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ソロモンの犬
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ソロモンの犬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 21~34 2/2ページ
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本格ミステリーを期待せず、ライトノベルの感覚で読み進めると意外と良いかも…。 少々無理な展開もないわけではないが、それも愛嬌。 週末の気休めのひと時にコーヒーでも飲みながら、さらりと読むのが適していそう。 | ||||
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本格ミステリーを期待せず、ライトノベルの感覚で読み進めると意外と良いかも…。 少々無理な展開もないわけではないが、それも愛嬌。 週末の気休めのひと時にコーヒーでも飲みながら、さらりと読むのが適していそう。 | ||||
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謎やトリック自体は大したことがないと言ってしまうと失礼だが、 そんなに驚くということはない。 ただ、比較的スケールの小さな話を 工夫して展開していて、続きが気になる仕掛けになっているのはすごい。 なんだよそれ、というような点がないわけではないが、 個々のキャラの粒が立っていて、青春物語としてとてもさわやか。 肩ひじ張らずに読めるのがよかったです。 | ||||
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アウトラインについてはあえて語らずに一言でいうと『玩具箱』の様に楽しい作品。 青春的な一面もあり〜の、ミステリーとしての側面もあり〜の、道尾作品特有のパラドックスなパラレル的?な部分もあり〜の、、、 『向日葵の〜』から道尾ファンになった典型的ミーハーファンの私の様な方には、向日葵とはまた違う道尾作品である当書の世界観に触れて、読書後は思わずまた別の作品を買ってしまいたくなる事でしょう。 初めから最後までストレートに良く、胸やけせずにスッキリ読める後味良しの珠玉の一冊です。 | ||||
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アウトラインについてはあえて語らずに一言でいうと『玩具箱』の様に楽しい作品。 青春的な一面もあり〜の、ミステリーとしての側面もあり〜の、道尾作品特有のパラドックスなパラレル的?な部分もあり〜の、、、 『向日葵の〜』から道尾ファンになった典型的ミーハーファンの私の様な方には、向日葵とはまた違う道尾作品である当書の世界観に触れて、読書後は思わずまた別の作品を買ってしまいたくなる事でしょう。 初めから最後までストレートに良く、胸やけせずにスッキリ読める後味良しの珠玉の一冊です。 | ||||
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陽介が引きずられたのは本当に事故だったのか、この疑問は友人を疑うことになってしまう。 主人公・静がこれを明らかにしようとする中で、彼を含む大学生4人の青春が背景となり、その事情、秘密も徐々に明されていく。 少年が亡くなったという事件は別にして、4人の関係性、静の葛藤は、懐かしく、せつなく、甘酸っぱいものに感じられた。 動物生態学が謎を解く鍵になるという珍しい部分にも興味を惹かれた。 「ソロモンの犬」を含め、「シャドウ」、「ラットマン」で、道尾秀介の青春3部作と言われていると解説にあり、すぐに読みたくなった。 | ||||
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題名に惹かれ読みはじめたのですが、いやはや、気持ちよい位に作者に踊らされました。ラストへ向けての疾走感も、笑ってしまう位のどんでん返しも、久々に満足!といった感じです。紙のように薄っぺらいと書かれてる方もおられるようですが、是非もう一度読み返して頂きたい。きっと作者の張り巡らせた伏線に気付かれるはず。おすすめです! | ||||
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最近、はまっている道尾秀介。 大学生4人を中心に、彼らが通う大学の助教授と、その息子陽介の死の真相を解明していくという青春ミステリー小説です。 少し色々な要素を詰め込み過ぎた感があり、ストーリーとしてのリアリティに欠けるかもしれませんが、コミカルな部分も合わせ持っており、とても面白かったです。 結末に向かって、「えっ、こんな終わり方なの?」と思いきや、最後にもうひと捻りあります。 大学生秋内が主人公なのに、事件を解決するのは、同じ大学の間宮助教授だったりします(そこには、それなりの理由がありますが・・・)。 そして、この間宮助教授が、いい味を出しています。 道尾作品の中には、ホラー作品や読後感が重たい作品もあるのですが、個人的には、本作のよう作品の方が好きです。 | ||||
