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ソロモンの犬



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【この小説が収録されている参考書籍】
ソロモンの犬
ソロモンの犬 (文春文庫)

ソロモンの犬の評価: 3.50/5点 レビュー 58件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全58件 21~40 2/3ページ
No.38:
(4pt)

色恋にうとい主人公の周辺の事象を扱った秀作。傑作ミステリーとして読むと少し残念

自転車便をしている少し奥手な主人公を中心とした事件を扱った作品

この方の作品はこれが初めてなんですが、作風としてとてもさわやかで
読みやすく、また話しの展開がうまくて、しかも不思議な世界で
とても良い印象を受けました。

あらすじは、自転車便をしている奥手な主人公が、ボーイッシュな
彼女に片思いし、それを知った少し世の中を斜に構えた同級生が友達になります。
(かなり書いてて不自然なのですが、この作者にかかるととても自然なんです)
事件というか、起きた交通事故は、彼ら、彼女ら(斜に構えた同級生の彼女と
彼女の友達(が主人公の片思い相手))の周辺で、知り合いの男の子が、
飼い犬の衝動的な動きにより下敷きになって死んでしまいます。
 この事件から、この知り合いの男の子の母親である大学の先生も自殺し
そして、この主人公も命を狙われるというのが話しの流れです。

 この少し奥手な、彼、斜に構えた同級生、女の子らしい同級生の彼女
そして、女の子らしい彼女とは対照的で、奥手な主人公が好きな彼女の同級生と
なかなか魅力的で、かつ微妙なバランスがとても読んでいて気持ちいい作品です。
話しの中盤から、この斜に構えた同級生が色々判明するのと平行して
「飼い犬の不可解な行動」を探るためにいわゆる学者馬鹿系の先生がまた
良い味をこの作品に加えて展開してゆくのも楽しいです。
そして、残念ながらというか、(私の)期待していなかった方向に
謎解きがされてゆくというのがこの作品で、ミステリーではあるものの
「傑作」ミステリーという看板までは至らない気がしました。
# なにが残念なのかを書くと読む楽しみが無くなるのでとてももどかしいです。

「傑作」ミステリーとまではいかないものの、この話しの展開のうまさ
そして、想像していなかった内容にもってゆくのはとてもすごいです。
心が沈んでいるときに重い作品を読むと良い作品でもつらくなってきますが
この作品は正反対な作品で、またこの作者の作品を読みたくなりました。おすすめです。
ソロモンの犬Amazon書評・レビュー:ソロモンの犬より
4163262202
No.37:
(1pt)

奇をてらしすぎというか

基本的に大学生四人組がメインの青春物で、空気のひろ子以外はそれなりの個性も振られては
いるのだがキャラとして魅力はなく、そんな彼らの何とも言えぬ青春劇を延々と見せられるのは
さすがに辛い物があった
全体を通して見ると、良くも悪くもまともなミステリではなく、
様々な事柄に二転三転な事実があり、そういった点では評価できるのかもしれないが
どれも中々にしょぼく、特に終盤のあの一連のシーンは一体何が狙いだったのかと困惑させられた
おそらくアンチミステリ的な作品を作り、そのうえで青春の虚しさを書きたかったのだろうが、
あまり成功してるとはいえないだろう
この作品で唯一の魅力は間宮教授ぐらいだか、その彼も事件に深く関わっていくと
没個性化してしまうのが痛い
作者のファンなら覚悟の上に読む価値はあるかもしれない
ソロモンの犬Amazon書評・レビュー:ソロモンの犬より
4163262202
No.36:
(5pt)

面白い

学生の淡い恋愛模様もあり、謎解きのようなところもあり、
すんなり内容に入り込める。
最後はほのぼのした気分になれる作品。
ソロモンの犬Amazon書評・レビュー:ソロモンの犬より
4163262202
No.35:
(3pt)

まずまず

大学生の男女二人ずつを中心に展開されていく青春物語、というかミステリーというか。
そんな感じの作品です。
予想外の結末を迎えますが、なにかしっくりきませんでした。
読者を騙す手法はうまいんですが、真相の公開があっさりとしていると言うか。
良くも悪くも道尾さんらしい作品です。
ソロモンの犬Amazon書評・レビュー:ソロモンの犬より
4163262202
No.34:
(1pt)

おかしい…

この人は、よく子供を登場させますが、変です。こんな子供が、いるわけないし…。心理描写がいい加減過ぎる
ソロモンの犬Amazon書評・レビュー:ソロモンの犬より
4163262202
No.33:
(5pt)

大好き、道尾節!

すげ〜!

最初は正直、そうインパクトを感じていなかった。
読んだような気がするな〜そんな感じ。
実は2年前に読んでいたみたい。

でも、今回はマジで感動!

