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密室に向かって撃て!
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密室に向かって撃て!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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シリーズの中でもキャラが立ってて、ギャグも秀逸。 | ||||
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一気読み。おもしろかったです。ユーモアあるやり取りも好きです。事件が起きたところのアリバイ崩しもおもしろく、納得感もありました。 ただ、、犯人が偶然に拾った拳銃を使った犯罪ということで、その拳銃を拾えた時刻(かなり限定される時刻)の関係者のアリバイを探ったら犯人はすぐに特定できたんじゃないかとか思ってしまいました。 | ||||
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何故犯人がそんな方法をとったのかを知った時、絶句しました | ||||
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前作はマイノリティに対して若干の偏見を助長するような描写があったため、好きではありませんでした。ですが今回はそういうのがなく、純粋に楽しめました。個人的にヒロインのさくらさんには驚きました。超古風。面白い意味で。カンブリア紀かと思った。犯人超わかりやすいのも親切。動機と犯行方法は最後らへんまでわかりませんでしたが、ある人が、ドアノブガチャガチャレベルのベッタベタな行動を取った時に、犯人こいつや!と思ったら、ほんとにそいつでした。ギャグが古典的なのも、推理小説としてはむしろ斬新かと。シリーズ4作目まで読みましたが今のところ1作目以外全部好きです。どひゃー! | ||||
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東川氏のデビュー作から続く烏賊川市シリーズの長編2作目。 今回は前作に続き密室テーマだが、いわゆる素人監視下におけるアリバイのある犯人の離れでの不可能犯罪がテーマとなっている。 定番のネタながら軽いタッチと本格趣向が見事に融合した読み応えのある作品に仕上がっている。 あまり本格度の高くない作品で変に売れてしまったので敬遠している本格推理ファンも多いと思われるが、このシリーズは本格推理シリーズとしてよく出来ていると思う。 | ||||
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東川篤哉は実力派だと思う。 謎解きはミステリー・・・が売れてしまったために、軽いお笑い小説家と思われている方にはこの本をおすすめしたい。 この小説もユーモアは組み込んでいるものの、トリックの妙やその伏線は秀逸だと思う。 むかし、音楽で「愛は勝つ」がヒットしたKANがその色がついていたので聞かず嫌いしていたら、知人からKANはすごいと言われて改めて聴いてみたらすごかったのと同じ感じ。 キャラもとてもよい。 これからもこのシリーズは読むだろうな。 | ||||
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内容以前にこのタイトルは名作映画「明日に向かって撃て」に対する冒涜ですね。 ジョージ・ロイ・ヒルやニューマン、レッドフォードが泣いてるよ。 こんなゴミを「オマージュ」なんて言うたわごとは聞きたくないね。 ゴミは一刻も早く焼却所に送りましょう。 | ||||
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文体が簡潔で素直に読める。 トリックの伏線も考えられており楽しめる。 | ||||
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全部読みました。思わずクスッと笑っちゃう東川氏のユーモアは嫌いじゃないなぁ(笑) | ||||
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被害者の心臓を貫いた弾から(これも負傷した)犯人の痕跡残ってるだろうし、調べれば一発でわかるもんじゃないのか。でも面白かった。 | ||||
