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(短編集)
少女ノイズ
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少女ノイズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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面白かったです。こんな本から読書を始めるといいかもしれないですね。 | ||||
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大学生の主人公と予備校に通う優等生のJKが、街に潜む事件を解決していくミステリー。 特徴的なのは何と言っても語り手と探偵役の女子高生の間に漂う妙に渇いた(しかしその実ウェットな)空気感。各事件の結末もビターというにはあまりに苦く、目を背けたくなるような陰惨なものもある。だが、それが妙にユニークな、近頃の作品が忘れているドライさを醸していて自分は好き。最後の事件だけちょっと真相が急に感じたので、その分だけ星一つ減らすが、全体的にはおもしろかった。 | ||||
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この本、書店で見たときに帯に 「ミステリ部分ぶっちゃけどうでもいい。 『少女ノイズ』は彼と彼女が 出会い、求め合う、 ただそれだけの恋の物語だ。」 と書かれていたのですが… まぁ、その通りかなぁとw ミステリの部分も楽しめたのですが、主人公の 「殺人現場の写真を撮る」という趣味が有効活用されたのは最後くらいですし、 「欠落した記憶」が関係したのも最初だけですしねw 短編って感じかなぁとw ただ、恋の物語と書いてありますが、確かにそうっちゃそうですが、 少し過程が薄かったり、分かりづらかったりするので じっくり読む人にお勧め!という本ですかねw まぁ、じっくり読んだ結果面白かったからこの評価で…w | ||||
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友人の勧めで、この本を読んでみました。 内容は、殺人現場で写真をとるスカと、殺人を調べるのが好きな皆瀬、天才高校生瞑のミステリー小説です。 どれも淡々としていて、途中で犯人がわかってしまう感じなんですが、最後のトリックの説明のシーンがなかなか面白い小説です。 初めてこういう感じの本を読む方にはお勧めです。 | ||||
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友人の勧めで、この本を読んでみました。 内容は、殺人現場で写真をとるスカと、殺人を調べるのが好きな皆瀬、天才高校生瞑のミステリー小説です。 どれも淡々としていて、途中で犯人がわかってしまう感じなんですが、最後のトリックの説明のシーンがなかなか面白い小説です。 初めてこういう感じの本を読む方にはお勧めです。 | ||||
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あらすじなんかは他の方が書いていますし、ネタばれしちゃうのも嫌なんで省きます。 ノベルは音楽なんかと一緒で人それぞれ肌に合う合わないがあると思うのですが、もうこれは自分にはドンピシャできました。 章分けされて読みやすく、短く簡潔にまとめられる展開はなじみやすく、主軸に置かれてる2人は最後まで目が離せませんでした。 ズブズブの恋愛小説でもないのに、ミステリ系ノベルなのに2人の関係がすごく好きです。 文庫版の購入で、最後にライトノベル作家の有川浩氏による解説があるのですが、それを読んでウンウンと頷いちゃいました。 | ||||
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あらすじなんかは他の方が書いていますし、ネタばれしちゃうのも嫌なんで省きます。ノベルは音楽なんかと一緒で人それぞれ肌に合う合わないがあると思うのですが、もうこれは自分にはドンピシャできました。章分けされて読みやすく、短く簡潔にまとめられる展開はなじみやすく、主軸に置かれてる2人は最後まで目が離せませんでした。ズブズブの恋愛小説でもないのに、ミステリ系ノベルなのに2人の関係がすごく好きです。文庫版の購入で、最後にライトノベル作家の有川浩氏による解説があるのですが、それを読んでウンウンと頷いちゃいました。 | ||||
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一つ一つの事件が短く読みやすい推理小説です。 斬新なトリックがなく割と先も読みやすいので本格的な推理小説を読みたい人には向きませんが、登場人物が魅力的なので読んでみて損はないと思います。 個人的には終わり方が爽やかでとても好きです。 | ||||
