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太平洋の薔薇
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【この小説が収録されている参考書籍】
太平洋の薔薇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全53件 1~20 1/3ページ
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勇敢な男達の行動が魅力です。 荒れた海の描写は読んでるだけで船酔い気分でした。 本に少し汚れがあり残念。 | ||||
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笹本稜平さんの本を一生懸命読んでいますが、この本は私の中では最高に感激した本です。 | ||||
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非常に感動しました。この本は映画化されても良いと思います。笹本さんの本はジャンルが広く、どの物語も読み応えがあります。今では笹本さんの大ファンです。 | ||||
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船舶用語でいくつか、間違いがありますが、楽しく読めました。よかった。 | ||||
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ネタバレ無しです。引退まじかの船長 柚木清一郎が船名パシフィックローズの舵をとる事から始まる。中間は省略するが、下巻の最終章は感涙ものでした。絶対読んだ方が良いです。 | ||||
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最初はマラッカ海峡、地中海、イルクーツク、ワシントンとバラバラに始まった物語が、さらに場所を変えながら少しずつ一本のストーリーに収束していきます。 巷を騒がしているエボラ出血熱と同様のウイルスを効率よく散布できる生物学的兵器による恐怖が次第に明らかとなり、貨物船の船長=海の男の気骨が心に沁み渡ります。 特に最後の2章はほっとしながら、「よかった」と思いながら、感動的に味わえます。ただラストの台詞の主が超大国の大統領というのは戴けませんでしたが。 | ||||
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文句なしにおもしろかった。主人公が若干超人的でリアリテrィに欠けるが一つの理想像として夢を与えてくれた。 | ||||
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笹本作品の中で、二番目に好きな作品です。主人公だけで、全体のストーリーを崇高に持っていっている点が素晴らしいです。後半のハラハラさせる展開と圧倒的なスケールに、最後まで楽しめました。すかっとしたい時に、下巻をよく再読しています。 | ||||
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海に生きる男たちが演じる感動の終盤に思わず涙が…さすがは大藪賞受賞作のことだけはある傑作海洋冒険小説。 日本、ロシア、アメリカの善と悪とが入り乱れる混迷の上巻から下巻では、それらが一本の糸でつながる。追う者と追われる者の白熱の展開が繰り広げられる。 平和という名の口実に他国より強力な兵器を手に入れ、復讐、或いは均衡という欺瞞に満ちた状態を保とうとする世界各国。その渦中に巻き込まれた海の男たち。これは、もはや戦争と変わらない。そうした中でも、自分の信念を失わずに行動する海の男たち臨んだ姿が神々しく見えた。 | ||||
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世界を舞台に圧倒的なスケールで描かれた海洋冒険小説。クリフハンガーの要素もたっぷり盛り込まれ、ハラハラドキドキの展開にページを捲る手がもどかしい。 引退を目前に控えた船長・柚木静一郎が乗船する『パシフィックローズ』が謎のテロリストにハイジャックされる。同じ頃、ロシア、アメリカでも不穏な動きが… | ||||
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上下巻を一気に読み上げたのは久しぶりです。 ストリー展開や船長のリーダーシップ&日本人魂 家族愛など本当にすばらしい内容でした。 外国の監督で映画化してくれないかと思った程です。 すっかり笹本稜平ファンになりました。 | ||||
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展開の下巻。 物語はCIA、FSB、アララト、ザカリアン、夏海、かいもんと、多くの 舞台の展開が徐々に一つに収束していきます。 類似作が多いので、確かに舞台は海。大海原の悪天候。それに挑む姿は あたかもブルースって感じで、向かう先が読めてしまいます。 ナターシャBをめぐる争いってのが、いまひとつ絡まり方が弱かった。 ザカリアンとアララト、ティグラネスとロバート、ステパーシンとルシコフ。 沢山の登場人物が、てんでばらばらに動き回るので、収束する、高まる、 ドキドキするってのが、結果薄まってしまったかな。 個人的には、不要な部分を削ってくれれば展開がむしろ読みにくく、面白く なったんじゃないかなあと。 FSBもCIAも、スパイ映画みたいだけど、全然ローズまでたどり着かないなら、 もっと内容を削っても良かったのでは。ロバートも、夏海への連絡係くらいなら、 わざわざホワイトハウスを出さなくても良かったのでは。 なんて、大風呂敷に文句たらたらですが、ダイハードって感じで、読みきらせた。 その力作に75点。 高評価の方が多いようですが、私のように思う方もいらっしゃるのでは。 | ||||
