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サイコロジカル
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【この小説が収録されている参考書籍】
サイコロジカルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 41~57 3/3ページ
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前作の上巻とセットで完結しています トリックの謎や穴なども説明されてますのでセットで読んでください 上巻に続き戯言が多い為、なかなか話が進まない感じはありますが この雰囲気が好きな方にはストレスを感じることなく、さらりと読むことが出来ます 物語の真相を確かめるべく上下巻共に読んでみてはいかがでしょうか | ||||
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玖渚といーちゃんのコンビが復活します。 今回は玖渚友がかつて所属し、統率していた<<チーム>>の過去が絡んできます。 玖渚を人間とは思っていないかつてのチームメンバー達。その中が繰り広げられる殺人劇・・・と言いたいところですが、上巻だけでは事件らしきものは起こりません。 チームメンバーと玖渚の関係だったり、チームメンバーそれぞれの性格や過去について掘り下げまくっているだけです。 下巻で一気に話が進むのだろうか。 好きなキャラは鈴無音々(すずなしねおん)ですね。彼女のいーちゃんに対しての説教がお気に入りです。その説教に対するいーちゃんの言い訳めいた戯言は鼻につきますが。('-,_ω-`)プッ 寝巻きがチャイナ服ってどういうことですか?鈴無さん。でも魅力的だからOK。('-,_ω-`)プッ 下巻に続く。 | ||||
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今回も巻き込まれて、流されて、事件を解決する。その事件篇。 この上巻だけで犯人を当てるのは無理なので、いつも個性的なキャラクター達との会話、いーちゃんの戯言が破壊されるところ、零崎の新キャラなどを楽しんで次の下巻に早く行くのが良いでしょう。 コレだけだと、ほんとにワケ分かりませんので。 | ||||
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クビキリ以降、そのキャラクタの設定上ほとんど出番がなかった友と戯言使い中心の話。友の過去に迫り、さらにいーちゃんの過去にまでぐいぐいと抉りこんでいる。 ただし、西尾維新は面白いという前提に立っての話だが、上巻だけに面白さは希薄。まるで発展がないからだ。むしろ、逆ベクトルに向かう話だと認識しておいたほうがよい。 友といーちゃんの立ち位置、関係、世界との関わりを再確認しておくためだけに創られた話に感じる。これは、別に批難じゃない。そういうことをやってのける作者を褒めるだけ。 この本は改革前の立ち位置の確認。下巻、あるいは次のヒトクイマジカルからもう本格的にとまらなくなる。 | ||||
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クビシメでも思ったんだけど、そう、いつか、いつかこの作者はやってくれる、やってくれると思っていた。 ついにやっちまいました。 後半のバトルシーン。最高です。言葉の奔流。いーちゃんの心の中にあるたったひとつのもの。存在の欠片。無邪気。残酷。ああ、最高だ。こういう文章を書ける人は本当にかっこいいと思う。震えがとまらない。背中のずっと、鳥肌が立っている感じになる。やばい。 構成が最高。どんでん返しが本当にうまい。しかもいくつもいくつも用意していて、伏線の張り方が上手い。ここは張るとこじゃねえだろ、ってところに平気でばしばし張ってる。いや、別に批難じゃない。そういうことを平気でやる作者を褒めるだけ。 この本は完璧に原点回帰です。さぁ、次からは革命ですね。 | ||||
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この本の主人公はもちろん、ぼく=いーちゃんですが、表紙の人が 大活躍します。途中、いーちゃんが電話をかけるシーンがちょっと 感動的。かけた相手がすごく意外でした。こういうサービスはいい ですね。 あいかわらずイラストがいいです。読み終えてからもう一度イラ ストを見直しました。今回は眼鏡っ子が多いですね。三好先生がか わいい。 伏線、というか解決のヒントはミステリの常套として、あります。 でもそれが成立するのにちょっと気になるのが声なんですが。その 説明はなかったような。と思ったら、ちゃんと傍点付でありました。 ちょっと強引だけど。 2段落ちの構成好きです。探偵の謎解きの解説のあとの後日段、 緊張感がとけたあとののんびりした雰囲気での会話が心地よいで すね。 | ||||