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私はミステリーというよりも犬とか動物行動学という部分に惹かれて購入しました。 結果、とてもおもしろかったです。 ミステリーとか青春とかの部分に期待をして読むならちょっといまいちかもしれません。 | ||||
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評価の難しい作品である。 「信頼できない語り手」の手法によって、本来ならば事件とも言えない「日常の謎」を描いている。 登場人物は一般市民であり、しかも主役クラスは非常に頼りないキャラクターとして設定されている。 そうした人物たちによって語られる「謎解き」が、緻密なロジックを持たず、物証に乏しく、科学的根拠も十分とは言えないような、推論のレベルに留まったとしても、むしろ当然である。 だが、そうした点が気になって、ミステリ的な謎解きの部分が弱いとか説得力に欠けると感じる人もいるであろう。 また、登場人物の誰を信じてよいかわからないし、謎解きにも疑問を覚えるという人がいても不思議ではない。 実際、何だか宙ぶらりんな頼りない読後感なのだが、それこそが作者の狙いなのだろう。 登場人物たちの今後の人間的成長の中で、その人物にとっての“事件の真相”は、どのようにも変化しうる。 登場人物が、自分をどう納得させるかは、その人物しだいなのだ。 その意味では、読者でさえも、登場人物の真の内面には迫り得ない。 そもそも読者の側が、実際の人生において、他人の心の真の内面を、どれほど理解しているだろう? 人間という動物の、真の心の声を聞きたければ、「ソロモンの指輪」を自分で探すしかない。 そうした人間の存在自体の「滑稽さ、悲しみ」を描くこと。 そこに作者の意図があり、ミステリ的な手法は、まさに手法に過ぎないのではあるまいか。 ついでに、登場人物の大学生が余りに幼く、知識も乏しいのではないか、と疑問を感じる方もおられるようだが…。 近年の、失礼ながら偏差値の余り高くない私立大学で教壇に立っている友人知人の話によれば、それはもう、学生たちの知識教養レベルは低いそうである。 地方の、どうやら余り有名でもなさそうな大学で、何を勉強しているのかも判然としない、肉体労働のアルバイトに精を出している学生の知識教養レベルは、かなり残念なものであろうと、個人的には納得しながら読んだ。 | ||||
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さくさくと読めました。 朝、終章まで読んで、途中家事等をして、続きを気にしながら、夜ラストまで読みました。 終章までいろいろ考える時間があったので、この本を楽しめたと思う。 私は「静」が好きだ。恋がうまくいくといいね。 | ||||
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「背の眼」を偶然図書館で手にとって以来、道尾氏の作品は必ず手にとっています。 犬の生態を主題にして、ある事故の真実を探るのですが、最も大きな「謎」の真相は それまでひっぱってきただけに若干期待外れ感がありました。 しかし、物語の重要な鍵を握る大学の動物生態学の助教授、 間宮未知夫のキャラクターが強烈で最後までおもしろく読めました。 主人公とヒロインの恋愛模様なども挟まり、ジャンルとしてはエンターテイメントと いえるかもしれません。ミステリーとして読むと少し辛い。 道尾氏の作品はどんでん返しが魅力であり、本作もその例に漏れません。 読後、道尾氏の作品には珍しく?爽やかですっきりとした印象が残りました。 | ||||
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犬が好きな人には、読んでほしいなと思います。特にオービーと陽介の関係が微笑ましいのに、それが悲劇を生んでしまうところが・・・面白かったです。 | ||||
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実に見事に張られた伏線の数々。どんでん返し。作者の術中にまんまとはまり,あっという間に読んでしまいました。上手く読ませる書き手です。 まあ,それ以上でもそれ以下でもないのですが…。軽く読書を楽しみたい方におすすめの一冊です。 ただし,帯の言葉は本の雰囲気に合っていないような気がしました。帯はあまり気にしない方がいいと思います。 | ||||
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