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太平洋の薔薇
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【この小説が収録されている参考書籍】
太平洋の薔薇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全53件 41~53 3/3ページ
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最初からぐいぐい惹きこまれる内容で 上下巻の長編というのも気にならず一気に読んでしまいました。 人間関係が詳細に描かれているので頭の中に映像が浮かぶような状態でした。 最後の方は 号泣してしまいました。 彼の作品は どれも私からすれば外れがないのですが ほんとにこの作品も最高に楽しめました。 | ||||
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最初からぐいぐい惹きこまれる内容で 上下巻の長編というのも気にならず一気に読んでしまいました。 人間関係が詳細に描かれているので頭の中に映像が浮かぶような状態でした。 最後の方は 号泣してしまいました。 彼の作品は どれも私からすれば外れがないのですが ほんとにこの作品も最高に楽しめました。 | ||||
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著者の作品は、本作が初めてで、どんなものかと半信半疑で読み始めたら、面白くてもう止まらない! テロリストに乗っ取られた貨物船「パシフィックローズ」の乗組員の闘いや、「パシフィックローズ」とそれを追跡する海保艦の嵐の航海は、緻密に書き込まれており、感動します。 終戦のローレライと比較する人もありましたが、私が思い浮かべた作品は、楡周平氏の「無限連鎖」です。 シチュエーションがそっくりなのですが、私は笹本稜平氏に軍配を揚げざるを得ませんでした。 もっと話題になっても良い一冊だと思います。 読んで損しませんよ。 | ||||
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著者の作品は、本作が初めてで、どんなものかと半信半疑で読み始めたら、面白くてもう止まらない! テロリストに乗っ取られた貨物船「パシフィックローズ」の乗組員の闘いや、「パシフィックローズ」とそれを追跡する海保艦の嵐の航海は、緻密に書き込まれており、感動します。 終戦のローレライと比較する人もありましたが、私が思い浮かべた作品は、楡周平氏の「無限連鎖」です。 シチュエーションがそっくりなのですが、私は笹本稜平氏に軍配を揚げざるを得ませんでした。 もっと話題になっても良い一冊だと思います。読んで損しませんよ。 | ||||
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読後感のひとこと 「終戦のローレライ」がなかったら・・・ 徹夜度 ★★★★★ 話題性 ★★★☆☆ 着想 ★★★★☆ 作品の重さ ★★★★☆ テンポ ★★★★★ 読みやすさ ★★★★★ 謎解き ★☆☆☆☆ 感動 ★★★★★ おすすめ度 ★★★★★第6回大藪晴彦賞受賞。 2004年度版 このミス 13位伝説の船長柚木の最後の航海は老朽船「パシフィックローズ」。しかし、この老朽船がテロリストにより占拠され、柚木らはロシアへ向かうように指示される。ロシアで待ち受けるのは旧ソ連時代の驚異の生物細菌兵器。有効な解毒剤がないため、驚異の兵器として封印されていたこの兵器を巡り、日・米・露、それぞれの思惑が交錯する。テロを阻止せんとする柚木。柚木を懸命に捜索する娘の夏海、そして、兵器を開発し米国へ亡命した科学者ザカリアンなど、キャラクターのたてかたもうまくできている。たしかにディテールの甘さがあるし、たとえば、用意周到なテロリストが、後半急に弱くなる!!など、作者のご都合ですすむ展開等、欠点もある。しかしこれらの欠点を差し引いても、十分に優れた海洋冒険小説であり、一読の価値がある作品として、おすすめできる。 同じ年に「終戦のローレライ」という海洋冒険小説の怪物がいなかったら、もっと注目を集めた作品だと思う。私にとって2003年、掘り出し物の一冊となった。 | ||||
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読後感のひとこと「終戦のローレライ」がなかったら・・・ 徹夜度 ★★★★★ 話題性 ★★★☆☆ 着想 ★★★★☆ 作品の重さ ★★★★☆ テンポ ★★★★★ 読みやすさ ★★★★★ 謎解き ★☆☆☆☆ 感動 ★★★★★ おすすめ度 ★★★★★第6回大藪晴彦賞受賞。 2004年度版 このミス 13位伝説の船長柚木の最後の航海は老朽船「パシフィックローズ」。しかし、この老朽船がテロリストにより占拠され、柚木らはロシアへ向かうように指示される。ロシアで待ち受けるのは旧ソ連時代の驚異の生物細菌兵器。有効な解毒剤がないため、驚異の兵器として封印されていたこの兵器を巡り、日・米・露、それぞれの思惑が交錯する。テロを阻止せんとする柚木。柚木を懸命に捜索する娘の夏海、そして、兵器を開発し米国へ亡命した科学者ザカリアンなど、キャラクターのたてかたもうまくできている。たしかにディテールの甘さがあるし、たとえば、用意周到なテロリストが、後半急に弱くなる!!など、作者のご都合ですすむ展開等、欠点もある。しかしこれらの欠点を差し引いても、十分に優れた海洋冒険小説であり、一読の価値がある作品として、おすすめできる。 同じ年に「終戦のローレライ」という海洋冒険小説怪物がいなかったら、もっと注目を集めた作品だと思う。私にとって2003年、掘り出し物の一冊となった。 | ||||