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シリーズ第二作です。 戸村くん、鵜飼探偵、どこか抜けている刑事コンビなど引き続いての面々が、あいかわらずユーモラスな言動を繰り広げます。 しかし今回は犯罪の後味があまりよくありません。第一の被害者の死体の酸鼻な描写あたりから、あれ? と思いましたが、犯人が名指されてから明かされた犯罪全貌も、かなりハードボイルドに生々しい。それ以外の部分のライトなユーモアや人物ののどかな言動とそぐわない感じです。 犯罪自体が重いというより、その描写や意味づけがかなりシリアスです。 なので、いくらなんでもこの死体に対して、この反応はないだろうというような点での違和感を覚えました。つまりユーモアと、笑えないはずの深刻味という、二つの性質のまじりあわなさです。 ライトユーモアなら、犯罪本体は必ずコージーミステリや日常の謎系にしてほしい、とは思いませんが、小説としてバランスが悪く感じました。 犯罪としてリアルにしようと、今作はそちらの方向にがんばってみたのかもしれません。 このころは作者、まだ自分の資質というかスタイルについて模索していたのだなあ、と思います。 すっとんきょうなお嬢様はすでにこの作品で出現、愛嬌たっぷりのイヌの描かれかたもよいです。ふたりの刑事の言動も笑えます。 この芸風に合わない感じの殺人事件だった、というのが残念です。 でももちろんシリーズの続きは読みます。新キャラの美人大家さんの日常も知りたいところです。 | ||||
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文体や雰囲気が小学生からスキな赤川次郎さんをなんとなく感じさせます。 子供から大人まで読み易い小説家さんだと思います。 内容は前作の方ががスキですが…。 大学やめなくても良いのに。 あと、私の本だけですかね? 私にが、とかあのの時はーとか誤字脱字?が多々ありました。 | ||||
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密室をテーマにしたシリーズ第二作. 衆人環視の密室で起きた銃殺事件の真相とは?! 前作と比べ,とにかくテンポの悪さが目に付く. 謎の中核は銃弾の数と,それを使ったアリバイトリックなのだが, そもそもそのことがキーポイントになっていることがわかるのが物語の終盤である. トリックは見え見えで,真相もあまりにも古臭く,イマドキのミステリーとしては魅力に欠ける. キャラクター同士の会話などのユーモアセンスは悪くないが, 事件と謎解きだけなら短編ですんでしまいそうな薄い内容をドタバタコントでふくらませているので, 文章から本来必要な情報が見えにくい状態になってしまっている. これではミステリーとして一番大事な真相へ関心が維持できない. 前作では,シリアスに描いたら殺伐としてしまって, あまりにも急速に展開していきそうストーリーを, ユーモアテイストがうまく調整して程良いテンポに仕上がっていたが, 本作ではむしろ裏目に出てしまっている印象. | ||||
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お笑いミステリーの第一人者と勝手に思っているこの著者ですが、今作もいい感じです。 前作に続いて、名探偵とその弟分がユーモアを織り交ぜながら活躍します。 そして、この作風にぴったりマッチするさくらお嬢様がいい味出してます。 お笑いと純心無垢なお嬢様。それがこの作品の魅力ですかね。 なので、本格ミステリーを期待すると肩すかしを食らうかもしれません。 | ||||
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書店さんに「店員が薦めるベスト1」とかのはでなPOPで陳列されていたので、 初めての作家ですが、買ってみました。 警察物の推理小説。この作者は密室物が多いらしい。 軽快な感じで話の展開があり、それなりに事件も面白いので、 どのように決着がつくのかとわくわくしていたら、 解決編の部分がもいかにも取ってつけたというか、それは反則だろう…という姑息なネタ、トリックなので、 一気に最後の最後で興ざめ…。 読んで、「おおーー」っと納得できるネタなら今後も読もうと思ったが、 こんなにへ理屈というか、こじつけるなら、今後は読まなくてよい! あと3冊シリーズ物があるそうだが、もういいでしょう〜。 登場する地名が「烏賊川市(いかがわし)」というだけで、レベルが知れよう(笑) | ||||
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思わず「ぷっ」と吹き出してしまうようなギャグのある、推理小説。 貴重だ。 推理小説としてみるとどうかとは思うが、一つのエンタテイメントには違いない。 登場人物のキャラも楽しいが、彼ら彼女らを活かしているのは、作者の小市民的な視点だと思う。 外車にたいする感覚、プロ野球に対する思い、酒の失敗、などなど、ごく普通の市民の視点が活きている。 このシリーズ、もっともっと書いて欲しい。 | ||||