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タイトルから初めて『クビ』が消えた戯言シリーズ4作目、『サイコロジカル』。前作の『クビツリハイスクール』では随分と作品の雰囲気が変化したこのシリーズですが、今回の雰囲気はシリーズ一作目である『クビキリサイクル』にとても近い感じであると思う。色々な類似点があるし。ただし、この本だけでは完結しません。物語は次巻の『サイコロジカル 曳かれ者の小唄』に続きます。少しずつ『ぼく』や『玖渚友』のことが明かされ始め、少しずつ『終わり』が近づき始めた今作。『クビキリ』、『クビシメ』は好きだけど、『クビツリ』が好きになれなかったという方にも、今回はオススメの内容ですよ。 | ||||
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タイトル通りです。(もうちょっと上手い言い回しがある様な気がしますが)具体的には書きませんが、推理小説の概念を嘲笑うかの様に根底から覆して(というより皮肉って)います。ちょっと分かり難いので万人が(特に主要読者層であると思われる若年層が)読んで理解できるか微妙なトコロですし、ミステリファン(同じく主要読者層)から批判されかねないテーマなのでよく考えるとあれぇ?なカンジですが。私個人としては心底シビレました、憧れましたとも。ええ。西尾さんの作品は全部読ませて頂いてますが、中でも一、二を争う出来ではないかと思います。作中の人物に幾度も『反ミステリ』的な台詞を語らせている作者が(この辺の真意は本人に聞いてみないとわかりませんが)、ミステリ的論法(ロジック)を『狂った条理(ロジック)』で突き崩す。正しく『サイコロジカル』、天晴れです。 | ||||
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潤さんツェペリ疑惑。だって座ったままジャンプしてるし。 たしかにミステリとしては弱い。かなりこじつけられているのだけれど、やはり個性的なキャラクタが魅力。それぞれの異名がまさにその人物を表現しているけれど、だけど語りつくせない。 過去の作品のキャラクタ(既に死亡している)の名前が出てくるだけでも鮮烈に思い出せるくらい魅力的。 恒例になった事件が解決した後にさらに解決するというのも、すっきりしていい。 色々な方面の微妙なネタがふんだんに盛り込まれていて飽きない。 哲学的な、かつ根は凄いダウナーな『いーちゃん』だけど、どうも回を重ねるごとに丸くなっているような。ひねくれてるのは変わらないけれど。 | ||||
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とりあえず、上巻を読んだ時点での感想を。一応、「ミステリ」の形を取っているものの、事件は最後の最後に起き、上巻ではまさに戯言が延々と続く。これまでのシリーズでは殆ど語られていなかったいーちゃんの過去、玖渚友の過去が語られる。友との曖昧な関係を指摘されて動揺し、自分の知らない友の側面に恐れ、同時にそれを知るものへの嫉妬(?)をするいーちゃん。そんないーちゃんの心の動きが上手く描かれている。猟奇殺人で下巻へ続くわけだが、その事件がどうなるか。そして、揺れ動くいーちゃんと友の関係がどうなるか。楽しみだ。 | ||||
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~「終盤まで誰も死なないミステリー」という表現が作中にあったような気がしますが、まさにそんな感じ。 もちろん、上下巻ですから、その辺のバランスはわきまえたもの。いつにも増して個性的なキャラクターの説明(&戯言)で一巻が終わってしまうのでは、まるで「指輪物語」の最初のような感じ。ここで挫けてはその先の面白さに行き着けません。 ~~ もちろん、西尾維新お得意の長台詞・冗長節もまた健在。でも飽きるようなことはありませんでした。 ~~ この話では《死線の蒼》の二つ名で呼ばれる玖渚友、《害悪細菌》兎吊木垓輔、《堕落三昧》斜道卿壱郎と個性あり過ぎな研究所員・・。もちろん、これまで以上に正体不明な「戯言遣い」も健在で、今回は冷静ボケの戯言も楽しく、すいすいと読んでしまいました。 ~~ 玖渚が自分のことを「僕様ちゃん」ではなく「私」と呼ぶ時は《死線の蒼》・・というのは、ちょっと秋せつらしているような気がしなくもないですが。 (どうも、西尾維新さんはちゃーんと意識してやっているような気もしますが(笑))~ | ||||
