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震災列島



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【この小説が収録されている参考書籍】
震災列島
震災列島 (講談社文庫)

震災列島の評価: 3.07/5点 レビュー 27件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.07pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 21~27 2/2ページ
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No.7:
(3pt)

震災だけど、人災の話?

死都日本のスピード感と現実感に感心していました。二作目は自然災害のうち、地震を取り扱ったものではあったのですが、暴力団との市民抗争的なテーマと地震災害を両立させるために、ちょっと無理があったような気がします。
震災列島Amazon書評・レビュー:震災列島より
4062126087
No.6:
(3pt)

むりやり小説。なんだけど…

「死都日本」のような強烈な余韻はない。それどころか、むりやり小説に仕上げかのようなプロット…特に友紀拉致の巻には不快感すら覚える。…なんだけども、面白いことは面白いのだ。んー。自然科学の強烈な事実も、こうして小説にでも仕上げて頂かないことには心底迫っちゃこないレベルなもんで、その点での功は有り。小学生からの「地学」必修を推進したら、ン十年後には日本も変わるだろうか…等という事を読後にしみじみと考えるのでした。
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No.5:
(4pt)

期待しすぎたか・・・

前作『死都日本』の強烈なイメージが強く残っていて、おまけに時期が時期だけに、すごく期待して読みました。確かに面白いし、ぐいぐいと引きつけてはくれるのですが、災害部分の描写が全作と比べて、トーンダウンしているような気がするのは私だけでしょうか・・・しかしながら、海岸部分(?)に住んでいる身としては、山手に引っ越したいと思ってしまいました。災害被害予想地区にお住みの方はぜひ一度お読み下さい。
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No.4:
(4pt)

2000年の建築基準法の改正についての誤解

2000年の建築基準法後の建物は倒れずに残ったかのような記述があるのですが、アメリカ産の木材の輸入促進のための規制緩和あるいは構造計算できない海外の建築家がデザイン重視の建物を建てやすくするための規制緩和が主で、むしろ地震には弱くなっているみたいです。『拒否できない日本』で読んだ気がします。というわけで、未来はこの小説よりもっとひどいことになるでしょう。皇帝ネロや江戸幕府など意図的に都市を焼き払ったと疑われている例はいろいろあるのでしょうから、政官財+ヤクザ構造ならやりかねないと思いますし、実は神戸でも?? なにしろ、『ヤクザ・リセッション さらに失われる10年』の方がもっとえぐい話も出てきていた気がします。先日ついに日本人人質が殺されましたが、地震の際にテロリストによる放火を防ぎ、震災復興支援にそなえるためにイラクから自衛隊を引き上げさせろとか言っても、やはり首相は知らん顔なのでしょうね。ヤクザをやっつける話は、『わたしのグランパ』に似ているなと思ったのでした。終戦時に15歳としても地震発生時の特攻隊の生き残りの人の年齢を考えると、ちょっときついなと思いました。署長は結局どうなったの? という疑問が残ったのですが、兵庫県警には部署が変わるごとにその部署で不祥事が起きている人がいますよね。47人にしたのは赤穂浪士の連想で、天山山脈近くの弓月国から来た秦氏の上陸地点が赤穂だというあたりを踏まえてのことかなと無心論者の宗教談義のあたりで思いました。
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No.3:
(4pt)

前作には及ばず、しかし・・・

前作「死都日本」を超えるのは、流石に難しかったようです。前作では前半で噴火が起き、その後は災害描写の連続となるのですが、本作で地震が起こるのは、後半の最後で、災害描写は前作に比べればかなり少なくなっています。そこを期待していただけに、若干肩透かしの印象は否めません。しかし、そうは言っても、その災害描写は絶品です。このような逞しい想像力で、地震がおきたときの被災状況を想定しておくことが、防災意識を高める上でも大切なんだと思いました。
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No.2:
(5pt)

そうか日本って震災列島だったんだ。地震の力はすさまじいです。

まさかここまで。胸がしめつけられる思いの連続。人として許せないものは許せない。共感できた。そうか東海地震は静岡だけの問題ではなかったんだ。日本に生きる者としてどうしても避けて通れない地震災害。この災害を正面から見据えて心の準備をするには十分すぎる内容だ。折りしも新潟県中越地震でぐちゃぐちゃになった道路を見せられているだけに、あまりにもリアルだ。あくまでも小説だから、これを読んで静岡県の人口が減ったりしないか心配だけど、ことは静岡県民だけの問題ではないのがわかってもらえれば、立ち向かう力が湧いてくるはず・・・。まずは、ご一読ください。東海地震の豆知識がいっぱい。あわれ浜岡原発もみごとにぶっこわれる。おそろしや・・・。
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No.1:
(4pt)

没頭しました

読み終えて最初に思うことは、期待を裏切らない出来だということですね。少しづつ読んでいこうと思っていたのに、ついつい読むことに没頭してしまいました。読み終えた後テレビをつけたら、新潟の地震のことをやっていたのには驚きました。読んだばかりなだけにリアルすぎます。もしかしたら、この地震が引き金となって、東海地震が発生してしまうのでは…などと心配です。ただ、主人公の暴力団に対する復讐が話のメインになっているようで、その部分に話の大半が割いてあるので、その分だけ星ひとつマイナスです。
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