リアルワールド

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評判

リアルワールドの評価:

3.63/5点 レビュー 59件。 C ランク

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平均点3.63pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全85件 41〜60 3/5ページ
No.45
(3pt)

理解できないのは自分が年を重ねたからなのか。

桐野さんの著書は人の心の醜いところを、気持ちの良いくらい鮮やかに
描いてくれていて、特に「OUT」「グロテスク」は醜くも華々しく美しい
強烈な作品で、作品からほとばしるエネルギーに読後しばらく打ちのめされてしまった。
しかし、この「リアルワールド」については、テイストは桐野さんの世界が
全開でエネルギーを感じたが、登場人物の心理が全くといっていいほど
理解できなかった。登場人物の高校生たちのふわふわと浮かんだ心模様が、
そのまま着地せずにどっかに飛んでいったまま読了してしまったようで、
しっかりと感じることができなかった。
これは即ち、もはや自分がおじさんになってしまったということなのか。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.44
(5pt)

1番好きかも

 各章が主要人物五人の視点から描かれる。各人の細かいニュアンスが感じられるし、それぞれが友人たちをどう見てるのか、その違いに驚かされたりとても興味深い。事件に関しても心理的には現実よりもリアルかもしれない。
 桐野作品は大分読んでみたが、私は今のところこれが一番好きだな。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.43
(4pt)

今の女子高生って。。。

物語としては、面白い。構成も面白い。作品としては、素晴らしいと思います。他人からしたら、羨ましいくらい魅力的な4人の女子高生がそれぞれに問題を抱えている。本人一人称では、気楽に生きている他のメンツとは違うんだ!! と思い切り熱く語っています。自分を守ろうとするキャラ,カラに閉じこもるキャラ,生まれ変わろうとするキャラ。そこに母親殺人の少年が投げ込まれる。とても、刺激的なシュチュエーションでした。しかし、実際問題として、現役の女子高生がここまで考察できているか、こんなに単語を知っているか、ここまで行動できるかということに関して言えば「???』です。言葉にできないナマの感受性と、それを言葉にできる成熟した作者の知性が作品として結実しています。それゆえ、あくまで虚構の世界でのできごとなんだなあ。。。と、感情移入はしきれませんでした。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.42
(3pt)

リアル

まるで毎週サスペンスドラマを放送するように次々と新たな殺人事件のニュースを見聞きする。
実際におきた悲惨な事件なのだけど、「怖いわね」「可哀想ね」
などと話してもどこかドラマと同じ感覚で別世界の出来事と思ってしまう。
しかし、事件のおきた地域がものすごく近所だったり知っている場所だと
ニュースがとても恐ろしいものに感じてしまう。
どんなに凶悪な世界的殺人テロよりも、知っている場所でおきた事件は
頭にこびりついて容易にはなれない。現実世界のものだと痛感してしまうのだ。
遠いところで起きた事件はあれこれ事件について推測し、客観的に見るが
身近な場所のニュースは「自分が被害者ならこうした」
「自分が加害者の立場ならあのときこう考えるはずだ」と自分自身について考える。
この本でも、身近に起きた事件を通じて少女達は「自分は・・・」と考えている。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.41
(4pt)

自己と他者

殺人事件をきっかけに4人の女子高生グループの
人間関係が変容していく様を、
それぞれの視点で描いた実に興味深い作品。
自分と相手の微妙な距離感。
自分だけがという勝手な優越感や劣等感。
そんな中で友達関係を築きながら、
この事件によってその友人関係および自分とはどんな人間なのか
くっきりとわかってきて、
それぞれの結末を迎えることになる。
ほんとおもしろい作品。
自己と他者を知るのによい作品です。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.40
(4pt)

現実か?

現実世界って堅いようで脆いのかもしれない。そんな趣のある小説。
時間は地繋がりで広がっているのに、
一歩横に逸れるとそこは違う世界。
高校生たちが経験する不思議な時間。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.39
(4pt)

衝撃的なラスト

隣家の少年が母親を撲殺して逃亡してしまう。少年の逃亡に係わる4人の女子高生たち。 最初はただのゲーム感覚だったのが最後に取り返しのつかないことになってしまう・・・ おもしろい作品です。各章が登場人物の視点で書かれているのが、よかったです。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.38
(4pt)

