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憑流



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【この小説が収録されている参考書籍】
憑流
憑流(hyoryu) (文春文庫)

憑流の評価: 2.80/5点 レビュー 5件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

後半、3分の1の失速

旧家が迎えた非の打ちどころのない嫁、おまけに以前にもまして
その家には運がつきはじめる。
民話にもよくある、家に福を呼ぶ嫁が実は‥‥という○○女房を
下敷きにしたお話。
伏せるほどのことはありませんが正体がそのまんまなので念のため。

筆もうまく読みやすく、前半は他のレビュアーの方も書かれているように
読む方をひっぱっていくものがあります。
移動中に読むには非常におすすめ。

が、件の嫁の背景が明らかになり、その一族が動き出す展開になってからが問題。

彼らにまったく恐怖がわかない。
その異質さや侮れなさがしつこく説明されはするのだが、彼らの目的が
いわば非常に人間的に「普通」な上に、そのキャラクターはあまりにぱっとしない。
そして、そのぱっとしない相手に、一矢報いることもできない主人公たち。

しっかりしろよ、仮にもホラー小説の主人公なんだから!!
と非っ常にイライラします。
後味が悪いだけならそれはそれと許せますが、このバランスがすべてを台無しに‥‥

前半の調子がいいだけに非常に残念。




憑流Amazon書評・レビュー:憑流より
4163199705
No.1:
(2pt)

すっきりしない

個人的には好きになれない。読み終わって後味の悪いものを覚えるのは
やはり、勧善懲悪なるものを心のどこかで欲しているからでしょうか?
読んですっきりしたい人にはお勧めできません。
憑流Amazon書評・レビュー:憑流より
4163199705

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