(短編集)

ソナタの夜



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    初公開日(参考)2004年11月
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    短編集

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    ソナタの夜 (講談社文庫)

    2008年01月16日 ソナタの夜 (講談社文庫)

    愛しているから、私が、嘘をついた。結婚をせずに関係を続けるということは、相手に何があっても知らずにいるという不安を一生涯背負うこと。いとおしく、切なく、親密なのに遠い。表題作のほかに6編を収録。それぞれの恋愛に隠された「たくらみ」と、狂おしいほどに切実な想いを、濃密に描いた短編集。 (「BOOK」データベースより)




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    No.7:
    (4pt)

    うーん、面白くなくはない、でもテンポが。

    すぐれた文章にある一定のテンポがあるのは当然なのかもしれないが、この小説には、常に落ちるリズムが付きまとう。

    スマートな作家さんなのだろう。
    どの程度彼女自身を忍ばせているのかはわからないが、彼女の描き出す登場人物は常にドライで強く凛々しく、そうして美しい。
    それぞれの女性の姿形の描写は少ないはずなのに、なぜか一定のテンポが、彼女たちが同じ匂いの女性であると告げている。

    不倫、という現象をクールに切り出し、恐ろしい程にドライに強く、美しく仕上げたこの作品は、まるで精緻な砂糖菓子のようだ。
    美しく、脆く、口に運んで満たされても、決してそれだけではカラダを作ることのできない、虚構の食事。
    さくさくさく、甘い毒が体を蝕む。
    どんなに満たされていると満足したふりをしても、それは単なる虚構。

    どんな修羅場の不倫小説よりもこの短編集には、不倫の毒がつまっている。背筋がぞっとする、ひそやかで華やかな、毒々しい空洞が。
    ソナタの夜Amazon書評・レビュー:ソナタの夜より
    4062127466
    No.6:
    (4pt)

    うーん、面白くなくはない、でもテンポが。

    すぐれた文章にある一定のテンポがあるのは当然なのかもしれないが、この小説には、常に落ちるリズムが付きまとう。
    スマートな作家さんなのだろう。
    どの程度彼女自身を忍ばせているのかはわからないが、彼女の描き出す登場人物は常にドライで強く凛々しく、そうして美しい。
    それぞれの女性の姿形の描写は少ないはずなのに、なぜか一定のテンポが、彼女たちが同じ匂いの女性であると告げている。
    不倫、という現象をクールに切り出し、恐ろしい程にドライに強く、美しく仕上げたこの作品は、まるで精緻な砂糖菓子のようだ。
    美しく、脆く、口に運んで満たされても、決してそれだけではカラダを作ることのできない、虚構の食事。
    さくさくさく、甘い毒が体を蝕む。
    どんなに満たされていると満足したふりをしても、それは単なる虚構。
    どんな修羅場の不倫小説よりもこの短編集には、不倫の毒がつまっている。背筋がぞっとする、ひそやかで華やかな、毒々しい空洞が。
    ソナタの夜 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ソナタの夜 (講談社文庫)より
    406275956X
    No.5:
    (4pt)

    7つの恋

    ショートストーリーですが、永井するみさんならではのミステリーで楽しめると思います。作者は東京芸大、そして北海道大学農学部で学んだ才女、それがこの小説にはよくいかされているなと思いました。独特のタッチで大好きです。
    ソナタの夜Amazon書評・レビュー:ソナタの夜より
    4062127466
    No.4:
    (2pt)

    情欲!

    ミステリーではありません。
    情念、いや情欲がドロドロと渦巻くインモラルな恋愛作品です。
    ミステリーではないため、逃げ場をなくした情欲は、他の作品よりもさらに滾り、煮凝っています。
    気の弱い男性は、敬して遠ざけるべし、です。
    ソナタの夜 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ソナタの夜 (講談社文庫)より
    406275956X
    No.3:
    (2pt)

    共感できない

    どの物語の男と女の間にも秘密があった。夫婦間の秘密、愛し合う相手との間の秘密。秘密を抱えながら逢瀬を重ねるから、いっそう心が燃えるのか?だが、どの話からも暗くよどんだような印象を受けてしまう。そこには明るさや希望がなぜか見えない。退廃的な感じしかしなかった。もどかしさやイライラ、そんなものを抱えながら読み終わった。ここに出てくるどの女性にも共感できない。
    ソナタの夜Amazon書評・レビュー:ソナタの夜より
    4062127466



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