主人公の男友達が、しっかりと目を見て話す姿勢も、
持てるはずなのに自動車免許を取らない理由も。
電話の相手を語らない片思いの相手も、
主人公のおじいちゃんとのバーベキューの逸話も、
雨の嫌いな犬も、男友達の言う、「雀と目が合った」ことも。

ここでのすべての小さな逸話がそろいも揃ってすべて、
最後にきちんと意味を持つ。
美しい論理結合と、そうして最後の優しいオチも。

まさに天才の、優しくも巧緻な罠に、しびれた一作。
これ、ドラマとかになってくれないかな〜。
ソロモンの犬Amazon書評・レビュー:ソロモンの犬より
4163262202
No.32:
(4pt)

事件のカギを握るのは誰

事件のきっかけを握るのは誰かが本書のポイント。登場人物の関係、思い込み等が錯綜し、事件の真相は顔を覗かせながらも流れていく。そして最後に道尾作品らしく展開するまであれこれ考える事になる。
大学生4人組みの恋の行方も気にしながらのミステリーは楽しく読めた。
ソロモンの犬Amazon書評・レビュー:ソロモンの犬より
4163262202
No.31:
(4pt)

はらはらどきどき

バットエンド

嫌な後味の残る終わり方で終わるのではないかと不吉な予感がしていましたが

それなりに普通に終わりました

途中から少し無理やりな展開な気が

なんちゅうか、主役は実はあの人なのに出番はあまりなしという
ソロモンの犬Amazon書評・レビュー:ソロモンの犬より
4163262202
No.30:
(3pt)

指輪を手に入れるには、経験と知識と愛情かな。

言葉のミスリードや伏線が楽しみな作家さんではあるが、今回はちょっと。。。
大学生の青春モノという感はあるが全体的に深さがなく、詰め込みすぎた印象が
否めない.
動物に限らず人間の心が理解できるようになるには本当に相手を思って
接しているかどうかだし、自分の経験がどうしても先入観として入ってしまうのをわかった上で
相手の言葉を読む必要がある。
ソロモンの犬Amazon書評・レビュー:ソロモンの犬より
4163262202
No.29:
(4pt)

時間つぶしにはよかった。

ちょうど数か月前全く移動出来なくなって24時間ほどある場所で時間を潰すはめになりました。
そのとき暇つぶし要員の内の一冊として購入しました。

私は楽しめました。動物行動学がどうとか

他のレビューを見ていると薄っぺらいという批判が多いようです。でもミステリー自体が薄っぺらいもんだと思いますけどね。
そんなに深い本が読みたきゃ文豪の書いた本とか読めばいいんじゃないですか。

ミステリーの私にとっての位置づけは時間つぶしですね。
そういった意味で楽しめました。


ソロモンの犬Amazon書評・レビュー:ソロモンの犬より
4163262202
No.28:
(4pt)

時間つぶしにはよかった。

ちょうど数か月前全く移動出来なくなって24時間ほどある場所で時間を潰すはめになりました。
そのとき暇つぶし要員の内の一冊として購入しました。

私は楽しめました。動物行動学がどうとか

他のレビューを見ていると薄っぺらいという批判が多いようです。でもミステリー自体が薄っぺらいもんだと思いますけどね。
そんなに深い本が読みたきゃ文豪の書いた本とか読めばいいんじゃないですか。

ミステリーの私にとっての位置づけは時間つぶしですね。
そういった意味で楽しめました。
ソロモンの犬 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ソロモンの犬 (文春文庫)より
4167773503
No.27:
(4pt)

ライトのベルの感覚で

本格ミステリーを期待せず、ライトノベルの感覚で読み進めると意外と良いかも…。

少々無理な展開もないわけではないが、それも愛嬌。
週末の気休めのひと時にコーヒーでも飲みながら、さらりと読むのが適していそう。
ソロモンの犬Amazon書評・レビュー:ソロモンの犬より
4163262202
No.26:
(4pt)

ライトのベルの感覚で

本格ミステリーを期待せず、ライトノベルの感覚で読み進めると意外と良いかも…。

少々無理な展開もないわけではないが、それも愛嬌。
週末の気休めのひと時にコーヒーでも飲みながら、さらりと読むのが適していそう。
ソロモンの犬 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ソロモンの犬 (文春文庫)より
4167773503
No.25:
(4pt)

肩ひじ張らないミステリー

謎やトリック自体は大したことがないと言ってしまうと失礼だが、
そんなに驚くということはない。

ただ、比較的スケールの小さな話を
工夫して展開していて、続きが気になる仕掛けになっているのはすごい。

なんだよそれ、というような点がないわけではないが、
個々のキャラの粒が立っていて、青春物語としてとてもさわやか。

肩ひじ張らずに読めるのがよかったです。
ソロモンの犬Amazon書評・レビュー:ソロモンの犬より
4163262202
No.24:
(4pt)

楽しい作品

アウトラインについてはあえて語らずに一言でいうと『玩具箱』の様に楽しい作品。 青春的な一面もあり〜の、ミステリーとしての側面もあり〜の、道尾作品特有のパラドックスなパラレル的?な部分もあり〜の、、、 『向日葵の〜』から道尾ファンになった典型的ミーハーファンの私の様な方には、向日葵とはまた違う道尾作品である当書の世界観に触れて、読書後は思わずまた別の作品を買ってしまいたくなる事でしょう。 初めから最後までストレートに良く、胸やけせずにスッキリ読める後味良しの珠玉の一冊です。
ソロモンの犬Amazon書評・レビュー:ソロモンの犬より
4163262202
No.23:
(4pt)