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~これだけの個性的(というか、超人的)な登場人物達を向こうに回して強引に「ミステリー」に持っていくのは西尾維新ぶり炸裂といった感じです。 トリックそのものに凝っている訳ではないので、一部の「正体」を除いてはあまりびっくりするようなことは無いですが、それを補ってあまりある展開がおもしろかったです。 ~~ 途中、ちょっと停滞気味な所があって、さすがに個性で重力は凌駕できないって感じですが、全体的にはちゃんとオチもついて、すとん、と収まった感じです。~ | ||||
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本屋さんでカバーの可愛さにひとめぼれしてしまいお財布と相談した結果買ってしまいました(^^;ちょっと悩んだんですが…基本的にチョット哲学チック(且つ後ろ向き)な主人公(?)いーたんの考え方、話し方にとても興味がそそられました(笑)お話の切れ間切れ間にある短文(これまた後ろ向きなものが多いけど)などなど…私は好みだったのでシリーズ買いしてしまいましたw推理以外の部分の要素も強い、他には無い感じのおもしろさですかねwもちろん!!推理小説としての面白味も充分で、意外な展開と西尾ワールドにハメられてしまいました(笑)オモシロイです。読み返したら伏線結構ひいてありましたし…気付きませんでしたけど('Д`υ)㊥3なのでお値段がイタいっ!!(>_<)ということで☆×4ですが(笑)気持ち的には5つですwぜひ読んでください | ||||
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自分の知らない「玖渚友」の姿に戸惑ういーちゃんが、少し新鮮でした。今まではお気楽な印象の強かった友の暗い部分が見えてきたので、ついに私も「青色サヴァン」玖渚友の魅力に釘付け。ただ、少しまわりくどいかな?という部分があり投げ出しそうになったこともまた事実。星5つでないのはその辺を考慮して。しかしながらお話は面白いですし、やっぱりキャラが魅力的!最後まで読む価値があると思いますよ~。 | ||||
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今回の話はいーちゃんが壊れてしまうか玖渚ちゃんが更に壊れてゆくか、という感じでいつもながらに(いつも以上に)痛かった。いーちゃんの独白、戯言に、玖渚ちゃんの救われ無さに、『死線』の言葉に、読んでいるこちらの方が真っ先に壊れてしまいそうに成った。今回の物語で、今まで停まっていたある『スイッチ』が入った。そして玖渚ちゃんの『闇』と、いーちゃんの『罪』を垣間見た気がする。これからこの二人はどうなっていくのだろう?いーちゃんは玖渚友を『壊す』のか『死線の蒼』に『終わらされ』続けるのか。この二人の過去は開けてはならない箱のような気がする。今回、トリック以外の真相、「真」犯人や小唄さんについてのこと等は早い段階から気付いてたんですが、そのことに西尾さんは重点置いてないと思うので全然良いと思う。ミステリ作家と分類されながら、『ミステリ』と分類する作品を書いているのに『ミステリ』に捕われていない、そう云うなんと云うか、ナチュラルに規格外な西尾さんがとても凄いと思う。でも、オビの『青春エンタ』と云うのには笑った。青春している登場人物が居ない気がするのだが(笑) | ||||
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今回は「戯言使い」いーちゃんのピンチです。「青色サヴァン」玖渚友の昔の仲間の出現、戯言によって隠しつづけてきた本心と今まで見た事のない友の一面でいーちゃんの心は揺さぶられます。 そして事件は起きます。必読です。 | ||||
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「クビキリサイクル」から始まったこのシリーズももう4作目、ということでこの本を最初に読むのはそろそろきついです。読むなら1作目からお勧めします。前作の「クビツリハイスクール」では“ぼく”こといーちゃんと“最強の請負人”こと哀川潤とのコンビで友ちゃんは全然出てきませんでした。が、今回のストーリーはいーちゃん&友ちゃんがメインです。いーちゃんの過去、そして友ちゃんの過去も少しずつ出てきててだんだんと登場人物の個性に厚みが出てきた気がします。所々にちょっとくどいかな・・というような言い回しもあったりしましたが、それを差し引いても面白かったです♪ | ||||
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