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震災列島
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震災列島の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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まさしくは今の日本だと思います。 是非、大勢の人に読んで欲しい。 | ||||
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死都日本が非常に面白かったので購入したら、タイトルからイメージするものとはとんでもなくかけ離れてて、心底ガッカリし、途中で読むのをやめました。 主人公の娘が酷い目にあったその様は、読んでいて吐き気がしました。 物語の流れのスケール上そこまで酷い目に遭わなきゃ、主人公がやる事の引き金にならないのでしょうが、内容に嫌気がさして本を読む事を断念したのは初めてです… | ||||
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地震以外の記述が多かった。 | ||||
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震災部分とは全く関係なく、敵対するヤクザ側の設定を利用して反自民、現政権への批判、持論を語る。しかも頻度が高いし、話が長い。思想を披露したいがために無理矢理復讐する設定入れたのか?無理がありすぎる。震災物が読みたくて手に取ったのに、作者の思想を長々と聞かされて邪魔で仕方なかった。 | ||||
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性的描写がかなり生々しい 真面目な21歳の女性が暴力団49人にレイプされたり 肛門裂傷とかの診断書もかなりリアル そういうのが好きな人は読む価値あるかも 「死都日本」から来た人はあの感動を大切にしてほしいので 読まない方がいいかも。。 | ||||
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まさに昭和のギャグを滑らせまくるおじさんが書いた本、て感じ。 死都がまぁまぁ面白かったので、災害の話かなぁと セールの時に買ってみたら、なんとまぁ、つまらない本でしょう。 自分の思想を盛り込みすぎ。小説なんだから。 そして、女をなんだと思ってるんだー、と言いたいです。 | ||||
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3.11後に読み返すと、津波と原発の破壊の描写は胸に迫ります。ああ、起こるべくして起きたんだな、ここまで予測可能だったんだな、ということがよくわかります(冷却用電源喪失の件なども - 現実はもっとひどかったわけですが)。また、警戒宣言数十分で巨額の経済損失、というのも、今の予測値はほんとに正しいのか?という問題提起になっていると思います。そして、その経済危機の解決法は十分リアリティのあるものだと思います。表向きは震災を利用したやくざへの復讐劇となっていますが、やくざまたはそれに準ずる団体がいまだに残っていて政治と癒着している(つい最近もそれを示唆するできごとが!)のは日本の自然災害の多さ・甚大さとも大いに関係がある、という指摘は誠に正鵠を得ていると思います。 つまり、ここに書かれていることの多くはこれから現実化するものでもある、と考えたほうがいいと思います。そしてそれが善にしろ、悪にしろ、震災や自然災害を利用してこそ、この国に生きていく意味がある、というメッセージなのかと思いました。 | ||||
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災害について勉強しようと思い、読んでみました。東海地震(未だに正式名称がよくわかりませんが)の怖さがよく分かりました。そして小説としてとても楽しめました。悲しいところもありましたが、後味がよくて、最後の刑事とのやりとりが特によかったです。 | ||||
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読みました。が、タイトルに騙されました。これは自然災害の話ではありません、タイトルを変更すべきだと思います。 | ||||
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前作の死都日本は噴火についての内容で満足出来る内容でした しかし今回の震災列島は、まるで地震の話ではありません 暴力団との抗争の話が延々続きます。途中で読むのやめました | ||||