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一つ一つの事件が短く読みやすい推理小説です。 斬新なトリックがなく割と先も読みやすいので本格的な推理小説を読みたい人には向きませんが、登場人物が魅力的なので読んでみて損はないと思います。 個人的には終わり方が爽やかでとても好きです。 | ||||
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殺人現場の写真を収集している大学生・高須賀克志(「スカ」)と 模範生であることを自らに強いている天才女子高生・斎宮瞑を 主人公にした連作短篇ミステリ。 ◆Crumbling Sky スカと瞑の出会いの話。 スカが小学生時代に遭遇した怪事件を、瞑が解明することに より、彼が特異な習癖を持つに至った理由が明かされます。 ◆四番目の色が散る前に いわゆる〈ミッシング・リンク〉もの。 作中でも瞑が、クリスティの某作に言及するわけですが それ自体、読者を誤導する仕掛けとなっているという趣向。 そこに思春期特有の自意識が絡められることによって 錯綜した真相が導き出される構成は実に見事です。 ◆Fallen Angel Fallen 本作でも、思春期の自意識が重要なファクターとなっています。 サブトリックである〈人間消失〉も効果的。 ◆あなたを見ている ストーカーを刺してしまった少女の事件と、同時期に 別の場所で起きた通り魔事件との関連付けが巧妙。 真相は瞑にとって重いものですが、読者としては 別の意味で口をアングリとさせられてしまいます。 ◆静かな密室 大トリック一閃、です。 用いられる仕掛けから考えて、この話をする ために瞑というキャラが誕生したのでしょう。 全体的に、各篇どれもミステリとしての完成度は高いのですが、 主役二人の猟奇犯罪への執着というキャラ設定と、作品全体の テーマがあまり連関しなかったのが残念。 | ||||
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殺人現場の写真を収集している大学生・高須賀克志(「スカ」)と 模範生であることを自らに強いている天才女子高生・斎宮瞑を 主人公にした連作短篇ミステリ。 ◆Crumbling Sky スカと瞑の出会いの話。 スカが小学生時代に遭遇した怪事件を、瞑が解明することに より、彼が特異な習癖を持つに至った理由が明かされます。 ◆四番目の色が散る前に いわゆる〈ミッシング・リンク〉もの。 作中でも瞑が、クリスティの某作に言及するわけですが それ自体、読者を誤導する仕掛けとなっているという趣向。 そこに思春期特有の自意識が絡められることによって 錯綜した真相が導き出される構成は実に見事です。 ◆Fallen Angel Fallen 本作でも、思春期の自意識が重要なファクターとなっています。 サブトリックである〈人間消失〉も効果的。 ◆あなたを見ている ストーカーを刺してしまった少女の事件と、同時期に 別の場所で起きた通り魔事件との関連付けが巧妙。 真相は瞑にとって重いものですが、読者としては 別の意味で口をアングリとさせられてしまいます。 ◆静かな密室 大トリック一閃、です。 用いられる仕掛けから考えて、この話をする ために瞑というキャラが誕生したのでしょう。 全体的に、各篇どれもミステリとしての完成度は高いのですが、 主役二人の猟奇犯罪への執着というキャラ設定と、作品全体の テーマがあまり連関しなかったのが残念。 | ||||
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とある大学生、高須賀克志は大学の准教授である皆瀬梨夏にバイトを紹介される。それは大手の進学塾の講師。だが受け持つことになった生徒はたった一人。しかも時間になっても講義室に現れない。 生徒の名前は斎宮瞑。彼女と塾の屋上で出会い、会話するようになってから高須賀克志の生活は緩やかに変化する。 不可思議なバイトの意味、欠けていた記憶、瞑の行動の理由、関わった事件の真相――読み進めるにつれ、まるでノイズのような謎は少しずつ消えていく。 5つの章から成り立つ構成で、それぞれが別の事件や謎を主にした内容。よって一つあたりのページ数は少なく、また章の内容や時系列が整理されている為に謎が提示されたと思うとすぐ解答が書かれているという状態。自身も謎を解くべくじっくり考えなら読む人には物足りないだろう。だが事件の全貌や容疑者を把握しながら読むのが苦手な人にはとっつきやすい作品である。 ワトソン的役割を担う主人公はとある恐怖症と性癖を持ち、ホームズ的役割を担う少女は少しやっかいな事情を持つ。そんな別々の意味で危い二人のやりとりはなぜか微笑ましい。読後、もう少し彼らのやりとりを見たかったと思わせる。 内容も装丁もいいのだが、それでもこの値段は財布に優しくない。そんな意味での星4つである。 | ||||
