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唇のあとに続くすべてのこと



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唇のあとに続くすべてのことの評価: 2.50/5点 レビュー 8件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

揺れる心が生むサスペンス

独身OL時代に上司と不倫していたことは、会社を辞め、結婚し、可愛い娘にも恵まれ、趣味の料理で本まで出版した菜津にとっては遠い昔の話だった。しかしその上司が事故死したとの知らせを受けてから菜津の「幸せ」が揺らめきだす。葬式で再開した元同僚に惹かれるだけではない。一見のん気に見える夫、娘をかいがいしく世話する家政婦、OL時代の友人、長い付き合いの編集者。菜津は秘密を抱えているがゆえに、周囲の人たちの些細な言動にも秘密のにおいを感じてしまう。ろうそくの炎が揺れれば影がゆらめくように、菜津の心が揺れ動くたびに周囲の人間がこれまでとは違った顔に見えてくる。
宙吊り(サスペンド)な心理が生むサスペンスを描いた良作。
唇のあとに続くすべてのこと (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:唇のあとに続くすべてのこと (光文社文庫)より
4334739512
No.1:
(4pt)

鼻腔で感じる繊細な小説。

頭で読む小説ではなし。ちゃんとミステリー読んでる人の評価には耐えれないかもしれないが、なんとも薫り立つ、線の細いプロットに感じ入ることのできる人は、ミステリーマニアよりは多いのでは。アガサ全巻読破なんて以外の人は買い。
唇のあとに続くすべてのことAmazon書評・レビュー:唇のあとに続くすべてのことより
4334923852

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