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(追記2) 著者の石黒さんは勉強家であるのは、本を読めば良く分かります。 日本の経済に関してですが、増田悦佐氏や三橋貴明氏の本を参考にされると、もっとしっかりした経済関係の基礎知識が付くと思われます。 (追記1) 反社会的勢力への復讐劇関係は、なるべく飛ばしながら読んでいますが、復讐に使う「地下陣完成予想図」(p243)を見てビックリ・・・・・ 地震関係の本なのだから、図表を使うなら地震関連に絞ってほしい・・・・・ 乾杯して「家族愛原理主義テロリスト」(p236)が誕生したというくだりには・・・・・なんか薄ら寒い感じが 娘・孫が亡くなったのは(小説の上とはいえ)お気の毒だか、そこまでの大量殺りくへ繋がる「私刑」を推し進めていいのだろうか? 反社会集団のやり口も問題だろうけれど、こういう復讐妄想に囚われた人も、よっぽど怖いと思う。 著者の「社会感覚」に、疑問を感じ始めた感じです・・・・・・ ////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 巨大な地震が迫るというのに、ある家族の復讐劇が同時並行していくという設定は、ちょっと微妙な感覚です。 『死都日本』でみせた詳細な火山噴火のシュミレーションや脱出劇・・・・・そういう具体的な小説を期待していると、肩透かしを食います。 もちろん、地震関係の歴史的・地質学的説明はしっかりしていて読み応えがあり、出来ればそれを著書全体で展開して貰いたかった。 これだけ地震に関する情報収集力と被害想定のイメージトレーニングが出来ている方なので、想定される日本各地の被害状況をリアルに提案してみて欲しかった。 もちろん、そういう被害予想を最小限に抑える予防策・避難方法などなど、重要なテーマは沢山ありますので、そっちの方向へ小説の主題を持って行って欲しかったです。 また、政治家や霞が関の役人・土建会社などの「政官業の癒着」を言いたてていますが、裏付けるデータや資料がないので、単なる誹謗中傷になっているような気がします。 著者は物凄い博識で様々な分野の知識や情報を集めていて、それはそれで感服しますが、それを1冊の小説に圧縮して展開するとなるにはもっとジックリ時間を掛けるべきかとも、思われます。 緊張感のある物語展開に、「あれっ?」という非現実的な展開もあって、折角のリアリチィーが「崩壊」してしまう残念さがあります。 まあ、そういうズッコケもあるので、恐ろ恐ろしい巨大地震・津波の小説が読めるのかも知れませんね・・・・・・・ | ||||
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多くのレビュアーと同様、『死都日本』に感心し、さて第2作という期待をもって読み始め、いささかがっかりして読み終えた。地震をテーマとし、その地学上のウンチクはそれなりに興味深かったものの、ストーリー展開に無理があり、父子の宗教・科学談議はTPO面で不自然さが残り、ヤクザの描き方は類型的。いろんな意味で前作よりレベルが落ちたように思う。名古屋を襲った地震の描写は、それなりにリアルな感じがしたが。 | ||||
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前作で好評を博した、緊迫感溢れる災害の描写は相変わらず見事です。しかしそれ以外の本筋について気になるところが多く、ちょっと期待しすぎたかなという印象です。前作でも著者の堅固な思想が見え隠れしていましたが、本作ではそれが顕著になっています。具体的には反役人、反自民党、反土建屋、反原発といったもので、それら及び物語の重要なファクターである地震、防災などに対し登場人物やナレーションの形を借りて、問題提起と呼ぶにはあまりにも一方的、単視点的に批判をまくしたてている描写が目立ちます。(個人的な見解ですが、巻末の参考資料によると地震以外の資料は各分野一、二冊に留まっており、 それらの文献の主張を反映したことでそう感じさせるに至っているのかも知れません。)そういった批判がかなりの頻度、見方によっては必要以上にストーリーに挟み込まれているので、著者と思想を同調できないと読み進めるのに苦痛を覚えてしまうのではないでしょうか。他のレビューにもある通り、物語の本筋はとある親子のヤクザに対する復讐劇であり、東南海地震に文字通り震撼する日本を舞台にしたドラマとして十分に楽しめる作品ではあると思うのですが、前述のこともあり、物語自体よりも著者の知識と思想を披露することに重みを感じてしまう部分が多く、それが非常に残念です。最後に個人的な好みの上での勝手な物言いと前置きした上で付け加えると、分かりやすい絶対的な「悪」を用意してそれを倒すという構図を始め、全体的に陳腐で薄っぺらい印象を受けてしまう・・・といったところでしょうか。 | ||||
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ラジオでCMが流れていたので、購入しました。盛りだくさんの内容は、期待通り!といえばそうですね。 「?」マークが付くのは少し説明が長く、難解。普段から震災クライシス小説はよく読み、初めて見る方よりも多少の知識はあると思っていますが、 もう少しストーリー自体を大切にしないと、単に教養書の様になってしまうのではないでしょうか。ストーリーを読み続けて、突然流れをぶった切る ように説明になるので…ねぇ。残念ながら正直読み飛ばした部分もありました。 また、親爺さんと主人公が宗教倫理に華を咲かせるシーンが何度か登場しますが、未曾有の大地震の最中や、ヤクザに襲われている最中に、あんなに ペラペラしゃべれないんじゃない?と、感情移入は出来ませんでした。 同じ震災物であれば、高島哲夫さんの「TSUNAMI」や「M8」の方が没頭出来て読み終えて「読んだー」という気になったかなと感じています。 今も読み返しているくらいですから。 一応、死都日本も読んでみようと思います!! | ||||