楽しい作品

アウトラインについてはあえて語らずに一言でいうと『玩具箱』の様に楽しい作品。 青春的な一面もあり〜の、ミステリーとしての側面もあり〜の、道尾作品特有のパラドックスなパラレル的?な部分もあり〜の、、、 『向日葵の〜』から道尾ファンになった典型的ミーハーファンの私の様な方には、向日葵とはまた違う道尾作品である当書の世界観に触れて、読書後は思わずまた別の作品を買ってしまいたくなる事でしょう。 初めから最後までストレートに良く、胸やけせずにスッキリ読める後味良しの珠玉の一冊です。
ソロモンの犬 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ソロモンの犬 (文春文庫)より
4167773503
No.22:
(3pt)

犬好きといえど・・

犬好きなのでタイトルと表紙に魅かれて購入。ただ、小説の質としては納得できない面も多々あったような印象です。まあ、SUN'sには騙されましたが・・。
ソロモンの犬Amazon書評・レビュー:ソロモンの犬より
4163262202
No.21:
(3pt)

犬好きといえど・・

犬好きなのでタイトルと表紙に魅かれて購入。
ただ、小説の質としては納得できない面も多々あったような印象です。

まあ、SUN'sには騙されましたが・・。
ソロモンの犬 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ソロモンの犬 (文春文庫)より
4167773503
No.20:
(3pt)

道尾秀介さんらしい作品?

この人の小説を読むきっかけだったのが、歳が近いということでした。
毎回思うけど、好きな作家さんなんだが若いだけに(?)キャラを立たせよう盛り上げようとしすぎている感が強くてそれがちょっと萎えるんですよね。ラノベみたい。ラノベならしょうがないなと思うけど。
こういうのって漫画やアニメが周りに豊富にある影響ってあるのかな。中二病的というか…そんなつもりはないだろうけど、セリフとか表現がいちいちストレートじゃない気がするの。
(背の眼の真備はそれで良い感じだったけど…このシリーズもっと出してほしい)
もっと自然に魅力を引き出せないもんかと思う。
これって割と初期のなせいかその色が濃いような気がする。話の構成も、場面が非現実的な場面もあったりして、最後まで読んだらほんとにいるんかいと思ったり。
なによりラストのラストに出てくるの人物が?@@@@@@@@@の人でいいのかなと。
何をしたかったのか最後まで読んでわからなくなりました。
サクサク読めちゃうし伏線もありーの意外性もありーのとあるんだけど、なんかなーやっぱり超ベテランではないなぁ若いなぁと思うわけです。
面白かったことは面白かったけど…なんか全体的に盛り上がりもかけて、全体的にもやもやな感じでした。
犬の知識もなんか本で得ただけかなーと思ったり。私も専門家じゃないのでなんともいえないけど、テンプレ通りに行動しないのが動物な気もするんで…。
なんか上辺だけの知識だなぁと思うのはほかの作品にもみられるんですが、もっとその道のプロなん?と思うくらいのものを書けるようになってほしい。
ひねってひねってのラストは道尾秀介さんらしいけどね。
ソロモンの犬Amazon書評・レビュー:ソロモンの犬より
4163262202
No.19:
(3pt)

道尾秀介さんらしい作品?

この人の小説を読むきっかけだったのが、歳が近いということでした。
毎回思うけど、好きな作家さんなんだが若いだけに(?)キャラを立たせよう盛り上げようとしすぎている感が強くてそれがちょっと萎えるんですよね。ラノベみたい。ラノベならしょうがないなと思うけど。
こういうのって漫画やアニメが周りに豊富にある影響ってあるのかな。中二病的というか…そんなつもりはないだろうけど、セリフとか表現がいちいちストレートじゃない気がするの。
(背の眼の真備はそれで良い感じだったけど…このシリーズもっと出してほしい)
もっと自然に魅力を引き出せないもんかと思う。
これって割と初期のなせいかその色が濃いような気がする。話の構成も、場面が非現実的な場面もあったりして、最後まで読んだらほんとにいるんかいと思ったり。

なによりラストのラストに出てくるの人物が?@@@@@@@@@の人でいいのかなと。
何をしたかったのか最後まで読んでわからなくなりました。

サクサク読めちゃうし伏線もありーの意外性もありーのとあるんだけど、なんかなーやっぱり超ベテランではないなぁ若いなぁと思うわけです。
面白かったことは面白かったけど…なんか全体的に盛り上がりもかけて、全体的にもやもやな感じでした。
犬の知識もなんか本で得ただけかなーと思ったり。私も専門家じゃないのでなんともいえないけど、テンプレ通りに行動しないのが動物な気もするんで…。
なんか上辺だけの知識だなぁと思うのはほかの作品にもみられるんですが、もっとその道のプロなん?と思うくらいのものを書けるようになってほしい。

ひねってひねってのラストは道尾秀介さんらしいけどね。
ソロモンの犬 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ソロモンの犬 (文春文庫)より
4167773503

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