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ここに死体を捨てないでください!
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ここに死体を捨てないでください!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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「謎解きはディナーのあとで」を読み、著者の作品のファンになりました。 本作は、謎解きシリーズと同じでベースはミステリーで随所に笑い有りというスタイルを、 とっています。 ただ、ミステリーは謎解きシリーズとは違い、短編ではないので 続けて読まないと内容が中々頭に入ってきません。 また、鵜飼という探偵と砂川警部には以前から因縁のようなものが有るようですが、 それは著者の前著を読まない限り、その事実は明らかになりません。 より、本書を楽しむためには、著者のどの作品かわかりませんが、 鵜飼と砂川警部が出てくる前著を読むことをお勧めします。 また、本書のミステリーには、各地形の位置関係が非常に重要になってきます。 それを頭の中で処理するのは結構しんどいです。 扉絵などに地図を挿入してくれれば、読む期間が空いた時にまた話に入りやすい と思いました。 | ||||
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某掲示板で高評価だったので衝動買い。思ったほど面白くありませんでした。残念。 | ||||
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某掲示板で高評価だったので衝動買い。思ったほど面白くありませんでした。残念。 | ||||
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突然アパートの部屋にやって来た見知らぬ女性を殺してしまい、そのまま逃げた、 という連絡を妹から受けた有坂香織は、成り行きで知り合った廃品回収業の馬場 鉄男と共に、死体を廃品のコントラバスケースに入れ、被害者の車とおぼしき赤い ミニクーパーに乗って、死体遺棄のドライブに旅立つ。 一方、私立探偵・鵜飼杜夫のもとには、山田慶子と名乗る女性から、 「クレセント荘というペンションで不穏な動きがある」という電話があり……。 香織の妹の部屋にやって来た謎の女性と、クレセント荘の関係者を見舞う惨劇に、 どういった繋がりがあるのかは、容易には判らないつくりとなっているのですが、 本作のメインとなる、かなり剛腕な物理トリックが判明すると、事件の構図は、 たちまちクリアになります。 アリバイ工作に用いられているそのトリックは、結構な費用がかかり、リスクも高いため、 非現実的なトンデモトリック、といえますが、労力に見合う利点も、たしかに存在します。 (また、ダブル・ミーニングによってトリックの真相を暗示すると同時に、読者を誤誘導 しているのも上手いです) そして、何といっても本作最大の読みどころは、「第九章 犯人が罰を受ける」に用意された大メインクライマックスw 運命の皮肉、あるいは因果応報というべきか、事件はその起点 となった犯人のもとへ、きっちりと、投げ返されることになります (泡坂妻夫氏の『乱れからくり』を思い出しました)。 | ||||
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突然アパートの部屋にやって来た見知らぬ女性を殺してしまい、そのまま逃げた、 という連絡を妹から受けた有坂香織は、成り行きで知り合った廃品回収業の馬場 鉄男と共に、死体を廃品のコントラバスケースに入れ、被害者の車とおぼしき赤い ミニクーパーに乗って、死体遺棄のドライブに旅立つ。 一方、私立探偵・鵜飼杜夫のもとには、山田慶子と名乗る女性から、 「クレセント荘というペンションで不穏な動きがある」という電話があり……。 香織の妹の部屋にやって来た謎の女性と、クレセント荘の関係者を見舞う惨劇に、 どういった繋がりがあるのかは、容易には判らないつくりとなっているのですが、 本作のメインとなる、かなり剛腕な物理トリックが判明すると、事件の構図は、 たちまちクリアになります。 アリバイ工作に用いられているそのトリックは、結構な費用がかかり、リスクも高いため、 非現実的なトンデモトリック、といえますが、労力に見合う利点も、たしかに存在します。 (また、ダブル・ミーニングによってトリックの真相を暗示すると同時に、読者を誤誘導 しているのも上手いです) そして、何といっても本作最大の読みどころは、「第九章 犯人が罰を受ける」に用意された大メインクライマックスw 運命の皮肉、あるいは因果応報というべきか、事件はその起点 となった犯人のもとへ、きっちりと、投げ返されることになります。 (泡坂妻夫氏の『乱れからくり』を思い出しました) | ||||
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『烏賊川市シリーズ』の5作目で書きおろしの作品になります. 謎の事件に勘違いや思い込みが絡み合い,ミステリながらもおかしく読める1冊です. また本作の場合,事件に関わってしまった人の様子が最初から最後まで描かれるため, 事の真相はもちろん,彼らがどういう顛末を辿っていくのかも楽しみどころになります. これに中盤あたりからもう一つの事件が絡み,終盤にはやや緊迫の場面があるものの, そこはやはりというか何というか,この著者らしい驚きとバカバカしさが待っています. 真相にしても気の毒過ぎるはずなのですが,軽妙なやり取りなどがそれを感じさせません. ただ,現場周辺の位置関係が少しわかりづらく,解決編には地図があってもよかったのでは. とはいえ,エピローグまで丁寧に,そしてキレイに締められるラストは好印象でしたし, 少しの切なさを残しながらもフォローがあるため,明るめの余韻となるのもよかったです. 他では,エキセントリックなタイトルに呼応するような帯も目を引いておもしろかったです. なお,本編とは関係ありませんが本作から『判』が新書版から四六版に変更になっています. お値段もなかなかとなり,これまでシリーズを揃えてきたファンにはちょっと気になるかも…. | ||||
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『烏賊川市シリーズ』の5作目で書きおろしの作品になります. 謎の事件に勘違いや思い込みが絡み合い,ミステリながらもおかしく読める1冊です. また本作の場合,事件に関わってしまった人の様子が最初から最後まで描かれるため, 事の真相はもちろん,彼らがどういう顛末を辿っていくのかも楽しみどころになります. これに中盤あたりからもう一つの事件が絡み,終盤にはやや緊迫の場面があるものの, そこはやはりというか何というか,この著者らしい驚きとバカバカしさが待っています. 真相にしても気の毒過ぎるはずなのですが,軽妙なやり取りなどがそれを感じさせません. ただ,現場周辺の位置関係が少しわかりづらく,解決編には地図があってもよかったのでは. とはいえ,エピローグまで丁寧に,そしてキレイに締められるラストは好印象でしたし, 少しの切なさを残しながらもフォローがあるため,明るめの余韻となるのもよかったです. 他では,エキセントリックなタイトルに呼応するような帯も目を引いておもしろかったです. なお,本編とは関係ありませんが本作から『判』が新書版から四六版に変更になっています. お値段もなかなかとなり,これまでシリーズを揃えてきたファンにはちょっと気になるかも…. | ||||
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