。表題作を始めとする短編5話から成り立っています。★本好きには一見して毎日本と関われていいなぁ〜と思われる書店員さんを含めそれに関わる人達の苦労等も取り入れられていてなかなか読み応えがありました。★そして、1冊の本が繰り出す人の出会いや結びつきが、大崎さんらしく心温まるお話を作り出していて読んでいて「ホッ♪」とします。★シリーズ第2弾ももちろん楽しみです。 | ||||
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が結びつける人との出会い。1冊の本の裏に心温まるお話が待ち受けています。表題作を始めとする短編5話から成り立っています。★本好きには一見して毎日本と関われていいなぁ〜と思われる書店員さんを含めそれに関わる人達の苦労等も取り入れられていてなかなか読み応えがありました。★そして、1冊の本が繰り出す人の出会いや結びつきが、大崎さんらしく心温まるお話を作り出していて読んでいて「ホッ♪」とします。★シリーズ第2弾ももちろん楽しみです。 | ||||
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