女子高生たちの第一歩目の自己確立の物語 大人の色気に欠けるかな、と・・

「ホリニンナ」という偽名を使い、現代の消費情報化社会に子供っぽい厭世観を抱きつつ生きている「トシちゃん」と個性ある3人の女友達が隣の家で母親を惨殺した少年の逃避行を興味半分で追いかける、という筋書き。主人公と友達と逃避行中の少年が交互に語る、という形式で物語が進む。最終的に「トシちゃん」がホリニンナ、なんて仮名を使わないでリアルワールドを受け止めて人生に誠実に生きていこうと決意するまでを書く。著者の桐野氏の年代を考えると、21世紀の青少年の心象にここまで迫った書き込みは良い出来だと思うし、場面がどんどん変わるので読みやすいが、著者の他作品と比べてしまうと(グロテスク等)少し成熟した大人の葛藤に欠けるかなと思う作品。桐野氏の作品のライトなテイストが好きならおすすめ。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.37
(4pt)

化け物を飼っている

なんとなく岡山バット事件を彷彿とさせますが、後輩は殴り殺してません。母親をバットで殴り殺した後、自転車で逃亡、という流れに連想しただけで、実際はあんまり関係ないと思います。
犯人の少年ミミズ(あだ名)と、彼の隣家にすむ少女ホリニンナ(偽名)と、彼女のナカヨシグループの3少女のそれぞれと、視点が移り変わります。オムニバス…でもないのかな。
思春期の少年少女が胸内に飼う一種の化け物じみた部分がすごかったのですよ。それが、客観的には意外に見え透いていて、言葉にしちゃうとうすっぺらいところが、むしろリアルな感じでした。彼も彼女もアナーキーでバランス悪くて、だけどものすごくありふれている。ありふれていることを自ら気付かずにいる、というのが面白かったです。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.36
(1pt)

つまんない

この話は、どこで盛り上がって、何が言いたいのか、全く共感もできない。
セリフも、大人が女子高生の話し方を書いたって感じがすごいしてます。
違和感があります。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.35
(3pt)

う〜ん

柔らかな頬,OUT で桐野作品に入った私としては、主人公のホリニンナに最後まで共感できない(っていうかこんな人物いるのか実際!?)っていうのが最後まで抜けきらなかった。つまり共感できない。だからなんなのといった感じ。
だけど「柔らかな・・・」は直木賞では傑作です。
応援してます。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.34
(3pt)

真のリアルワールドは?

何だかあり得なさそうな話で、あり得る話かもしれない。平然と自分の母親を殴り殺して逃亡を続けるミミズ。それを興味津々で見つめる女の子たち。いまどきの女の子ってこんな感じなのだろうか。自分自身に直接関係のないことなら、一歩下がってクールに見つめる。時には楽しみながら。だが、好き勝手なことをしているように見えるが、実は彼女たちも所詮は、大人たちが作り上げた社会でしか生きることが出来ないのだ。彼女たちがリアルだと思っていた世界は、真のリアルワールドとは呼べなかった。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.33
(3pt)

高校生が皆夏休みこんな経験せんやろうけど

高3の夏休みという設定旨いですね母親を殺して逃げる隣家の男の子っていうのも現実っぽい確実に学生という隠れ蓑が終わろうとする高3の夏休み(学生でも大学生とは違う)自分が高3の時も何かが終わろうとしてるのを漠然と感じてました人が心の中に持つ人との疎外感は、誰しも人生で自分探しと切り離せないから持ってゆくしかないけど、この小説の登場人物は高校生でそんな自分達をまだ受け入れることが出来ないその高校生の脆さが旨く描けていると思います失ってしまった時間に対する後悔を持つことで、人は大人に近ずいていく大人になろうとする高校生の、脆くはかなげな夏休みでした
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.32
(4pt)

読んでいて、痛かったです・・・。

この作品は年代によって見方・読み方が違うのでしょう・・・。私現在25歳ですが、私の視点は高校生でした。彼女達の大人には理解できない行動や考え方は、私にとっては痛く、懐かしく、まさに「リアルワールド」。しかし両親はこの作品を読んで「理解できない」との返答でした。両親にしてみたら、親の立場になるのでしょうか?現実にはありえない異次元ワールドのようです。やはり生きてきた『時代』によって感じ方は変わるのでしょう。しかし私自身「リアルワールド」の世界はまさに自分が生きてきた世界であり現実のもので、未だ残る心の傷が疼く作品でした。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.31
(2pt)

