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ここに死体を捨てないでください!
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ここに死体を捨てないでください!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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内容を殆ど忘れていたのをこれ幸いと(?)、今回再読してみました。 いや~、面白かった! 抜群のギャグセンスはもとより、犯人の設定や犯行方法、謎が解明されていく筋立てなどのミステリーとしての要素も極めて高い出来栄えと感じました。 | ||||
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オチが凄いです これをアニメか実写で見てみたいと思えました | ||||
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実際には起こりえなさそうな展開が面白かった。 「えー?!」と驚く展開が多く、キャラクター自身も面白くて、たくさん笑った。 続編が楽しみ! | ||||
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烏賊川市シリーズ5作目 惰性で読んでるようなものですが 内容は楽しめます ネタバレ割愛しますがこのシリーズを読まれてる方は 買っても外れではないのでご安心ください | ||||
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東川氏のデビュー作から続く烏賊川市を舞台にしたユーモアミステリーの長編作で、今回はヒッチコックのハリーの災難を彷彿とさせる、ひょんなことから死体遺棄をせざるとえなくなったカップルのドタバタ劇と旅館での開発に絡む不可能連続死が絡むという内容。 このシリーズはトリックやプロット自体はまぎれもなく本格路線であり、読み応えがある。 この氏の烏賊川市はどの作品もユーモアとトリックのバランスがよく、お勧めである。 | ||||
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伏線、謎解き、ギャグ、どれをとってもこの作者の中でも最上位だろう。 東川作品は笑い、ギャグを特化して見てしまいがちだが、構成力もなかなかすばらしい。 わかりやすく、端的に、描写したり、説明したりするのが、さりげなくて実に上手い。 この作品では、いつもの探偵トリオと舞台となる現場関係者のほか、バカップル(?)も絡んでくるのだが、その出し入れが無駄なく明快で、それぞれの事実が次第に収斂していくカタルシスも味わえる。 前後関係の複雑な構成も、1度読むだけで自然と入ってくる。当たり前のことのようで、これのできない作家も結構多い。 ギャグを入れても、本筋を邪魔しないし、ギャグそのものに伏線が張られていたりする。 ただ、被害者の心情を思うと…、とか、残された遺族は…とか、感情移入したい人には違和感があるだろう。 笑いを下敷きにしているから、被害者の描写もむしろカラッと乾いた描写になっている。 むしろ、時にはほろっとさせようとか、そういう浮気心をせずに、あくまでコメディでミステリーを書く、と一貫しているところがこの作者の魅力。 質のいいミステリーを読みつつ笑いたい、という人向け。笑いの波長が合うかどうかという問題はあるだろうが、おいらは好きだよ。未読の方は、この作品でも他の作品でも、東川作品をとりあえず一つ読んでみて下さい。長編の方がより良いかな。 | ||||
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対応が早く、大変満足しています。 ありがとうございました。 配達も早くうれしいです。 | ||||
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この作品一冊だけ読んで、くだらないなぁと感じても あなたが 軽い推理小説が読みたい!! 楽しい話を読みたい!! と考える読書大好きさんなら 騙されたと思って他に何冊か… ん〜、我慢してでも3冊は氏の作品を読んでみましょう♪ 間違いなくハマります!! ソシテヌケラレナクナリマス( ̄∀ ̄) この作品は鉄男と香織、鵜飼と朱美のトンチンカンな推理合戦etc… ベタな笑いのパターンが、バシバシと決まり 読んでいて楽しくなる なかなかの佳作♪ 本格推理としても悪くない作品だと思います。 | ||||
