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天使の囀り



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【この小説が収録されている参考書籍】
天使の囀り
天使の囀り (角川ホラー文庫)

天使の囀りの評価: 4.13/5点 レビュー 327件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.13pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全258件 121~140 7/13ページ
No.138:
(5pt)

ホラー系の傑作

彼の作品は殆ど読んでますが、本作は個人的に彼のベスト3に入るくらいの傑作です。 ホラーとしては気色悪い系に入ります。 ま、小説のあらすじというか解説なんかは見ないでどっぷりと世界にはまってください。
天使の囀り (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:天使の囀り (角川ホラー文庫)より
4041979056
No.137:
(5pt)

「C・エレガンスでも、ブラジル脳線虫でもない。本当の悪鬼は、欲にまみれた人間です。」

たまたま本屋さんで、角川ホラー文庫の棚のコーナーを通った時、なんとなく
角川ホラー文庫が読みたくなったので、その場で購入しました。
すでに映画化されている作品には興味がなかったので、
それ以外の作品で・・・・と見ていると、まず「天使の囀り」という、
タイトルに「おや?」と思い手に取って表紙を見てみると、とても意味深な
デザインが気になり、カバー裏のあらずしを読んで「面白そう!」と思いました。

てっきりホラー映画の「ブレアウィッチ・プロジェクト」的な物語かと、思いきや
いい意味で見事に裏切られました。ヽ(・∀・)ノ
ジャンルとしては、「パラサイト・イヴ」と同じ「バイオ・ホラー」になると思いますが、
「天使の囀り」は早苗たちの物語(科学)と、ギリシャ神話の神々の物語(非科学)が
リンクしている所が独特ですね。

どうして映画化されなかったのかはとっても納得です《゚Д゚》
まさかここまでのグロイ要素があるとは思っても
みませんでした。まず「天使」の正体が、もうグロ系が苦手な人には
とても耐えられない恐怖でしょう。
もしこの作品を「肉体変異がテーマ」を描かせたら右に出るものはいない
デヴィッド・クローネンンバーグ監督が映画化したら
まさに阿鼻叫喚地獄でしょう・・・。\(◎o◎)/!

物語のラスト付近で危機に陥った早苗は、かつて依田の言っていた液体窒素の説明が
「天啓のように頭の中で声が聞こえた」と言っているもの独特ですね。
話の内容は「科学」なのに、早苗はそれを天啓(神のお告げ)と感じている
所がとても意味深です。

最後まで読んでみて、依田はもう一つの「天啓」を残したように思いました。
この「君にもいずれわかる」は、作者がわざわざ点をうって強調している
所から観ても、別の意味が他に有るんじゃないかと思いました。
依田は早苗に、託したんじゃないかと。
(あの時早苗を救った「天啓」は、かつての自分自身の言葉ですし)

ラストの早苗の下した「答え」と「決意」がそれを物語ります。
早苗の「決断」が正しいかどうかは意見が分かれると思いますね。
かなり難しい問題ですから・・・・。自分の個人的な意見では賛成ですね。
完全無欠の「神」の「救済」ではなく、不完全な「人間」の「救済」は
どうしても「完全な救済」とはいかないのが、悲しきかなこれが現実。
早苗の覚悟に涙します・・・。(T ^ T)
いろいろと考えされられる、読み応えのあるとても面白い作品だと思います。
天使の囀り (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:天使の囀り (角川ホラー文庫)より
4041979056
No.136:
(5pt)

オカルト系が苦手な方に是非

ホラーってオカルトでしょ?そういうの興味ないわ。。。という方におすすめ!