「OUT」のお気楽女子高生版という感じ

高校3年の夏休み、トシちゃんが隣の男子通称ミミズの親殺しを見過ごしたために、彼女のグループは思いがけない事件に巻き込まれていくという物語。ものの弾みで起きた「キレちゃった殺人」をきっかけに女達が自分の本性に目覚め変化していくという筋立ては「OUT」と同系列、物語が登場人物それぞれの独白で語られる手法、「グロテスク」と同系列、だけど、登場人物がすべて生活に責任の無い子供たち=高校生であることからお話は単純で当然のことながら実に青臭い。ガキの戯言がだらだら続く前半では「一体何が言いたいのよ!」とこっちがキレそうになった。後半に入ると子供たちの心のかげりが見えてきて「あら、そうだったの」と一瞬同情したりもした。でも、この結末は「あだー」ではないだろうか。中高生(およびその同類)なら感情移入できるのかもしれないが、普通の大人にそれを求められてもちょっと困る。そして、子供たちの異常な自意識の強さ、「自分おたく」ぶりにうんざりさせられる。無駄なこととは知りながら「こんなにセルフ精神分析して他人と自分と比較する暇があるのなら、もう少し違うことを考えれば?」とつっこみたくもなる。作者は中高生が読んでもわかる小説をお試しになったということだろうか。その「なりきり度」には感心したが、対象外の読者には「面白い」とは思えず、殺伐とした感じだけが強く残った。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.30
(3pt)

「OUT」と同じ手法・・・

ストーリーはもちろã‚"ぜã‚"ぜã‚"違うのですが、手法は「OUT」の使いまわã-?という感が否めませã‚"。「OUT」は、バラバラ死ä½"の一部ã‚'いい加減な女、邦子が不注意にもå...¬åœ'に棄てたとã"ろから、話が思わぬæ-¹å'に進み、終わってみるととã‚"でもないã"とになっていますが、「リアルワールド」も、隣のç"·å­é«˜æ ¡ç"ŸãŒæ¯è¦ªæ®ºã-ã‚'ã-たらã-い物音ã‚'聞いていたはずのトシが、なã‚"となく警察にそれã‚'隠ã-て友é"に教えたã"とから、話が思わぬæ-¹å'に進ã‚"で、最終的には、トシの友é"がï¼'人も死ぬã"とになります。あと、最è¿'の高校ç"Ÿã¯ã"ã‚"なにç '壊的なのか?と思うと同時に読ã‚"だあとに心に残るものがあまりなく、桐野作å"ã®ä¸­ã§ã¯ã¡ã‚‡ã£ã¨ãŒã£ã‹ã‚Šã-まã-た。ひとつフォローするなら、話が登å '人物のï¼'人称で語り継がれã!¦ã„くって言うのが興å'³æ·±ãã¦é¢ç™½ã‹ã£ãŸã§ã™ã€‚
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.29
(2pt)

オチがあるのか

前半の巻き込まれ型の話の展開は面白いが、後半になると現実感の乏しい破滅へと突き進む。「OUT」と同じ流れでの、女たちの心情を描く著者の一連の作品。ただ、オチがあるのかどうかよくわからない。「柔らかな頬」と同じ趣向なのか。しかし、むしろ石原慎太郎の「太陽の季節」と同じ読後感だったのは不思議な感じがした。どちらも今どきの若者を描いたはずなのに、時代を経ると違和感すら残らないようになるのだから。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.28
(3pt)

角川映画で、観たいかんじ。

ハナシは、展開も構成も、分かりやすくてエンターテイメントとして優れた作品だと感じた。夏休み目掛けて公開する角川映画な雰囲気。登場してくる女子高生達は、みんな頭がいいね。私なんか高校生のころ、あんな風に社会や世間というものを見ていなかったなぁ。そこを考えると、著者が「こんな世の中だけど高校生はこうあってほしい」みたいな理想像が描かれているのかな。とにかく「現代」の青春、角川映画になるとすると、主人公はどの女優さんがいいんだろ?とか考えるのも、楽しいかも。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.27
(5pt)

一人の高校生として

私も私立女子高に通っている女子高生です。この本を読んだのは受験が終わった頃でした。今の世の中単純に高校生というだけでレッテルをはられてしまうことがよくあると思うし、決めつけられている部分もあると思う。この本に登場する高校生達はリアルな世界というのを探していて、求めて止まない。一人一人がテーマみたいなのを持っていて、その形がどうであれいろいろ考えさせられるんです。この本は。そして、とても共感する部分もあります。五人五様の考え方もおもしろくて、これからどうなるんだろう?って読みだすと止まらない!!       今現役の高校生にもぜひ読んでほしいし、今の社会人にも読んでほしいです。そして、考えさせられてほしいと思うんです。 
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.26
(4pt)

スピードにのって崩壊へ。

母親殺しからはじまった事件は、自己完結した4人+1人の自意識と関わりあってさらにとんでもない方向に向かっちゃいます。ものすごいスピード感は若さを表現しているのか。それにしても、ミミズを含めた男どもの情けなさよ。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194