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海の牙
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【この小説が収録されている参考書籍】
海の牙の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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借りて読んでみましたが、他の方のレビューにもあるようにもいちど再読してみようと思い購入予定です。こういう薄暗いご時世でなくとも現世に生きておるうちに不知火沿岸と合わせて読むべきだと思われまっす。 | ||||
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熊本県水潟市で発生した死に至る病 水潟病。工場廃液の因果関係が疑われるなか、東京の保健所から調査にきた結城が行方不明となる。結城の妻の捜索願いを受けた勢良警部補と、町医者 木田は、足取りを追うなか鴉に啄ばまれた結城の死体を発見してしまう。 ・・・ 昭和36年 第14回日本推理作家協会賞受賞作。 水俣病をテーマにした水上勉氏の社会派ミステリー。著者自身が取材を重ねた成果が遺憾なく発揮された、臨場感あふれる作品となっている。当時の企業や、地方公共団体の姿勢に対する著者の怒りを強く印象づけられるだろう。水俣病が原因不明の奇病とされていた時代に、被害者らの立場にたった告発文のようにも受けとれる。 本書は、結城の死を追ううちに、木田らが直面する連続殺人をストーリーの軸としている。事件そのものは、その顛末を含めて面白みに欠けると思う。ミスリード(らしきもの)は不発に終わっているし、死体の猟奇的な表現も殊更な感じがする。そもそも、テーマそのもののインパクトが大きすぎるのだろう。そちらに目がいき過ぎてしまう。少なくとも、私はこの作品によって、水俣病そのものについての関心が喚起されたといえるのだが。 著者が推理作家という認識がなかったので戸惑ってしまったが、結城の妻の心模様の描写は、その後の文芸作品にも通じるところがあるのかもしれないなぁ。 | ||||
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私的には社会派推理小説のような形態だと、謎のほうに気が散ってしまって、水上勉の描く、人間の闇とかに集中できなかったというか・・・。推理小説ってだいたい、動機が明らかになった時点で「なんだ」と思わざるを得ないというか・・。謎ときということを意識せずに読めばいいかもしれません。 | ||||
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私的には社会派推理小説のような形態だと、謎のほうに気が散ってしまって、水上勉の描く、人間の闇とかに集中できなかったというか・・・。推理小説ってだいたい、動機が明らかになった時点で「なんだ」と思わざるを得ないというか・・。謎ときということを意識せずに読めばいいかもしれません。 | ||||
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