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ロスト・シンボル
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【この小説が収録されている参考書籍】
ロスト・シンボルの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.66pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全146件 101~120 6/8ページ
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| 上巻はワシントンDCの地理やフリーメーソン、純粋知性科学薀蓄、誘拐されたスミソニアン協会会長ピーター・ソロモンの過去、その妹で純粋知性科学者のキャサリン・ソロモンのアクションシーンが主だったが、下巻はフリーメーソンに隠された大いなる秘密を解き明かす鍵であるパズル“石の箱”の解法がようやく始まる。 思えばあらすじも「ダ・ヴィンチ・コード」の誘拐事件などそっくりではあるけれど、全身刺青男の犯人マラークの描写がよくよく行き届いていた。 トリックは叙述になるのかな、ミスリードな驚きの仕掛けもあって過去一番出来の良い犯人に仕上がっている。 アルブレヒト・デューラーの版画「メランコリア」、魔術、生贄、儀式、錬金術、占星術、カバラ、キリスト教、薔薇十字軍などなど神秘主義の記述が多く面白く読めた。 科学的なアプローチとしては、これもトンデモ科学な類で“含酸素過フッ素化炭化水素液、完全液体呼吸TLV”が出てくるのだが・・、そもそも胎児は9ヶ月間は羊水、液体に肺をさらして成長を遂げるのであって、ヒトの肺には液体で酸素を取り込む機能が備わっているというもの。(もちろん普通の液体では無いし、現にそのような研究が為されているのか不明) この辺りもトム・ハンクスが撮影現場で四苦八苦するであろうことを想像しながら読み進めた。 「天使と悪魔」は下巻後半ラスト100ページが冗長ですっかり語を目で追うだけの読み物と化していて、今回もそれを一番に危惧していたのだが、まずフリーメーソンに関して、フリーメーソンって一体何なのか著者なりの帰結を出していたことを評価したい。(329・8行)それから今回も宗教と科学に触れています。宗教は科学に対して相反するものでは無く共存が可能だとするダン・ブラウンの提唱が「天使と悪魔」では強烈に読者を感化しましたが、ロストシンボルでは逆ですね、科学は宗教(信仰)に拠って変容する。 ダン・ブラウンは非常に明確で新しい哲学をもっている人で、下巻後半は人間の限界域として創造された神の如く、目の前に存在する人の限界というのは信仰(思考)によって突破していけるのだという善導でまとめ上げていた。 2012年映画化も決定されているが、「天使と悪魔」では映画という制限時間内にどう描写を詰込んで行くのかという情報量不足に陥り失敗しているように思った。 パリ、バチカンに比べ些か地味な地理ではあると言うこと、グロテスクな映像になるだろうと言うこと、マラークはこの映画最大の役所になり、この3つを上手く折り合わせなければ映画として成功しないだろう等とぼんやり思った。読み物としては前2作に比べて劣っているとは思わなかった。 “われわれにはとうてい計り知れないものが実際に存在する。自然界の秘密の奥には、謎めいてつかみどころがない、説明不能のものがいまだ残っている。理解の及ぶあらゆるものを超越したこの力に対する崇敬の念こそがわたしの宗教である” (下巻77・13行)―――アルバート・アインシュタイン――― | ||||
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| 本書(ダン・ブラウン著、越前敏弥訳『ロスト・シンボル 上巻』角川書店、2010年)はサスペンス小説である。世界的なベストセラーとなった『ダヴィンチ・コード』と同じロバート・ラングドン・シリーズに属する。視点人物が入れ替わり、複数の人物の物語が同時進行で進む点はダヴィンチ・コードなどと同じである。 『ロスト・シンボル』の舞台はアメリカ合衆国の首都ワシントンである。米国には近代に登場した歴史の浅い国家というイメージがある。しかし、米国のバックボーンには強い宗教性が存在することが浮き彫りにされる。 主人公のラングドンが価値観を相対化できる人物である点が印象的である。古代の拷問器具である十字架の前で跪き、血と肉の象徴であるパンとぶどう酒を食べるキリスト教徒の信仰も、他の価値観に立てば怪しげなカルトに映ると主張する。日本社会では自分の考えだけが真実という類の偏狭で幼稚な発想の持ち主に遭遇することもある(林田力「大卒から感じた高卒のギャップ」PJニュース2010年11月23日)。その種のナイーブな思想を嘲笑う好作である。 | ||||
