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西の魔女が死んだ
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西の魔女が死んだの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全404件 301~320 16/21ページ
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| 登校拒否(最近は不登校っていうのかな)になってしまった中学生の女の子(まい)が、イギリス人の祖母のもとに預けられて暮らす話です。おばあちゃんの物事に対する見方、考え方、人生観は深くて、大人の私にも十分いろいろな示唆を与えてくれました。無理のないゆったりとした展開の中で、おばあちゃんが中学生の女の子(まい)に教えてくれる内容のひとつひとつが心に残りました。最後の場面は悲しいはずなのに、あふれんばかりのおばあちゃんの愛情を感じて、思わず涙が出てしまう、さわやななラストになっています。また続編もなかなかのものです。 | ||||
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| たいへん読みやすく、あっという間に読み終わる長さです。主人公と西の魔女の交流はほのぼのとしていて心が温かくなる感じです。後半の部分で主人公が西の魔女に言いたいことを言えなかったことが「なぜ早く言わないのか」とおもったけど、最後の場面で納得しました。でもすごくせつないです。 | ||||
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| とても感動しました。 普段、本で泣くことがない、ましてや、学校でなど絶対に泣かなかったのに、よみおえたあと、目にいっぱいの涙をためました。 家にかえって、もう一度読み、号泣しました。 | ||||
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| ある日学校へ行くのが嫌になってしまった喘息の少女が、祖母の元へ魔女修行に出る。 子供の頃はあまり児童小説に興味がなかったのに、今になって読むとその面白さに驚くことがある。 無から生まれる創造力よりも経験から生まれる想像力の方が、より身近だからかもしれない。 ここで言う魔女の定義は明らかにされていないけれど、それもまた色んな読み方ができる。 とは言え、やっぱり多感な時期に読んでもらいたい作品。 魔女修行のやり方がしゃれているし、実践的に描かれているところがいい。 小学生の姪でもいればプレゼントしてあげたい1冊。 | ||||
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| 本を読んで、人生初かもしれない涙が少し浮かびました。 「世界の中心であ、愛を叫ぶ」でも「東京タワー」を読んでも別に感動して泣いたりすることなんて無かったけど、この本では少し涙が浮かびました。 世の中にもこんなに優しい心を持った魔女が居たら、世の中はもう少し、もう少しだけ人に優しくなってくれるのかな・・・。 | ||||
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| 幼き日に持っていた世界に対する違和感や疎外感とそれらとの折り合いをつけるために成長しなければいけなかったことを思い出します。意地を張ってしまい後悔した子供の頃の記憶を思い出しますが、世の中に信じられる優しさがあることも思い起こします。日々、戦っている大人こそ読むべき本でした。 | ||||
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| この本は子供向けの本だけれど 大人におすすめです 流されるままただなんとなく生きてきたけど なんか違う、なんかイキイキできない。 流されて生きるのなんかごめんだ。 でもなんか楽しめない。 道は自分で切り開かなきゃいけないけれど この本が見方になってくれると思うョ。 | ||||
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| あったかくて、優しい、そんな本でした。 主人公である、まいとおばあちゃんとの心のふれあい。おばあちゃんがまいに向けて言った言葉の一つ一つが、まるで自分の心の中に溶け込んでいくみたいに私は感じました。 その言葉を受け入れるか、受け入れないかは自分で決める事です。 そう、魔女修行で1番大切なことは、「自分で決める事」おばあちゃんはまいにそう言いました。 私も、人に流される事なく、自分で決めたい! 読み終えた後、自然にそう思えました。 この本を読んでいる時は、心がとても穏やかで、落ち着いていて、そしてとても幸せでした。 | ||||
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| おばあちゃんの「魔女修行」はまさに「人生修行」でした。 いちばん大切なのは「意志の力」。 自分で決める、そして自分で決めたことはやり遂げる力。 その力が強くなれば、心に悪魔が寄り付かなくなる・・・。 この簡単そうに思えることが実は意外に難しい。 読み終えたときに、日々の疲れが癒されるような 失っていたものに気づかされたような、 「原点」「基本」を再確認させてくれるお話でした。 この本に限らず、 梨木香歩さんの小説に登場する「おばあちゃん」は どうしてこうもみんな素敵な人ばかりなんでしょう! 梨木さんの理想像なのか、 それとも誰かモデルとなった人がいるのか、 そのへんが非常に気になるところです。 | ||||
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| 読み終えて、なんとなくよかったなと思えた一冊でした。 主人公まいの不安な気持ちが、なんとなく、ただなんとなく癒されていく感じが、よかったです。 | ||||
