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マジシャン
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マジシャンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 1~20 1/3ページ
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バレバレの展開と屁理屈を捏ねまわしたような変なトリック。 | ||||
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かなり気軽に読めるミステリー作品。 手持ちの金を倍にする巧みな手口で詐欺を働く。 マジックの世界で生きようとする15歳の少女と詐欺師を捜索するひとりの警官を主人公にした作品。 まさか最後で詐欺師が同僚警官だったとは。 よくある手だが良しとしよう。 一般文学通算2564作品目の感想。2021/08/28 14:40 | ||||
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同じ本を依然買っていたのではないかと思ったが、読んだところ内容に記憶がないので安心した。 | ||||
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小学館の無印「マジシャン」、角川の「マジシャン完全版」とあって、この最終版ですが、一番出来がいいです。 なにやら小学館版を捺す声がありますがそれはたぶん高齢者で、当時の思い出補正だと思います。小学館版はまったく本筋に関係のないコンピューターハッキングのエピソードが平行して進み、全体的に現実感が薄く、警視庁捜査二課という設定も非現実的で、当時のテレビドラマ風コメディに仕立てようとした嫌いがあります。これは完全版でもあまり変わっていません。所轄の生活安全課になった今回こそが本当に現実的だし、警察官が薄給でないと指摘する内容も現実に即しています。最後のエピソードも納得がいくものです。古参に惑わされず、新規読者はこの最終版をこそ手に取られるべきと自信を持って言えます。 | ||||
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見て、見て、私を見て~。 ねぇ~スゴいでしょ! 自己プロデュース力が、情熱が、想いが、半端ないって! 愛をください。 愛を知らない私に。 隙間を歓声で、称賛で、羨望で埋めたい。 私には、マジックがある。 これが、私の生きる道。 だから、私は負けない。 親の敷いたレールに、唯々諾々と乗ったのも、ギャンブルで身を持ち崩したのも、昇進試験に受からないのも、すべてはアンタの責任。 楽して簡単に、金を稼ぎたい!って悪事を算段する頭があれば、この先に待ち受ける未来も観えるでしょ。 何度も、痛い目にあっても学習しないは犬畜生にも劣る。 人生は夢だらけ。 さあ、どうする? ※ 本書のよりも、「イリュージョン」がた、オススメ(個人の感想)。 | ||||
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雑だった完全版を仕上げ直したような印象です。 またさりげに小学館版に出ていたものの完全版で出番を完全にカットされた白金恵子が復活してます。 小学館版を角川完全版として発売した際は旧読者の意外性を狙ったのか犯人をすげ替えたものの修正が甘く、小学版の犯人の自白をそのまま別人が語るといった点に不自然さが拭えなかった。 先のレビューにあるように犯人が明らかになるのも唐突ではあるが、完全版とこの最終版を読み比べればその唐突さを軽減させ、より犯行動機をハッキリさせています。 これ以外にも小学版から完全版で変更した際に不自然だった点を補強・修正した描写が目立ち、ようやくこっちの結末もこれはこれでありだと思える流れになったと思います。「イリュージョン 最終版」へ繋げるという意味でも。 ただあくまで完全版と比べての話であり、結局のところ単独作品として「マジシャン」だけを考えると1番自然だったのは小学館版の犯人、そして容赦ない犯行動機だったように思います。 最終版でどうにか整合性をつけたのはいいけど、小学館版のストレートさには敵わないなとも思いました。 | ||||
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主人公が少女に感情移入しすぎ。犯人も唐突に暴露されすぎる。金が2倍になるアイデアが良いが、それが小説の真ん中あたりで終わってしまう。事実上のクライマックス。残りはどうでも良い話になってるのが残念で仕方がない。犯人が分かった時に、クライマックスでどのような事が起きるのがまで書かれていて、惰性で読まなければならなくなってる。この先どうなるのだろか。といった緊張感がない。そして犯人の過去や心理描写などがラスト以外には大して書かれていないので、突然こいつかが犯人です。と言われても唖然とするばかり。何もかも中途半端に終わってる。競馬場のシーンで、馬連か枠連のことを、連複と書いていたけど、あまり競馬では使われない言葉。3連複なら使う。 といったように突っ込みどころが多すぎる。 | ||||
