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讃歌



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【この小説が収録されている参考書籍】
讃歌
讃歌 (朝日文庫)

讃歌の評価: 3.86/5点 レビュー 21件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 1~20 1/2ページ
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No.21:
(5pt)

最良の状態

古書と注意書きされていましたが、ほとんど新品に見える良好な状態でした。
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4022500891
No.20:
(3pt)

「スター」が作られる過程を楽しんだ

が、ヒロインには「身の程知らずが」の印象しか持てなかった。 大衆が望んでくれた事まででやめときゃいいのに、みたいな。 演奏家としての葛藤なんかしちゃいけない水準でいいやん。 それが身の程なんだから。 欲がよくよく深いねえ、位な感じでした。 ついでに、小野の鈍感っぷりに滑稽味さえ感じた。 自分の感性をどれ程高尚だと思いたいのか。 好きは好きでいいやん。 解説されて白ける感動なんかその程度のものだ。 何を後出しされても「好き」なら「好き」な事に自信をもて。 面白く読みました。
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No.19:
(4pt)

なかなか良かった

著者の本は少しくどくて、途中で投げ出してしまうものもあるのですが、今回は読了しました。必然的に破綻がおきてしますのですね。
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No.18:
(3pt)

最近のゴーストライター事件をほうふつとさせる

ヴィオラという楽器はあまり詳しくない、というかほとんど知らない。バイオリンより大きめの低音を奏でる楽器らしい。かつての天才少女バイオリニストが不遇の時代を経てヴィオラ奏者として奇跡の復活をする話。だと単なるよくあるヒューマンドラマであるが、ここにマスコミが絡み複雑になっていくという展開。テレビや雑誌の力は実力を伴わないものをもスターダムに引き上げてしまうのは、日々見ていてよくあることである。メディアは恐ろしいなーとこれを読みながら少々思った。と同時にほんとに新聞やテレビや雑誌をそのまま信じる人々は、自分を含め減っていくんだろうなと感じる。これは、正しい形に日本人もなりつつある、というのはよくある意見だが、一般に無宗教といわれる日本人にとっては、一つのものを(それがマスコミという媒体であっても)信じて生活の規範にするのは幸せなことだったのかもしれないと感じた。
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No.17:
(5pt)

ビオラの演奏への感激で始まる。

ビオラの演奏への感激で始まる。

千と千尋の神隠し の主題歌 いつも何度でも
映画 タイタニック で演奏の賛美歌 主よみもとに近づかん
シューベルト アルペジオーネソナタ
チャイコフスキー
ベートーベン コンチェルト
クライスラー 愛の喜び、愛の悲しみ
ハイドン

音楽業界と放送業界の裏が分かる。
悪意ばかりでなく、事実からずれていく様子が手に取るように分かる。
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No.16:
(3pt)

構成がしっかりしている小説,だが、登場人物に魅力が欠ける。

テレビ製作会社のディレクターである小野は、クラシック専門のレコードの社長熊谷の薦めで、柳原園子のビオラの演奏に感涙。
小野は彼女の栄光と挫折を描いたドキュメンタリーのテレビ番組「心へ響け、ヴィオラの響き」を企画。企画にとりあげたのは、園子の人生に文字通りドラマがあったからだった。
彼女はかつてのヴァイオリンの天才少女であり、国際的コンクールでの受賞など輝かしい経歴をもっていたが、アメリカの音楽院留学で指導を受けた教師の苛めにあって挫折、そして自殺未遂。その後、帰国したが、家にひきこもり治療に専念、ようやく病が癒えて、演奏活動に入ったが、そのさい楽器をヴァイオリンからビオラに変えた。教会などでの地道な癒しのコンサートは、しだいに口コミで噂が噂をよび、癒しのソリストの復活といわれた。
小野の企画は大あたり。園子はクラシック界の寵児になるが、経歴詐称、やらせ、実力以上の過大評価などで、しだいに追い詰められ、遂に、自殺。背景にテレビ界、レコード会社の思惑があり、小野の企画はそれに嵌められた格好になる。このあたりがミステリータッチで展開。
この本を読んだ切っ掛けは、ヴァイオリン奏者が前面に出てくる小説だったからである。朝日新聞の連載もの。
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No.15:
(4pt)

真の音楽とは何だろう

92年、落ち目になった演奏家の復活を描いた「マエストロ」(変身を後改題)、96年、天才音楽家の夭折の物語「カノン」、98年、脳障害の女性演奏家の「ハルモニア」、と作者の音楽長編3作を読んだ.。この「讃歌」は06年で、音楽長編の4作目となる。ヴィオラ奏者の園子の物語ではあるが、彼女を取り巻く聴衆や、舞台に乗せる側の人達の動きが、前3作同様重きを占めているわけだが、本作ではそれが殆どの部分を費やされているといっていいだろう。