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一気に読んでしまいました。 まぁこれも非常に面白い。しっかりとした論理的なトリックとユーモアが混合したミステリは、本作でも健在です。 前作でバイクを壊していた(?)あの娘も再登場するし、新たに登場する人物もそれぞれに個性的で楽しい人達です。 密室の鍵貸しますを楽しめた方なら買って間違い無しです。 | ||||
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2002年にカッパ・ノベルスとして出たものの文庫化。 烏賊川市シリーズの第2弾。 ユーモア・ミステリとして定評のあるシリーズ。それでいてミステリとしても本格的であり、なかなか貴重な作品である。 脱線したり、ギャグをはさみつつも、きちんと押さえるべきところは押さえている。このまま頑張って欲しい作家だ。 | ||||
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砂川警部と志木刑事が、密造拳銃を所持した、ある事件の犯人を逮捕しようとした 際、その混乱に紛れ、彼の所持していた密造拳銃が何者かに持ち去られてしまう。 やがて、その拳銃で射殺されたホームレスの松金正造の死体が、海岸で発見される。 松金に恩があった戸村流平は、探偵の鵜飼杜夫とともに、現場に供養に訪れるのだが、 そこで、すぐ近くに住む、十条寺食品の会長・十条寺十三と孫娘のさくらと知り合う。 流平が誇張して伝えた、鵜飼の名探偵ぶりに感心した十三 は、さくらの花婿候補三人の信用調査を、鵜飼に依頼する。 滞納した家賃を支払うため、しぶしぶ依頼を引き受けた鵜飼は、一ヶ月後、調査報告に 十条寺邸を訪れたのだが、そこで、持ち去られた銃が使われた事件に遭遇してしまい……。 《衆人環視の密室》からの犯人消失が扱われている本作に おいて、謎を解く鍵となるのが持ち去られた密造拳銃です。 密造拳銃の装弾数は、最大で八発(当然、実際には それ以下の弾しか込められていない可能性もある)。 それらの弾が、それぞれ、どの段階で撃たれた かを解明していくのが、本作の主眼となります。 本作の犯行には、犯人の揺るぎない覚悟が不可欠なのですが、それを持つに足る動機が 設定されているだけでなく、直接的な犯行手段に、被害者を断罪する象徴的意味合いが 込められているのが秀逸です。 また、海岸になぜか放置されていた骨付き肉という魅力的な謎や、コミカルな やり取りのなかに、さりげなく真相究明の手がかりを紛れ込ませるテクニック など、作者が細部に凝らした技巧も見逃せません。 | ||||
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烏賊川市(いかがわし)シリーズの第二段。前作と同様、題名は映画「明日に向かって撃て !」のもじり。作者は余程の映画ファンらしい。前作の主人公流平はいつの間にか探偵鵜飼の助手になっているし、砂川警部、志木刑事もレギュラーになったようだ。 志木達のドジで拳銃が盗まれ、その銃で前作も登場したホームレスの金蔵が殺害される。金蔵が残した電話番号から警察は鵜飼に辿り付く。そして、前作も登場したバイク女の朱美が鵜飼事務所のビルのオーナーとして現われ、家賃取立てを迫る。一方、流平はフトしたキッカケで金蔵殺害事件のあった岬にある十文字屋敷の当主の十文字食品会長の十三や孫の美少女"さくら"と知り合い、前作を基にホラを吹く。"さくら"の婿選びの足しに十三は"名探偵"鵜飼に婿候補の身辺調査を頼む。鵜飼は朱美に脅迫され、嫌々ながら調査を引き受けるが...。展開は自然で、小刻みなオトボケ・ギャグを挟んで物語を紡ぐが、ミステリの序章としては流石に悠長な印象を受ける。しかも、伏線の張り方が弱い。 三人の婿候補が屋敷に集まった晩に、お約束通り事件が起こり、候補の一人が殺され、もう一人の候補が現場(岬のテラス)に昏倒していた。現場から逃げ出した人物はいない。凶器は上述の盗まれた銃である。一応、犯人消失を装っているが、物理的に犯行可能な人物な人物は一人だけなのでミステリ的興趣に欠ける。前作と合わせ、ユーモア・ミステリを装っている割には作者が本格ミステリに掛ける情熱は強いと思うので、懸命に謎解きするシーンでは逆に空回りの印象を受けた。金蔵事件を本事件に絡ませた執念は買えるが。 朱美を加えてユーモア度は更にアップしたが、屋敷の関係人物の書き込みが甘いため、肝心のトリックが活きていないと思う。次作以降、楽しい本格ミステリを期待したい。 | ||||
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