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スコッチ・ゲーム
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スコッチ・ゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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角がボロボロでベタベタした物が付いていたりしたので即捨てました。 楽天さんで買い直したくらいです。 | ||||
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最後に良い店を見つけ、広告として動作し、良質、完璧に動作します! 次回も購入する機会がありました 私はこの店を覚えている必要がある場合、私は再び戻ってくる。 製品は完全に記述されたものです 販売と評価は非常に良いされている 再び購入することを躊躇しないだろう。 私の友人は買うように勧めてくれたので、私はこの製品を買った。 | ||||
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既読の匠千焼シリーズでは最高傑作! 第一弾の彼女が死んだ夜では文章のくどさや非現実的なトリックが気になりましたが、シリーズ回を追うごとに良くなっています。 今作品は最初から最後まで読ませる文章で中だるみが一切ありません。テンポ良く話が進んでいくと同時に散りばめられる伏線の数々。 事件に関しては、こんな動機で殺人おかしちゃうの?と思ってしまうのですが、それを納得させ得るだけの説得力があります。現実でも殺人のきっかけは人には理解されない些細な事だったりしますよね。最近だと隣人のバーベキューがうるさく臭いから殺したという事件もありましたし(怖) タカチがメインの今回は彼女の過去が明かされる重要な回でもあります。ここまで匠千焼シリーズを読んできた方は必読です!絶対に飛ばしてはいけません! 最後にはきちんとタックが登場し真実を解明をしてくれるのですが、警察の上を行ってしまう彼は何者なんだ、って感じです。 卒業後は探偵事務所を開くべき頭脳の持ち主ですね。 | ||||
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タックシリーズ四作目。今までは主要キャラ四人が集まってワイワイ推理合戦するのがお約束の流れでしたが本作はガラリと趣向が変わり完全にタカチが主人公。お馴染みのメンバーが出てくるのは終盤も終盤です。それまではタカチの過去がメインで語られるので彼女が好きな方には外せない一冊となるでしょう。 既刊で何度か匂わせていたタカチの過去が本作で本格的に解剖されるわけですが、不可解な連続殺人事件よりも登場人物の心情描写に力が入っている印象でした。タカチという人物の人となりを知るには充分すぎる内容ですがミステリー小説としては正直どうかなという感じ。もともと力業のトリックが多い作者ですが本作も例に漏れずかなり強引なタネ明かしでした。パズルが嵌まる感覚というよりは無理やり辻褄を合わせたという方が近いです。動機も納得できるものじゃないかなぁ…殺人という一線を気軽に越える人の多いこと多いこと。 しかしシリーズも四冊目となると登場人物に多少の愛着は湧くものでタカチが精神的に一皮剥けるラストは胸にグッときました。たとえ結婚していてもどんな立場に立たされていてもその人が困っていたら絶対に駆けつけると誓えるほど大切な人間がいるというのは素直に羨ましい。ミステリー小説としてではなく一人の少女の成長物語として楽しんでください。☆3。 | ||||
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急展開というか、たたみかけるように終る今作。 相変わらず後味がとても悪い男と女の愛憎劇 今から始まり過去の回想そして現在のかわった話の構成 決着から話は次回に続く 美しさとはひきつけるものを魅了し壊すのだ | ||||
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タカチこと高瀬千帆、高校三年の冬。 学園の女子寮に深夜戻ったタカチは、ルームメイト で、恋人の恵が、何者かに惨殺されたことを知る。 当初、タカチが筆頭容疑者と目されるが、のち に、恵と噂があった教師・惟道に容疑がかかる。 しかし彼は事件当時「スコッチの瓶を持って河原に行き、中味を川 に捨てていた人物を尾行していた」という珍妙なアリバイを主張した。 続いて起きる第二、第三の事件。事件は解決されず、迷宮入りに。 二年後、タックこと匠千暁が、タカチの郷里ですべての真相を解き明かす――。 本作の構成は、序章で、現在のタカチが、タックとともに惟道のもとを訪れた 場面が描かれた後、女子高生連続殺人事件の顛末が語られる過去パートへ。 その後、「川にスコッチを捨てる人」の謎だけをタック、ボアン先輩、ウサコに 議論させる机上推理パートを経て、タカチの郷里でタックが事件の真相を解 き明かすパートに進み、序章の場面に繋げられるという流れとなっています。 ミステリとしては、殺人事件よりも「スコッチの謎」のほうがメインといえますし、 殺人犯の動機よりも、その周囲にいる人物の人間性や思惑を浮かび上がら せようとする作者の意図が感じられます。 なので、作中で唐突に展開される、突飛な「男のナルシシズム」理論なるものは、 動機のエクスキューズであると同時に、ある意味、ミスリードの一手段ともいえ、 真に受ける必要はないでしょう(しかし、該当する人が皆無だとは思いません)。 タカチの重い過去話、という先入観を読者に抱かせ、ミステリ としての仕掛けから目を逸らさせる作者の手腕が冴えてます。 | ||||