3作がいずれも天才的な道を目指すものだったのに対して、園子の場合は己の限界を知り、華やかな世界でなく、地味な地域活動的なものにシフトするのだが、世間がそうさせず、悲劇的なものになる。専門家から見ると技術的にはペケだが、人を感動させるものはあり、園子の場合がそれだった。いくら上手くても有名になれない多くの演奏家対、技術は下手なのに人を感動させるのがテーマと思うが、その点園子はもっと逞しくあるべきと思い星4。

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No.14:
(2pt)

音楽に詳しい人には勧めません

作品の内容はあまり音楽が分からない他の方が書かれているので触れません。音大出身(ピアノ教師)&アマチュアヴィオラ弾きなので、音楽を専門に学んだものとしての感想です。 作者の音楽作品はいくつか読みましたが、はっきり言って音楽に関しては素人です。文体は読みやすく、一気に読ませますが、イメージだけで作品を書くのではなくもう少しお勉強なさって書いて欲しいものです。こういった作品を読んで、音楽が分かったような人種が増えるのは迷惑です。 演奏家の音楽に感動するのは、その演奏家が暗い過去を背負っているからでも、障がいを持っているからでもなく、才能+絶え間ない努力と経験からのものです。日本では天才少年・少女がいつか消えていくのは、マスコミに踊らされ、勉強する間も与えられず次から次へと演奏会をこなし、いつか飽きられて次に出来た天才少年・少女、美少女等に聴衆の目が移っていくからです。そういうことに対する警鐘なのかと読んでいましたが、この作家自身が、辛い過去があるから演奏が成熟するのだと思っているよう感じました。どなたかが書いていらっしゃいましたが、フジコ・へミングを意識しているのでしょうね。作品としては、テレビ製作現場の男性の目で書かれていて、途中までは面白く読ませていただきました。でもアルペジオーネ・ソナタだけでヴィオラ弾きとしてやっていくのは到底無理。ヒンデミットのソナタやバルトークのコンチェルトが弾けなくてはソリストしてなんてやっていけるはず無いですから。バシュメットや今井信子の演奏(実名は出してませんが)には感動しなかったけど、この主人公の演奏に心を揺さぶられたなんてことをテレビ製作現場の男性が述べさせていますが、作者がその程度なのでしょう。ちなみにアルペジオーネ・ソナタはヴィオラのためにかかれた曲ではなく、アルペジオーネという当時の楽器のためにかかれた曲で、ヴィオラでも演奏されますがチェロのレパートリーとしてのほうが定着していると思います。フジコ・ヘミングに感動したにわかクラシックファンは読むと面白いでしょう。でも音楽に詳しい方にはありえない設定が多くこの作家の音楽作品はお勧めしません。
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No.13:
(4pt)

音楽に素養がなくても充分に楽しめる

読んだのは1年以上前で細かい記述は覚えていないが、長編ながら読み出したら面白くて徹夜で一気に読んだ気がする。ただ題材が音楽だけに演奏技術が未熟なせいで人を惹きつけるメロディになるとはどんなものか文字では実感できない。しかし音楽に素養のない私でも充分に楽しめる本である。
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No.12:
(4pt)

虚飾の経歴偽装?

 篠田には,音楽をテーマにした作品がいくつかある(「マエストロ」など)。どれも,一流又は一流になろうとする芸術家が心身を削って頂点を目指すという厳しい世界を描いており,全くの門外漢の私でも,大変な世界なんだなぁと思わせるものだ。また,素人受けする園子の演奏が,なぜ専門家には評判がよくないのかというのも,「なるほど」と思わせる説明がされていた。
 事実を調査していくうちに,当初伝えられた内容とは異なる事実がだんだん見えているという点では,「第4の神話」などと同じである。篠田節子らしい,うまいストーリー運びだったと思ったが,園子が最後に選択した生き方(?)はちょっと疑問。篠田節子の描く中年女性は,もっとずうずうしく,逞しいのが普通だったように思うから。
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No.11:
(4pt)