次々と人が何かに取り憑かれたかのように狂っていく様は、カルトホラーに近いが実際は違います。
ネタが現実的でもあり、細かな説明もなされているので信憑性があります。
「もしかしたら現実でも・・・」と思ってしまったとき背筋にゾクッと走るものがあるでしょう。

そしてなにより私が推したいのは作者様の気持ちの悪い描写。これは一読の価値有り(笑)
オカルト的なものでは白々しく感じてしまいホラーを敬遠していた方も、ホラーを存分に楽しめると思います。
天使の囀り (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:天使の囀り (角川ホラー文庫)より
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No.135:
(4pt)

圧倒的技量

「新世界より」「クリムゾンの迷宮」「黒い家」に続いて四昨目に読んだのがこの作品。(黒い家は現実に起こりうる話であるが)貴志作品の「現実ではちょっとあり得ない、しかしありうるかもしれない」と思わせる話の運び、圧倒的な知識量、それらを苦痛無く読ませる技量…本当にどれだけの取材を重ねればこれほどの作品がかけるのか…。
今昨は登場人物一人一人にきっちりと設定が作り込まれている分、そのリアリティははかり知れません。
万人受けする作品ではないと思いますが、ホラー好きは読んで間違いありません!
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No.134:
(5pt)

圧倒的な才能

つくづく貴志祐介は凄い作家だと思う。
その才能と内容のグロテスクさに吐き気がした。もちろん褒め言葉だ。
緻密に計算された構成・高質な文章・細やかな描写、そして深い知識。
その全てを総動員させて読者を恐怖の底へ落とし込む。
ありきたりな恐怖ではない。何かを壊されるような眩暈がするような恐怖だ。再読はしたくない。いや、できない。
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No.133:
(4pt)

読書苦手な私が2日で読んだ本

面白かったです。文中文に出てくる、民族語の翻訳が、なんかドグラマグラを彷彿しました。グロさも、嫌じゃなかった。
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No.132:
(5pt)

貴志テイストな世界観

独特の世界観が引き込まれます。
まさに貴志さんの作品という感じ、彼のテイストが好きな方にはおすすめです
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No.131:
(5pt)

最高

とてもおもしろかったのですがこの本を読んだ後はしばらく乳製品が飲めなくなりました
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No.130:
(5pt)

とにかく面白い

長い間読むのをためらっていましたが怖いもの見たさでやっぱり買ってしまいました。
「虫が気持ち悪い」「セミナーハウスが怖い」という
皆さんのレビューを読んだ後に覚悟して挑んだので
予備知識があったせいか、想像以上に怖いということはありませんでした。
でも、たしかにセミナーハウスはドキドキでした。
個人的に一番気持ち悪かったのは蜘蛛のシーンでした。
この「蜘蛛」という単語も、よくレビューで出てきていたので、
きっとウジャウジャ出てくるんだろうな
とは思っていたのですが、蜘蛛をああするとは思っていなかったので
そのシーンを想像してしまい、本気で気持ち悪かったです。

存分にゾクゾクしたい方は、レビューをあまり読まず、
怖いのは苦手だけど、頑張って読んでみたい方は
私のように皆様のレビューを一通り読んで
こういう感じの話かな?となんとなく分かってから読まれたらいいかと思います。

ずっと気持ち悪く終わるのかと思ったらラストは意外にホロリときてしまいました。
非常に面白かったです。
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No.129:
(4pt)

死や恐怖とは何かを考えさせられた

ホラーというよりミステリーかな。かなり専門的な知識が出て、丁寧に説明があるのでありがたい。
私はこの本を2015年に読みました。この本が書かれたのは2000年らしいです。
文中に出てくるインターネットは、今の常時接続とは少し違うので注意。
素晴らしいが、「クリムゾンの迷宮」には及ばず。
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No.128:
(4pt)

読者をぐいぐい引き込む傑作です!

貴志作品に魅了された読者を裏切らない傑作です。ストーリー展開や人物描写も丁寧で、文体も読み易く、作家として一流の書き手だと感心させられます。主人公の早苗が、高梨と依田に短時間の間に心を奪われていく様子には違和感を持ちますが、異常な時間帯を過ごしている中には、そういうこともあるのかも知れません。早苗がホスピスに勤務しているという設定も、ラストでなるほどなと感心させられます。でも、最後の行動には読者としては賛否両論があろうかと思います。エンターテイメントとしては、十分面白い小説です。
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No.127:
(5pt)

やめられない

怖くて哀しくて、気持ち悪くてたまらないのに繰り返し読むことがやめられない。今まで読んできた本の中でも怖さはダントツなのに読後の何とも言えない気持ちが忘れられなくてまた読んでしまう。読まなきゃよかった。でも読んでよかった。
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No.126:
(5pt)