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危険です。人前なのに最後の方は、噴出しそうで大変でした。 殺人事件なのに軽い感じでどうかと思うが、そこが大好き。 もう、ノリは馬鹿馬鹿しいけど、しっかり推理小説です。 アガサ・クリスティーも大好きだけど、この軽さが凄いと思います。 | ||||
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妹に頼られたい頼りない姉と、女ったらしでどこか同情まで誘うチャラ男の出会いから始まる本作品。殺人モノにも関わらずギャグ連発な文体に軽薄な印象もぬぐえないでもないですが、それこそが東川氏の良さなのでしょう。 クライマックスは犯人に対する天の制裁がダイナミックに描かれていて、「謎解きはディナーのあとで」「放課後はミステリーとともに」などの短編からは想像もできないような壮絶さが、ストーリーをきれいにまとめてくれています。この結末もわざとらしい説教などより、かえって読みやすいのかもしれません。 死体遺棄の共犯となった男女の行く末も、最後に綺麗な着地点を見つけられています。とにかく読後感がすばらしく、その余韻に浸りながらこのレビューを書いています。 | ||||
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妹が殺人を犯したかもしれないフォローのために、行きずりの若者を巻き込んで、若い女性が死体を捨てに出発する、という発端。 本来なら襲ってくるであろう恐怖やパニックや不安の代わりに、単なる粗大ゴミを捨てにゆくようなユーモアのノリに、前半、ちょっと鼻白みました。ユーモア・ミステリというジャンルは、「日常の謎」でないかぎり、かなり難しいジレンマをはらんでいるものだと思います。読むがわはまず、本の外の現実的なリアリティ(一般的な殺人や犯罪のイメージ)を援用しながら読むからです。 どんな小説でもそうでしょうが、外側の現実参照度を、小説内部のリアリティの強度が上回ったときに、はじめて読者を巻き込み、納得させ、おもしろがらせてくれるものだと思います。著者の物語作りの腕は後半、じわじわ冴えてきます。「雪の山荘」的なシチュエーションに入って、冒頭の2人組がいかにもなパニック状況に落ち込んでゆくとともに、もうひとつの事件が起こって、他の人物たちの間の緊迫感も高まり、物語のリアリティが求心的にぎゅっと濃縮されてゆく。 謎解きはいつものように見事にパズルが解けますが、単なるパズルではなく、冒頭の被害者の無念が晴らされるようなシーンとともに、自然界の生き物のような力が犯人を裁いたかにも思われ、大きなものによってひとつの事件にピリオドが打たれた、そういう感動がありました。 シリーズの定番登場人物である、あまり有能でない探偵、探偵助手、美人大家、警部と刑事のコンビらのやりとりは、今回も細部のさりげないおかしみがありますし、冒頭の2人組もうすっぺらなギャグから、厚みを備えた人間となり、ラストは深く満足のゆくものです。 前半から後半にうつるあいだに、小説に何が起こったのか。はっきりとは名指せませんが、それを起こせた著者はやはり小説の名手だと思います。 | ||||
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この烏賊川市シリーズの最高傑作ではないでしょうか。 いつものメンバー 鵜飼探偵、戸村流平、二宮朱美、砂川警部、志木刑事のハチャメチャメンバーに、 有坂香織、馬場鉄男という、更に輪にかけたハチャメチャメンバーが入って、 普通にコメディとしても面白いです。 …しかしその中で、お互いの知識を共有して、とても論理的に解決していくのですから。 まぁ、その中でも、探偵側と警察側、それと香織・鉄男の間で勘違いがおこり、 相手同士を犯人扱いするのが面白すぎます。(^^)/ ミステリーあり、笑いあり、なのにスラスラと読めて、 そして、最後に感動もある。 私の中では、近年の中では一番楽しめた本でした。 | ||||
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突然アパートの部屋にやって来た見知らぬ女性を殺してしまい、そのまま逃げた、 という連絡を妹から受けた有坂香織は、成り行きで知り合った廃品回収業の馬場 鉄男と共に、死体を廃品のコントラバスケースに入れ、被害者の車とおぼしき赤い ミニクーパーに乗って、死体遺棄のドライブに旅立つ。 一方、私立探偵・鵜飼杜夫のもとには、山田慶子と名乗る女性から、 「クレセント荘というペンションで不穏な動きがある」という電話があり……。 香織の妹の部屋にやって来た謎の女性と、クレセント荘の関係者を見舞う惨劇に、 どういった繋がりがあるのかは、容易には判らないつくりとなっているのですが、 本作のメインとなる、かなり剛腕な物理トリックが判明すると、事件の構図は、 たちまちクリアになります。 アリバイ工作に用いられているそのトリックは、結構な費用がかかり、リスクも高いため、 非現実的なトンデモトリック、といえますが、労力に見合う利点も、たしかに存在します。 (また、ダブル・ミーニングによってトリックの真相を暗示すると同時に、読者を誤誘導 しているのも上手いです) そして、何といっても本作最大の読みどころは、「第九章 犯人が罰を受ける」に用意された大メインクライマックスw 運命の皮肉、あるいは因果応報というべきか、事件はその起点 となった犯人のもとへ、きっちりと、投げ返されることになります (泡坂妻夫氏の『乱れからくり』を思い出しました)。 | ||||