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| 最後の展開は、なかなかに物議をかもしそうなものですね。"これ"をどうとるかは、人により様々でしょう。拍子抜けととるか、こういうのもアリととるか……。フリーメーソンの掲げているものについて思いを巡らせれば、個人的にはアリな展開だとは思えましたが。 1つの謎を解いてもすぐにまた次の謎が出て来る、シリーズを通してのこの展開は相変わらず見事です。ハラハラドキドキしっぱなし、退屈という言葉とは読んでいる間中無縁でした。それにしても複雑な謎の数々、これはホントラングドン教授でなければ到底解けないよなあ……。 次回作に既にダン・ブラウンが取り掛かっているというのは、これ以上ない吉報ですね。それがラングドン教授の主人公のものかは、まだ分かりませんが――。早く続きが読みたいものです。 | ||||
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| まだ読んでナイですが、楽しみです。対応も早く助かりました。中古でも全然きれいでした。 | ||||
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| まだ読んでナイですが、楽しみです。対応も早く助かりました。中古でも全然きれいでした。 | ||||
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| 今作ラングドンが走り抜けるのは、ワシントンDC。 米国の中では、綺麗で歴史豊かな街が、多様な・科学的な 新天地な・隠れたシンボルに満ちている。 スピード感溢れる展開はお手の物だが、 宗教とは科学とは、それを支える精神も 時には立ち止まって考えなきゃと、 しっかり明るく展開します。 この様層も、米国的かなと感じています。 | ||||
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| ラングドン教授も数々の功績により大分有名になったようで、某考古学者のように本業に打ち込むのが難しくなってきているようです。まああれだけのことやれば、やり遂げてしまえば、無理もありませんが……。そんなラングドン教授が一番懐疑的に思っている過去の伝説に対し、それを読み解く鍵を一番多く持っているというのも皮肉なものです……。 協力者、追っ手、ヒロイン、遺物、狂信者といつものシリーズのお約束のものは全部登場、ここに日常に隠れたシンボルと命の危機をはらんだアクションを「はい、ご期待のものお待たせ」と添える作者は、読者の求めるものをよく分かっています。実際現実でも色々と言われているフリーメイソン、この謎多き組織が一体何を隠しているのか?下巻、早く読んでみたいです! | ||||
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| 章が短く、展開が早いし、 謎ときでひっぱるので、読みやすいです。 ワシントンDCが舞台ということで、 ローマやパリを舞台にした謎解きの 前々作・前作よりもスケールダウンしてしまう のではないかという心配があったが、 杞憂に終わりました。 メタシステムと純粋知性科学って マッドな人が使うと、 とんでもないことになりますね。 新しいテクノロジーは、 使う人次第で世界の行く末を変えてしまんです。 | ||||
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| 舞台は、ワシントンDC。 出だしはややゆっくりな感じですが、途中から、「天使と悪魔」や「ダ・ヴィンチ・コード」のように、謎を解きつつの追っかけっこが始まり、物語が展開していくので、先が気になり、飽きさせません。 アメリカが舞台なだけあってCIAが登場し、より緊迫感が増します。 古の門とは? マラークとは一体何者なのか? 国家の危機が! 私の脳みそでは、途中トリックがあるのだろうと思いつつも、当てがはずれ、 あっさり作者に騙され、先の展開が読めず、完敗。 非常に楽しめました。 | ||||