設定がとにかく詳細

この本で驚くことは、この本の中に出てくる『線虫』と『サル』の生物学上の詳しい解説がしっかりと載っているのに自然と読める事と、日本の『厚生省』の問題点まで指摘しているところです。
筆者の知識の幅広さに驚きます。
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No.125:
(5pt)

ただただ強烈

ミステリーとか人間の狂気とか、ちょっとグロい描写とか嫌いじゃないんですが、これは強烈でした。
本を読んで初めて「うわ!」って叫びました。それくらい強烈ですが、ページから目が離せません。
途中で「もうイヤだ」って思っても、怖いもの見たさでついページをめくってしまいます。

この本に興味を持っている方はそれなりに覚悟して読んでほしいと思います。
私はこの本を読んでから、他の本を読んでも「ふーん」程度の印象しか持てなくなりました。
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No.124:
(5pt)

貴志祐介の高傑作

貴志祐介の、おそらく最高傑作。
この作者は虫や動物をモチーフとして使うことが多い。
本作ならばウアカリがそうだ。

また「新世界より」ではハダカデバネズミ、「雀蜂」ではそのままスズメバチが登場する。
ウアカリもハダカデバネズミも日本ではあまりメジャーな動物ではないが、その特異な外貌(はっきり言えばキモイ)
で有名であり、動物図鑑で見た子供に多くのトラウマを植えつけた動物たちである。

そのキモい動物が媒介する、さらにおぞましい病気。
寄生虫への恐怖と嫌悪感。ならに発症した症状の気持ち悪さ、不気味さ。
なのにどこか美しい。
ページを持つ手から、ぞわぞわと菌が伝染ってきそうで、途中は本を持つのも嫌だった。
読者にそこまで思わせる筆力はすさまじいの一言である。

気持ち悪い。なのにどこか美しく、哀切。
「黒い家」では出し切れなかった、作者本来の持ち味がここにある。傑作。
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No.123:
(5pt)

見当はずれ。しかし・・

アニメ「新世界より」から、貴志祐介に興味を抱き、この本を手に取ってみた次第です。
新世界よりのイメージもあって、私はてっきり、霊的なあるいは超自然的なホラーを期待していたのですが、どうやら然る類のホラーではありませんでした。
ですが、非常に読みやすく、引き付けられるストーリーにイッキ読みしてしまいました。
絶妙な気持ち悪さです。
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No.122:
(5pt)

こっわ!!

事実は小説より奇なり...をモットーとしてるのですが、
フィクションの醍醐味だよねって思わせる作品でした。
ただ、グロいから二度と見たくない。笑
虫がどれだけ苦手かでこの作品への
グロさの感想が変わる気がします。

ちなみに私はセミナーのあたりは余裕でした。
本当に虫がどれだけ大丈夫かで決定打な気がします。
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No.121:
(5pt)

貴志祐介さんのファンなので購入しました。

賛否両論ある作品と思いますが。
私は 好きな作品です。
グロイのが苦手な方には おススメしませんが・・・
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4041979056
No.120:
(5pt)

おもしろい。

十数年前に文庫で購入していましたが、本自体が遠い実家に置いてあるために最近読めなかったこともあり、久しぶりに読んでみたくなり、購入。やはり面白い。貴志さんの作品ではこれが一番細部にまでこだわって書かれてあるような気がします。最近の作品ももちろんおもしろいのですが、これは主観的と客観的な視点で描かれているバランスがとてもいいと思います。
また読み返したいと思います。
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4041979056
No.119:
(4pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

またこれは…

貴志さんの作品も代表的なものをまとめて読んだが、こればっかりは身の毛もよだつ気持ち悪さだった。
章が変わるたびに、あれ?短編だったっけ、と思うくらい違う展開になるけど、徐々に繋がってくるところはうまさを感じた。
線虫というほとんど馴染みのないものがこれほどまでに恐怖を醸し出すとは思いもよらなかった。
早苗が生き残ってホッとしたけど、終始鳥肌がたって変な汗をかいたくらいおぞま
天使の囀り (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:天使の囀り (角川ホラー文庫)より
4041979056

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