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犬どもの栄光



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【この小説が収録されている参考書籍】
犬どもの栄光
犬どもの栄光 (集英社文庫)

犬どもの栄光の評価: 3.86/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

ちょっとねえ。

笑う(うたう)警官に魅せられて、すっかりにわかに佐々木ファン。
 ということで、期待を寄せて手に取った本書でしたが。

 テロ集団。その逮捕のために、警察の汚点。テロ集団の報復に逃亡を
重ねる男に、何の因果か、ロシア語の翻訳を生業とする女性が徐々に
接点を持ってゆく。
 って感じのストーリー。

 いやあ。
 廃墟に乞う、もそうでした。
 ロシア語の翻訳者が、何故にこの男性に近づく、関心を持つ。しかして
何故にその逃亡にここまで関わってしまうのか。
 的場さんってのも、最後までよく分からず。
 あまりにもマイナーなロケーションが、そのイメージを私の頭の中に
スリリングな場面を描くことは、非常に難しくて、大変でした。

 北海道を自転車で二周、車で二周、他に六回札幌、旭川を訪れている私で
すら、その場所はどこかしらって、地図で探して、よく把握できなかったの
ですから、下手すると、北海道在住の方でもなかなか把握できないのでは。
 
 最近だと、伊坂さんも仙台ばっかりで、私は仙台に年三回は訪れるので
理解できるけど、他の人はどうなのかなって思うことがあります。
 佐々木作品も、北海道はいいのですが、もう少しイメージ可能なところを
舞台とする方が助かります。北海道大好きな私でもちょっとねえ。

 40点。設定から舞台まで、ちょっと強引。残念でした。
犬どもの栄光 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:犬どもの栄光 (集英社文庫)より
4087496198

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