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| レビューで酷評が多いのに驚いてますが。。。 私は、配偶者がヨーロッパ人で、ヨーロッパに住んでたりしたので、ダヴィンチ・コードはとても面白かったものの、「アメリカ人だから、ここまでフィクション含め、大胆なんだよな(仮説で描いてる部分とか)」という感想でした。 一方こちらは、著者の生まれ育ったアメリカ東海岸の文化、政治や科学、富豪やフリーメイソンの世界など、むしろ等身大な世界で、面白かったです。日系人がCIAで登場してくるのも、人種のるつぼの今っぽいし、スミソニアン内部なども、なるほどです。 難を言えば、「ダヴィンチ」や「天使と悪魔」が、外国人ラングドン教授目線なので、詳細なガイドブック的に、歴史と観光スポットの代表的なものがピックアップされて、日本人にも面白いのに対し、こちらは、ジモティーのせいか、前作よりも、細々した薀蓄がものすごく多い印象。丁寧に読みすぎると煮詰まって疲れてしまうかも。なので、少し読み飛ばした方がお勧めかも。 あと、準主役のピーターさん、完璧すぎます。 それでも、アメリカの東海岸の知的階級の世界観、宗教観、宗教と科学、最先端の科学、CIAが調査にどんなブツを使うのか、とか、ナマのアメリカを知るのにも良い本です。 パターン化してるという意見もありますが、同じ主人公シリーズでのパターン化は、ハリウッド映画はじめ、むしろ当たり前なのでは? 読者としても、同じ主人公だからならではのパターンの安心感にあぐらをかいて、読み進められるはず。 | ||||
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| 他の人の評価を見て期待せずに読んだけどそれなりに面白かったです。天使と悪魔ほど想像力を掻き立てられなかったけど、映画で見たい作品です。 | ||||
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| 私も読んだ後すぐは、ダヴィンチコードと似ていると思っていました。 だから他の方が書かれているように、ちょっと退屈に感じたと言うのはわかります。 でも、その時、重要と感じたのは、最後になって解き明かされる秘密です。 それが、とても重要な意味を持ちます。 今、日本ではそれが問われています。 それに先駆け、この小説を出版し、サトウ氏を登場させたダン・ブラウン氏の深い造詣に、とにかく感謝します。 今だからこそ、読んでみる価値があると思います。 | ||||
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| 私も読んだ後すぐは、ダヴィンチコードと似ていると思っていました。 だから他の方が書かれているように、ちょっと退屈に感じたと言うのはわかります。 でも、その時、重要と感じたのは、最後になって解き明かされる秘密です。 それが、とても重要な意味を持ちます。 今、日本ではそれが問われています。 それに先駆け、この小説を出版し、サトウ氏を登場させたダン・ブラウン氏の深い造詣に、とにかく感謝します。 今だからこそ、読んでみる価値があると思います。 | ||||
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| 『ダ・ヴィンチ・コード』、『天使と悪魔』でおなじみ、ダン・ブラウン著のラングドンシリーズ第3弾! 『ダ・ヴィンチ・コード』の映画を見てからというものの、主人公のハーヴァード大教授 ラングドンを勝手にトム・ハンクスに置き換えながら読んだ人も多いのでは?と思います。俺もその一人です。 映画についてはさておき、今回の最新作『ロスト・シンボル』、やっぱりおもしろいです。3日で一気に読んでしまいました。 帯に書かれた宣伝コピーの言葉を借りれば、 「ヴァチカンの闇を暴いた『天使と悪魔』、モナリザに潜むキリストの秘密を描いた『ダ・ヴィンチ・コード』・・・・・・・・ そして、次なる謎は、世界最大の秘密結社 フリーメイソン」 さすがに宣伝コピーなだけあって、本が届いた時はワクワクが止まりませんでした。 宗教象徴学専門のラングドン教授を通してのアメリカ建国やフリーメイソンの歴史、ピーター・ソロモンの妹であるキャサリン・ソロモンの純粋知性科学、国家の危機を逸するため画策するCIA保安局局長 サトウなど、シリーズを通して共通する「宗教、科学、軍事」の知識の豊富さは健在です。 はっきり言って、俺は全くインテリでもなければ歴史や美術・芸術に秀でているわけでもないので、作中に出てくる6割方は、一回読んだだけでは理解できません。おそらく、一回本読んで、映画見て、もう一回本読んで、さらに実物見ても、「へぇ〜」くらいにしか思えないでしょう。 それでも、物語に一貫する疾走感や、伏線の描き方などはさすがと言うべき。2冊で700ページとかなり厚みのあるボリュームでも、読み進めるのが楽しみで苦にならない構成になってると思います。 また、この本についての解説本も出回ってるみたいですが、この本を読む事で、内容について色々知りたいと思わせるのも、他には類を見ないかも。 前作でもあの本を読んだ後、モナリザを見たい、ルーブル美術館へ行ってみたいと思った人も多いだろうし、今回の作品でも「純粋知性科学の本読んでみたい」やとか、「フリーメイソンって何?」とか興味を煽るものばかり。 何より、現実とフィクションの程良い織り交ぜ方。ぜひぜひ、お勧めなタイトルです。 | ||||