大切な問題提起

 篠田節子さんの作品には、いくつかのジャンルがある。私の考えでは、文章やプロットなどにおいては、「神鳥―イビス」のような、深い情念を含んだホラーの方が完成度が高い。
 しかし、「女たちのジハード」のような、社会風刺や批判を含んだものは、ホラーよりも広い読者を持ち、篠田さんの問題提起が含まれていて、多くの人の共感を生む。
 この作品は、後者に属しているが、「女たちのジハード」と違ってミステリーのタッチを持っている。ここでは芸術とは何かという深い問題が扱われている。
 至高の技術の上でないと、本当の芸術は生まれないのか。プロとして訓練を受けた人は、技術が完璧でない者が高い人気を得ることに不快感を持つことがある。しかし、ファンが喜ぶということ自体の価値を忘れてはいないだろうか。プロの目に頼って価値を決めることによって、クラシック音楽の世界は、多くの人を遠ざけているのではないか。
 だが、現代の芸能界では、作られた感動的なストーリーによって生まれたヒロインもいるし、そのため消えて行った人もいる。
 この作品のバイオリニスト園子は、クラシックの世界と、芸能界の狭間で生きながら、焦り、傷ついていく。 
 篠田さんは、自らが提示した問題を展開するが、結論を出すのは我々読者であろう。あるいは、我々もまた、疑問を持ち続ける。
 大切な問題提起を含んだ、力のある小説である。
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No.10:
(3pt)

作られる流行

クラシック音楽に造詣の深い著者が書いただけあり、行間から音楽が溢れてくるようだった。
同時に、弦楽器への並々ならぬ愛情をも肌に感じることができる物語だ。
そしてこの本を読み進めるうちに、ふと「フジコ・ヘミング」を思い出した。
もちろん作者もある程度は意識していたと思うが。
自分は「フジコ・ヘミング」を有名にしたあのドキュメンタリー番組をリアルタイムで見ていた。
番組に感動し、フジコの音楽にも共感したのだが、あれよあれよという間に有名になり、
すっかり俗物と化していく彼女の生き様に哀しい思いを抱いたのも事実だ。
その時の感情を、この小説は見事なまでに再現してくれている。
「真の芸術性よりも奇異なキャラクター性」を重視され作り上げられてゆく流行という
ものの恐ろしさ。この小説の中で、祭り上げられたヴィオリストは「死」を選択するが、
現実世界の「彼女」はふてぶてしいまでに逞しく生き抜いている。
もはや真に美しいものは、小説の中でしか生きられないということを
この小説ははからずも教えてくれているような気がしてならない・・・・。
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No.9:
(4pt)

マスコミの怖さ

テレビ制作会社の小野は、ビオラ奏者 柳原園子の演奏に魂を揺さぶられ、番組制作し好評を博すが・・・。
テレビによって暴かれた、賞の履歴や過去の失敗によって、実際の演奏を耳にした人たちの感動した心まで左右してしまうものでしょうか?
結局、みんな自分に自信がないから、テレビが決めた善悪に従ってしまうんでしょうね。
本当の才能とは?テレビの持つ怖さとは何か?色々と考えさせられる1冊です
篠田さんの音楽小説「カノン」「変身(文庫マエストロ)」も合わせてどうぞ。
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No.8:
(4pt)

真実と虚偽のはざまの中で・・・

何がどうなるべきだったのか?何がいけなかったのか?柳原園子の
半生を描いた番組は、事態を思わぬ方向に向け始める。どこまでが
真実でどこまでが虚偽か?いや、もともとそういうものはなかった
のかもしれない。人々の解釈の仕方、思惑、そして時には感情までが、
たった一つしかない真実を多種多様に変化させたのではないだろうか。
毀誉褒貶の嵐の中、園子は何を思っていたのだろう?どんなものでも
それを「極める」ということは容易なことではない。好きとか、愛して
いるだけでは乗り越えられない壁がある。そのことに気づいたとき
園子は・・・・。とても切ない作品だった。
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No.7:
(4pt)

自分の中の信じるものと、自分の目に映る虚構と現実の曖昧さ

 音楽音痴の私には、この本に書かれている「魂を揺すぶられる感動」なんてものには、出会ったことはないが、その人の気持ちの持ちようで、また故意に作ることも可能であること、そんな苦い思いを改めて感じた。
 自分の魂の共鳴を信じてヴィオラ演奏家園子の音楽を讃え、やらせとたたかれながらも庇い通す小野。園子の技術の未熟さに気付き、冷たい視線を投げる音楽家達。疲れきった園子の選んだ道に、驚き同情しながらも、そのか弱く繊細な印象からは想像もつかない思惑に裏切りを覚えたのは、小野ばかりではあるまい。音楽という至極美しいものに絡む、ぞれぞれの暗い感情と打算に、何とも重い印象が残った。園子の音楽に感動を覚えた人々も、園子の音楽を理解して貰おうと奔走した小野達等の含め、結果的に誰も救われなかったという思いが残る。
 重い結末に比して、感動と栄光・スキャンダルに非情な業界や世間の人々の対応など、次の展開が気になって新聞連載で読んでいる最中は、次の日が待ちどうしかった。あっけなくみえる最後に連載当時はがっかりした気がするが、時間がたってみるとむしろ華麗なステージをかたどった物語の緞帳の下り際に相応しいと思える。小野の虚無感と虚脱感が、しばらく後味が悪く残った。
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No.6:
(5pt)