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| また泣きました。 もう5回目ぐらいでしょうか。 何度読んでも、最後に爽やかな清々しい涙がこぼれる、そんな素敵な物語です。 人工的なものに囲まれ、毎日を忙しく過ごす中で、自分の魂をすり減らしてしまっている現代人(=読者)に対して、本当の「生きる力」を優しく教えてくれる作品だと思います。 この本は非常によく売れているそうですが、それは現代社会で失われている部分を補う作品という意味で、反動どころか、いわば必然と言ってもよいでしょう。 最近いい本読んでないなあという方、絶対に後悔させませんからぜひ読んでみてください。 (おまけ) この本の中にはたくさんの草花が登場します。 名前を聞いてもその姿がぱっと浮かばない草花も多いと思うので、ネットで検索しながら読まれると、小説の世界がより鮮やかに浮かび上がって素敵ですよ♪ | ||||
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| やさしい気持ちになれる話です。 また今の子どもには主人公のおばあちゃんのように見守ってくれる人が必要なのではと考えさせられる話でもあった。 | ||||
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| とてもやさしく色彩の豊かなふわりとした世界の中で「悪魔」の存在がとても強く印象に残る。「悪魔」は存在する。人生がそれに影響されないように、「自分で決める」ことが必要なのだ。勝手に向こうから入ってくる「雑音」をシャットアウトする力。自分の世界を自分の力で守る力が大切だ。 パパが自動車をふわりと止める。そこにも意思がある。日常の意識と無意識の間に生じる一瞬の「意志」の存在を暖かくクローズアップする物語。 | ||||
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| あるサイトに、題名からは想像できないコメント、「癒され、成長し、生と死について教えてくれるファンタジー」とあったのです。図書館で借りる際も予約が必要でした。人気があるのです。「こんな題名なのに?」と不思議でした。 でも、読んでみると、情景が目の前に迫り、緑の森の中で癒され、そして、西の魔女である・主人公のおばあちゃんに、読者にもかかわらず直接心に響く言葉をもらえたと感じたのには、びっくりしました。この本には魂が息づいているようです。 | ||||
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| 登校拒否に陥った少女が、祖母と始める山の生活・・・ ジブリ作品に出てきそうな素敵な環境の中、自然の声、自分の内面と向かい合うことにより、自分を取り戻していきます。 たぶん、男性よりも女性に好まれるんでしょうね。 自然の描写、暮らしの知恵、すごく優しい世界観が広がっています。 この本には2作品が掲載されていますが、思い出の山の運命など、まだまだ話が続きそうな部分も残っています。 続編があるのなら、ぜひとも読みたい一冊です。 | ||||
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| 小学校4年生の息子の夏休みの感想文の「魔女修行とは何でも“自分で決める”という事です。〜中略〜ぼくにも“アイ・ノウ”と言ってくれる人がいる事に気づきました。」に驚きましたが、その後の彼の言葉にはもっと驚かされました。 「○○ちゃん(友人)が事故で亡くなった時“取り返しのつかない、大変な事が起きてしまった…。どうしたらいいんだろう…”って、すごく不安だった。今まではそれを何て言っていいのか分からなかったけど、この本を読んだら“そうか!”って思った。すごくいい本だよ。ぼく、植物のにおいとか登人物の人柄とかも本物と同じくらいに感じたもの!」 “生死観”というのは一律ではなく、その抱え方も人それぞれ異なるものですが、その一つを“西の魔女”から受け取ったようです。 “きちんと生きたくなる”本です。 | ||||
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| まず始めに、まいがおばあちゃんの家の周りで体験する風景の描写がとてもうまく出来ていて、実際に自分がその田舎にいるようなイメージを持たせてくれました。そのおかげもあって、まいに感情移入がしやすくなり、文章もテンポ良くて、どんどん読み進めることが出来ました。 おばあちゃんの何気ない一言、それが今の生きている人に向けての励ましの言葉だろうと、また挫折している人に向けての激励の言葉になるだろうと、とても勉強になりました。 また私自身おばあちゃんの言葉に元気付けられました。 まいが辛い現実の中で失ったものを、田舎で得ると同時に、私も色々と得ることが有りました。 ページ数はそんなに無いので、時間の無い人でも少しづつ読めばすぐに読み終えられると思います。 物語に沿って、是非この時期に読んでほしい一作です。 | ||||
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| 第1編の「西の魔女が死んだ」は中学生の「まい」が祖母(英国人)の住んでいる田舎(日本)に行って心が癒され元気になっていく物語。その田舎の木々、草、ハーブ、鳥の描写がまるで英国の田舎のようです。自然とのふれあい、日々の暮らしの描写、祖母との会話、時間がゆっくり流れていきます。ゲンジという老人が出てきますが風采も上がらなければ粗野で気遣いもなく、まいは初対面で嫌悪感を持ちこれを引きずることになり、これがもとでまいは祖母に小さなわだかまりを感じます。 第2編の「渡りの1日」では、祖母が亡くなりまいは中3になっています。ショウコというマイペースの友人がでてきます。その子とサシバ(カラスくらいの大きさのタカの種類で群れで渡りをする)を山に見に行く約束をしますが・・・。これもいい話です。 | ||||
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| ずっと読みたかったのだが、本屋さんでなかなか巡りあえなかった本。 今の生活に疲れを感じていた頃、やっと手に取ることが出来た。 学校に行けなくなった女の子と、日本語が達者な外国人のおばあちゃんとの生活の中から溢れ出てくる温かさ。 こんなにも読むものを優しく包み込んでくれる本が存在したのだ。 本当に、たくさんの人に読んで欲しいと、心から思う。 | ||||
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| シンプルな語り口、なのにとても暖かい。さまざまなことに疲れ、辛いときに読んでほしい。読むのが少しも苦にならない、一行一行が愛しくなる。そんな作品。 | ||||
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