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| 皆さんの評価は余り良くは無いのですが、前作の二作が良かっただけにがっかりしたのかな でも、フリーメイソンを題材にして実際に現存してるかのような設定と相まって 実にこれはこれで、楽しめた面白い作品でした。 読む前は、ダビンチの二番煎じくらいにしか思っていなかったのですが 全くそんな感じは無くて、楽しめる作品になっていていましたし、先入観を持って読むのは良くないと 改めて思いましたね。 ワクワク感が途切れずに一気に読んでしまいました。 映画のワンシーンが浮かんできそうな、読んでいて感じました。 いつもながら、適役は超人的すぎる傾向に有るのは、物語として仕方が無いのかもしれないけど 行き過ぎてた感があるように思いました。 上巻を読んで駄作ならこれで止めて置こうと思いましたが やはり、下巻も買って一気に読んでしまいました (笑) | ||||
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| 皆さんの評価は余り良くは無いのですが、前作の二作が良かっただけにがっかりしたのかな でも、フリーメイソンを題材にして実際に現存してるかのような設定と相まって 実にこれはこれで、楽しめた面白い作品でした。 読む前は、ダビンチの二番煎じくらいにしか思っていなかったのですが 全くそんな感じは無くて、楽しめる作品になっていていましたし、先入観を持って読むのは良くないと 改めて思いましたね。 ワクワク感が途切れずに一気に読んでしまいました。 映画のワンシーンが浮かんできそうな、読んでいて感じました。 いつもながら、適役は超人的すぎる傾向に有るのは、物語として仕方が無いのかもしれないけど 行き過ぎてた感があるように思いました。 上巻を読んで駄作ならこれで止めて置こうと思いましたが やはり、下巻も買って一気に読んでしまいました (笑) | ||||
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| 魔方陣を効果的に使用した謎解きに感服しました。 それにしても、今回ばかりはラングドンが、 もうだめなのか?と思われせるあの下りは 「やられた〜」です。 それにしても、例のお宝は「アレ」なんですね。 そんなに古の知恵がつまっているとは、 私はクリスチャンではありませんが、 いつかじっくり掘り起こしてみたいと思いました。 | ||||
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| 魔方陣を効果的に使用した謎解きに感服しました。 それにしても、今回ばかりはラングドンが、 もうだめなのか?と思われせるあの下りは 「やられた〜」です。 それにしても、例のお宝は「アレ」なんですね。 そんなに古の知恵がつまっているとは、 私はクリスチャンではありませんが、 いつかじっくり掘り起こしてみたいと思いました。 | ||||
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| 序盤はもっさりした感じがありました。 それでも物語が展開し出してからは止まりません。 たった12時間のお話なのに、スピード感があります。 詰め込まれている情報の量がすごい。フリーメイソンの知識はなかったのですが、一気に読まされました。 でも一度読んだだけだと理解が追いつかない感じがしました。 アメリカの知識やフリーメイソンの知識が少しはあった方が良いのかもしれません。 日本人だと馴染みが薄いお話なので、たぶんアメリカ人ならもっと楽しめるのだと思います。 | ||||
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| 序盤はもっさりした感じがありました。 それでも物語が展開し出してからは止まりません。 たった12時間のお話なのに、スピード感があります。 詰め込まれている情報の量がすごい。フリーメイソンの知識はなかったのですが、一気に読まされました。 でも一度読んだだけだと理解が追いつかない感じがしました。 アメリカの知識やフリーメイソンの知識が少しはあった方が良いのかもしれません。 日本人だと馴染みが薄いお話なので、たぶんアメリカ人ならもっと楽しめるのだと思います。 | ||||
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