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面白いは面白いけど詰め込みすぎ。小説というよりは、薄い新書を何冊か読んだ気分。 | ||||
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日本のどこにも逃げ場書はない 己の愛する娘が陵辱された挙句、死の道を選ぶしかなかった 父親は祖父とともに復讐を胸に誓う 家族の愛と魂の再生と、日本社会の再生への道しるべとなる傑作である | ||||
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その娘はヤクザに犯され、自ら死を選んだ・・。そしてついに来た「その日」。日本全土を襲った巨大地震、予想をはるかに超える大震災の街を、復讐を誓った父親が奔る・・。 「死都日本」の作者の2作目。前作と同等かそれ以上の豊富な知識と卓越した筆力で、「本当の震災」の来たるべき姿を、迫真のリアリティで描いています。 東海地震と東南海地震の違いとは?地震予知の実際とは?震災が起きたとき、都市は、政治は、経済は、私たちの預金や資産は、一体どうなるのか? 本書を読むと、必ず来ると言われる大地震について我々がいかに無知、あるいは大きく勘違いしているのか、思い知らされます。本書が伝えるのは、日本人がこの先、未来永劫直視しなければいけない「日本」という国土の、私たちの知らない本当の姿であり、世界で起こる大規模地震の20%以上が集中する、世界でも類を見ない地震国に住む人間にとっての「生き抜く知恵」です。 惜しむらくは、あれだけ悲惨な娘の死があったにも関わらず、その前後で主人公の性格描写や台詞まわしに変化がなく、それだけに少し軽薄で不快に感じる部分がありました。 また、方言の正確な記述にこだわりすぎて、その地方以外の人には読みにくく、台詞のニュアンスが捉えにくいのも難点。方言と標準語を上手く織り交ぜた書き方による、ニュアンス重視の筆運びをしてほしかったです。 これら難点を含めても、いつまでも保管しておきたい一冊ということで、星4つ。 おすすめです。 | ||||
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「第26回メフィスト賞」を受賞して’02年9月に発表されたデビュー作『死都日本』に続いて書かれた、著者の第2作。 前作は、科学的根拠に基づいた九州の火山帯の“噴火”とその被害を国家的な規模で描いた、ハリウッドのパニック映画ばりの、圧倒的なスケールを誇るクライシス・ノベルであった。 今回のテーマは“地震”である。東海地震、連動して発生する東南海地震、名古屋に大津波が・・、震源域の真ん中に位置する浜岡原発・・。近い将来、必ず起こるであろう巨大地震に対して政府の予知対策は・・・。被災者の救援体制は・・・。復興支援策は・・・。首相の大地震に際して胸に秘めるある秘策とは・・・。 本書は、以上のような国家的な描写もみられるが、『死都日本』のような、ディテールにこだわった大災害発生時の詳細な描写や、そのもたらす被害、国家的な危機のシュミレーションとかにはあまりページは割かれていない。 メインの物語は名古屋の南部、港付近に住むある家族の、暴力団との抗争である。町に住み着いて、政治家や建設業者と癒着し、よからぬたくらみをもつ暴力団に愛する娘が襲われる。その父と祖父がこの巨大地震を利用して、前途をはかなんで自殺してしまった娘の仇を晴らすため、暴力団を壊滅させるべく、徒手空拳から準備を進める。そして予測どおり大地震が連続して発生し、ふたりは戦闘を開始する。 復讐物語として読む分には興味深い小説ではあるが、テーマを“地震”としながらも、身近な町内・家族の問題をメインにすえたため、小粒の小説になってしまった感は否めない。『死都日本』のインパクトが強かっただけに、もう少し科学的で、壮大なスケールの、前作を上回るような“地震”クライシス・ノベルを読ませて欲しかった。 | ||||
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死都日本がとても良かったのでかなり期待値が高かったのかもしれませんが。災害がらみのシミュレーションとは関係ない、やくざの話などは退屈でした。 | ||||
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「死都日本」の石黒氏の第二作ということで期待して読みました。相変わらず様々な知識とそれを虚構として昇華・新解釈を加える手法は見事だと思いました。ただ他のレビュアーの方も指摘されているのですが、今作ではちょっと「得意の災害描写」とそこに至るまでの登場人物たちの生き様を絡めた組み立て・流れに無理があったのではと思います。登場人物が常に全知全能の存在として描かれがちなのは作者の癖のようなもので、そうしないとなかなか難解なメカニズムは説明できないのかもしれませんが。あと、ヤクザとの抗争部分が妙にコミカルなのに偏執的だったり、名古屋弁がちょっとくどすぎたりという部分もあります。一気に読み終えられますし、単純に面白いのですが。 | ||||
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