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とにかくスケールは壮大です。 出てくる題材が凄い。元KGBから、ホワイトハウス、インドネシア政府、 細菌兵器。 似たようなというとちょっと語弊がありますが、楡さんの小説で似た ようなものがあったと思います。状況はかなり違いますが、あれもかなり 壮大、壮絶でしたが、この作品もすごい。 とにかく登場人物が多いので、しかも多国籍。ロシアの名前って、同じ ような名前が多いので、覚えられない。何回も何回も前に戻って、マーク して。しかも、過去のKGBの、落合信彦さんも書いていなかったようなこと まであったりして、ホントに大変大変。 柚木さんと御嬢さん、ロシアと、ホワイトハウス、豪華客船と舞台がいくつ もあるので、どこまで展開していたのか、確認するのが大仕事。 本当に大変な上巻でした。 楡さんの時は、ええええーって感じの終わり方でしたが、この作品は どうでしょう。 舞台設定は精密、詳細。ようやく長い長い上巻の舞台説明が終わり、 展開の下巻へ。 高評価のこの作品。大きな高まり、感動を期待します。 80点。 | ||||
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ちまたに溢れる”海賊が”冒険する話ではなく、実際の海賊に貨物船が襲われてしまう話です。 本当の船乗りの、海の冒険というか過酷な生活と心情、実際にあり得る、リアルな物語です。 日本で、こういう作品に会えるとは思いませんでした。 この作品に出会えたことに感謝します。 生活を海運に頼りながら、忘れ去られ、ニュースにもならない現状の日本。 作品の内容は、実際に起こってもおかしくないストーリーだと思います。 日本を含め、世界はこの作品に出てくるような海賊に頭を悩ませています。 登場する各種機関団体も、実際に存在します。 是非、ドラマ化、映画化でもして、世に広めて欲しい作品です。 | ||||
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最後にシーンが感動的。第七艦隊イージス艦とロシア太平洋艦隊潜水艦が、一商船の船長に登舷礼で敬意を表する。海の男の物語はわかりやすくて良い。ホーンブロワ−とかボライソーとか一時全巻読んだことがある。巻末の書評に女王陛下のユリシーズ号と同じ暴風雨に襲われた船の物語というので、HMS UlyssesをKindleで読んでみたが、これも感動的ではある。 | ||||
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本当に泣けて、爽快感あり。この本を読んだ後、作家笹本稜平さんの書籍を読み漁る程。エンディングは、ハリウッド映画!老朽艦となった輸送船と引退を決意した名船長とがオーバーラップし、そこに引き寄せられる海に関わる人々の絶対の正義感が心を震わせます。 | ||||
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本当に泣けて、爽快感あり。この本を読んだ後、作家笹本稜平さんの書籍を読み漁る程。エンディングは、ハリウッド映画!老朽艦となった輸送船と引退を決意した名船長とがオーバーラップし、そこに引き寄せられる海に関わる人々の絶対の正義感が心を震わせます。 | ||||
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大藪春彦賞受賞作品ですし、大沢在昌が目頭を熱くしたという帯もあるので、ちょうど読む本が切れていたので上下をあわせて買って読みました。 普通は小説も5年以上前の作品だと急激に変わる時代で話が時代に合わず劣化しますが、いまだに海賊問題が解決していないですし、古いという印象がなく読めました。(サスペンス、冒険ものでは現在は携帯電話がある時代なのに、携帯のない作品で連絡手段がなく困ったシーンなどを読むと違和感を感じたりしますが、この作品にはそういう経年劣化を感じさせません。) 内容は商品の説明を読んでいただけると大体分かると思いますが、それ以外にも日本の政府の事なかれ主義や建前主義なども痛烈に批判している点は良かったかと思います。また著者が元々この業界にいたため、船や航海、海などの博識ぶりには驚きました。ただこの説明が信憑性を持たすためにくどくかかれすぎているせいか、話の展開がくどくてストーリー展開が若干遅く感じました。 また星を4つにした点は、明らかに感動させようという点(キャプテンに対しての賛辞が多すぎ)が気になりました。 日本人ではなく、ハリソン・フォードあたりを主役にして、ハリウッドで映画を作れるくらいに良く出来手いると思います。 | ||||
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大藪春彦賞受賞作品ですし、大沢在昌が目頭を熱くしたという帯もあるので、ちょうど読む本が切れていたので上下をあわせて買って読みました。 普通は小説も5年以上前の作品だと急激に変わる時代で話が時代に合わず劣化しますが、いまだに海賊問題が解決していないですし、古いという印象がなく読めました。(サスペンス、冒険ものでは現在は携帯電話がある時代なのに、携帯のない作品で連絡手段がなく困ったシーンなどを読むと違和感を感じたりしますが、この作品にはそういう経年劣化を感じさせません。) 内容は商品の説明を読んでいただけると大体分かると思いますが、それ以外にも日本の政府の事なかれ主義や建前主義なども痛烈に批判している点は良かったかと思います。また著者が元々この業界にいたため、船や航海、海などの博識ぶりには驚きました。ただこの説明が信憑性を持たすためにくどくかかれすぎているせいか、話の展開がくどくてストーリー展開が若干遅く感じました。 また星を4つにした点は、明らかに感動させようという点(キャプテンに対しての賛辞が多すぎ)が気になりました。 日本人ではなく、ハリソン・フォードあたりを主役にして、ハリウッドで映画を作れるくらいに良く出来手いると思います。 | ||||
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上巻では場面が頻繁に切り替わり展開が遅かったきらいがあるが、 下巻では張られた伏線が収束して行き、感動のラストを迎える。 ハリウッド映画の如く、読者の期待通りのストーリー展開を見せる。 ただ、難を言えば、作者の都合が優先する展開があったり、テロリスト があっけなく死んでしまったりする部分が気になった。 そもそも、あえて目立つハイジャックをする必要があったのか疑問である。 終盤はグレート船長柚木マンセーの描写が演出過剰気味に思えたりもする。 とはいえ、海洋冒険小説、国際謀略小説として読み応え充分な作品である 事は間違いない。 | ||||
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