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突然アパートの部屋にやって来た見知らぬ女性を殺してしまい、そのまま逃げた、 という連絡を妹から受けた有坂香織は、成り行きで知り合った廃品回収業の馬場 鉄男と共に、死体を廃品のコントラバスケースに入れ、被害者の車とおぼしき赤い ミニクーパーに乗って、死体遺棄のドライブに旅立つ。 一方、私立探偵・鵜飼杜夫のもとには、山田慶子と名乗る女性から、 「クレセント荘というペンションで不穏な動きがある」という電話があり……。 香織の妹の部屋にやって来た謎の女性と、クレセント荘の関係者を見舞う惨劇に、 どういった繋がりがあるのかは、容易には判らないつくりとなっているのですが、 本作のメインとなる、かなり剛腕な物理トリックが判明すると、事件の構図は、 たちまちクリアになります。 アリバイ工作に用いられているそのトリックは、結構な費用がかかり、リスクも高いため、 非現実的なトンデモトリック、といえますが、労力に見合う利点も、たしかに存在します。 (また、ダブル・ミーニングによってトリックの真相を暗示すると同時に、読者を誤誘導 しているのも上手いです) そして、何といっても本作最大の読みどころは、「第九章 犯人が罰を受ける」に用意された大メインクライマックスw 運命の皮肉、あるいは因果応報というべきか、事件はその起点 となった犯人のもとへ、きっちりと、投げ返されることになります。 (泡坂妻夫氏の『乱れからくり』を思い出しました) | ||||
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『烏賊川市シリーズ』の5作目で書きおろしの作品になります. 謎の事件に勘違いや思い込みが絡み合い,ミステリながらもおかしく読める1冊です. また本作の場合,事件に関わってしまった人の様子が最初から最後まで描かれるため, 事の真相はもちろん,彼らがどういう顛末を辿っていくのかも楽しみどころになります. これに中盤あたりからもう一つの事件が絡み,終盤にはやや緊迫の場面があるものの, そこはやはりというか何というか,この著者らしい驚きとバカバカしさが待っています. 真相にしても気の毒過ぎるはずなのですが,軽妙なやり取りなどがそれを感じさせません. ただ,現場周辺の位置関係が少しわかりづらく,解決編には地図があってもよかったのでは. とはいえ,エピローグまで丁寧に,そしてキレイに締められるラストは好印象でしたし, 少しの切なさを残しながらもフォローがあるため,明るめの余韻となるのもよかったです. 他では,エキセントリックなタイトルに呼応するような帯も目を引いておもしろかったです. なお,本編とは関係ありませんが本作から『判』が新書版から四六版に変更になっています. お値段もなかなかとなり,これまでシリーズを揃えてきたファンにはちょっと気になるかも…. | ||||
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『烏賊川市シリーズ』の5作目で書きおろしの作品になります. 謎の事件に勘違いや思い込みが絡み合い,ミステリながらもおかしく読める1冊です. また本作の場合,事件に関わってしまった人の様子が最初から最後まで描かれるため, 事の真相はもちろん,彼らがどういう顛末を辿っていくのかも楽しみどころになります. これに中盤あたりからもう一つの事件が絡み,終盤にはやや緊迫の場面があるものの, そこはやはりというか何というか,この著者らしい驚きとバカバカしさが待っています. 真相にしても気の毒過ぎるはずなのですが,軽妙なやり取りなどがそれを感じさせません. ただ,現場周辺の位置関係が少しわかりづらく,解決編には地図があってもよかったのでは. とはいえ,エピローグまで丁寧に,そしてキレイに締められるラストは好印象でしたし, 少しの切なさを残しながらもフォローがあるため,明るめの余韻となるのもよかったです. 他では,エキセントリックなタイトルに呼応するような帯も目を引いておもしろかったです. なお,本編とは関係ありませんが本作から『判』が新書版から四六版に変更になっています. お値段もなかなかとなり,これまでシリーズを揃えてきたファンにはちょっと気になるかも…. | ||||
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