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以前のバージョンを読んでいる身としては大分前で細部は覚えていませんが 大筋に関してはだいたい同じだと感じましたが、完成度は間違いなく上がったと思います 本筋や話の展開がスッキリし犯人の示唆や動機の匂わせ方、伏線が巧みで完全版の時の後付け感がなくなっています | ||||
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小学館で発刊されたハードカバー・文庫の内容を大幅改定して角川で完全版として発刊したものです。 全体にスリム化されていますが、事件を捜査する3人のうち女性刑事が削除されています。これに伴い同時進行で動いていたコンピューター犯罪の事件もごっそりカットされました。 そして最大の変更点は黒幕の変更です。同時期の『催眠』でも同様な大きな変更が施されていましたが、オリジナルを知っている読者が驚くような仕掛け…ではあるのですが元のストーリーを強引に改変したようでもあり、違和感があるのも確かです。 特に今作の場合は、終盤で黒幕が事件を起こした真意を語る部分が黒幕の名前だけ変更したような状態になっています。元々オリジナルの黒幕用に考えられたはずの犯行の真意を年齢も性格も何もかも違う全く別の人が語るのはオリジナルを知るほど違和感しかないです。 この変更に伴い当然続編の展開にも改変が必要となってしまいましたが続編『イリュージョン』完全版そして予定されていた『フィナーレ』は10年近く世に出る事は無く、結局2018年には今作を最終版として書き直して、『フィナーレ』も破棄、『イリュージョン』に組み込んで2部作で完結という形になるようです。 | ||||
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ここは「マジシャン完全版」角川文庫のレビューを書くとこであって違う本のレビューを書いてもらっては困ります。科捜研の恵子なんて出てこんし、経済事情がよく書かれているってどこにも書いてないじゃん。結末が違うようなレビューまであるし。これこそ詐欺じゃない!?それともマジック??で、感想はというと結末が滅茶苦茶の一言。びっくりさせりゃいいってもんじゃないでしょう。それに数億円はどこいった? | ||||
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自分が読んだのは初版2002年の方。 2段組みでこのページ数は必要ないと思った。どうでもいい情景描写は過分にあるが、それに比して手品の描写があっさりしすぎで「頭の中に浮かぶ」感じがなかった。 「あらすじ」読んだらジェフリー・ディヴァーの「魔術師」を連想して(←こっちのが刊行は後だったと思うが)、面白いかも、と手を出した。 しかし自分には合わなかった。 どうも舛城キャラが気に入らないらしい。 全員が左程の付き合いなかった筈なのに、いきなり全員十年来の知り合いです、的になってるのが一番不自然に感じた。 | ||||
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千里が読んでてこの本読みたいなって思っていたので購入しました。 やっぱ松岡圭祐は最高ですね! | ||||
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カード、コインマジックをかじった人なら多少は楽しめるでしょう。 ミステリーとしては薄っぺらい。 | ||||
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マジシャンシリーズが完結すると作者公式サイトで発表され遂に来たかと喜んでいます 里見沙希の境遇とマジックに没頭する心理はある意味で惨めであり捻くれた所もありながら応援したくなります 今後出てくるであろう椎橋彬や嵯峨敏也達との絡みや今後どういう結末に進むのか楽しみです | ||||