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西澤保彦氏の「スコッチ・ゲーム」が幻冬舎文庫で新装版となり登場。 シリーズ第4段にして主要登場人物「タカチ」の過去が明かされる… 論理の神様、西澤保彦が描き出す「愛憎」の物語。 これまでのシリーズを読了していない人も、この作品からお楽しみいただけます。 | ||||
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西澤保彦氏の「スコッチ・ゲーム」が幻冬舎文庫で新装版となり登場。シリーズ第4段にして主要登場人物「タカチ」の過去が明かされる…論理の神様、西澤保彦が描き出す「愛憎」の物語。これまでのシリーズを読了していない人も、この作品からお楽しみいただけます。 | ||||
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1998年にカドカワ・エンタテインメントとして刊行されたものの文庫化。 匠千暁シリーズの第5作。順番に読んだ方が良い。 謎解きに関しては期待すべきではない。もうちょっとプロットを整理できなかったのだろうか? 犯人やトリックは悪くないのだが、本書のストーリー構成のなかでは納得できない。 キャラクター小説、青春小説としては楽しめると思う。決して明るくも爽快でもない青春だが。 | ||||
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1998年にカドカワ・エンタテインメントとして刊行されたものの文庫化。 匠千暁シリーズの第5作。順番に読んだ方が良い。 謎解きに関しては期待すべきではない。もうちょっとプロットを整理できなかったのだろうか? 犯人やトリックは悪くないのだが、本書のストーリー構成のなかでは納得できない。 キャラクター小説、青春小説としては楽しめると思う。決して明るくも爽快でもない青春だが。 | ||||
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作者はSF的設定の中である縛りを設け、その縛りの中で謎を論理的に解くロジカル・ミステリの大家。そのSFタイプの本とは別に匠千暁を主人公とする青春ミステリのシリーズも持っている。本作はその匠千暁シリーズ中の一作で千暁の仲間、高瀬千帆をメイン・キャラクタに据えている。 メインの謎はウィスキーのビンが洗った上で川原に捨てられていたというもので、題名にふさわしい。だが、謎解きは話がクドイだけで平凡かつ非現実的。犯人像も西澤氏とは思えない程イイ加減。本シリーズは「解体諸因」(傑作)を除くと、ミステリと言うよりは青春小説なので、登場人物に感情移入できないと賞味できない。本作も青春時代の心の揺れや憧憬といった点を味わうべき作品なのだろう。 タカチこと高瀬千帆の過去も分かる仕掛けになっているので、匠千暁シリーズのファンの方はどうぞ。 | ||||
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匠千暁シリーズでなかなか人を寄せ付けず,颯爽とタフに描かれたタカチが何故このような性格となり,このような生き方をするようになったのか,高校時代に遡って解き明かしていく。父との確執,タックの助け。人間関係の微妙の距離感。 「他人の人生にまで責任が持てると思うのは,非情に傲慢な発想だ」 このシリーズでこれまで取り上げられてきたように,この作品でも友情を軸に,人と人との関わり方を深く鋭く描き出していく。ミステリーという範疇に留まらない青春大河小説の一篇。登場人物一人一人のキャラクターも際立っている。 シリーズ物なのでできれば時系列順に「彼女が死んだ夜」(角川文庫)「麦酒の家の冒険」(講談社文庫)「仔羊たちの聖夜」(角川文庫)「スコッチ・ゲーム」(角川文庫)「依存」(幻冬舎文庫)「解体諸因」(講談社文庫)の順でどうぞ。 | ||||
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この本は人間のナルシズムがテーマになっています。ナルシズムから湧き出る人間の傲慢さ、不可解さが生々しく描かれた物語でした。犯人探しよりも、なにか恋愛や生き方について考えさせられました。またこのシリーズのヒロイン、タカチの過去が明らかになったり、タック、タカチの微妙な関係の変化も見所。「依存」を読む前にぜひとも本書を読むべきだと思います。 | ||||
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