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読後感のひとこと 「終戦のローレライ」がなかったら・・・徹夜度 ★★★★★ 話題性 ★★★☆☆着想 ★★★★☆ 作品の重さ ★★★★☆テンポ ★★★★★ 読みやすさ ★★★★★謎解き ★☆☆☆☆ 感動 ★★★★★おすすめ度 ★★★★★第6回大藪晴彦賞受賞。2004年度版 このミス 13位伝説の船長柚木の最後の航海は老朽船「パシフィックローズ」。しかし、この老朽船がテロリストにより占拠され、柚木らはロシアへ向かうように指示される。ロシアで待ち受けるのは旧ソ連時代の驚異の生物細菌兵器。有効な解毒剤がないため、驚異の兵器として封印されていたこの兵器を巡り、日・米・露、それぞれの思惑が交錯する。テロを阻止せんとする柚木。柚木を懸命に捜索する娘の夏海、そして、兵器を開発し米国へ亡命した科学者ザカリアンなど、キャラクターのたてかたもうまくできている。たしかにディテールの甘さがあるし、たとえば、用意周到なテロリストが、後半急に弱くなる!!など、作者のご都合ですすむ展開等、欠点もある。しかしこれらの欠点を差し引いても、十分に優れた海洋冒険小説であり、一読の価値がある作品として、おすすめできる。同じ年に「終戦のローレライ」という海洋冒険小説の怪物がいなかったら、もっと注目を集めた作品だと思う。私にとって2003年、掘り出し物の一冊となった。 | ||||
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登場人物に魅力があり、グイグイ惹きつけられた。 嵐のシーンは迫力満点で圧倒された。パシフィックローズの乗組員を救出するため、SATの坂巻隊長が乗り込んだあたりから、やたら涙が出て、いやはや困り果てた。 文句なしに面白い極上品! | ||||
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これは間違いなく海洋冒険小説の近来の傑作。海という魔物の描写のリアリティが凄い。その海を愛しながら絶望的な戦いを挑む海の男の生き様が凄い。冒険小説に必要な極限状況を生み出す背景としての国際謀略の構成がまた分厚い。前半の頭の痛くなるような錯綜したプロットが、中盤から太いストーリーの流れを作り出し、最後は感動の大団円。泣ける本だと聞かされていたので心してはいましたが、それでも泣かされました。終盤のクライマックスの作りはややご都合主義といえなくもありません。しかしそう感じさせながらも読み手の心を力ずくで揺さぶってくるストーリーテリングの巧みさにはまさに脱帽です。人を感動させる小説に久々に出会った。というより小説はいまも人を感動させる力を持ちうるのだ。そんな実感が強く残った作品です。 | ||||
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これは間違いなく海洋冒険小説の近来の傑作。海という魔物の描写のリアリティが凄い。その海を愛しながら絶望的な戦いを挑む海の男の生き様が凄い。冒険小説に必要な極限状況を生み出す背景としての国際謀略の構成がまた分厚い。前半の頭の痛くなるような錯綜したプロットが、中盤から太いストーリーの流れを作り出し、最後は感動の大団円。泣ける本だと聞かされていたので心してはいましたが、それでも泣かされました。終盤のクライマックスの作りはややご都合主義といえなくもありません。しかしそう感じさせながらも読み手の心を力ずくで揺さぶってくるストーリーテリングの巧みさにはまさに脱帽です。人を感動させる小説に久々に出会った。というより小説はいまも人を感動させる力を持ちうるのだ。そんな実感が強く残った作品です。 | ||||
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登場人物に魅力があり、グイグイ惹きつけられた。嵐のシーンは迫力満点で圧倒された。パシフィックローズの乗組員を救出するため、SATの坂巻隊長が乗り込んだあたりから、やたら涙が出て、いやはや困り果てた。 文句なしに面白い極上品! | ||||
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ベテラン船長の引退航海に襲い掛かるマラッカ海峡の海賊団。 海上保安庁SSTによるサーチアンドレスキュー。 冷戦時代に旧ソビエト連邦により極秘開発された最凶のウイルス兵器。 忽然と姿を消したKGB工作員を追い詰めんとするNSAスパイマスター。 こんなキーワードに食欲を刺激されるヒトには極上のご馳走です。丁寧な人物描写から生まれる熱いドラマには福井晴敏の作品に通じるものを感じました。お薦めです。 | ||||
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ベテラン船長の引退航海に襲い掛かるマラッカ海峡の海賊団。海上保安庁SSTによるサーチアンドレスキュー。冷戦時代に旧ソビエト連邦により極秘開発された最凶のウイルス兵器。忽然と姿を消したKGB工作員を追い詰めんとするNSAスパイマスター。こんなキーワードに食欲を刺激されるヒトには極上のご馳走です。丁寧な人物描写から生まれる熱いドラマには福井晴敏の作品に通じるものを感じました。お薦めです。 | ||||
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