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読んでると手品をしたくなるミステリーでした。帰りに百貨店で手品グッズを一つぐらい買って帰ろうか。 完全版になる前の『マジシャン』も読みたくなるではないかぁ!! あとがきに、旧作を思い切って短くしとか、途中からは旧作とは全く違う方向に話が進むとか書かれたら旧作もちゃんと読みたいっすよ! 相変わらずの松岡圭祐ワールド。生きていくにはそんなに役に立たない知識をうまーくミステリー仕立てにする。今回のテーマはマジック。マジック業界の裏側やマジックの種にも目を向ける。万能鑑定士の物語でも出てきたお札の話も出てくる。ちらっと出てくる小ネタの使い回しに遠慮がないのが嫌じゃない。 万能鑑定士Qシリーズと特等添乗員αシリーズ以外の作品の松岡圭祐には初めて出会ったけど、好きな文体、物語の作り。悪く言えば味がないとか、行間がないとか言えてしまうのかもしれないけど、エンターテイメントとしてのミステリー小説を読むならこの人をオススメする! 【手に入れたきっかけ】 万能鑑定士Qシリーズと特等添乗員αシリーズファンとして、松岡圭祐の名前に惹かれて。 | ||||
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一日中読んでいたい・・・。しかし私には仕事が・・・・そんな超お勧め作品です。 謎の作家さんだな〜松岡氏!その昔、催眠術師でテレビも出たことがあるとか・・・。 松岡氏が手品を好きであることは確かですね!たんなる取材や発想だけではこの作品は書けない。多岐に渡るマジックの世界。著者本人がもともと好きで書籍や道具、実演までして初めて書ける作品ですよ。催眠術とは関係していたのか? 金がその場で倍になる!超常現象?!そんな馬鹿なアホな!・・・。面白すぎる出だしで物語は始まる! 刑事の苦悩、少女の葛藤、詐欺師の知恵・・主人公達と気持ちが一緒になって読破していきました!ラスト近くは少々泣かせますね!派手地味というか地味派手というか。人間を本当にうまく描き出せる作家さんです。 金が倍になる技は松岡氏の小説の技なのか?実際あるのかな?と思いました。 | ||||
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筆のスピード・エンターテイナー、松岡圭祐のリメイク作品。 松岡さんの書き直しにはいつも「うん、新鮮」と納得していたのですが、これに関してはそうそう素直には頷けませんでした。 確かにスピード感やリズムはよくなっているし、読みやすいし楽しめるんですが、オチを変える必要はなかったんじゃないでしょうか。 帯に書いてあるんでいいだろうと思い言ってしまいますが、前作で犯人だった沙希の父が今回は犯人ではありません。でも、お父さんが犯人だった方が深みがあって面白かったと僕は思います。 なんか今回のオチの付け方は松岡さんらしくない、あざとい感じ。いや、面白いんですよ。面白い上で、でも僕は前作の方が好きでした。 | ||||
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本書は、これまでの小学館文庫版を書き直したもので、全体的に枝葉を落としスリムにしたのと、ストーリーがかなり書き換えられている。前者では殺人が起こらないが、後者では起こる。そして驚くべきことには、犯人が想像もできない者に換わっているのだ。 「催眠」シリーズは「心理学」がベースとなっていたが「マジシャン」シリーズは「マジック」をベースにミステリーが展開される。リンキングリング、フラッシュペーパー、サムチップ、シェルコイン、パーム・・・というマジックの専門用語がごろごろでてきて、マジックが好きな方には嬉しくてしかたがないはずだ。そして冒頭は「目の前でカネが倍になる」という胡散臭い言葉で始まる。オススメの作品だ。 | ||||
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松岡氏の著書には荒唐無稽な設定に荒唐無稽な特技や履歴、外見の人物が登場しがち、と思われているかもしれません。しかしなんという肉太な骨付けなのでしょう。ひとりひとりの人物造詣がすばらしい。とことんイヤなヤツも、とことんダメなヤツもいない。みんな同じに悩み、苦しむ人間なんだなと納得できてしまいます。 さらにヒーロー、ヒロインであっても挫折や絶望を克服し単なる正義の味方でおさまってはいない、スケール感があります。 必ず落とし前をつけてくれるストーリー展開。それは敗北であっても、登場人物たちの心のゆらめき、動きをていねいにくみとって、どこかで希望を見せてくれる、著者のまなざしの暖かさに他なりません。 シリーズ化によりさらなる熱狂的ファンが数多いのも当然のクオリティです。 さまざまな枠組みをのりこえる著者の冒険にエールを送りたいと思います。 この本は、面白い! | ||||
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作者は、『催眠』『千里眼』『マジシャン』という三つの小説を作った後、 それを合体させる手法をとっているが、別々の方が内容が良くなるのではないかと思う。 | ||||
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