虚像と実像

著者の作品は、虚像と実像の乖離と、その中で、まことの「成功」とは何かを描いているように思われる。「成功」とは、「成就」と言うべきか、「満たされるもの」と言うべきか、「自己実現」と言うべきか、そうしたものが、主題になっているように、私は読む。その側面からは、まさに、山崎豊子の後継的存在に、すでになり得ているのではないか、そんな期待をしている。
この作品は、ビオラ奏者自身にとって、最も優れた演奏、最も実現ある演奏とは何かを、まことに輻輳した要素の中で、問いかけている。定評のある演奏会で入賞することなのか、ランクの下がる演奏会での入賞は意味がないのか。プロに認められる技術がなければだめなのか、プロが認めない技術では意味がないのか。プロに認められる演奏ではなければならないのか、大衆の心をうつ演奏は価値がないのか。
この作品を一気に読み込み、倉本聡の名作であり、ドラマ化もされた「玩具の神様」を想起しました。
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No.5:
(5pt)

著者の新境地の成熟

著者は同じく音楽を題材にした作品「マエストロ」を初めとして、最近は殺人が行われない推理小説を発表しており、新しい境地に挑戦しようとしている。ただし、結末は悲劇的だ。また、本書では犯人を推理するのではなく、ヴィオラ奏者園子の奏でる音楽は本物なのか?または虚像なのか?という事を推理しながら読み進む事になる。こういう推理の形態はマエストロより本書の方がさらに成熟した骨格を呈している様に感じる。
著者はこれまでゴサインタンやカノンなど、多くの凄みのある作品を発表してきた。しかし、常に新しい境地の作品を開拓する事がクリエーターの宿命なのかも知れない。それは著者の造詣の深い音楽の世界では顕著だ。現代音楽は新しい方向性を求め続けている。もしそういう宿命があるのだとすれば、著者は宿命に対して謙虚だ。
この様な前庭はさておき、本書の内容は楽しい。最終ページまで読み進むと、もう終わりなのか?もう少し長くこの本に浸りたいという名残惜しささへ感じる。本書は音楽を題材にしているものの、音楽好きか否かにかかわらず存分に楽しめる。
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No.4:
(4pt)

誰への讃歌か

この物語の主軸をなすヴィオリスト、柳原園子。天才少女ヴァイオリニストと呼ばれ、アメリカに留学。そこでの出来事が原因で自殺未遂。以後二十数年間治療に明け暮れる。四十を過ぎた現在ようやく復帰し教会を中心として小さなリサイタルを開いている。彼女のヴィオラは決してプロ級ではない。しかし、人の心を掴んで話さない何かの力を持っている。彼女の演奏を聴いたテレビ番組制作会社の小野は、心を動かされ、彼女の番組を作ることにした。こうして始まるこの小説は、影を持った園子と、それを追う小野とのやりとり、二人を取り巻くマスコミを中心とする人物相関。結果、訪れる悲劇による幕引き。読み終わって、イエロージャーナリズムの恐ろしさを思った。これに絡めとられたら、そこから逃げ出すことがどれほど大変かを教えられた。いくら否定しようが、マスコミに煽動された大衆は、聞く耳を持たない。一人の人間の人生が破壊されるまで。この物語は、被害者、柳原園子への大いなる讃歌であると感じた。
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No.3:
(3pt)

音楽って何なのか・・・

音楽のジャンルの中でもクラッシックは特殊かもしれない。
業界が認める人と、世間が認める人との開きが大きい。
どれほど業界から否定されようとも世間が求める音楽を奏でる演奏家。
この本を読むと結局のところ、音楽って何なのかって考えてしまう。
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4022500891
No.2:
(4pt)

フジコ・ヘミングのNHKドキュメンタリーをモデルにした話ですね

フジコ・ヘミングのNHKドキュメンタリー放送後、クラッシックに疎い人々がコンサートに押しかけるといった、日本人のうかれっぷり(馬鹿騒ぎ)をシビアに描いています。
あの狂騒を「うへぇ」と思っていた人は「そうそう」と同意する部分が多いでしょう。良くぞ言ってくれた感あります。
讃歌Amazon書評・レビュー:讃歌より
4022500891

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