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暗闇のセレナーデ
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暗闇のセレナーデの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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本作、初刊は1985年。40年近く前の作品。 警察をさしおいて女子大生コンビが殺人事件に挑む。 密室トリックを含む謎解き+美術ミステリー。 いろいろな要素がテンコ盛り。当時の世相と女子大生バリューが背景にあり楽しめる佳品。 ついでに言えば、巻末に収録されている著者あとがきは傑作。 ところで「アーティゾン美術館」の件。 登場人物の刑事が捜査で、東京駅八重洲口から近辺の画廊に向かう際に、「アーティゾン美術館」を過ぎ、次の角を右に曲がった。との記述。 アーティゾン美術館はブリヂストン美術館の新名称だが、開館は2020年(新名称は2018年発表)。 よって、本作旧版では、ブリヂストン美術館と表記されているのに、本版では、わざわざカッコ付きでの、「アーティゾン美術館」。他で出てくる車名等の固有名詞は昔のままなのに、なぜココだけアップデートされているのか。「アーティゾン」という言葉が、極めて現代的な造語であるだけに違和感があり、脳がフリーズした。これは、関西人のサービス精神なのか、氏のイタズラなのか。もやもやが晴れない。(p119) | ||||
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著者初期の作品、も。面白い | ||||
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優 | ||||
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ドラマでは共通語だったのに、この小説では、自分の嫌いな関西弁でした。やっぱり本は、一度立ち読みしてから買うべきでした。 | ||||
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黒川さんの小説はいつも次のページが読みたいと思うほどわくわく感がありますが本編は女子大生の推理がなくてもみんな警察がわかっていたことでいなくてもよかったが、それでは小説になりませんか。 | ||||
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当然面白い、まったくこの人の作品には外れがない、どうという筋書きでは無いのだが、付帯した話しに興味が尽き無い。 | ||||
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黒川氏が生んだ「クロ・マメ」コンビが登場する作品と並ぶ彼の代表作でしょう。何よりも軽妙な会話がイイです。いかにも関西人らしい会話です。登場する刑事たちの個性がまた面白いです。煮ても焼いても食えない風でいて、実は頭脳は緻密で、主人公を引き立たせるためにアホな刑事が登場する小説とは二味は違いますね。プロットも無理はありませんし、京都〜西宮を中心に適度に移動もしてくれますしね。本格推理小説でありながら、コミカルな娯楽性を持った作品です。東野圭吾氏が関西弁から東京弁に鞍替えした今日、貴重な存在です。 | ||||
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黒川氏が生んだ「クロ・マメ」コンビが登場する作品と並ぶ彼の代表作でしょう。 何よりも軽妙な会話がイイです。いかにも関西人らしい会話です。 登場する刑事たちの個性がまた面白いです。煮ても焼いても食えない風でいて、実は頭脳は緻密で、 主人公を引き立たせるためにアホな刑事が登場する小説とは二味は違いますね。 プロットも無理はありませんし、京都〜西宮を中心に適度に移動もしてくれますしね。 本格推理小説でありながら、コミカルな娯楽性を持った作品です。 東野圭吾氏が関西弁から東京弁に鞍替えした今日、貴重な存在です。 | ||||
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あらすじだけ見ると薄っぺらい二時間ドラマの脚本のようである。しかし、刑事達と女子大生コンビが平行して進める捜査を読むのは実に楽しい。普通なら主人公である女子大生の引き立て役にすぎない刑事達は実に個性的で、黒川氏の他の作品で主役を務める刑事達に引けをとらない。そして、氏の専売特許である美術界の内幕である。およそ芸術家には相応しくない欲にまみれ、情にまみれ。なんのことはない、彼らも普通の人間なのである。それにしてもあのいかつい黒川さんが女子大生同士のセリフを考えている姿は実に微笑ましい。 | ||||
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あらすじだけ見ると薄っぺらい二時間ドラマの脚本のようである。 しかし、刑事達と女子大生コンビが平行して進める捜査を読むのは実に楽しい。 普通なら主人公である女子大生の引き立て役にすぎない刑事達は実に個性的で、黒川氏の他の作品で主役を務める刑事達に引けをとらない。 そして、氏の専売特許である美術界の内幕である。 およそ芸術家には相応しくない欲にまみれ、情にまみれ。なんのことはない、彼らも普通の人間なのである。 それにしてもあのいかつい黒川さんが女子大生同士のセリフを考えている姿は実に微笑ましい。 | ||||
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