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とある大学生、高須賀克志は大学の准教授である皆瀬梨夏にバイトを紹介される。それは大手の進学塾の講師。だが受け持つことになった生徒はたった一人。しかも時間になっても講義室に現れない。 生徒の名前は斎宮瞑。彼女と塾の屋上で出会い、会話するようになってから高須賀克志の生活は緩やかに変化する。 不可思議なバイトの意味、欠けていた記憶、瞑の行動の理由、関わった事件の真相――読み進めるにつれ、まるでノイズのような謎は少しずつ消えていく。 5つの章から成り立つ構成で、それぞれが別の事件や謎を主にした内容。よって一つあたりのページ数は少なく、また章の内容や時系列が整理されている為に謎が提示されたと思うとすぐ解答が書かれているという状態。自身も謎を解くべくじっくり考えなら読む人には物足りないだろう。だが事件の全貌や容疑者を把握しながら読むのが苦手な人にはとっつきやすい作品である。 ワトソン的役割を担う主人公はとある恐怖症と性癖を持ち、ホームズ的役割を担う少女は少しやっかいな事情を持つ。そんな別々の意味で危い二人のやりとりはなぜか微笑ましい。読後、もう少し彼らのやりとりを見たかったと思わせる。 内容も装丁もいいのだが、それでもこの値段は財布に優しくない。そんな意味での星4つである。 | ||||
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おもしろいです! いくつかの事件が起こり、章に分けられているので読みやすく、おもしろさも倍増です! キャラも好きです。個人的に、瞑はツンデレだと思います(笑 ミステリー好きの方にはオススメです! | ||||
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おもしろいです! いくつかの事件が起こり、章に分けられているので読みやすく、おもしろさも倍増です! キャラも好きです。個人的に、瞑はツンデレだと思います(笑 ミステリー好きの方にはオススメです! | ||||
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短編ミステリーの連作。推理物として新味があったりはしないが、この作者の作品は、筆致抑え目の真面目な短編の方がボクの好みにあっているので結構好き。 何故か塾の屋上で屍のようにいる天才少女斎宮瞑と、その世話係のバイトをすることになった高須賀克志。それぞれ少し欠けている部分は二人が共に行動することで埋まっていっているのかもしれない。犯罪の動機が自分の生活をより良くするためであることを考えると、それを解決することによって自分の欠落を取り戻しているなら、その構造はちょっと歪んでいる。 ちなみに、皆瀬梨夏が登場するので、レベリオンやi.d.後の世界なのかもしれないけれど、全く物語的な関連性はない。 | ||||
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短編ミステリーの連作。推理物として新味があったりはしないが、この作者の作品は、筆致抑え目の真面目な短編の方がボクの好みにあっているので結構好き。 何故か塾の屋上で屍のようにいる天才少女斎宮瞑と、その世話係のバイトをすることになった高須賀克志。それぞれ少し欠けている部分は二人が共に行動することで埋まっていっているのかもしれない。犯罪の動機が自分の生活をより良くするためであることを考えると、それを解決することによって自分の欠落を取り戻しているなら、その構造はちょっと歪んでいる。 ちなみに、皆瀬梨夏が登場するので、レベリオンやi.d.後の世界なのかもしれないけれど、全く物語的な関連性はない。 | ||||
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推理小説の雰囲気を楽しみたい人はぜひ!読みやすいです! 登場人物の性格はいい意味で癖があってよかったです。 ただ推理部分に関しては駆け足な展開が多く一気に結末へと到達します。 起承転結の承の途中あたりで転結!と一気にきます。それがサクサク読める点でもあるんですが…。 キャラクターが魅力的だったぶんそこら辺も引き出しつつ推理ももう少し時間をかけて個人的には3巻くらいのボリュームで読みたかったですね。 | ||||
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推理小説の雰囲気を楽しみたい人はぜひ!読みやすいです! 登場人物の性格はいい意味で癖があってよかったです。 ただ推理部分に関しては駆け足な展開が多く一気に結末へと到達します。 起承転結の承の途中あたりで転結!と一気にきます。それがサクサク読める点でもあるんですが…。 キャラクターが魅力的だったぶんそこら辺も引き出しつつ推理ももう少し時間をかけて個人的には3巻くらいのボリュームで読みたかったですね。 | ||||
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推理小説としては若干不足気味なのかもしれませんが、ヒロインのキャラが個人的に好きなので自分としてはお勧めです。本格推理小説を求める人には不向きかもしれませんが、手軽に読める本がほしい人にはピッタリでしょう。 | ||||
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